三國志IX with パワーアップキット

発売元: コーエーテクモゲームスオフィシャルサイト 発売日: 2011-03-10 価格: 6090(税込) レーティング: 【A】全年齢対象 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 81 Amazon点数: 4.4

スコアーボード

三國志IX with パワーアップキットレビューチャート 標準偏差 23.59 (難易度) 1.80 mk2レビュー数 5
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ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
579人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
5pt 4pt 4pt 4pt 5pt 4pt 2pt
総合点
88pt

GOOD!

シリーズ初の1枚マップによるゲーム性。
今作はターン制ではあるものの、従来の作品とは違い、内政も戦闘も同時進行で行います。
コマンドを決めるターンの戦略フェイズで、所領の内政を行いつつ、他方で進軍している軍隊の確認・指示を行い、進行フェイズでコマンドの実行とその結果が出ます。

1枚マップの中華大陸は、山・川・海などの自然の地形もしっかり表現されています。
戦闘では、それらの地の利を活かした戦術が求められます。

特定の条件を満たすことで鑑賞できるムービーの演出・内容がとても良いです。
今は亡き声優の郷里大輔がナレーションを務めており、彼の声で語られるナレーションはとても趣深いです。

今作に登場する一部の武将の顔グラフィックはカッコよくなりました。
7・8とは違い、武将達の衣装や鎧がより鮮やかな色彩になったり、表情が凛としていて威厳が出ているなどの変化が見られます。

ムービー・BGM・アイテムコレクションを鑑賞できる「ギャラリー」があるところ。
メニュー画面から上述の要素をいつでも鑑賞できますし、
アイテムコレクションでは、獲得できた全体のアイテム数に応じて「アイテム収集率」のパーセント表示が上がっていくので、何気にコンプ欲が湧いてきます。

PSPに移植された三國志シリーズの中で、唯一のパワーアップキット(以下:PK)であるところ。
PKということで、追加シナリオやエディタ機能といったPK独自の要素も収録されています。
今作のエディタ機能には、武将・勢力・都市・施設の4つの要素を自由に編集でき、所持することでさまざまな効果を発揮できる新規アイテムの作成も可能。
PS2版では他タイトルとの連動で入手できた特定の武将も、今作では無条件で最初から登場しています。

BAD/REQUEST

全体的にゲームデザインやシステムが、かなり人を選ぶところ。
7・8のような従来のものに比べて、ゲームデザインやシステムが大きく変化しているので、プレイし始めはかなり難しく感じます。
今作のシステムや操作に慣れれてしまえば、従来のものよりも面白く感じるので、そこにたどり着くまでがかなり人を選ぶ要因になっています。

各シナリオのオープニングムービーは、残念ながら「ギャラリー」では鑑賞できないところ。
「ギャラリー」で鑑賞できるムービーは、特定の条件を満たしてことで発生するイベントのムービーがほとんど。
各シナリオのオープニングムービーをもう一度観たい場合は、そのムービーがあるシナリオを開始しないといけません。

画面に表示される武将の顔グラフィックが小さいところ。
元々のグラフィックサイズがあまり大きくないせいか、携帯ゲーム機である今作ではかなり小さくなっています。
一部の武将達は、顔が分かりづらくなっているものもあるので、「特定のボタンを押すことで顔を拡大表示できる」といった措置が欲しかった。

エンディングのスタッフロールのムービーをスキップできないところ。
そのせいで、周回プレイ時は面倒に感じます。

COMMENT

PCHJ-10034使用。
三國志シリーズはPSP版7、8withPK、11withPK、12、12withPKをプレイ済みです。
今作はダウンロード版をPSvitaでプレイしました。

一通りプレイし終えての感想ですが、とても素晴らしい作品でした。
あらためてプレイしてみると人を選ぶ要素は強いものの、操作に慣れてしまうと従来の作品よりもとても面白く感じられます。

携帯ゲーム機ということで、いつでもどこでも気軽にプレイできるので、私は外出先でのちょっとした空き時間に今作をよくプレイしています。
私はPSVitaでダウンロード版をプレイしましたが、処理落ちなどの動作不良については特にありませんでした。

今作のUMD版(パッケージ版)は中古でもそこそこ値が張るので、現在は廉価版価格で配信されているダウンロード版を購入するのがオススメです。
GOODの欄にも書きましたが、今までPSPで移植された三國志シリーズの中でPK版であるのは今作だけ。
「どうしてもPKのある三國志作品を携帯ゲーム機でプレイしたい!」となれば、PSPのお持ちの方は今作がベストです。
PSVitaのお持ちの方は12withPKと13wihPKも選択肢としてありますが、それらの作品よりも安く買える今作のダウンロード版もありますので、まずは今作をプレイするのも有りだと思います。

   
プレイ時間:05時間以上15時間未満(済)
夏色アサシンさんWebサイト[2018-08-01 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

810人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 4pt 3pt 5pt 4pt 4pt 2pt
総合点
81pt

GOOD!

※以下のレビューは、特に“作品の移植度”に焦点を当てて書いています。
そのため、ゲームのシステムなどにはほとんど触れていませんが、どうぞご了承ください。

・オリジナリティ…3点
 良くも悪くもPS2版の移植ですので、特に目新しくなった部分はありません。
しいて言えば、オリジナルカスタムテーマの追加と一部の特典武将(大喬・小喬・呂玲綺など)が初めから武将として存在する点でしょうか。
それ以外は本当に忠実な移植ですので、オリジナリティとしての評価は普通とさせて頂きます。

・グラフィックス…4点
 PSPへの移植にも関わらず、グラフィック面での劣化はまったく見られません。
内政や戦争を行う一枚マップにおいても、時折流れるムービー(紙芝居に近いものです)でも、PS2版と遜色ないレベルのグラフィックに仕上がっています。
しかし、PS2版での欠点の一つだった顔グラの小ささについてはあまり変わっていません…。
元々顔グラ自体の評価は芳しくない作品ですが、せっかく鮮明なグラフィックになっているのに、ちょっと勿体なく感じました。

・サウンド…3点
 音楽やSEに関しても、かなりPS2版に近く移植されていると思いました。
郷里大輔氏によるナレーションも削られることなく収録されています。
ただ携帯機のためか、オーケストラ使用の壮大さが落ちているようにも感じました。

・熱中度…5点
 以上のように、かなり丁寧な移植をされているので、PS2版と同じくらい中毒性の高いゲームになっています。また、PSPのスリープモードとの相性も良く、一部(後述します)以外は快適にゲームを進めることができるため、一旦始めてしまうとなかなかやめ時が見つかりません。
画面が小さくなってしまったことや、操作が煩雑になってしまったことを考慮しても、携帯も可能なPSPという機種に移植したことは正解だったと思います。

・満足感…4点
 憂慮していた劣化(グラフィックや処理落ちなど)がほとんど見られなかったので、かなり満足しています。また、以前(PSPで発売された「三國志5?8」)までとは異なり、パワーアップキット搭載版で発売されたことも嬉しい驚きでした。
しかし、これまで何度となく出されてきた作品の移植である以上、やはりフルプライスでの発売は避けるべきだったと思います。売上を考えれば仕方のない選択なのかもしれませんが…。

・快適さ…4点
 PS2からPSPへの移植であるのに、処理落ちやグラフィックの劣化がほぼ見られなかったため、ほとんどPS2版と同等に快適なプレイが楽しめます。
メモリースティックへのインストールを行えば、ロード時間もPS2版と変わらないレベルになり、非常に快適です。バグも特になく、挙動などにも違和感を感じることなく遊ぶことができます。
このように、基本的には快適なゲームですが、一部にせっかくの快適さを乱す部分があります。これについてはBADに記載しておきますので、ぜひご覧ください。

BAD/REQUEST

・「人材」の「探索」を行うと、その報告の際に非常に処理が重くなってしまう。
 他のみなさんも書いていらっしゃいますが、それ以外の部分が快適に作られているため、この部分での処理の遅さが目立ってしまっています。
プレイしていく上で頻繁に使用するコマンドのため、もう少し改善して欲しかった部分です。

・一部の特典武将が他の武将同様にシナリオに登場する。
 PS2版では新武将枠に追加されていた一部の特典武将が、PSP版では普通の武将と同じようにシナリオに登場します。特に悪い要素とも言えないのですが、登場するか否かが選択できなくなっているため、人によっては嫌な変更点かもしれません。
また、これによって一部のイベント条件が変更されているので、注意が必要です。(イベント「二喬」の条件に、“大喬・小喬が孫策軍にいないこと”が追加されたことなど)

COMMENT

PSP?1000を使用、PS2版プレイ済み、PC版未プレイ

PSPでの「三國志」シリーズの移植としてはこれで五回目になりますが、ようやくにしてパワーアップキット搭載版が移植されました。
シリーズ初の一枚マップを採用し、フェイズが分かれているとはいえ、全勢力の軍勢が一斉に動き出す作品であるため、処理落ちなどの点から9のPSPへの移植は半ば諦めていました。
しかし、前作8の移植から数えて4年越しの2011年に無事発売され、一部以外は特に目立った劣化もなく、かなり丁寧な形で移植され、驚いたのと同時にすごく嬉しかったです。(嬉しい半面、今までの移植が手抜きだったようにも思えてきましたが…)

上述したように、移植に関しては比較的満足できる出来栄えですが、元々の「三國志9」というゲーム自体がかなり人を選ぶ作品なので、購入される際には公式サイトやPS2版のレビューなども合わせてご覧になると、もっと詳しくお分かり頂けるかと思います。
長文になってしまいましたが、ご購入の際の参考にでもして頂けると幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(済)
カレーピラフさん[2012-09-09 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: 経理 レビュー日: 2011-03-17
三国志シリーズの中でも評価の高い9withPKがPSPで登場

シリーズにおける9の特徴・特色
・君主プレイ型
・1枚MAP上で政治・戦闘が同時進行
・戦闘はセミリアルタイム制(6と同じ)
・陣形、兵器、兵法あり
・異民族が勢力として登場
・優秀な人材をオリジナル武将として登録。武将抜擢システム
・PKの特色であるエディタ機能も有
・武将を強化。武将育成システム(PS2版以降)

今までも、シリーズの過去作がPSPでラインナップされているが
PK付きで発売されたのは本作が初めて。
賛否のある武将抜擢システムはON/OFFが選べる等、
PS2版での改善点はPSP版にも盛り込まれている

武将の顔が縮小され表情が見えづらくなっている等、
画面が小さい事がネックになっている所はある。
ただPSPで本作が遊べる事を考慮すると、妥協の範囲内かな
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