PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

ストーリー中の選択肢が増え、それに合わせた専用のイベントが繰り広げられるところ。
ほぼ一本道で選択肢が少なかった前作に比べて、ストーリーの変化のバリエーションが増えました。

ストーリーの内容も前作に比べて、全体的にコメディ要素が強くなりました。
前作では未登場だった渚カヲルも登場し、お馴染みのエヴァのキャラが繰り広げる恋愛ADVとなりました。
テレビアニメでは見られなかったエヴァのキャラたちの活躍は思わずニヤリとしてしまいます。

BGMも前作同様、アニメ本編で採用されているものが流れます。
コメディ要素が強くなった今作でもマッチしたセレクトになっています。

BAD/REQUEST

前作の霧島マナのようなオリジナルヒロインがいないところ。
代わりに綾波レイがアクティブな性格になっているのですが、やっぱりオリジナルヒロインはいて欲しかったです。

バッドエンドの内容が唐突過ぎて、投げやりな印象。
内容はどうあれ、もう少し自然な展開を迎えるような描写にして欲しかった。

場所を移動する際の選択肢ですが、前作と違いマップがなくなりました（文字による行先のみ）。
前作は学校でもネルフ本部でもマップがあったので、自分がどこにいるのかが分かりました。
しかし、今作ではそのマップがないため、どこに何があるのか分かりづらくなりました。

バッドエンドからのリトライ時が面倒。
一度セーブしてタイトルに戻ってロードしなおしてからでないと、元の選択肢まで戻れません。
リトライぐらいその場でできるようにして欲しかった。

COMMENT

PSP-3000使用。
エヴァのゲームはPSP版鋼鉄のガールフレンド 特別編、PS2版序、PS2版まごころを君に、PS2版使徒再び、PS2・DS版約束の時をプレイ済みです。

たまたま中古500円で売られていた今作を購入しプレイ。
前作（PSP版鋼鉄のガールフレンド 特別編）がとても楽しめたので、今作もプレイしてみました。

クリアし終えての感想ですが、正直前作ほど感情移入できるような内容ではありませんでした。
イイ感じでシリアス要素もコメディ要素もあった前作に比べて、今作はインパクトが弱くなった気がします。
ですが、決して悪い作品ではなく、息抜き感覚でプレイする分にはちょうどいいと思います。

今作も前作同様にPS2版もありますが、どちらかというといつでもどこでもできる今作の方がより快適にプレイできると思います。
エヴァが好きな方にぜひオススメです。