PSP mk2 :: スターオーシャン2 セカンドエヴォリューションレビュー

スターオーシャン2 セカンドエヴォリューションレビュー

発売元	スクウェア・エニックス（オフィシャルサイト）
発売日	2008/04/02
価格	5,040（税込）
レーティング	【Ａ】全年齢対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：1人

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	3pt	4pt	5pt	4pt	3pt	2pt

総合点
80pt

GOOD!

★オリジナリティー★
アイテムクリエーション・プライベートアクションなど、画期的なシステムが盛り込まれており、ストーリーそっちのけで楽しめる。

キャラ同士の会話で「……」が多用されているのが目に付くが、これが上手いこと「間」を演出しており、キャラの心情を際立たせている。これが他のRPGでの会話とは異なるところ。
とはいっても、最近のソフトは微妙な表情を顔のグラフィックスで表現できるようになっているが……。

★グラフィックス★
PS版の移植なので、標準点の３点。
とはいえ、PS版と比べると格段によくなっている。特にワールドマップのグラフィックスの改善は素晴らしい。

★サウンド★
素晴らしいの一言。
個人的には通常戦闘と神護の森(←物語が始まる村の隣にある森)のBGMがお気に入り。

★熱中度★
隠しダンジョンや裏ボスが用意されており、やりこみ要素満載。
また、先にもあげたが、アイテムクリエーションが非常に面白い。
どんなシステムか軽く説明。
流れとしては、

戦闘に勝利してスキルポイント(SP)入手
↓
SPを使いスキルを習得
↓
習得したスキルに応じたアイテムクリエーションを習得

という感じ。
例えば、「生物学」「薬草学」「精神学」というスキルを習得すると、「調合」というアイテムクリエーションが行えるようになる。これにより、薬草を混ぜてアイテムを作り出すことができる。
これ以外にも、習得した特技・アイテムクリエーションに応じては、自分の武器をカスタマイズしたり、鉱物から防具類を作ったり、本を執筆したり、料理を作ったり色々できるようになる。

★満足感★
これでもかと様々な要素が詰め込まれているので、長い間遊べる。
戦闘もアクション要素が強いので、飽きることはない。

★快適さ★
ロードは皆無なので快適です。
バグもなし。
ただ、ワールドマップについては問題あり。BADで詳細を記します。

★難易度★
モンスターを2000体倒すと、次に新しくゲームを始める際に難易度選択が出来るようになる。
これによって、自分のレベルに合った難易度でゲームを楽しめる。
最高難易度UNIVERSEは敵のステータスが通常のほぼ2倍に設定され、苦戦を強いられる。しかし、この状況下でアイテムクリエーションをうまく使って進めていくのが非常に面白い。

BAD/REQUEST

★ストーリー★
自分が成長したからなのだろうか。5年前に本作品をPSでやったときにはストーリーを純粋に楽しめたのだが、今回やってみると所々で粗が目立った。
特にエンディング。ネタバレになるので多くは語らないが、あの星の人達皆があの結果を承諾したのだろうか。甚だ疑問。自分が彼らの立場なら納得できない。

★キャラクター★
正直、魅力を感じないキャラクターがちらほら……。
キャラクターはSO3の方がいい。

★快適さ★
マップ移動で問題あり。
物語終盤で、空を飛べる乗り物を入手できる。それに乗ってマップを飛び回っていると、時々マップの処理が追いつかない。