ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 3pt | 1pt |
61pt
GOOD!
■テンポのよさ
前作ではストーリーが全然進まず次元獣狩りに終始していた感がありましたが、
今作ではストーリーもトントン進み、敵もいろいろ出てきます。
途中からやたらバイアランがでてくるのはUCガンダムの影響でしょうか。もちろんカスタムではありません。
■オリジナルキャラ
数名ですが、オリジナルキャラが追加されており、特にマリリンという人物が今までスパロボにいそうでいなかったキャラ立ちをしており好印象です。固有曲も良い。
前作ではNPCであまり目立たなかった女性キャラが、序盤の主人公を務めており、こちらもいい味しています。
■最終兵器解禁、顔グラ追加、ボーナス見直し
機体はほぼ前作から継承ですが、各機体の最終兵器が解禁され、前作での鬱憤を晴らしてくれます。
とはいえ、ZEUTH(前々作組)の機体のはどれも無印Zで見たものですが。。
一部のキャラに顔グラが数枚追加されています。ダンクーガノヴァなどが特に顕著。
特筆すべき点として、コードギアス組はR2からほぼ全キャラ描き直されています。
無印のカレンなどはひどい出来でしたが、今回のはかなり凛々しくなっています。
エースボーナス、フル改造ボーナスも一部のキャラ・機体で見直されています。
使い勝手が向上したものと、そうでないものがあります。
■紅月カレンを安く見るな
コードギアスの紅月カレンがいろいろない見で目立っていると感じました。
ユニットとしては前作からすでにかなりの強キャラ(今回更に磨きがかかっています)でしたが、ストーリー上ではわりと地味でした。
今作では、主人公が序盤から不在であったり、途中離脱することから、原作以上に活躍しており、α外伝の剣鉄也とまではいかないまでも、相当優遇されていると思います。
(終盤にさしかかってくると、やはり原作同様ちょっとフェードアウト気味か)
バニーもあるよ。
■本物の超兵
アレルヤのアリオスガンダム。戦闘アニメがスバラシイの一言です。
前作のキュリオスもすごく良い動きでしたが、後継機でも魅せてくれます。
スパロボも作品を重ねるごとに機体がヌルヌル動くことへの感動が薄れてきていた昨今ですが、
久々に戦闘アニメで感動しました。他キャラの戦闘アニメが微妙だったために特に。
ユニット性能としては中の上程度です。
BAD/REQUEST
■ストーリーの偏り
ZEUTHはもとより、大半の作品が原作終了後であるため、ストーリー展開が一部の作品(コードギアス、OO、ボトムズ)に相当偏っています。
特にコードギアスが中心となっているため、この作品が嫌いな人は注意が必要です。
ただ、前作よりは多少原作終了組も話に参加していますが。
■オリジナル敵の肩透かし感
オリジナル敵勢力のなかで相当の実力がある(とされている)キャラが、割と序盤から度々”倒せる敵”として登場してしまいます。しかも弱いです。
劇中では敵の実力がこちらを圧倒している的な流れになっているので、滑稽です。
■一部顔グラのひどさ
GOODでも述べたとおり一部キャラに顔グラが追加されていますが、ひどいものが多いです。
とくにピースクラフト版のリリーナなどは、ファンが見たら怒るのでわ?というレベル。
(あと、これは特にBADではないのですが、顔グラの枠部分に左上から右下にかけて装飾の線が入っており、この線が一部キャラの眉毛などと繋がって見えてしまうことがよくありました。カレンとかスザクとか。私だけですかね。)
■原作終盤展開の盛り上がらなさ
リボンズとの最終戦やゼロ・レクイエムなど、もう少し上手く演出できなかったのか。
オリジナル勢での盛り上げを重視して、ちょっとおざなりにしてしまったかと感じました。
IFルートも微妙。
■敗者復活戦
前作で倒したキャラがポンポン復活して再登場します。(原作再現のものもありますが。)
慣れっこですが、どうかと思います。
■難易度
前作から引き継ぎボーナスで結構な額の資金がもらえ、終盤は敵がガンガン出てくるので、バンバン金がたまります。
一周目からクリア直前で15機程度フル改造できました。
反則的な性能をもつエンブレム、バサラ両雄の活躍もあり、難易度は相当低いです。
また、資金増殖バグもいくつか見つかっているようです。
COMMENT
無印Z、第2次Z破界編ともにプレイ済み。今作は2週クリア済み。(原作ルート、IFルート)
前作が結構なガッカリ作だっただけに
評価のポイントとして、前作と比較して良くなっている、という観点が多いですが、
単体として見ても、携帯機スパロボとしては及第点と思います。
ただ、例によって「次回に続く」的な終わりでしたが、前後編を出しておいてそれはないんじゃないでしょうか。
前作は「前編」であったからこそ世に出せたものであって、今回の「後編」で完結しないなら、もうそれは詐欺じゃないかと。
といいつつも、また次回作を期待してしまう。これが人間のサガか。
Amazonレビュー
レビュー者: F91好き レビュー日: 2012-04-06○良い点
・メディアインストールすれば前作以上にサクサクの読み込み。(必要容量は私の知っている中で群を抜いて大きいですが...)
・前作から続投組にも新しい武装が追加されている。
・雑魚敵でもそこそこ強く、主役級の機体でも油断出来ないバランス。
・無印Zの主人公機参戦。
○悪い点
・これはあくまで前半に限りの個人的意見ですが、ほぼ前作と同一の機体ばかりなので暫く戦闘シーンに新鮮味が無い。
上記の悪い点は無理くり探した感がありますが、それほどの良ゲームだと思います。
Zシリーズプレイ済の方なら十二分に楽しめるかと思います。
また、ここに書くような内容ではないことを重々承知の上の余談ですが、PSPでこのクオリティーだとPS3予定の第二次OGはどうなるのかと期待もさせてくれる逸品です。
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GOOD!
スルーされたりまともにゲーム化されなかったコードギアスやOOの二期が参戦したこと。
戦闘シーンでメカが良く動くこと。(再世編からの作品に限ってだが)
PSPにしてはグラフィックが良かったこと。
とりあえずデータインストールが使えること。
頑張ってこれくらい。
BAD/REQUEST
水増し、空気参戦の多さ。無印Zや破界編で原作が完結した作品は絡みの無さや台詞、モーションの使いまわしで要らない子になってしまっている。ぶっちゃけ、コードギアス、ガンダムW、OO、マクロス、ボトムズ以外は居なくても(戦力的にもストーリー的にも)事足りるレベル。版権料と容量の無駄。
オリジナル大好き開発陣。相も変わらずオリジナルがでしゃばりすぎ。オリキャラが版権ボスより強いなんて当たり前。雑魚であろうとやたらと硬かったり、うじゃうじゃ沸いてきたりとウザさ全開。設定も厨二的な上、自分で立てた伏線の回収も出来ない有り様。ダサいメカも下らん設定も誰も求めてない。何のために版権料払ってるんだか。そんなのOGでやりなよ。
ストーリーが最悪。各原作を追ってる序盤はまだ許容範囲だったが、中盤以降はオリキャラが事ある事に出張ってくる所為でテンションダダ下がり。終盤は版権のボスとの決戦がひたすら続きウンザリする。ラストも強引で尻切れ感が半端なく、没入感の欠片も無い。ただただライターの技術の無さを晒しただけだった。
音楽関係が酷い。版権モノは原曲破壊と言えるレベルの上、前作、前々作からの使い回しが殆ど。なのにオリジナルは無駄に増え、敵オリキャラとの戦闘時は強制的にそのキャラの曲がかかるという、ナルシスト、誰得仕様。カスタムサウンドトラックもなく、BGMを切る以外手が無い。
容量食いすぎ。データインストールには1.4GBも必要で実用的じゃない。高いメモリースティック買えってか?
値段が高い。この内容で7000越えとは正気の沙汰とは思えない。無駄を削れば6000以内に抑えられたはず。
COMMENT
前作、前々作プレイ済み。シナリオ全チャートクリア済み。(UMD版)
いつものSRWクオリティといったところ。
中盤までダラダラ、終盤飛ばしすぎ、結局強引に終わらせ次回作に丸投げのストーリー。
開発陣の自己満足の塊に過ぎないオリキャラ、オリ設定。
数や真新しさに任せた参戦作品。
版権の良さを生かせないライター。
不快にさせる酷い音楽。
こんなことを3作連続でやる会社には失望した。ユーザーをコケにしているとしか思えない。自分は今作で見切りを付けようと思う。
それでも欲しい人へ。
当然、定価で買う程の価値は無い。せいぜい中古で3000前後がいいところ。完結編だと思うと泣きを見るので期待しないように。インストールのために2GB位のメモリーカードもあったほうがいい。