英雄伝説 碧の軌跡

発売元: 日本ファルコムオフィシャルサイト 発売日: 2011-09-29 価格: 6090(税込) レーティング: 【B】12才以上対象 (CERO について))
タイトル概要

中央値: 76 Amazon点数: 3.6

スコアーボード

英雄伝説 碧の軌跡レビューチャート 標準偏差 14.89 (難易度) 2.24 mk2レビュー数 55
0%
0-9
0%
10-19
0%
20-29
1.8%
30-39
7.3%
40-49
9.1%
50-59
18.2%
60-69
25.5%
70-79
23.6%
80-89
14.5%
90-100

ユーザーレビュー

(デフォルトは中央値近順)
458人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー グラフィックス サウンド 熱中度 満足感 快適さ (難易度)
3pt 3pt 2pt 2pt 1pt 2pt 2pt
総合点
38pt

GOOD!

基本的なシステムや登場人物は前作と同じなので、前作を楽しめた方なら
購入する価値はあるでしょう。

移動や戦闘もテンポが良くなっており、より遊びやすくなっています。

BAD/REQUEST

戦闘について、アーツの演出をスタートボタンでをカットできるようになったのは
良いのですが、クラフトはカットできません。
また、戦闘バランスもちょっと大雑把になっており、結局のところ
アーツと一部のSクラフトが強すぎて他の攻撃手段が死んでいます。
敵の能力を決める際、「通常攻撃を何発当てたら死ぬか」という視点を加えれば
もっとスピーディで楽しい戦闘になるような気がします。

あと、一部の負けバトル(一応勝つこともできるようですが)では
なかなか敵がこちらを殺してくれないのでやっててイライラしました。
負けバトルとは言っても、敵の強さは普通なので、そうとは気付けません。
貴重な回復アイテムを使いながら戦ってると、Sクラフトで
即死ダメージを与えられて全滅という最悪なパターンです。


次に音楽についてですが、こちらは前作の曲が多いので基本的には良曲揃い
なのですが、アレンジ曲や初登場の曲がどれも極めて微妙と個人的に感じました。
正直、印象に残る曲はなかったです。


ストーリーは最悪でした。
主人公達の勝手な判断・行動でクロスベルは終わります。
あれだけ格好良いこと言って、好き勝手やって結果があれでは
むしろ主人公達の方こそテロリストとして非難されるべきではないでしょうか。
「俺たちが正しいと思ったことをやるんだ、反対する奴は敵だ!」では
子どもの行動原理と変わりません。
あの子を助けるにしても、もう少し帝国や共和国への対抗手段を万全にして
からにするべきではなかったでしょうか。ストーリーを書く人がもうちょっと
その辺、工夫する必要があるでしょう。
敵から「あの子を助けると後々大変なことになるぞ」と忠告されても
主人公の返事は「分かってる。けど、何とかするよ」と軽いノリです。
この人達、実は何も考えないで行動してるんじゃないかと思いました。

また、演出も悪いというか、幼稚です。
もの凄く分かりやすく悪役や黒幕が出てきてちょっと興ざめしました。
もう、顔CGの有無だけで黒幕なんて予想できますからね。
ただ、終盤の方で黒幕一同が空に映し出されて
「フフフ」、「ククク」、「ホホホ」
(主人公達)「何だってー!」みたいなやりとりをしたときは
腹を抱えて笑ってしまいました。
いくら何でもこの演出はないだろと(笑)。

あと、キャラクターの強さもインフレが激しすぎです。
世界一の剣士カシウスがいて、それと同じかそれ以上に強いアリオスという
遊撃士がいたと思ったら、そのアリオスですら全く敵わない使い手が
結社にはいた、みたいな。ドラ○ンボールですか?
シリーズを長く続けすぎた弊害が出てるような気がします。

最後に一番気になったのが、主人公ロイドが何を考えているのか分からないということ。
兄の敵を目の前にしても恨み言の一つも言わず、殺しもしない。
真相を教えられても、取り乱しもしない。何でもOK、はい許した、っていう感じです。
しかも、共犯者の内、1人はEDでロイドと仲良く活動していて、最後のCGでは
カッコイイポーズで写っている。こんなのセシルはどう思うでしょうか?
一言で言うと、人間味がないんですよ、この主人公。良い子ちゃん過ぎて。
冷静なのかなと思いきや、前述したような行き当たりばったりの行動をするし
正直訳が分かりません。


ダンジョンについてですが、これは前作の使い回しという点で、開発にとって
非常にコストパフォーマンスに優れていますね。
まあ、基本的にストーリーを追っていくゲームであって、複雑なダンジョンは不要なので
これで問題ないと思います。
ただ、ラストダンジョンは最悪です。
それまでに踏破したダンジョンを全て足して3を掛けてもまだ足りないんじゃないかと
言うほどの広大さで正直だるかったです。
ストーリーも後半一気に盛り上がるのは良いのですが、そこからが長すぎて
気持ちが萎えてきます。そこに来てあのラストダンジョンは苦行以外の何者でもありません。

COMMENT

前作のキャラクターや黒幕の正体は、前作発売後の1週間後ぐらいから、某大型掲示板で
書き込まれていた予想とほとんど一緒なので、意外性はないですが安心感はあるでしょう。

個人的には、そろそろ風呂敷を畳む作業に入ってほしいです。
結社も、使徒や執行者が減った分だけ補充されていて終わりが見えない。

好きなシリーズなので、終わってしまうのは寂しいけど
綺麗なままで有終の美を飾ってほしいと思います。

   
プレイ時間:30時間以上60時間未満(済)
おっさんゲーマーさん[2011-11-03 掲載]

このレビューはオススメ? はい  いいえ

Amazonレビュー

レビュー者: りん レビュー日: 2014-02-20
空も零も好きで買ったのですが、終章前までは本当に面白かったです。
空の面々がちょい出てきたり、結社絡みの話も出てきたり、極めつけは終章前の急展開。
続きが気になって眠い目をこすりながらやりました。

でもその先にあったエンディングに期待しすぎたのか、待っていたのは酷い脱力感。
これクロスベルを守る立場の若い警察官達のお話ですよね?
警察官ってこの世界でも悪い人を逮捕するのがお仕事ですよね?
黒幕を逮捕しない終わり方って有りなんですかね。全く納得行きません。

前作遊撃士は国家に縛られず、ある程度冒険者のような私的な行動もすることも許されていたので、
主人公たちの行動も理解できていたのですが、今回は前作のように遊撃士を主人公とは敢えてせずに、
クロスベルを守る警官という違う立場での物語を考えた、そこは新鮮で評価すべきだと思います。
零ではぼちぼち職務をこなしていましたし。

でも碧ではキーアの存在で特務支援課が皆私情に走ってしまう。キーアの能力を考慮しても納得いかない点が多いです。
零では「このクロスベルを守りたい」とか言ってた人達が葛藤も無しに国よりもキーアが大事といった行為に
出たのはガクッとしました。何よりもキーアと特務支援課との絆(笑)を1番の見せ場に置いた製作者とそう言うのを
1番期待していた訳じゃなかったプレイヤーとのズレが気になります。

閃はまだやっていませんが、まだまだ軌跡シリーズの核心には触れないんだろうなーと買う気にはなれず。
もう軌跡シリーズ始まって10年経っているんだし、少しずつでいいから核心にも触れて欲しいです。
終結はこっちがゲームやるような歳であるうちにお願いしたいです;
■スポンサーリンク

アクセスランキング

モンスターハンターポータブル 2nd G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1?4人 【廉価版】 ■ 発売日:2008/10/30 ■ 価格:3,140円 大人気「モンハン」シリーズの「2nd」に続く「2ndG」が登場だ。「2nd」をベースに作られた拡張版となっており、最上級クエスト「Gクエ」の実装や、シリーズ初登場となるモンスター、新ステージの導入、データ引き継ぎ機能の強化とファンには嬉しいボリュームアップだ。(転用元:GDEXより)
■価格:4800
■発売日:2008-03-27

モンスターハンターポータブル 3rd
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック時は最大4人)
■価格:5800
■発売日:2010-12-01

DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)
■ ジャンル:ドラマチック プログレッシブ アクション
■価格:6090
■発売日:2008-12-18

GOD EATER(ゴッドイーター)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック対応:2?4人)
■価格:5229
■発売日:2010-02-04

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
■ ジャンル:ハイスピード推理アクション(ADV) ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,200円
■価格:5229
■発売日:2010-11-25

無双OROCHI
■ ジャンル:タクティカルアクション 本作でPSP版”初”の広大フィールドで、無双アクションが楽しめる。魔王【遠呂智(おろち)】が生み出した異次元世界を舞台に、真・三國無双と戦国無双に登場した全70名の武将を操り、PS2版と同じ大きさのフィールドで激しいバトルが可能になったのだ。PS2では当たり前だったストーリーモード、フリーモードの二人協力プレイが、なんと画面分割ではなく、1人専用の画面で広々と楽しめる。さらに、戦闘中のイベントシーンをPSPの美しいグラフィックに合わせてアレンジされている。(転用元:GDEXより)
■価格:5544
■発売日:2008-02-21

ファンタシースターポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-31

タクティクスオウガ 運命の輪
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,980円
■価格:5980
■発売日:2010-11-11

DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY(ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー)
■ ジャンル:ドラマチック プログレッシブ アクション ■ プレイ人数:1人(1?2人) ■ ダウンロード版:4,980円
■価格:6090
■発売日:2011-03-03

GOD EATER BURST(ゴッドイーター バースト)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホックモード時:2?4人) ■ アペンド版:2,100円
■価格:5229
■発売日:2010-10-28

レビュー投稿フォーム

英雄伝説 碧の軌跡
レビュー投稿フォーム

レビューを投稿する前に

レビューをご投稿して頂ける皆様には心より感謝しております。
あらかじめ下記注意事項のご確認をよろしくお願いいたします。

  • 投稿時、IPアドレス等も取得されます。
  • ゲーム関連会社・proxyサーバー・公共施設(ネットカフェ等)からの投稿が確認された場合、投稿内容に関係なく削除対象となります(多重や不正投稿の緩和のため)。ご自宅のパソコンからよろしくお願いします。
  • ルールにより、最低5時間以上プレイしてから投稿するようよろしくお願いします。(5時間未満が確認された場合、削除対象となります)
  • 改訂稿はこちらからよろしくお願いします。
  • 自分の名前(HN)が固定されていない方へ

「通りすがり」「匿名」「名無し」など……禁止です。

任意。非掲載時の連絡の際に使用されます。予期せぬ不備や事実誤認、誤って規約に抵触してしまい、それらによる削除依頼もありますので、アドレス記載を強く推奨します。(連絡するだけなのでフリーメールも可です)


ご自身のブログ等が無い方、レビュアー登録していない方は空欄。

PR URL>URLをご自由にご記入いただくことで、ブログ、おすすめのサイトやアフィリエイトなど、公序良俗に反しない範囲でリンクを設置することができます。
レビュアーID>レビュアー登録によりレビュアーIDが発行され、レビュアーの嗜好などを紹介したページへリンクされます。仮登録された方で本登録が完了 していない方は「仮登録中」とご記入ください。レビュアーID登録者はパスワードを記入しないようご注意ください。
レビュアー登録はこちら(別ウィンドウ)

注意事項
  • 「GOOD!」「BAD/Request」の欄は、何がどう良かったのか(悪かったのか)最低何かひとつでも”ゲーム中身”とその 理由を具体的に記載して下さい。例えば「グラフィックが良い」”のみ”の記載は、他にゲーム内容が書かれていなければ50文字以上でも「ゲーム内容記載漏 れに抵触」と削除依頼されます。この場合「どうグラフィックが良いのか」「どの部分でグラフィックスが良いと思ったのか」”中身”を記載して下さい。
  • 批判ではなく誹謗・中傷。他レビュアーに対する批判。ネタバレ等はしないようよろしくお願いします。(該当部分を削除する事もあります)

  入力文字数:0

  入力文字数:0

総評として該当ソフトの感想・自分の嗜好・プレイ環境や購入動機等


  入力文字数:0
点数に関する注意事項

ソフトに対する満足度に関わらず、項目に沿った判断で採点して下さい。 総合点計算機計算機
「廉価版や中古により、定価より安く買えた」「高く売れたから」などの理由で”加点”するのは禁止となっています


独自性。過去にない斬新なアイデア

綺麗な画像、ムービー、キャラクターなど

BGM、音楽、効果音など

飽きがなくどれだけ長く遊べるか

一通りプレイして面白かったか。総合的な評価

ゲームバランス、操作性や分かりやすさなど

プレイ時間:通算プレイ時間です。クリア時間ではありません
「クリア済」:原則「エンディングまでたどりついた」が基準です

「英雄伝説 碧の軌跡」の”特徴”や、”良い”と思ったものにチェックして下さい。

■ 投稿すると、掲載基準の規約(削除ガイドライン)や注意事項に同意したとしています。

上へ戻る