PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

Ｇジェネレーションシリーズは据え置き機で出た作品は全てプレイ済み。

○ボリューム
機体数７００以上（専用機等含む）という大ボリューム。シリーズを重ねるごとに増えていってますがＵＩも改善されていっているので不思議とコンプリートするのが苦に思えません。将来的には１０００を超えてほしいとすら思えます。

○戦闘アニメ
ほとんどの人は序盤で見なくなると思いますが意外に出来が良い。後半で手に入る強力なユニット等には結構派手なアニメーションが用意されているものもあり見応えがある。調べてみたところ特定の機体同士の連携や機体とキャラの組み合わせでも専用のカットインが見られる模様。

○ＵＩ
上でも述べたが徐々にＵＩが改善されている。
戦闘中開発プランを見ることが出来るようになった事、現在設計できるプランを一括で表示できるようになった事、開発・設計・専用機のヒントが見れるようになった事は個人的に嬉しい。

○ユニットサイズや戦艦の形状の見直し
今作では前作で２Ｌサイズだった機体が全て１マスに変更された。正直２Ｌ機体は性能が微妙な上に出撃枠を圧迫するので使い所が全くなかったので変更されて良かった。戦艦も凹凸が無くなり全て四角形で納まるようになったので運用しやすくなりました。

○ジェネレーションブレイク
基本は前作のウォーズブレイクと同じですが今作ではさらにシークレットミッションが追加。自軍の戦力や戦局を見て敵増援の発生タイミングを自分で調整できるので稼ぎに利用したり、増援を出さずにクリアなどプレイヤーの目的に合わせられる。
ただ元のステージと全く関係無い増援が来たりするので原作追体験という点では悪いと言える。自分はどんな繋がりで増援が来るかを予想したりとそれなりに楽しめたが世界観ぶち壊しだと怒る人はいるだろう。

○キャラのスキルの仕様
前作ではレベルアップする事で新たなスキルを覚えていく仕様でしたが、今作ではレベルアップで取得できるスキル候補が増え、その中から選択するという仕様に変更。覚えられるスキルもキャラごとにそれぞれ違うので個性が出て面白い。

○ＨＥＬＬ・モード
もともとシュミレーションゲームとしてやり応えを求めるようなゲームではありませんが、ＨＥＬＬ・モードはかなり歯応えのある難易度になっている。

BAD/REQUEST

○ストーリー
薄っぺらくて必要性を感じない。ステージ構成も作品順、時系列全てごちゃごちゃになっているのでガンダムに詳しくない人だと混乱すると思う。

○オリジナルキャラクターの少なさ
初期の頃の原作の戦闘に自分のオリジナル編成部隊で介入というコンセプトが好きなので、常にオリジナルキャラクターオンリーで出撃したいのですが２グループ出撃させるとどうしても足りません。できれば最大出撃人数の３０人は欲しいです。

○経験値アップスキル持ちキャラの優遇
このスキルを持っているかどうかでかなりキャラのレベルに格差が生じる。スキルを最大まで成長させれば経験値が倍になるのに対し、持っていないキャラはオプションパーツで補っても６０％アップ止まり。しかも３０％アップのオプションパーツはクリア後でないと取得できないときている。事実最初からクリアまで使い続けていたキャラの中で倍近いレベル差があった。

○オプションパーツ
存在するオプションパーツの内の半分以上がクリア後でないと開放されないという仕様。確かに強力すぎる物はそれでいいだろうが明らかにその必要の無いものまで制限するのは如何なものか？

○ＨＥＬＬ・モード
良い点にも上げましたが難易度の上げ方がただ敵ユニットの数値を上げただけという雑なやり方です。数値を上げるという短絡的な方法に頼らず増援の配置を変えたり勝利条件を変えたりと頭をひねって欲しかった。

○戦艦が強化できない
普段なら気にならないんですけどＨＥＬＬ・モードのせいで気になるようになりました。

COMMENT

◆総評・感想など◆
プロフィール１００％達成済み。
今作は原作追体験というコンセプトを完全に捨て去っている感があるのでどうしてもガンダムファン以外お断りな内容だと言わざるを得ません。
すでにＰＳＰで次作のオーバーワールドが発売されていますができればそろそろ据え置きで集大成とも言えるような大ボリュームなＧジェネをやりたいです。