オレは少女漫画家
タイトル概要
中央値: 67 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 7.95 (難易度) 1.00 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)
540人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
441人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 1pt |
総合点
65pt
65pt
GOOD!
ストーリーの構成がとても良かったと思う。どのシナリオも、プレイした後の爽快感と、ストーリーの疾走感が素晴らしい。最も良かった部分は「表紙デザインシステム」。自分で用意した画像で漫画の表紙を決めることができる、というこのシステムは、まさに自分が漫画化であるような錯覚すら覚える。
BAD/REQUEST
各キャラクターの音声がすこしくぐもっている様に聞こえる部分があった。初期設定のスキップの速度がイマイチな速度だったが、手動設定でとりあえず問題はなかった。
COMMENT
データインストールをしてプレイしたが、かなりサクサク動いて、動作としては良かった。表示される文字は少し大きかった。安物っぽいが見やすい。それぞれのキャラクターの絵も非常に良かった。ただ、ボイスが少しくぐもったように聞こえたのが残念だった。あとヒスイがかわいい。とにかくヒスイがかわいい。
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問題報告 ]
Amazonレビュー
レビュー者: HANASE レビュー日: 2012-02-24
アダルトゲームブランド「May-Be SOFT」のスタッフにより構成されたコンシューマゲームブランド「Giza10」による第一作のドタバタラブコメアドベンチャーゲームです。
13歳で謎の最年少少女漫画家としてデビューし、処女作はヒットしたものの、その後は鳴かず飛ばずの少女漫画家である主人公が4作品連続の連載打ち切りに遭い、所属漫画雑誌の編集長に「これからはいくつかの読み切りで人気を博せ」と告げられます。
そこで注目される起死回生の手段として女装することによって、天才美少女漫画家として読み切り作品を発表し、人気を得ての長期連載を、そして少女だけではなく老若男女すべてに読まれる少女漫画を描く「全人漫画家」を目指す…というストーリーです。
ただ主人公は普段学生(男)として過ごし、女装するのは漫画家として外出する時のみなので、普通の女装ゲームとして楽しむのは厳しいかもしれません。
箒星氏によるシナリオは序盤とっつきにくいところがありますが、漫画家としての喜びや苦悩が詰め込まれたストーリーは後半に進むにつれてエンジンがかかり、物語に引き込まれることになります。タイトルは「少女漫画」ですが、少年漫画のような熱いシーンも多いです。
前述の通り最初はネットスラングやパロディ等に戸惑うかもしれませんが、ノリの良いギャグはテンポが良く、シナリオも展開が読めず、なおかつ王道的な要素をも孕んでおり、飽きさせません。箒星シナリオは当たり外れがあると言われますが、良い時の箒星シナリオってところでしょうか。
個別ルートに入っても他のキャラクターの露出・活躍が多く、興味がなかったキャラでもプレイしている内にその魅力に気づいていくことと思います。
ポップで変態チックなあかざ絵も質がよく、ファン納得のものに仕上がっています。
システムやボキャ典(ゲーム内用語解説)も作りこまれており、漫画表紙デザイン等のゲーム的要素もあります。
メディアインストール対応で、ロード時間も殆どなくサクサクプレイできます。
「May-Be SOFT」の過去作品ネタも随所に散りばめられているので、ファンアイテムとしても密度の濃いものになっています。
公式スタッフブログで「スルメゲー」と評されていましたがまさにその通りですね。
新規ブランドの第一作ということでさほど期待していなかったのですが、かなりレベルの高い作品になっている印象です。
13歳で謎の最年少少女漫画家としてデビューし、処女作はヒットしたものの、その後は鳴かず飛ばずの少女漫画家である主人公が4作品連続の連載打ち切りに遭い、所属漫画雑誌の編集長に「これからはいくつかの読み切りで人気を博せ」と告げられます。
そこで注目される起死回生の手段として女装することによって、天才美少女漫画家として読み切り作品を発表し、人気を得ての長期連載を、そして少女だけではなく老若男女すべてに読まれる少女漫画を描く「全人漫画家」を目指す…というストーリーです。
ただ主人公は普段学生(男)として過ごし、女装するのは漫画家として外出する時のみなので、普通の女装ゲームとして楽しむのは厳しいかもしれません。
箒星氏によるシナリオは序盤とっつきにくいところがありますが、漫画家としての喜びや苦悩が詰め込まれたストーリーは後半に進むにつれてエンジンがかかり、物語に引き込まれることになります。タイトルは「少女漫画」ですが、少年漫画のような熱いシーンも多いです。
前述の通り最初はネットスラングやパロディ等に戸惑うかもしれませんが、ノリの良いギャグはテンポが良く、シナリオも展開が読めず、なおかつ王道的な要素をも孕んでおり、飽きさせません。箒星シナリオは当たり外れがあると言われますが、良い時の箒星シナリオってところでしょうか。
個別ルートに入っても他のキャラクターの露出・活躍が多く、興味がなかったキャラでもプレイしている内にその魅力に気づいていくことと思います。
ポップで変態チックなあかざ絵も質がよく、ファン納得のものに仕上がっています。
システムやボキャ典(ゲーム内用語解説)も作りこまれており、漫画表紙デザイン等のゲーム的要素もあります。
メディアインストール対応で、ロード時間も殆どなくサクサクプレイできます。
「May-Be SOFT」の過去作品ネタも随所に散りばめられているので、ファンアイテムとしても密度の濃いものになっています。
公式スタッフブログで「スルメゲー」と評されていましたがまさにその通りですね。
新規ブランドの第一作ということでさほど期待していなかったのですが、かなりレベルの高い作品になっている印象です。
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■価格:5544
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GOOD!
・オリジナリティ
「女装もの」ではあるのだが、「女子校潜入」ではない「女装もの」という点ではある意味新鮮ではある。
「おとボク」のスマッシュヒット以降「女装もの」も多く出たが、舞台となる女子校が取材不足などでリアリティを出せず、「結局共学の学園でも大差ないのではないか?」と思う作品も多いため尚更にそう感じる。
・ストーリー
「女装」という点にばかり目が行くため気付きにくいかもしれないが、ストーリーも若干ご都合主義な部分はあれど、笑いありシリアスあり熱い展開ありとバラエティ豊かであり、また漫画・ゲームなどの製作に携わる人ならば共感できる要素も多く秀逸である(その事から見て、漫画もギャルゲー・エロゲーもどこか根底では共通する部分と問題点があると言えるが)。
「少女漫画」と銘打ってはいるが、どこか80年代~90年代前半の少年ジャンプを思わせる内容のため受け入れやすいのだし(個人的な意見だが、物語の「助演男優賞」とも言える副編集長のモデルは、ジャンプ黄金時代の編集長の1人・西村繁男氏ではなかろうか。彼の著書「さらば、わが青春の『少年ジャンプ』」を読んでおくとよりこの物語に感情移入できるかと)。
BAD/REQUEST
・パロディについて
所々でMay-Be Soft作品のパロディ(声優ネタやキャラの名前など)が出てくるのだが、それらについて知っている人ならともかく、そうでない人にはイマイチパロディのツボが理解できない可能性が生じる(パロディネタを用いた作品の代表格である「つよきす」でも声優の当てた役繋がりのパロディが出てくるが、それも「エロゲーにおいて、一般向け作品で活躍している声優が「裏名義」で出演していることが非常に多い」というエロゲーの「暗黙の了解」を逆手に取ったことが笑いにつながった事と比べても尚更に)。
何かしらの形でMay-Be Softメジャー化計画を立て(例えばLyceeなどのカードゲームへの参戦とか。メジャー化の道も昔とは違い、コンシューマ移植一通りしかないというわけではない)、それからパロディネタを出しても良かったのではなかろうか。
COMMENT
PSP-3000型使用。
1周目約8時間、2周目約3~5時間と比較的短い時間でプレイできるため初心者の方が経験を積むためにもオススメできるし(難易度自体も同じヒロインを追いかけ続けるだけでいいので攻略サイトも不要な位)、また一風変わった「女装もの」をプレイしたい方にも、漫画・ゲームなどの創作活動に関わっている方にもプレイの選択肢に入れる価値は充分ある。
18禁に逆移植する必然性もあまりないと感じたので(単純に18禁移植することでかかるコストや背負うリスクと、それで得られるリターンがあまりにも釣り合わないため)、それならば新規キャラクターの追加やシナリオの加筆などを行ったうえで、1年半~2年後程後にPSVitaあたりに「完全版」を移植した方が良い気もする。
攻略制限は存在しないが推奨攻略順としては、ハルカ→ヒスイ→千佳→楓→凛菜が良いかと。千佳→楓の順で攻略することで双方の話の人間関係が上手く繋がり、凛菜は一番熱い展開なので最後に取っておいた方が後味良く終われるだろう。