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GOOD!

本作は、何よりもスパロボ同様に制作者が、
キャラクター達に過剰なまでの愛を持っていないと
ここまでのレベルに達しないタイトルではないでしょうか。
この世代の方ならわかると思いますが、
７０年代～８０年代のヒーロー番組というのは
一種の独特なB級臭さを持っていたりするわけですが、
近年のヒーローモノとは、少し毛色が違うなぁ～と感じるのは、
昨今甥とたまにテレビでヒーローモノを見るようになって感じたことです。

ヒーロー達は、敵のアジトを破壊するだけではなく、
諜報活動なども行いそこで出会ったヒーロー達や、
ピンチの時に助けてくれるヒーローなども一度登場することで
自分の開発ラインで開発が可能です。
出会った時点で存在しているのに、
その後に開発するという事もおかしな話なのですが……

BAD/REQUEST

グラフィックはキャラが米粒で、ここは妄想で慣れろということなんでしょう。
ただ、グラフィックがショボいのに、なぜかロード時間は激長という
快適さの面でも非常に気になります。

COMMENT

基本的に全シリーズ「正義」か「悪」を選び、正義ならヒーロー達の、
悪なら悪者たちの「アジト」を築くわけですが、
ビルではなくアジトらしく地下基地です。
またフロアを増設する設備の中に研究施設があり、
そこで日夜、博士達が、新たなヒーローを開発したり
武器やロボットに乗り物などを開発するのですが、
資金調達のためにモノを作り、別途工場の生産ラインにのせて、
大量生産し資金を得るというシステムも、なかなか笑えます。

残念なのは本作、思いのほか「スパロボ」シリーズほどヒットしなかったことです。
キャラクタービジネスが、そのすべてともいえる「スパロボ」と
並ぶ作品と言っても良いと思えるだけに、３D版も発売されたことですし
今後はパブリシティー展開を含めさらなる発展を期待したいタイトルですね。