英雄伝説 碧の軌跡
中央値: 76 Amazon点数: 3.6
スコアーボード
標準偏差 14.89 (難易度) 2.24 mk2レビュー数 55ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 4pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
76pt
GOOD!
システムに目新しさや斬新なものは無いですが、前作までの不満点をしっかりと解消し且つ既存のゲームバランスを崩壊させない程度に新要素を入れるなど正当進化と呼ぶに相応しい内容の続編です。
アーツや一斉攻撃のスキップ実装や、導力車のお陰でMAP移動が前作までと比較して格段に楽になる等、快適さもしっかりと改善されています。
背景の書き込みも相変わらず素晴らしく、ドッドという観点で見ればPSP最高峰と言っても過言ではありません。
また前作で個人的には最大の不満だったシナリオも今作は非常に楽しめました。
クロスベルが置かれている環境や周辺国の思惑などをキッチリとストーリーに組み込んでおり
序盤から大きくストーリーが展開され、先の展開が気になる構成になっていたのは素晴らしいの一言。
行動できる範囲はクロスベル周辺と狭いですが、今まで出番が少なかった帝国の台頭など物語のスケールが広がった事により世界観の狭さは感じません。
また前作と比較すると主人公の葛藤や苦悩、そして困難に立ち向かう描写もかなりしっかりとしてます。
まぁ勝手に自滅するようなマフィアと一部の方々を≪壁≫と称し、さも自分達がそれを苦労の末自力で乗り越ええたかのように語る前作が酷かったってのも有るんでしょうが。
BAD/REQUEST
戦闘のシステムの根幹が7年前に出た『空の軌跡FC』となってるだけあって、やはり古臭さを感じざるを得ません。
軌跡シリーズとしては5作目となるだけあってマンネリ気味なので、欲を言えばもう少し思い切った新要素が欲しかったなぁと思います。
アーツとクラフトが強力過ぎて通常攻撃とのバランスがイマイチとれてない点や、サポートクラフトがランダム発動な上、効果も空気過ぎて戦略に組み込みにくい点もやや気になりました。
あとサブクエストが豊富なのは良いんですが、おつかい要素が強すぎる気がします。
特定のサブクエストをこなすとメインシナリオに変化を与える等、もう少し達成感が有れば楽しめるんじゃないかと思いました。
シナリオにも幾つか不満は残ります。
まず軌跡シリーズにおいて重要な位置付けにいる結社がいまいちストーリーに組み込まれてないのが一つです。
発売前には幻焔計画の謎が明らかになる等と宣伝しておきながら結局は幻焔計画が何だったのか全く不明のまま物語が終わり、
初めて登場した使徒についても正直登場しただけで物語にはあまり絡まなかった印象が強く、正直物足りなさを感じました。
また前作でも感じたことなのですが、キーアの存在が物語の中核になっているにも関わらず肝心のキーアの描写が不足している気がします。
終盤はキーアが基軸として物語が展開するのですが、前作では終盤に出てきただけで出番が少なく、今作では終盤までメインシナリオに殆ど絡まないキーアを中心にされてもちょっと…という感じです。
キーパーソンならもう少し出番があっても良かったんじゃないでしょうか?
あと事件の黒幕は意外性重視という感じがして微妙でした。
こういうのはもう少しシナリオに含みを持たせないと面白く無い気がします。
FCの教授とかは一応筋も通ってたし面白かったんですがねぇ。
あと発生頻度はそこまで高くないものの、偶にフリーズや進行不能になるようなバグも発生します。
最終章でキャラ表示がおかしくなるバグなどもあり、ややデバッグが雑な気がします。
COMMENT
軌跡シリーズファンなら買って損は無い出来です。
が、続編前提で延々と作品を作り続けるスタイルはいい加減止めて欲しいなぁと。
次回作あたりでスパっと決着をつけて頂きたいものです。
Amazonレビュー
レビュー者: りん レビュー日: 2014-02-20空の面々がちょい出てきたり、結社絡みの話も出てきたり、極めつけは終章前の急展開。
続きが気になって眠い目をこすりながらやりました。
でもその先にあったエンディングに期待しすぎたのか、待っていたのは酷い脱力感。
これクロスベルを守る立場の若い警察官達のお話ですよね?
警察官ってこの世界でも悪い人を逮捕するのがお仕事ですよね?
黒幕を逮捕しない終わり方って有りなんですかね。全く納得行きません。
前作遊撃士は国家に縛られず、ある程度冒険者のような私的な行動もすることも許されていたので、
主人公たちの行動も理解できていたのですが、今回は前作のように遊撃士を主人公とは敢えてせずに、
クロスベルを守る警官という違う立場での物語を考えた、そこは新鮮で評価すべきだと思います。
零ではぼちぼち職務をこなしていましたし。
でも碧ではキーアの存在で特務支援課が皆私情に走ってしまう。キーアの能力を考慮しても納得いかない点が多いです。
零では「このクロスベルを守りたい」とか言ってた人達が葛藤も無しに国よりもキーアが大事といった行為に
出たのはガクッとしました。何よりもキーアと特務支援課との絆(笑)を1番の見せ場に置いた製作者とそう言うのを
1番期待していた訳じゃなかったプレイヤーとのズレが気になります。
閃はまだやっていませんが、まだまだ軌跡シリーズの核心には触れないんだろうなーと買う気にはなれず。
もう軌跡シリーズ始まって10年経っているんだし、少しずつでいいから核心にも触れて欲しいです。
終結はこっちがゲームやるような歳であるうちにお願いしたいです;
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GOOD!
・ストーリーがよい!
英伝と言えば王道なストーリー!
今作は前作で謎だった部分を中心に紐解かれてゆくので「なるほどそうだったのか!」と思えることがとても多かったです。
今回は「空の軌跡」から再登場するキャラが「零の軌跡」のキャラの出番を食ってしまう。と言う部分はなかったので安心して楽しめますw
また、ところどころにある支援要請などに「空の軌跡」のモブキャラなどが含まれているのでニヤリとする場面が多かったのも嬉しかったです。
・音楽がよい!
もう一つ、日本ファルコムの目玉が音楽!
戦闘曲は燃えるし、フィールドや町の音楽は和むし、相変わらず安心のファルコムクオリティです。
…しかしPVに使われていたあの曲があの場面で使われるとは思わずビックリしました。
・戦闘が快適!
アーツ、ラッシュのスキップが入ったことでものすごく快適になりました。
何気にランディがハルバードを振るうモーションが早くなってるのが地味に気になりましたw
気絶させて一斉ラッシュをかければ雑魚戦はサクサククリアできます。
BAD/REQUEST
・ヒロインが空気
エリィとノエルの空気感が半端なさすぎる…
この2人には重い過去とか背負う宿命とかそういうのがないからでしょうか。他キャラに飲まれてる印象。
ランディ・ワジ・リーシャはそれなりにピックアップされてます。キーアは言わずもがな。
・前作プレイ必須
「推奨」どころか「必須」だと思う。
ストーリーは完全に続き物なため、前作である「零の軌跡」をプレイしていないと意味がわからない。
いくら前作のあらすじが載っているとは言っても限度があるし、実際にプレイしてみないと本当の意味でストーリーは理解できないと思う。
もし「零の軌跡」が未プレイでこの「碧の軌跡」を買おうと思ってるなら全力で止めさせていただきます。まずは「零の軌跡」を買いましょう。
また、某キャラの正体は「空の軌跡」をプレイしてないとその凄さがよくわからないと思うのも残念。
・バグが多い
誤字脱字、フリーズ、いないはずのキャラが立っているなど…
特にラスダンでエレベーターにハマって抜け出せなくなったときは絶望感しか感じませんでしたw
COMMENT
PSP-3000使用。
ストーリーはとても面白いです。とても面白いのですが、いい加減終わらせてほしいと思うのも本音w
≪幻焔計画≫も、「空の軌跡」から引っ張っている話題なのにその詳細については一切明かされず。
また、クロスベルの物語は完結…と言うよりは「ロイド達とキーアの物語が完結」しただけのように思います。
根本的なクロスベル問題は全く解決してません。
楽しみにしているシリーズなので、あまり間を空けずに次回作を出してほしいです。
ただでさえ「空の軌跡FC」発売からもう7年が経過していますから…