PSP mk2 :: 幻想水滸伝紡がれし百年の時レビュー

幻想水滸伝紡がれし百年の時レビュー

発売元	コナミデジタルエンタテインメント（オフィシャルサイト）
発売日	2012/02/09
価格	5,980（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3
タイトル概要	■ ジャンル：RPG ■ プレイ人数：1人 ■ ダウンロード版：5,480円

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
1pt	2pt	4pt	0pt	1pt	1pt	0pt

総合点
22pt

GOOD!

大きいボステラスファルマとの戦闘BGMは好感触。
他にも各ボス戦などの音楽も良い曲がちらほら、本気で戦ったら全部聞くことは無いが。
メインエリアに流れる音楽では南方街道あたりのフィールド曲が良かった。

むしろBGMくらいしか評価する点がない

BAD/REQUEST

最初の会話→戦闘でやる気がなくなった。
何とかテンプレ会話を流して町マップでさらにやる気がなくなった。
会話を聞いてるだけで何か不快になった。ずっと甲高いヒス声聞き続けるとか…幻水シリーズは、セリフが丁寧というか素朴な感じというか、ちょっととぼけた所があるのが好きだったのに、勘違いした会話ずっと聞かされるの嫌だなあ。

時代樹のおかげで弟が死ななかった時、主人公がちょっと考えてる感じがあったから
以降時代樹を植えるのをためらうのかと思いきや、選択肢でためらっても強制的に植えさせられてびっくりした
橋が渡れない程度の事態すら過去改変し始めたときはホントにRPGの主人公か疑ったわ

思ったより先が見えるって辛いのな
石版出てきたあたりで宿星が確認できて、現代にいる人は今のとこみんな天なのかーってなって、
そして現代で仲間になるキャラはみんな強制参加なんだなって気づくと大分萎えてくる。
これはシナリオが悪いのか設定が悪いのか、はたまたゲームシステムが悪いのか
幻水シリーズは、派手な演出に頼らない丁寧で破綻無い、手堅い造りながらかつ壮大さも感じられジーンとくる物語がウリだっただけに尚更そう感じた。

カメラワークがカス、なのに迷路迷宮で迷子になってストレスたまる
時代超えるのがタルイ、ゼフォンの話方がキモい、砦でいちいち草食わないと進まない
仲間の絵がださい、本拠地を歩けない、仲間を自分で探せない、鍛冶屋は鍛えていくわけじゃなく、回数で強化するからまた強化しなくちゃいけなくてタルイ

戦闘も最初っから簡単すぎるので、難易度設定でも設けたら良かった(でもこれではイージーモードだとしてもヌル過ぎるか)。
戦闘システム自体は特に悪いと思わないが、敵があまりに歯ごたえ無さ過ぎ。
ボス戦なんて回復するまでもなかった。

COMMENT

シナリオで完全に幻滅させられたわ。あと、声はいらん。
敵側で覚えてるのはレネフィリアスとマキア位かな…

こんな手抜きで新規ファンを獲得しようだなんて考えが甘いと思う
もっとこのシリーズを大事に扱ってほしかった

今までのシリーズやってて
もっとここ頑張れよと思ったのは色々あったけど
そういうの無しに「もう幻水は終わりだ」て思ったのは今回が初めてだな
108星が同じ時代に集って一つの大きな流れになるのさえ守られないとは