ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 1pt | 2pt | 0pt |
31pt
GOOD!
特になし。
強いて言うなら、和風の雰囲気に思い切ってチェンジした勇気。
あと、敵のグラフィックは世界にマッチしていてそれなりに良かったのでは。
BAD/REQUEST
■ストーリー
薄っぺらいキャラ、固有名詞が多すぎて自己満足感ただようテキスト、ただ単にお使いを延々やらされる展開。
ドラマ性を強化、と謳っていますが全く面白くありません。
■難易度
簡単すぎます。
前述したようにお使いイベントばかりで、ダンジョンをうろうろしながら目的のアイテムや人物を探す展開がほとんどですが、その過程でレベルが上がりすぎてまったく苦戦しなくなります。
雑魚戦はほとんどオートでOK。魔法を使う必要すらほとんどありません。
■キャラクリができない
キャラが固定になり、自分で作ったキャラで冒険できなくなった。
エルミナージュってここが一番評価されていたポイントなのでは?
■アイテム集めが楽しくない
個人的に一番のマイナスポイントはこれです。
公式サイトを見て地雷の匂いしかしなかったのにこのゲームを買ったのは、
「まあグラフィックやストーリーがどうあれアイテム集めが楽しければいいや」
と思ったからなのですが、見事に裏切られました。
・敵からのドロップを狙わなくても、店である程度強い武器が買える
・敵が弱すぎるため強い武器を手に入れたときの楽しみがない
・ひとつのダンジョンでドロップされるアイテムの種類が少ない
・ゴシックに引き続きアイテムのグラフィックがない。説明のテキストもない。
敵が弱くて戦闘がつまらない→強いアイテムを集める意欲がわかない→アイテム集めの楽しみがないと戦闘がさらにつまらない、の悪循環です。
COMMENT
エルミナージュシリーズは今まですべてプレイしていますが、間違いなくこの作品が一番つまらないです。
普通のRPGに寄せようとした結果、エルミの面白い部分がすべて無くなってしまった印象を受けました。
作り手が、自分たちの作品のどこが評価されていたのか全くわかっていない感じがします。
このまま見当違いのことをやっているようでは先はないでしょうね。もう無いのかもしれませんが。
Amazonレビュー
レビュー者: 東京太郎 レビュー日: 2012-09-26以下、エルミ1・2好きの書いた駄文です。
妥協点(たぶん)
・キャラメイクできない→買う前からわかっていたので他社のwiz生命の楔よりは納得できる。フェイスロードをなぜ入れた?顔替えても、イベント中は元通り。そもそもキャラメイクできないのに不要。
・魔法を和風化→漢字が多いのは雰囲気を出すためと納得したいところ。ただし、唱えたい魔法を探すのが面倒なため、せめて魔法の種類順位ソートできないものか。回復魔法は回復魔法同士、近く並べてほしかった。
・和風な絵→雰囲気があるのでよいのではないかと思う(ちびまるこちゃんのともぞうの筆絵を思い出す)。ただし雑さを感じるものもある。根本的には粗い。アニメーションは微妙というか論外。
・ロスト無、全滅自動リターン→ライトユーザー向けらしいので。まあ、全滅することはない。
・ライトユーザー向けを強調した試用の数々→MPシステム、武器の攻撃回数システムの廃止など。納得は行かないが妥協はできる。魅力がないのは、武器防具のバリエーションのなさ、それ以上に違う名前の同じような装備だらけだから。特殊効果の付いたものも少なく、カスタム感を得られない。ライトユーザーでも飽きること必至。
・善悪・年齢・性別などのwiz系ゲームの基本は無い→ライトだからと公式に言い訳している。だが、エルミナージュを名乗るなら錬金ぐらいつけてくれ。
・周回無→ライトユーザーは周回プレイしないと思っているのでしょう。
・セーブスロット3個(だったと思う)→少ないと思うが、本作は1個で十分。
・特典の薄紙→まあ、おまけですから。でも今までのエルミ特典のように世界観を理解するのにあまり役立つものではない。
不要点
・仲魔システム→こういうゲームの楽しみの1つにマップを埋める作業があるが、こういう作業を早々にやめて、おそらく低レベルでゲームを進行したが、正直使う場面はほとんどなかった。しいて使うなら、石化を使う敵などの削りなどに使えなくはない。メーカーのチャレンジ精神は半額で買ってもいいが、今作では不要。
・広大なマップ→レベルアップさせたいのだろうか?低難易度過ぎてレベルアップ作業の必要がないので無駄に広大さだけを感じる。特に最初のマップ(学校)
・序盤の単調作業→同じ雑魚敵と何回も戦うことになる。飽きる。しかもマップの広さ、中ボスの弱さも伴い、必要性を感じない。
・妙にHPの高い雑魚敵の存在→仲魔システムで壁キャラとして使わせたいという意図は理解できる。しかし、ただウザいだけ。イメージとしてはドラクエでスライムのHPだけを200にしたような雑魚と何度もエンカウントする感じ。
・攻撃魔法はすべて不要→だって、魔法使いも脳筋だもの。中盤で魔法威力UPの能力を得るが、それでも不要
・中ボス→ドキドキ感を返せというくらい弱い。ただし、ドキドキ感そのものが中ボスに会う前にすでに失われているゲームの作り。
・『ラスボスなのでちょっと強くしてみました(笑)』みたいな感じ→オート戦闘だと死にかける(途中で気付ば全滅はしない)という程度ですが、なめすぎてかかるとだめなようです。
・お金→序盤は初期マップの無料回復ポイントに行くので不要。終盤はレベルアップするため(決してHP・MPを回復するためではない)に、宿屋に泊まるついでに申し訳程度に使う。
理解不能
・階層ごとの敵固定→学校など。最初は入れないところに途中から行けるようになるのだが、敵は以前の敵(低レベル)と同じ。ルームガーターも多く、いらっとすること間違いなし。
・陰陽五行がそれに関するライトユーザーにはややこしい。そのため、ちょっと会話を見逃すと次に何していいかわからない。紙にでも書けばよいのだが。。。
・序盤に主人公が魔法を使いだすが伏線がない。なんか使っていいのか、こちらがためらうくらい。
・エルミナージュの責任者を追い出したこと→何があって追い出したのかわかりませんが、すべてを監修した人を追い出すなら作るな。100歩譲って、続編作ったらそれなりのものを作ってください(100歩も譲れませんが)。
・図鑑類にフレーバーテキストがない事→書ける社員がいないからだろうか?図鑑そのものが不要。
・武器の攻撃力と実際に与えるダメージがおかしい。設定ミス?
・自由度無。少しの寄り道も用意されていない→ライト向けだから?
・ライトユーザーの定義をはき違えていないか?ライトユーザーというのは、侮蔑用語なのだろうか?
典型的な、お使いゲー。○○が欲しいから、××を取ってきてくださいの繰り返し。ファミコンか!!・・・すいません。ファミコンに失礼でした。
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GOOD!
・世界観
ダンジョンRPGでは珍しい和風テイストに変更したのは悪くないかと。
モンスターのグラフィックもそれにともない一新され、(「エルミナージュ」の前身である「ウィザードリィエンパイア」から使い回し続けていた事もあり)新鮮に映る。
BAD/REQUEST
・オリジナリティ
「エルミナージュ」が評価される理由の一つであった「自由度」がなくなり、まるで「剣と魔法と学園モノ。」のような一本道の物語(シナリオ進行で侵入できる迷宮が増えていく。基本の展開も何かしらお使いを頼まれる→新しいダンジョンへ行けるようになる→目的を達成すると次のお使いを頼まれる…の繰り返し)になってしまったのはマイナス。
キーアイテムの発見も、シナリオのイベントを順繰りにこなしていかないと探索に必要な「勾玉」(従来の「フェイム」に相当)が集まらないという所も結局一本道度合を加速させているのだから。
・仲間の性能について
今作ではキャラクターメイキングがなくなり、従来の「エルミナージュ」の職業の特性が仲間たちに割り振られているが、雑魚戦で陰陽師(魔法使い)は攻撃魔法が弱いため魔法で状態異常にすることが多く(そもそも敵を殲滅するどころか、体力が高い相手にわずか程度のダメージしか与えられないため)、僧侶は攻撃力が低くやる事もほとんどなく空気、だが盗賊は巫女魔法も覚えているために肝心の「盗む」が満足に使えないといった具合に仲間の性能に格差が付いているのは無視できなかった。
一応鏡の破片を手に入れるごとに仲間たちに新しい能力は身に着くのだが、それだったらデフォルトから全員に無駄なく役割を与えられる能力の配分にした方が、こちらも戦闘を効率よく立ち回る事ができたのではないだろうか。
・式神について
オキナマルの特殊能力でモンスターを捕らえ、「式神」としてパーティーの代理として戦わせるシステムがあるが、苦労して捕らえたモンスターも次のダンジョンでは壁役位にしかなれず、「血の盟約」のようなLVと連動して強くなるスキルも無いので弱いモンスターは捕獲するだけ無駄であり、そのシステムのためか中盤以降の敵がやたらHPが高く自動回復のあるだけの鬱陶しい相手にしか見えない、とデメリットばかりが見えるシステムに感じた。
せめて「女神転生」シリーズのように式神同士を合体させ、新しい式神を生み出すなどのシステムがあればせっかく捕らえたモンスターも無駄にはならないだろうし、合体でしか手に入らないモンスターも存在すれば収集欲も掻き立てられたのではないだろうか。
・熱中度
前述のように一本道のシナリオをやらされるだけならまだしも、ダンジョンの探索の中で段(レベル)はわりとサクサク上がるのだが、敵の体力が中盤からやたら高くなり(また自動回復を持っていることも多い)倒すのに時間がかかったり、その癖ダンジョンにより敵の出現がほぼ固定なので「またこの敵か」と嫌気がさす(しかも逃走したくても今作には全員がまとめて逃走できる呪文は無く、個別に逃げるしかない)ため、熱中度が底の抜けた桶のごとく下がっていった。
・その他、細々とした事について
他の方が指摘されるように、アイテム図鑑やモンスター図鑑に説明文は必要だと思う。
アイテム図鑑も武器の強さを想像できる物差しがないため(例えば「桃太郎伝説」シリーズや「俺の屍を越えてゆけ」などの和風RPGなら、武器の材質よりはその武器が斬れる物や武器に付く名前で強さをある程度把握できた)、説明文があった方が強さを判別しやすいだろうし、モンスター図鑑も「ゲゲゲの鬼太郎」に出てくるようなメジャーな妖怪だけでなくマイナー所の妖怪に対してに対しても詳細な説明があったほうが、こちらも知識を深める手助けになったのではないだろうか。
COMMENT
PSP-3000型使用。
「エルミナージュIII」以降このシリーズも芳しい噂を聞かないが、期待より不安の方が勝るような出来だったため、無念ではあるが途中放棄せざるを得なかった。中盤まで進めても今後に期待が持ち辛いのだから。
どうしてもプレイしたいというのなら、攻略本(出るのならば)を片手にプレイするか、攻略サイト(あるのならば)を当てにしてプレイするかした方が、挫折せずクリアするための近道になるだろう。余程時間が余っており、根気もある人だったら自分で攻略サイトを作った方がプレイする人の手助けになり感謝されるだろう。
どうしてもプレイしたい人のために、ささやかなアドバイスをいくつか。
●クレナイ・トウマ(二刀流可能)には二刀流させて、攻撃回数を増やす事(何よりこのゲームには盾という概念がないため)
●初期に店で販売している強力な装備(在庫1の物が多い)は、金が貯まったら惜しまず買う事(店の肥やしにするより装備して役立てたい。金自体も割とあっさり貯まるので、すぐに買えるだろう)
●ダンジョンはすぐに攻略することばかりを考えず、そのダンジョンで手に入る最強クラスの装備(特に武器)が全員に行き渡るように、そして少しでも段を上げるために地図埋めがてら戦うように(面倒でも地力を上げた方が楽になる。移動・帰還の呪文も比較的低い段で覚えられるので、帰還する事を躊躇う必要はない)