PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

■シリーズ最多の16ステージ
PSP版の基となったPC版の｢ぼくは航空管制官2｣シリーズは6ステージであり、他のPSP版では12ステージだったので、かなり増えています。

■新旧のステージが登場
滑走路が3本のステージと、4本のステージがあります。

BAD/REQUEST

■チェックポイントがない。
これはシリーズの伝統ですが、チェックポイントが無いことは、苦痛につながります。1ステージあたりのプレイ時間が長く、早送り機能もないので、ミスしたら｢また最初からだ・・・｣となり、快適にプレイできません。

■滑走路が3本のステージでは、ほとんど、JNL機とAPA機しか飛んでいない。
国際線スポットが1箇所しかないので、この2社の飛行機ばかり飛んできて、見た目が面白くありません(特別塗装機もなし)。海上保安庁の航空機もいません。

*滑走路が4本のステージでは、国際線スポットが4つに増えているので、多少良くなっています。

■プロペラ機、ヘリが登場しない。
ジェット旅客機ばかりです。B-777-200が登場しても、それを長くしたB-777-300が登場しない等、細かい点で気になる所があります。

■トラブルがない。
これは楽ですが、ステージごとの変化が乏しくなっています。PC版では、「車輪に異常」、「滑走路に鳥」、「スクランブル」等、空港ごとに色々なトラブルがありましたが、今回は一切ありません。

■グラフィックスは、PS2初期レベル
パズル的な内容なので、それほど重視する項目ではありませんが、そろそろグラフィックスやシステムを一新した新作が欲しいところです。3DS版は未プレイですが、それに期待したいです。

COMMENT

PC版「ぼくは航空管制官2」とPSP版「エアポートヒーロー」中では、一番簡単だと感じました。風向きが突然変わって、使える滑走路が変わることもありますが、4本も滑走路があるので、いずれかを離陸専用、着陸専用にすることで、楽に飛行機を誘導できます。

現実に起きた事故を再現するような状況も、たまにあるので、ゲームオーバーになった時、｢かつてこういう事故があり、それがきっかけでこういうものが導入された｣といったという集めモノもあれば、やり込み要素も広がると思っています。