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レビュー者: N.T レビュー日: 2012-08-09
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モンスターハンターポータブル 2nd G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1?4人 【廉価版】 ■ 発売日:2008/10/30 ■ 価格:3,140円 大人気「モンハン」シリーズの「2nd」に続く「2ndG」が登場だ。「2nd」をベースに作られた拡張版となっており、最上級クエスト「Gクエ」の実装や、シリーズ初登場となるモンスター、新ステージの導入、データ引き継ぎ機能の強化とファンには嬉しいボリュームアップだ。(転用元:GDEXより)
■価格:4800
■発売日:2008-03-27
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モンスターハンターポータブル 3rd
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック時は最大4人)
■価格:5800
■発売日:2010-12-01
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ファンタシースターポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-31
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ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
■ ジャンル:ハイスピード推理アクション(ADV) ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,200円
■価格:5229
■発売日:2010-11-25
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タクティクスオウガ 運命の輪
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,980円
■価格:5980
■発売日:2010-11-11
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GOD EATER(ゴッドイーター)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック対応:2?4人)
■価格:5229
■発売日:2010-02-04
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ガンダムバトルユニバース
■ ジャンル:3Dアクション ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-17
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英雄伝説 零の軌跡
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,200円 ■ 限定ドラマCD同梱版:7,980円
■価格:6090
■発売日:2010-09-30
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ペルソナ3ポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,040円 ■ データインストール対応
■価格:6279
■発売日:2009-11-01
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ファンタシースターポータブル2
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人(アドホックモード、インフラストラクチャーモード対応) ■ ダウンロード版:4,500円
■価格:5040
■発売日:2009-12-03
一言で言わせていただくと完全なるキャラゲーですね
■ストーリー面
合宿編からはオリジナル要素が強くなりますが、序盤は原作のストーリーをなぞっていく形です
問題なのは、その原作のストーリーを豪快なまでに端折ったことにあります
何せ、黒子が火神のカゲになるという決意をするシーン(これが今後のストーリーの大きな発端となる大事なシーンだと思うんですけど)
すらまるまるっとカットされ、誠凛バスケ部入部後から話は始まり、なんとそれすらダイジェストでまとめられてしまう始末
あのキセキの世代の一人目として原作やアニメで登場した黄瀬涼太との試合はダイジェストで簡単に説明されてしまっただけ。
あれ?このゲームのメインって、タイトルにもある「キセキ」との戦いを描くんじゃなかったっけ?
肝心なキセキとの試合端折ってどうするの?
原作の大事なところ端折ってるおかげで、ストーリーそのものもアッサリになって深みがなくなり
つまらなくなってしまってます。完成された原作のストーリーをわざわざ殺す意味がわかりません。
始終原作に忠実に沿って進めたところでそれはそれでつまらないので最初から完全オリジナルにでもなんでもすればよかったのでは。
そちらの方が数倍楽しかったかもしれません。
また、チュートリアルなどは、練習のミニゲーム中に行うのかなと思えば、別にそんなことはなく、話はどんどん飛んで
気づけばプレイ開始から十数分後、初めてプレイヤーが操作する試合はまさかの王者秀徳戦。まじですか。
唐突感が否めず困惑
こりゃせめてアニメで流れくらいは把握しておかないと、初っ端から置いてけぼりです
ただ、オリジナル会話や展開はちょこちょこ挟まっており、ギャグも相変わらず面白いと思います
そういうところで思わずニヤリとしてしまうことはあるでしょう
原作では語られなかった裏話なども聞けて、言うなれば「動く原作補完」と言ったところか。
総合的に評価すれば、あまり褒められた構成・展開ではないです。
それから、とにかく原作を読んでいない人には話が理解できない部分も出てくるので、原作未読者には優しくありません。
いえ、読んでいてもこのストーリー展開には違和感ありまくりなのですが。
紫原や氷室がここで登場して火神たちに技を披露したり火神と赤司が顔見知りになるというのは、
原作では矛盾以外の何ものでもありませんがまあ…フィクションのフィクション、ですね
■システム面
バスケゲームだと思ったらキャラゲーだった。
試合のシステムですが、特に期待もしていなかったと言ってもさすがにこれはない
プレイヤーが自分でほぼ自由にゲームメイクできるのかと期待して蓋を開けてみれば、
ほぼオートで試合展開。なん、だと…。
諸所に挟まれる会話イベントで自動的に指示パネル(技)が手に入る。
試合前にセットすれば、あとはプレイヤーは試合の様子を見てるだけ!わあ簡単!
…ちょっと舐めすぎではありませんか。しかも、スキップできない苦行
とは言ってもまあ、小・中学生向けならばこれも仕方ないかもしれないですね。
中学生でもふざけんなと言いたくなるかもしれませんが。
あまり上級者向けにシステム作り込んでも中高生にはウケないだろう、
といった考えが根底にあったかもしれませんけど、正直つまらないですね。遣り甲斐がなさすぎて。
また自チームの能力強化ですが、合宿でチームの強化を図れます。
が、あくまでチーム単位です。個々の育成はできません。
育成ゲー好きとしては手抜きだな。と思わずにはいられません。
最悪なのが練習パートもオートで傍観してるだけだというのにスキップできないのと、
試合もランダムにミニゲーム(といってもタイミングよくボタン押してシュート成功させると言う子供だまし)
という数々の罰ゲームつき。
試合毎に「早く終われ」と想いながらひたすらイライラ。
強制的に20分くらいは試合を傍観させられることになるでしょうか。
こんなにストレスたまるのに、エンディング収集のために毎回試合をやらなければならない苦痛。誰か助けて。
やり込み要素のつもりかは知りませんがこんなに捗らない&収集にわくわくしないのも珍しい。ただただ苦痛。誰か救って。
こんなに育成遣り甲斐がなく、キャラゲー要素強いなと感じるくらいであれば
もういっそキャラゲーを謳ったノベルゲームにでもしてしまったほうがまだマシだったと思わずにはいられない。
またセーブ機能ですがこれも不親切ですね…。
セーブできるのは試合中以外、ストーリーの区切り部分のみ。
会話途中など好きな部分でセーブできないのは、痛いです。
ポーズボタンもなかったかな
■総評
最初から大いに期待していたわけではありません。
少しだけ期待値以上を行ってくれたらいいなくらいでしたので。
どちらかと言えば期待値以下でしたが、
声優のみなさんがいい演技されていたので、声優さんの働きは評価させていただきたいと思います。
お疲れ様です。
ゲーム開発した人は、ちょっと反省していただきたいかと…。
単純にキャラクターが好き、ストーリーに関する多少の違和感やシステムにはこだわらない
そんな人向け