俺に働けって言われても
中央値: 73 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 21.65 (難易度) 2.00 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 3pt | 1pt | 2pt | 1pt | 2pt |
38pt
GOOD!
○オリジナリティ 4pt
主人公が引きこもりで冒険者を派遣してお金を稼ぐ、珍しいゲーム。但し、冒険者を派遣する部分については他機種に幾つか、携帯電話のアプリとしてはここ近年ありふれているジャンル。ストーリーはあって無いようなものだが、この種のゲームには凝った話など不要で、借金返済と村の発展の目的がある以上、特に問題は無い。
○グラフィックス 2pt
本来はBADに書くべきだが、本作において絵は話と同様に重要ではなく、世界観を壊さないレベルを維持している事を評価してこちらに。
○サウンド 3pt
ゲーム進行の邪魔にはならない。
BAD/REQUEST
○快適さ 1pt
本当に2012年、PSPの末期に発売されたゲームなのか疑わしいレベルの「古臭さ・不便さ」が目立つ。
まずゲーム起動からタイトル画面まで1分以上かかる。そしてタイトル画面前にセーブデータを読み込んだにも関わらず初期カーソル位置は「はじめから」。事前にセーブデータを読み込んだ意味がわからない。そのセーブの実行は日を跨いだタイミング限定で、一つでも画面を進めてしまうと日を更に進めるまでセーブ不能である。
特定モンスターやボス討伐のクエストを受けていても、冒険者の派遣先を決める際にクエスト情報が一切表示されない。例えば対象のダンジョンやモンスター名の頭に、討伐対象である事を示すアイコンを表示させるとわかりやすいのではないか。
冒険者を5つのパーティ(ABCDE)に分けて、ABCDは前日と同じでEだけ異なる派遣先に送りたい場合も、ABCDE全て派遣先を決め直さないといけない。一括で前日と同じ派遣先にする選択肢もあるが、どれか一つのパーティの派遣先を変えようとすると全てリセットされてしまう。
面倒ながら全てのパーティの派遣先を決めても、そこからいくつか画面を遡らないと派遣できない。何度も繰り返す行動なので、そこは1ボタンで即派遣できるようにするべきではないか。
熱中度 1pt
「ここはこうすればもっと改善できるのに」と思えるポイントがあまりにも多過ぎて、冷めてしまう。加えて何度かPSPがフリーズしてしまい、やり直す度に「フリーズしませんように」とおびえながらプレイしていた。ゲームの内容はもはや二の次である。
COMMENT
満足感 2pt
冒険者を派遣して、借金の返済や村を発展させていくその様は、想像力をフルに発揮することで確かに楽しめるが、いくら市販ゲームソフトの開発に不慣れなスタッフ陣が制作した事を考慮しても、システムにアラが目立ちすぎる。
話も絵も音楽もウリではない、しかもシステムまで欠陥だらけではどうしようもない。これなら株やFXのポートフォリオで数字の増減でも眺めながらあれこれ妄想するほうがまだ楽しめるというものだ。
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■ ジャンル:3Dアクション ■ プレイ人数:1?4人
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DISSIDIA 012[duodecim] FINAL FANTASY(ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー)
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GOOD!
■オリジナリティー(5pt)
なかなか愉快なタイトル名もそうですが、引きこもりを主人公にしたアイデアは今までに無い良い視点で、自宅に居ながらも冒険者を雇って家賃滞納状態を乗り切るところからスタートさせられるのは新しいと感じました。
また、面白い所の1つが「戦闘においてプレイヤーの介入余地が全く無い」ところで、ダンジョンに潜入させたPTを動かしたり指示したりすることは一切できず、敵に倒されるor無事にダンジョンを脱出するのをプレイヤーはただ見守るのみ、となります。
RPGなどでよく使われる画面右上などに表示されるミニマップ、そのミニマップよりさらに簡素な作りのマップがこの作品のメインマップなのですが、凄く懐かしい気持ちにさせてくれます。
マップに表示されるのは、出入口・トラップ・宝箱・採取地・階段・ボスモンスター・潜入PTのみです。しかし未探索のダンジョンがPTによって少しずつマップが埋まっていくのを見ていると、結構ワクワクします。
資金管理やPT編成などは従来のシミュレーションゲームと大差は無いですが、上記の要素はオリジナリティーに溢れていると思います。
■熱中度(5pt)
未開の地を切り開いていくワクワク感と、ほぼ毎日PT加入を希望してくるランダム冒険者達、この建築にお金を使って今月は乗り切れるだろうか・・・など、エンディングを迎えるまではかなり熱中できます。
次の日に切り替わる前に唯一セーブができる小休憩があるのですが、そこでキッパリやめないと気付いた時には朝になってたなんてことが普通にありました。(笑)
このタイミングでしかセーブできないのは上手いなぁと感心。
現段階2012/5/15(今後アップデートが予定されているそうです)では、冒険者のスキル習得をするために何度も訓練所に通わせることになりますが、作業好きの人には良い仕様なのかも。
面倒臭がりの人にはかなり苦痛な仕様なのですが、最大人数の30人を雇用できるようになっても5人編成の5PTまでしか作ることができないので、常に5人は訓練所行きになることを考えると、やはり手間がかかりますね。
一気に何かを成し遂げる系ではなく、徐々に物事を進めたいタイプの人には熱中できると思います。
■満足度(5pt)
一応クリアしましたが、まだまだやれることがありすぎてボリューム的にはストーリーメインの大作RPGを凌駕しそう。
唯一存在感がきちんと描かれている女性の大家さんは表情豊かで厳しい人ですが、家賃の滞納を最大半年も許してくれる魅力的なキャラクター。
DLCでアイテムやシステム、職業などの増強ができますが、値段も最大100円でチートプレイができるようになるほどのバランス崩壊もしませんし、ON・OFF切り替えできるものがあるのが良いですね。
私自身はVITAで楽しんでいますが、これを購入してからVITAでこれしか起動しなくなってしまいました。PSPももう末期ですが、こういう良いソフトが出るのであればまだまだ楽しめそうですね。
ちなみに1000円です、このソフト。1000円だから満足感があるという意味ではなく、フルプライスのソフト以上に満足感がありました。
BAD/REQUEST
大家さんの日本語がおかしかったりしますが、凄く悪い部分は突出して無い感じでした。
気になる点はCOMMENT欄に記載。
COMMENT
■グラフィックス(3pt)
グラフィックを売りにしたゲームでないのはPSストアのスクリーンショットや公式ページを見れば一目瞭然ですが、そんな中でも大家さんの表情変化の豊富さに驚きました。
体はほぼ固定されていますが、最近までやっていた某有名ADVゲームのキャラクター達よりも表情は変化していました。
冒険者達のキャラクター絵は完全固定で可もなく不可もなくといった感じですが、全体的に可愛い系ですね。ワールドマップに関してもその世界観を崩さないようにアニメ調にしてあるのだと思います。
グラフィック全体的にまとまりがあるので、違和感などは全く感じませんでした。(主人公の自宅を除く)
■サウンド(3pt)
音楽に関しては、種類自体がかなり少ないけれど悪くはないといった印象です。
どこかで聴いたことのある曲を上手い感じに繋ぎ合わせて作った感はありましたが、長時間聴かされても耳に残るか残らないかぐらいで留まってくれます。
いかにもRPG風の曲ばかりですが、懐かしさもありました。
■快適さ(4pt)
ソフトを起動してからタイトル画面にいくまでのロード時間がVITAソフト並みに長い。
でもそこから先はサクサクでロード皆無なので許容範囲。
システムUIがいろいろと便利なところと不便なところで差がありすぎる印象。
希少種や変異種のモンスター出現情報がPT派遣の際に表示されないので、いちいち調べたりしないといけないのが辛い。
訓練所で一度訓練を決定してしまうと取消できなかったり、派遣場所を全て決めたところでワンボタンスタートさせられなかったり、オプションでのログ速度関係の変更説明が意味不明だったり、やたらとセレクト・スタートボタンを押すことを要求されるのは苦痛でした。
それでも最近のソフトでよくあるモッサリ感が無かったので、そういう意味では快適でした。
■難易度(2pt)
最初はよく分からないまま半年が過ぎて、ゲームオーバーになるのが普通?なのかもしれませんが、再スタート時にその半年で身に付けたプレイヤーの知識がかなり活かされます。
よほど無茶な買い物や雇用などしない限りは、ゲームオーバーするのは最初の1度だけになるはずです。難易度はそれほど高くはありませんし、DLCを購入することにより、難易度は大幅に下げられます。
・総評
最大の売りは1000円という価格ですが、過去に発売された有名ソフトのベスト版などを買うより、こちらをお勧めしたいですね。
ネットワークを使ったアイテム交換や協力・対戦などの要素が無くても、1人で黙々と長く楽しみたい人向けのゲームです。
大雑把に言うと、サカつくの試合中に作戦指示が出せず、試合をするのもしないのも自由にできる経営RPGってところですか。
状況変化を見ているだけのゲームが好きな人は朝までプレイできると思います。