ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 2pt | 2pt | 2pt | 3pt | 1pt |
49pt
GOOD!
初代デジワーのデジモンの容姿はどちらかと言えばマスコットのような雰囲気で、やや可愛さが強調してありましたが、今作のデジモンのグラフィックは細部まで作りこまれていて、人型は八頭身、竜型は流れるようなフォルムなど、全体的にかなり格好良く仕上がっています。これは好みが分かれるところかも知れませんが、私的にはGoodです。
また序盤から携帯トイレやオートパイロットを購入できるのはとても良いと思います。少々高額ではありますが、何しろフィールドが広いため非常に助かりました。
BAD/REQUEST
プレー開始時に、町が既に出来上がっているのは少し残念でした。ほとんど更地だった「はじまりの町」を、段々と発展させ作り上げてゆく楽しさが初代にはありましたが、今作の「はじまりの町」は序盤からすでに発展しきっている印象で、プレーヤーがデジモンを町に呼び戻すことで何らかの変化が町に生じるという事はありません。様相はそのままに、機能を一つずつ回復させてゆく、という形です。
また町やフィールドのデザインも、私的には残念な印象です。コンセプトとして、町に古き良き?昭和の趣を取り入れたり、巨大な電球や錆びついた列車等をフィールドに配置したりする試みは、悪くないと思います。しかし全体的にパステルカラーを多用し過ぎたせいか、少し落ち着きがないような気がします。そして目が疲れます…抽象的な表現ですみません。
それからフィールドのBGM。なぜ風の音や虫の鳴き声といった自然の効果音を利用しなかったのでしょう。風景も似たものばかりで、ありがちな曲調のBGMで全部埋められていますが、正直、あまり印象に残りません。
移動時の視点も、デジモンが全く映らないので、一緒に冒険していると感じではありません。またフィールドが広すぎて、運送屋実装前では、まさに命を削りながらの冒険です。時計がデジタルになってしまったのも原因かもしれませんが、私としては初代のように、ゲームの世界観に浸りながら、ゆっくりと冒険することはできませんでした。
最後に、今作ではあくまで決められたストーリーを決められた順序で熟してゆくのが目的です。町の繁栄度などは実際には特に意味がなく、町に戻ってくるデジモンも8割方がニートです。明らかにゲームの主役はデジモンではなく、人間です。これも、非常に残念なことです。
あと個人的に、主人公のビジュアルはあまり気に入りませんでした…。それこそパーツを組み合わせて、自分好みのキャラを作る今時のシステムを組み込んでくれればよかったのに…。
COMMENT
正直、私は初代のデジモンワールドが大好きなので、やはりこのゲームを評価する上でも、何かと初代と比べてしまいました。よってここに書いた様々な所見も、はじめてデジワーをプレーする人にとっては、さほど気にならないことかもしれません。
ですが広告で初代の継承を謳った以上、もう少し頑張ってもよかったのではないかなと思います。
言葉では上手く表せませんが、初代デジワーには、子供はもちろん、大人になってからも楽しめる何かがあります。デジモンの食べ物を食べる姿だったり、怒られてぐずる姿なんかを見ながらなんだか微笑ましい気分になってました。クラフィックは粗かったけれど、とても大きな世界観に浸りながら、のんびり冒険していたような気がします。あの良さを、私は期待していました。
今後、また新しいデジワーが出るかはわかりませんが、もしあるなら、今作に対する反応を踏まえて、何らかの改善がなされればうれしい限りです。今作は本当に、良い意味でも悪い意味でも、デジワーに対する愛情が試されるゲームでした。
私的には、それこをMGSやACさながらのグラフィックで固めた「初代デジワー世代のためのちょっと大人向けなデジワー」なんてのが出ちゃったら、それこそ飛びついて買うんですがね。(笑)
Amazonレビュー
レビュー者: ELDUN レビュー日: 2012-07-20【快適になった育成環境】
トレーニングの演出カットがサクサク出来るようになりました。初代デジワーの「滝修行」を始めとするモッサリ感は完全に解消。トレーニング場所と同じフロアに「トイレ」があるのもグッド。
また、初代デジワーの最大の不満点だった「ロード時間」も、メディアインストールによって完全に解消されています。
【適度な難易度】
今回は進化形態が「究極体」まである為、「完全体」までは意識せずとも進化させる事は容易に出来ますが、雑な育て方をしていると「成熟期」の段階でデジモンが死んでしまう事も。
「究極体」への進化条件は、初代デジワーにおける「完全体」のように厳しく、お馴染みの「進化させた時の喜び」は充分に味わえます。
街の設備が充実するまでは、お金や食料のやりくりが大変な点も、初代に忠実だと言えます。
ちなみティラノモンは登場しません(笑)
■ 不満点
【育成可能デジモンの選出に偏りがある】
初代デジワーは60体そこらだったのに対して、本作は84体のデジモンが育成可能。
数字だけ見れば「初代より増えた」と捉えられるかもしれませんが、グレイモン系が8体、ガルルモン系が4体いたりするので、体感できるボリュームは初代とそれ程変わらないでしょう。
また、アニメで主役級の活躍をしたデジモンばかりが選出されている・・・かと思いきや、「デジモンアドベンチャー02」で活躍したデジモンは見事に省かれています。
シャイングレイモン等の「セイバーズ」組が選出されて、ブイモン〜インペリアルドラモン等が軒並み省かれているのには、首を傾げます。
初代デジワープレイヤーの中には、育成ギアの「Ver.5」や「ペンデュラム」のデジモンを育てるのを夢見ていた方も多いはず。
「シードラモン(成熟期)」「メガシードラモン(完全体)」がいながら「メタルシードラモン(究極体)」がいない、という謎なチョイスもあります。
自分の好きなデジモンが登場するかどうかで、面白さは分かれるでしょう。
【マップが見辛い】
フィールドが無駄に広いのに、画面端にミニマップを表示する等の工夫が足りません。
また、カメラがぐわんぐわん動くので人によっては3D酔いなんて事も。
上から見下ろす様な視点の初代デジワーとは違い、主人公の背中を追いかけるような視点です。
【細かい所でデジモンらしさが欠落している】
肉を食べるモーションが無くなっていたり、グレイモン等の大きなデジモンの足音に重量感が無かったり、ツルツルとしたグラフィックでデジモン特有の筋肉が上手く表現されていなかったり・・・。
■ 総評
まず第一に間違ってはいけないのが、本作は「原点回帰」を目指した作品であって、初代デジワーの「リメイク」作品ではありません。
システムは初代デジワーに忠実で、「肉畑」「繁栄度」や、野良デジモンと戦って技を覚えたり、ファイル島に存在する様々な土地を冒険したり・・・かつての様な楽しみを充分に味わえます。
本作"だけ"を見て評価するならば、良ゲーだと言えるでしょう。
ただ、初代デジワーをプレイした方は「もっと出来たんじゃないか?」と物足りなさを感じるかもしれません。
「人間キャラを増やすくらいならデジモンを増やせ」と言う意見も多いと思います。
しかし、「2」や「3」の悲惨さを思えば、本作ほどの原点回帰と完成度は快挙と言えるのでは無いでしょうか?
「デジモンワールド」シリーズの再スタートとして本作は上出来だと思います。
アクセスランキング
-
モンスターハンターポータブル 2nd G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1?4人 【廉価版】 ■ 発売日:2008/10/30 ■ 価格:3,140円 大人気「モンハン」シリーズの「2nd」に続く「2ndG」が登場だ。「2nd」をベースに作られた拡張版となっており、最上級クエスト「Gクエ」の実装や、シリーズ初登場となるモンスター、新ステージの導入、データ引き継ぎ機能の強化とファンには嬉しいボリュームアップだ。(転用元:GDEXより)
■価格:4800
■発売日:2008-03-27
-
モンスターハンターポータブル 3rd
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック時は最大4人)
■価格:5800
■発売日:2010-12-01
-
ファンタシースターポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-31
-
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
■ ジャンル:ハイスピード推理アクション(ADV) ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,200円
■価格:5229
■発売日:2010-11-25
-
タクティクスオウガ 運命の輪
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,980円
■価格:5980
■発売日:2010-11-11
-
GOD EATER(ゴッドイーター)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック対応:2?4人)
■価格:5229
■発売日:2010-02-04
-
ガンダムバトルユニバース
■ ジャンル:3Dアクション ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-17
-
英雄伝説 零の軌跡
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,200円 ■ 限定ドラマCD同梱版:7,980円
■価格:6090
■発売日:2010-09-30
-
ペルソナ3ポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,040円 ■ データインストール対応
■価格:6279
■発売日:2009-11-01
-
ファンタシースターポータブル2
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人(アドホックモード、インフラストラクチャーモード対応) ■ ダウンロード版:4,500円
■価格:5040
■発売日:2009-12-03
GOOD!
昔ながらのシステム!やはりデジモンワールドはこのシステムじゃなければ私は認めたくないですね。
いい点というのはこのことにつきると思います。
昔のデジモンワールドを、現代だったらという想定のストーリー。
そういうことを想定したらこのストーリーでいいとわたしは思います。
BGMもいい!
と、言葉にするとこれくらいしかないのですが、やはりシステムが初代というだけで評価たかくなります。
このデジモンゲームを待っていたんですほんとに。
このシステム貫いてたらデジモンが昔ほど人気じゃなくなるということにはなかったかもしれない
なぜ2や3のほうに瞑想してしまったのかほんとにバカだと思う
BAD/REQUEST
難易度がぬるすぎます。
完全体にどうしてもしたくてわざとヌメモンにしてもんざえモンの着ぐるみのとこに行っていた昔のわたしの健気さはどこにいったのでしょうか。
最初から中級トレーニングの導入によりステータスが上がりやすく能力アップアイテムやトレーニング効果向上アイテムなども簡単に手にはいってしまうのが原因で簡単に究極体にできてしまう。
進化アイテムも簡単に手に入りすぎ。私の倉庫は進化アイテムでいっぱいです
ストーリーをなんも苦もなくクリアしてしまい、今の私のやってることは対人用データを作ろうと、倉庫のなかに入ってる進化アイテムをみて次はどのデジモンをフルパラメーターにしようか、と、そんな感じになってしまっている。
これによってやりこんでみると、各種族の技の少なさにより、大体のデジモンがフルパラメーター、違いといえば種族、勝ちを望むなら威力の高い技のある種族があるデジモンを選ぶことになる。
なんとも、やりこみがいがあるようにみえてやりこんで損した気持ちになってしまいそうです。
デジモンの種類について私はこのくらいでもいいと思ったんですが、嫌だったのはデジモンのセレクションです。
なんか進化ルートが決まってるセレクションなのにホーリードラモンがいなかったのが私てきには本当に許せなかった。
セイバーは全種類、テイマーズはギルモンだけ、ワールド初代世代はカードスラッシュまではギリギリ愛着があるはず。なに?ライラモンって。知らんがなリリモンだせや。
テリアモンやレナモン大好きだった私のピュアな心はどこにいったのでしょうか。
あと、システムで文句をいうと、時間の流れを変えるシステム。
デジモンをはやく殺したくて時間早めようとしたら間違えて時間遅めてしまって、キャンセルも早めることもできなくて今放置させるかない状況に。デジメモリほしいので。
これはバカなんですかね?なにを思ってそうしたんでしょうか。
COMMENT
とまあ、バカだなーって思う点はいっぱいありましたが
初代ワールドのシステムで今のよくわかんなくなったデジモンをやってみたかった夢がかないました。
普通に楽しいんで買って後悔はないです!
わたしが悪い点をズバズバ言ったのは続編をものすごく期待しているからです。
発売日に買おうとしたらどこも売り切れで、やはり初代のデジモンワールドは愛されているんだなーって思いました。
その気持ちを、こうしないと売れないという計算、昔のワールドを知らない子どもたちにも楽しんでもらう為、システムをいじって
初代のシステムで売りにだしてるんだから狙う客層は幅広くじゃなくてリメイクを懐かしんでる人たちに絞ってほしかった。欲張りすぎ。バカだと思う本当に。
あの楽しかったゲームのよさをもう一度見直して、正真正銘のリメイクをわたしたちは待ってます。
ということを言いたかったのです。