PSP mk2 - PSPの参加型レビューサイト

GOOD!

「始まりの福音」と同様、液晶デモの内容が新劇場版の『序』と『破』のものが採用されているところ。
「始まりの福音」ではなかった新劇場版の映像や、それに関連した演出も収録されているため、液晶デモの内容のバリエーションがより豊かになりました。
今作ではイベント演出で水泳対決やレースゲーム対決といったボタン押しのイベント演出もあるため、演出の見所も増えました。

「目押し」練習のためのミニゲームが搭載されているところ。
複数ある台の中から実際にプレイして指定の設定値の台を見極める「看破モード」。
目押ししたリールの絵柄をパズルゲーム(落ちゲー)のように図柄を合わせて、ミッションをクリアしていく「目押練習遊戯」。
従来のエヴァのパチンコ・パチスロ作品では、こうしたミニゲームはなかったので、搭載されたのは非常にうれしい。

PSP版「始まりの福音」で目立っていたCGの液晶デモのノイズがなくなったところ。
PSP版「始まりの福音」ではノイズが目立っていたので、改善されたのは良かったです。

BGMも「始まりの福音」と同様、原作や新劇場版で使用されたものが流れます。
従来の作品と同じようにファンならたまらない選曲となっています。

メディアインストールに対応。
オプションで設定しておけば、ロード時間の短縮が可能となります。

映像鑑賞(液晶デモ)・サウンド鑑賞(テーマソング・BGM・セリフボイス)を自由に鑑賞できる「鑑賞モード」があるところ。
今作はPSPということで、いつでもどこでも鑑賞できます。

パチスロをシミュレートしてプレイする「研究モード」では今作のPS3版と連動して、継続してプレイすることができます。
詳細は今作の取扱説明書に明記されているので、ここでは省略。

BAD/REQUEST

GOODで述べたミニゲームですが、クリアしても特典がないところ。
「看破モード」で台の設定値を正解しても、「目押練習遊戯」でミッションクリアしても、何のクリア特典もありません。
せっかくミニゲームがあるのだから、何かしらのクリア特典を用意して欲しかったです。

一部の液晶デモの鑑賞を鑑賞するには、「看破モード」をプレイしないといけないところ。
「鑑賞モード」では全ての液晶デモを鑑賞できるわけではなく、ボーナス演出などの一部のデモ映像は「看破モード」で集めないといけません。
集め方も「看破モード」で台のプレイ中に液晶デモが流れるまでコンプできないので、完全に運と作業が必要になってきます。
集めなければならない液晶デモの数も200種類あるので、余計に面倒。

「看破モード」では、途中プレイでの中断ができないところ。
プレイを止めるには「看破モード」のプレイそのものをやめるか、台の設定値を答えるかしないとできません。

メインメニューでの、モードの項目のカーソル合わせが見えづらいところ。
ほんの少しだけ色が変わるだけなので非常に分かりづらく、自分がどこにカーソルを合わせているのかが分からなくなります。

COMMENT

PSP-3000使用。
エヴァのゲームは、PSP版シークレットオブエヴァンゲリオン、鋼鉄のガールフレンド(PSP版特別編・PSP版2nd)、PS2版序、PS2版まごころを君に、PS2版使徒再び、PS2・DS版約束の時、PS2版最後のシ者、PSP版始まりの福音をプレイ済みです。

中古108円で売られていた今作を購入しプレイ。
今作の評判については、Amazonのレビューなどでいろいろ聞いてはいましたが、今までプレイしたエヴァのパチスロの中で一番良かったと思います。
エヴァのパチスロにおいて、今までのD3パブリッシャーからフィールズの発売に変わりましたが、とても良かったと思います。
ミニゲームの搭載や、CGの液晶デモの改善など良い点がいろいろ見られました。

しかし、クリア特典のないミニゲームや「看破モード」で集めなければならない液晶デモなどは少々残念でした。
クリア特典には、今作でしか手に入らない壁紙やカスタムテーマなどにしてもらえると良かったです。
液晶デモは最初から全ての内容を鑑賞できる仕様にしてほしかったところ。

エヴァが好きな方にぜひオススメです。
ミニゲームがあるので、暇つぶしや息抜き感覚で楽しめます。