ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 1pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 4pt |
30pt
GOOD!
・各種ロード系による自PT構成の自由度
・両手武器が相応の強さになり日の目を見る事に
・ダンジョン難易度相応のアイテムドロップ
この3点は良い点として上げられます。
まずロード系に関しては相変わらず自由なPT構成と気分転換に一役買っています。
両手武器は以前までなら完全に片手武器に食われていたのに対し、今作では相応の攻撃力を持っている為かなり役に立つ所まで地位が引き上げられている感じです。
ただし序盤では命中精度が物を言う為、これがマイナスの武器は当てはまらない事もあります。
アイテムドロップがダンジョンの難易度に比例して良くなっているので、今までのように難易度の高いダンジョンに入っても性能の低い物ばかりという事態が減りました。
難易度3辺りから明らかにドロップ品が良くなってPTが強くなってきたと感じられる頃は面白いです。
BAD/REQUEST
・エルミナージュというタイトル
このエルミナージュというタイトルにはそれ相応の意味があり、それを中心に今まで物語が展開されてきたのですが、今作ではそれ等の設定が丸ごと無くなっているので、正直エルミナージュという名前を付けたのは失敗だと思われます。
ゴシックというサブタイトル的な物がくっ付いているも、外伝という訳でもないので尚更この辺が浮き彫りになってきます。
・ダンジョンの暗さ
これに関してはPSP側の明度調整だけではきつい機種もあるので、周りを暗くしてプレイしないときついです。
斜め上からの見下ろし等も有効ですが、こんなプレイスタイルをしないときつい調整をしてきたのにはある意味脱帽です。
・図鑑説明の削除
やはりこれは今まであっただけに、無くなってしまったのは残念。
モンスター間の繋がりや、武器の説明なんかは見ていて面白かっただけに尚更です。
それと武器に関してはグラも消えてしまったので味気ない事この上ない。
・戦闘バランス
序盤では攻撃が当たらないという事と敵の経験値の少なさで頭を抱え、中盤になって装備品が整い敵にも攻撃が当たる様になり良い感じかな?と思わせておいて、終盤で複数回行動がデフォとなり、首斬り等の状態異常付与率が高い敵が多くなりACも凄まじい低さを誇る雑魚敵が跋扈する凄まじいインフレ。
上げて(人によっては下がり続けですが)下げるとはよく言ったもので、とても良い物とは言えません。
今作では今まで以上に奇襲からの全滅率が高いので終盤は忍者がいるかいないかで安定度が大分変ってきます。
それでも奇襲が必ず防げる訳ではないのでPTが壊滅していく様を黙って眺める事は少なくありません。
スタッフとしては強い雑魚を、という感じなのでしょうが、行きすぎた強さと調整は単なる理不尽と何ら変わりないというのは肝に免じていただきたい。
COMMENT
PSP-2000使用
エルミナージュ関連の話が全部吹き飛んだ、という一点だけでもガックリ来る感じですが、とにかく今作は色々な所で制約点が多いので万人向けでないDRPGに更に輪をかけてプレイヤーを縛りにきている感じです。
なので早々に見切りをつける人がいても何ら可笑しくないし、恐らくそれが普通のゲームプレイヤーだと思います。
ある種マゾヒスト向けのゲームなので他人に勧める気にはなれません。
かく言う私も、楽しむ、というよりかは値段分は遊ばなくては…、といった気持でした。
とりあえず今後エルミナージュをナンバリングタイトルで出してきたとしても、様子見させてもらいます。
今作見る限り、どうもユーザー側を楽しませようという点が見当たらないので、苦行はこの1作で勘弁といった感じですね。
ユーザーだってそんなに縛られて喜ぶ人間ばかりじゃない、という事です。
Amazonレビュー
レビュー者: MK レビュー日: 2012-08-09妄想しつつ遊ぶのが魅力の一つでしたが
今作ではまずキャラメイクの時点で種族別に年齢が制限されるなど、
意味不明な仕様となってしまっています。
即ち頭で思い描いていたキャラクターを作れない可能性もあるわけです。
この時点でまずプレイヤーの自由なロールプレイを否定してきます。
そして歴代に比べて極端な加齢仕様。
ダンジョンを往復するだけで月日が流れるようになり、
ただでさえ死亡しやすい難易度であるのに復活時には年齢が増加するように。
おかげで前作までの感覚でプレイしていると
キャラメイク時は未成年だったキャラクターもあっという間に中年です。
また、前作まではレベルを上げるほどプレイヤーが強くなるのが実感できましたが
今作では極端に弱体化され、スキルに上限が設けられてしまっています。
やり込んで強いキャラクターを作ろうとするプレイヤーには大きなマイナスポイントです。
そしてシリーズおなじみのアイテム図鑑、モンスター図鑑。
アイテム&モンスター共に詳しい説明文があって収集する楽しみがあったものでしたが
今作ではそこがバッサリ削除されており、味気ないことこの上ありません。
また、ラスボスがいきなり襲ってくるだけ等、他にも挙げればキリがありませんが
エルミナージュ1〜3に比べて非常に自由度が低く、内容の薄い作品であると感じました。
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GOOD!
60時間と少しプレイしてみましたのでレビューします。
ダークでシリアスな雰囲気の3DダンジョンRPGを好む方にはおすすめできます。
・打って変わったシリアスな雰囲気
前作の明るい雰囲気は消え去り、ゴシックの名にふさわしい旧来Wizのダークな雰囲気で物語は始まり、シナリオ最後まで緊張感は続きます。BGMも雰囲気に合っており、シナリオクリアまでならば敵の強さも十分バランスの良い作りになっています。強引なレベル上げをしなければプレイ時間40h前後Lv20代前半でボスは倒せるでしょう。
・好きなキャラクターを使えるフェイス+スタイルロード。あとサウンドロード
前作までに導入されたフェイスとスタイルロード、ゴシックでもこの機能は採用されており、好みのキャラクターを作成することができます。絵が描ける人ならば自分のオリジナルキャラクターを使うことができますし、描けない人でも様々な作品からエルミナージュ用に加工された画像データが多く出回っているので、必ず気に入るキャラクターが見つかることでしょう。
ついでにBGMも好きな曲に変更できます。
BAD/REQUEST
過去のエルミナージュシリーズからの派生として、今作のゴシックとなっていますが
エルミナージュシリーズである意味がなく、過去作にあったクリア後のエルミナージュ機構がありません。
またクリア後追加ダンジョンではWizエンパイアに関する話題が出てくることからも、エンパイアシリーズを意識した作りになっています。
○問題点は大きく3つあり、画面の暗さと前作まであった図鑑の説明文とアイテム画像の削除、そしてゲームシステムのユーザーへの配慮の無さが挙げられます。
・画面の暗さ
私はPSP3000でプレイしたのでさほど気になりませんでしたが(旧来のモノより多少明るい)
PSP1000などをお持ちの方には、あまりの暗さに快適にプレイできない可能性があります。ゲーム内には明るくなる魔法がありますが、これは隠しポイント発見の可能性が上がるものであって画面は明るくなりません。ダンジョンによってはPSP3000でもちょっと…と思えるようなモノもあります。
・アイテム画像、図鑑説明文削除
Wizardry、エルミナージュ、これらのゲームはシナリオクリアから更に面白くなるゲームなのですが、それはアイテム探しの楽しみがかなり大きなウェイトを占めています。拾ったアイテムがどのようなものなのか分からないために、この楽しみの部分が大きく削がれてしまっています。
・ユーザーへの配慮の無さ
画面の暗さもそうですが、エキストラスキルの変更不可、歳の取りやすさと選択の幅が狭いこと、キャラ育成に投資が使えなくなった(作成時のみ)、何よりダンジョンの奥へ行ったら帰ってくるのが苦痛なほど面倒で短調なダンジョン
○更に細かい点を挙げるならば
・クリア後ダンジョンのバランスの悪さ
結局最後は高ダメージツバメ返しと首切りの応酬になるので、歳を取るのが嫌ならばほぼリセットゲーと化します。(死ぬと+1歳、灰化で+2歳)
前作でも同じようなものでしたのでそう悪いとは言い切れない部分もありますが、戦闘に関しては難易度が高いというより単に面倒なだけです。
・序盤に魔術師、錬金術師がほぼ必須
ユーザーへの配慮の無さでも挙げましたが、ダンジョンにショートカットはほぼ存在せず(一部のみ)、奥までいったら帰り道も同じ道を通らねばなりません。ここで問題になるのが地図の消費制と遠回りになるように作られたダンジョンです。
地図の消費制には救済アイテムがありますがこのアイテムは壊れる上に、他の仕様出来るアイテムも非常に壊れやすく、錬金術師の修理魔法が重要です。
更に遠回りになるよう作られたダンジョンは地図を見ながらでないと混乱すること必至なため魔術師の転移魔法がないとストレスが溜まることでしょう。
・スカスカなダンジョンではないが似たようなモノばかり
エルミナージュ3ではダンジョンのスカスカ具合が問題点になっていましたが、今作ではそれは解消されています。しかしスカスカでないにしても、有るのは調合材料と鉱石が取れるポイントばかりで単調さは拭えません。ダンジョンの仕掛けにしてもスイッチかワープかしかないのでここも残念な所でした。
・BGMも単調
これは好みの問題なのですが、盛り上がりに欠けるためBGMは変更せざるおえないでしょう。
特に戦闘BGMは序盤いい雰囲気を演出してくれますが、中盤まで来るとはっきり言って飽きます。
COMMENT
前作までのエルミナージュは非常に楽しめたので今作も非常に期待していました。
序盤の辛さはキツイものがありましたが、転移魔法を使えるようになってからはシナリオクリアまで楽しめました。
しかしクリア後ダンジョンはあまりいい出来とは言えるものではなく、残念です。
良い点と思えるものに作品の雰囲気とフェイス・スタイル・サウンドロードを挙げていますが、ロード機能は前作まででもありましたから、本当に良いのは雰囲気ぐらいしかありません。
今作は難易度の高い3DダンジョンRPGとしてマーケティングされていますが、私にはただ単に面倒なシステムを増やしただけの作品としか感じられませんでした。