FINAL FANTASY III(ファイナルファンタジーIII)
中央値: 41 Amazon点数: 3.1
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2pt | 0pt | 2pt | 0pt | 0pt | 0pt | 1pt |
8pt
GOOD!
オリジナル版の音楽とアレンジが選べる。
今でも色褪せていないと思います。
キャラそれぞれ全ジョブグラフィックが違う。
ジョブチェンジに制限が無い。
BAD/REQUEST
メニュー画面に入るときにロード？
町やダンジョンに入るときロード。
これまでロード激速なＲＰＧばかりやってきたからか
とにかく細かいロードが多いように思う。
テンポはＦＣ版以下じゃないの？
戦闘のテンポも悪い。
戦闘開始時にモンスターを紹介するような演出があり
終了後には熟練度やレベルが上がるようなら、そのキャラの
アクションをいちいち見ないといけない上、
メッセージもボタンの押しっぱなしでスキップできない。
オリジナルではボタン押しっぱなしでメッセージはスキップできていた。
オートバトルにしなければ動作が鈍くて時間がかかりすぎる。
何から何まで熟練度に依存しすぎ。
熟練度上げに恐ろしいほどのストレス。
戦闘時にモンスターが２、３体しか出現しないので
黒魔法が全く不要。
無理に３Ｄにしたせいで動きが非常に鈍い。（致命傷）
ジョブに互換性が無い。
オリジナル版では
戦士→ナイト
モンク→空手家
白魔導士→導師
黒魔導士→魔人
といったようにそれぞれ上位ジョブがあった。
しかし今作ではそれが見られなく
後で入手できる称号の意味がまったくない。
戦士より後で入手できるナイトもジョブチェンジすると弱くなる。
結局熟練度上げの作業が発生するためストレス。
それならば戦士のままでラストまで行こうという気持ちになる。
白魔導士から導師にジョブチェンジするとＭＰが低いうえに回復量も低い。
これも熟練度依存。
エウレカに封印されたジョブ「忍者」「賢者」も土のクリスタルでもらえるので
エウレカに行く意味が無い。
武器も戦士にディフェンダーとブレイクブレイド持たせていれば
そこそこダメージでるので必要以上に強い武器も必要ない。
忍者も装備品に制限が付いているので強いて必要なジョブでもなくなっている。
賢者も同様でＭＰが低いうえ召喚も白・黒ランダムと魔導士系の最高峰でも何でもない。
まさにエウレカ不要。
忍・忍・賢・賢の牙城を壊したかったんだろうが
ここまでひどい（熟練度依存）と他のジョブを使う気にもならない。
ダンジョンのエンカウント率が低くなったため最深部まで簡単にたどり着くが
ボスが強すぎるため何度もやり直し。バランスも悪い。
COMMENT
ＦＣ版のみプレイ。
ＤＳ版は一切プレイした事がありません。
無意味に不便になったジョブのおかげで
結局「戦・戦・黒・白」でクリスタルタワーまで到達。
逆にいえば我慢しながらプレイしてましたがもう限界で放り出しました。
オリジナルで完成されていた作品をよくここまで崩壊させれたものだと。
このような内容なら「ファイナルファンタジー３」という名前を付けないでほしい。
全く別のゲームになってしまっている感がある。
無理に３Ｄにしないで?のリメイクみたいに原作のまんまで良かったと思う。
ダンジョンの長さもエンカウント率をやや下げる程度にして
途中セーブポイントを設けるとかすることで難易度の調整は十分に可能だったのでは？
とにかく私には何から何まで合うポイントがありませんでした。
Amazonレビュー
レビュー者： ハイン レビュー日： 2012-09-22PSP版で追加された機能がいくつかあります。
・画面比率が16：9になり、画質や音質が良くなった
・ギャラリーモード追加（イラストレーションやミュージックプレイヤー）
・移動中にアレンジサウンドとオリジナルサウンドを切り替えられる
・戦闘中にオートモード（2倍速機能）追加 SELECTで実行／解除
・隠し要素に必須なモグネットが通信機能不要で進められる
・ジョブマスター認定カードが画面で確認できるようになった
・日本語／英語を切り替えられる
個人的には画質や音質が良くなったりオートバトル機能が搭載されたのは嬉しいですが、
もちろん機能追加でいいこと三昧なわけはなく、不満点も多いです。
・ロードが長すぎる
データインストールしてても、ゲーム起動時ロードとセーブデータ選択後ロードが長すぎる。
ゲームを起動してからゲーム開始まで約1分半はかかります。
リセット時も同様の時間がかかるので、HP調整などで頻繁にリセットを行うプレイスタイルの人はイライラすること必至。
また、フィールドから町などに入るときや町中の建物に入るときも2〜4秒ほどかかることがあり、
あまつさえ戦闘中に盗むなどのアビリティを行動する際もたまに2秒ほどのラグがある場合があります。
・もっさり戦闘＆敵は最大3匹まで
相変わらずのもっさり戦闘ですが、オートモード（2倍速機能）が搭載されたのでレベル上げは多少やりやすくなった？
一度の戦闘での最大敵数が3匹なのもDS版と変わらず。
・ファンファーレが途切れる
アイテムゲットや仲間が加わるときに流れるファンファーレが中途半端なところで途切れることが多いです。
・システム面が不親切すぎる
セーブ時に、ロードしたデータではなく「新規データを作成する」にカーソルがいっているので、
いちいち保存したいデータにカーソルを合わせないといけない。
保存時も、 データを上書きしますか：「いいえ」にカーソルがいってるので「はい」にカーソルを合わせて○で決定 →
セーブが完了しました：×で戻る → システムデータを保存しました：○で決定 と手順が多い。
ちなみにセーブデータ選択時も、 ロードが完了しました：×で戻る という不親切設計。
なぜ○ボタンのみで進めるようにしないのか？ ちょっと意味が分かりません。
また、装備時に「最強装備」コマンドがないので、ジョブチェンジ後にいちいち選び直さないといけません。
原作に忠実に作ってあるのでしょうけど、今2012年ですよ。
スーパーファミコンのFF5ですら搭載されていた機能を加えないのは単なる手抜きとしか感じられません。
なんというか、開発チームは誰一人として「これ、使い勝手悪いですね」と突っ込まなかったのだろうか？
スクエニはもっとエルゴノミクスというものを一から勉強すべき。
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GOOD!
■音楽
ファミコン版の曲も収録されています。
正直ＤＳ版のアレンジ曲は聞くに堪えないので、
非常にありがたいです。
■オート戦闘
オートにすると、戦闘速度がアップし、
面倒な経験値稼ぎの手間が軽減されます。
とはいえ、ファミコン版のＦＦ３の戦闘は、
このオート状態と同じ程度のテンポのよさだったと思います。
逆にいえば非オート状態の戦闘のテンポは非常に悪いです。
また、モード切り替えが戦闘外ではできなかったり、
コマンド入力の演出は残っていたりと、機能的にも中途半端です。
■ジョブチェンジの制約の緩和
ファミコン版では、ジョブチェンジにはキャパシティが必要でしたが、
キャパシティが廃止され、いつでもジョブチェンジが可能となり、
気軽にジョブ変えてパーティ編成できるようになりました。
特定のジョブへの思い入れは薄れたかもしれませんが、
戦略の幅は広がったように思います。
■エンカウント率の低下
賛否はあるかもしれませんが、
ファミコン版と比較して、エンカウント率が大幅に低下しました。
全般的に難易度も低下しており、
プレイヤーの間口が広がったのではないかと思います。
とはいえ、ダンションの入り口からボスまで、
敵に一度も遭わないことすらあり、やりすぎのような気もします。
難易度の低下に対して、
より強い敵や、より難しいダンジョンが用意されていないのも、
やりがいが無く、物足りなさを感じます。
BAD/REQUEST
■プレイヤーキャラクターに個性が付いた
ＲＰＧにおいて、物語の視点が一人称か三人称かは重要なテーマです。
少なくとも、ファミコン版のＦＦ３は、
プレイヤーキャラクターの個性が極力排除されており、
一人称の視点でプレイできるＲＰＧでした。
この仕様を変えた奴は、ゲームデザインセンスが致命的にありません。
ＦＦシリーズにおいて、
プレイヤー自身が主人公になれるオフラインＦＦは１と３だけです。
その貴重な長所を、余計な名前や台詞の蛇足的な追加によって、
台無しにしてしまうとは、どんな了見でしょうか。
そもそもＦＦ３のシナリオは、
プレイヤーに妄想する余地を残してナンボのものです。
ＦＦ３のストーリーには人間的なドラマがほとんどありません。
視点を三人称にしてストーリーを楽しませたいなら、
脚本を根本から書き換える必要があったはずです。
ＦＦ３をアレンジするなら、
むしろキャラクターメイキング機能を追加するべきでしょう。
今回のスタッフには、世界樹の迷宮の爪の垢でも舐めて、
一からゲームというものについて勉強しなおして頂きたいです。
■戦闘要素の様々な改悪
ＦＦ３の最大の魅力であった戦闘システムが、
様々な理由からぶち壊されていると思います。
（移植元である）ＤＳというハード的な制約のためなのか、
同時に登場するモンスターの数が最大３体程度に減りました
（４体出現することも極々稀にありますが）。
おかげで戦闘は単調になり、戦略性も低くなりました。
このため折角のジョブチェンジシステムが死んでいます。
また、ジョブの個性付けが緩くなりました。
製作者いわく「好きなジョブで遊んでください」ということらしいですが、
それはつまり「どのジョブでもクリアできるようにした」ということです。
ジョブシステムの魅力は、個性のあるジョブを組み合わせて、
パーティの能力を最大限に引き出し、強敵を打ち倒すところにあります。
ジョブの個性が無くなり、どのジョブでもクリアできるということは、
ジョブシステムの存在そのものを否定するようなものです。
ボスを倒すとＨＰＭＰが全快するのも意味がわかりません。
単なるゆとり仕様というなら激しく余計なお世話です。
■快適さ
画面の切り替わりがかなり遅いです。
プレイの快適さはファミコン版と比較して致命的なほど劣化しています。
ハードが進歩してもソフトが退化すれば全く意味なしです。
マップの３Ｄ化は操作性の悪化にもつながっています。
これなら初代ＦＦ５程度のリメイクで十分だったと思います。
しかも乗り物の移動速度がどれも遅いです。特に船は酷い。
当時のＦＦはドラクエでいうルーラの魔法がありませんが、
その代わりとして移動速度が速い乗り物が存在していました。
なぜ今更それを覆すのか意味がわかりません。
ぶっ飛ぶような速度のノーチラス号は何処へ消えてしまったのでしょうか？？
■操作性
アイテム管理等の操作はファミコン版から大した進歩はありません。
ジョブチェンジ後の一発最強装備機能もなく、それどころか、
アイテムリストのページ切り替えすらできません。
解像度が上がっているので、一度に多くの情報を画面に表示できるはずなのに、
なぜ無駄に隙間を空けてアイテムを表示するのでしょう。
ステータスアップ等、付加効果のあるアイテムの詳細な情報の表示だって、
今回のハードでなら十分可能であったはずです。
そんなところだけファミコン版準拠にして何の意味があるのでしょう？
データ集を売って儲けたいのですか？
またメニューから魔法を使うときに、魔法を範囲化するときは、戦闘時とは異なり、
何故か「パーティ全体」という項目をわざわざ選ばなくてはならないのも、
一貫性が無く、どうしてそうしたのか、まったく理解できません。
■セーブ
セーブ時の初期選択項目が、前回のセーブ項目ではなく、
常に新規項目になってしまうため、
上書き保存がとても面倒です。
しかもセーブ項目の数が上限に達すると、
先頭の項目が自動選択されるというとんでもない糞仕様。
こんな糞仕様を設計した奴は、
ゲーム業界から追放されて欲しいです。
システムデータの保存でいちいち固まるのも鬱陶しいです。
メニューにロードが無いのも意味がわかりません。
COMMENT
近年のスクウェアのゲームデザイナのデザインセンスの無さ、
技術力の低さ、ゲームという娯楽への理解不足、
品質管理の手抜きぶりがよく感じられる駄作です。
（どうせ開発は外注なのでしょうが）
ＰＳＰ版はファミコン版の原曲が収録されているので、
昔のＦＦ３を懐かしむ程度の価値はありそうですが、
改悪が余りに酷いので、ゲームとしてはあまり楽しめないでしょう。
演出面では、３Ｄではなく、
むしろ２Ｄを極める方向でリメイクして欲しかったです。
そういうセンスは今のスクウェアには無いのかもしれませんが。
特に３Ｄ化のためにゲームの面白さや快適さを切り捨てるとは、
このゲームの開発スタッフは馬鹿しかいないんですかね？
また、オープニングの映像に関して、最近のＦＦにありがちな、
マネキンみたいな気持ち悪いキャラクターデザインは、
もういい加減ウンザリなので、やめて欲しいです。
リメイクされたゲーム内のデザインとも激しく乖離がありますが、
どうして統一性をもたせようとしないんでしょうか。
デザイナーの自慰合戦などプレイヤーに押し付けないでください。
逆に、ここまで別作品にするなら、
キャラクターメイキング＆ＦＦ１１程度の音声追加や、
ジョブやアイテムの追加、モンスターやダンジョン追加など、
ゲーム部分の変更は、もっとやれたのではないかと思います。
・・・が、このスタッフに新たな要素のデザインをさせたら、
更におぞましい作品を見ることになりそうですね。
これといいタクティクスオウガといい、
無理解なリメイクで旧作を汚すのはいい加減やめて頂きたいです。
彼らは自らブランドを傷つけていることも理解できないのでしょうか。
それにしても、ワンダースワン版のＦＦ３はまだですか。
あちらの方がよっぽど面白そうでした。
ずっと待ってます。