ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt |
87pt
GOOD!
COMMENTの方に大体伝えたい事が書いてあります。
・職業が面白い
新職業の薬剤師が前衛もそこそここなせるので、回復魔法は司教に任せてwiz初の僧侶無しプレイが出来ました(笑
・すべての仕掛けが殺しにかかってくる
これは人を選びそうですが、個人的には手痛い仕掛けを喰らって泣きながらなんとかするのが好きなので、GOOD
敵に関しても、最初に作成した6キャラですべてを通して攻略するとして、幅広く相手の行動に対処する術を持っていないと余裕で全滅を余儀なくされます。
・アイテムの説明文
最初からあらかじめ使う場所から使い方まで用意されている昨今のゲームからは想像も出来ないほど初取得(エルミナージュ初触り)のアイテムの使い道を紐解くのが面白かったです。
「そうじゃないと面白くない」
ではなく
「そうなの?じゃあどうするか?」
と考えてみるのも一興でした
BAD/REQUEST
まず、このゲームに関した事じゃないのですが、最近(?)のwizライクのゲームはダンジョン内での自分の足場が分かりにくいです。
3Dで描画されているからかもしれないのですが、
※左向き
■■■ ■■■
■○■ ■ ○■
■■■ ■■■
実際のこの位置が → こんな感じに
穴に落ちて即死。というのはwiz6で最近は無いですが、あまりにも位置取りがおかしいと思ってたのでここで書かせていただきました。
・システム
時間経過ウィンドウがちょっとしつこ過ぎたかも。
ポップアップ表示だったりするともっと幅が広くなるかも?
・グラフィック
コレに関してはもう少しグラフィックを古臭くしてもらうと嬉しかったです。
使いまわしも少し有りますが、序盤からちょっと進むと単色っぽい敵が出て、且つ絵が滑らか過ぎてみるのも嫌になってくる(笑
COMMENT
wiz全般が好きで、エルミナージュの過去作やその他ダンジョンRPGもそこそこにやっている程度です。
「過去エルミナージュのアレが弱くなってる」
「MAP確認がとにかく不便」
等、今作ではよく目にします
が、毎度のシステムが自分からしたら「う?ん」な感じでしたので、今回のバランスはとても好感が持てて、なおかつエルミ初の周回プレイまでやり込めました。
何よりフェイスロード&スタイルロードのせいで冒険に出るまでが長い長い(笑
ただでさえこういうゲームはキャラ作成だけで4?5時間は食うというのに・・・
今回『ゴシック』というサブタイトル、全体的にもっと古臭く作られてたらどっぷりハマれました。
Amazonレビュー
レビュー者: MK レビュー日: 2012-08-09妄想しつつ遊ぶのが魅力の一つでしたが
今作ではまずキャラメイクの時点で種族別に年齢が制限されるなど、
意味不明な仕様となってしまっています。
即ち頭で思い描いていたキャラクターを作れない可能性もあるわけです。
この時点でまずプレイヤーの自由なロールプレイを否定してきます。
そして歴代に比べて極端な加齢仕様。
ダンジョンを往復するだけで月日が流れるようになり、
ただでさえ死亡しやすい難易度であるのに復活時には年齢が増加するように。
おかげで前作までの感覚でプレイしていると
キャラメイク時は未成年だったキャラクターもあっという間に中年です。
また、前作まではレベルを上げるほどプレイヤーが強くなるのが実感できましたが
今作では極端に弱体化され、スキルに上限が設けられてしまっています。
やり込んで強いキャラクターを作ろうとするプレイヤーには大きなマイナスポイントです。
そしてシリーズおなじみのアイテム図鑑、モンスター図鑑。
アイテム&モンスター共に詳しい説明文があって収集する楽しみがあったものでしたが
今作ではそこがバッサリ削除されており、味気ないことこの上ありません。
また、ラスボスがいきなり襲ってくるだけ等、他にも挙げればキリがありませんが
エルミナージュ1〜3に比べて非常に自由度が低く、内容の薄い作品であると感じました。
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GOOD!
ゴシックと名づけられたように、随所に悪く言えば「古臭い」、良く言えば「懐古的な」部分が多数あります。
全体的に重々しい雰囲気で「やり応えのあるRPG」と言えます。
Wizの正統亜種に立ち返った、といえば分かりやすいでしょうか。
ここ数年のよくあるRPGのような、苦戦をイベントシーンなどで”演出”はするけど、実際にはプレイヤーはほとんど死なないしゲームオーバーなんかも見ることは皆無、ストーリーからサブストーリー・クエストに至るまで、やることは1から10まで全て細かく説明がある、もしくはカイドビーコンが出っぱなしで迷うことなどあり得ない、といった過剰な親切心溢れるRPGとは一線を画したものになっています。
敵は本気で殺しにかかってくるので、気を抜いているとあっという間に全滅という緊張感があります。
レベル差があるから、ということではなく、敵が持っている技能(個性)との相性(職業/装備)が悪いと一気にHP持っていかれる、という意味です。
なので、パーティメンバーはよく吟味しないと、なかなか探索がはかどりません。
ですが、それをあえて承知の上で、趣味で固めたパーティで冒険するのも、また楽しいものです。
MAP構造の良し悪しは置いておいて、トラップもただの嫌がらせレベルではなく、割と手痛いものが多く、宝箱も盗賊技能があっても失敗することがしばしば起きるので、戦闘後のご褒美タイム!というより開けるか捨てるかの悩ましい選択(特にメンバーが瀕死状態だと)をさせられる嫌な緊張もあったりします。
こういう昔ながらの緊張感あるRPGにストレスを感じてしまう人には、面白くないモノとしか見えないかもしれませんね。
武器や防具に関しては、良くもあり悪くもあるんですが、いい物がなかなかドロップしてくれません。最初はかなりヤキモキするかもしれません。
しかし初期装備でも(しばらくは)それなりに戦えちゃうんで、それほどシビアではありません。
そしてそれに慣れた頃に、ポロリポロリといいアイテムがドロップし始めます。ここら辺のバランスはよく考えてるなぁと。
劇的にいいアイテムがいきなり手に入ったりはせず、徐々に徐々にいい物へとシフトしていく感じで、これは攻撃が当たりやすい(体感)・これは攻撃力がすげぇ(体感)など、今まで他のRPG系だとスルーしてきたような武器や防具でも、使う機会があります。
※性能表には載っていない使い勝手のよさなどもある
BAD/REQUEST
・武器のグラフィックがない
説明文はなくても別にかまわないんですが、グラまで無くしたのは少し味気ない気がしました。
・敵のグラフィックがエルミ2・3からあまり変わっていない
新しく追加されているものもあるけど、そろそろ一新して欲しいところ…
・得られる経験値が少ない
敵の強さと比べて、得られる経験値が少ないです。
これは純粋にバランスが悪いと思いました。
・序盤から理不尽とも思える敵が出現する
具体的にはレッドキャップなる赤頭巾ちゃんが、首はね率20%以上のスキルを持っていておまけに2回攻撃、それが大量に出現したりするんですが、その姿を見た瞬間の絶望感といったら・・・
装備もロクにそろっていない段階で出現しはじめるので、かなりスリリング。
もう少し後で出現でもよかったのではと。慣れてしまえば、どうってことありませんが。
・MAP確認が消費アイテムに
賛否両論が分かれる所。
昔ながらに方眼紙にちまちまと自分で書き込む楽しさを思い出す人、楽しむ人にとっては問題なし。
今風の便利なRPG仕様から抜け出す気がない人にとっては苦痛。
ただ携帯ゲーム機のゲームとしては、少し勝手が悪いかな?と思います。
しかしながら、確率で壊れる地図(運がよければそれ1枚で探索しきれる)もあるので、そこまで神経質になる話でもありません。
・ストーリーに関連した人物との絡みが薄い
Wiz系にはありがちですが、世界や住人たちとのつながりはかなり薄く、味気なく感じるかもしれません。
ただのイチ冒険者集団が、ふらりと立ち寄った国で仕事や冒険しようが、いきなり王族と仲良くなれる訳がないし、住民ともよほどのことがなければ親しくなりはしないでしょうけどね。
壮大な物語に巻き込まれちゃってるぅ!ボク英雄扱いされちゃってるぅ!的なものを求めている人には、かなり肩透かしを食らうことでしょう。
COMMENT
良くも悪くもなし、といったことをいくつか
・画面の暗さについて
室内の明かりの下だと、ダンジョンはまったく暗くありません。……(中傷により削除しました)……
ただし自然光の下だと、かなりダンジョンが見えにくくなります。
・EXスキルのつけかえが作成時と転職時だけ
実際に使ってみないと分からないって部分があるので、気軽に付け替えができるようにして欲しかった気もします。
そんな気がしましたが、よく考えてみたらそれを言い出すと職業だって簡単に変えさせろよ、ということにもつながるので、やっぱり転職時にだけは変えていいよって仕様で間違ってないのか、と自己完結。
・年齢増加の仕様について
面白い仕様だと思います。唯一ロスト(キャラデリート)の可能性のある仕様ですが、若返りの手段もありますし、それほど神経質に反応するようなことではないかと。
総じて、「とことん便利でストレスなく俺最強!でも面白いゲームな!」というプレイをしたい人には不向きなゲームです。
ゆっくり時間をかけて、自分のキャラたちが地味に強くなっていく様を楽しめる人には凄くオススメです。(デーモン養殖で成長度合いは加速させられますが)
昔のWizライクな探索型RPG、ゴシックとはよく名付けたものだと関心しました。