シャイニング・アーク
中央値: 69 Amazon点数: 2.9
スコアーボード
標準偏差 8.99 (難易度) 2.33 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 2pt |
67pt
GOOD!
・キャラクター
好みの差も大きいところがありますが、主人公、パニス以外は好印象でした。
特に女性陣はシャノン、キルマリア、ベルベットと作画もあいまって良かったですね。
・戦闘
戦場のヴァルキュリア3に似た戦闘システムは全体的には良です。
特にフォースソングは歌入りで戦闘を盛り上げてくれました。
細かい所を改善してもらえるともっと良くなったと思います。
5人PTならもっと戦略も考えられたんですが・・・」
・ストーリー
話の大筋は良くて、特に中盤から終盤にかけて、真相に迫っていくあたりは続きが気になって
中々の引き込まれました。ただし、ここも細かいところがちょっと残念でした。
・他
各キャラ毎のサブストーリーなんかも良かったですね。
BAD/REQUEST
・主人公とパニス
これも好みの問題ですが、主人公は基本的に全て正しく、行動は全ていい方向に転がると
まさに王道主人公という感じです。ほんのわずかある事件で悩む事がありますが、それだけ。
パニスは記憶喪失で精神年齢も幼くなっているにしてもちょっと限度を超えている感じが・・・
記憶が戻った時はすごく良かったのに・・・
・パニス枠
今作一番の問題点と言っても過言は無いかと。
最大4人のPTで1枠がパニス固定。せっかくの魅力的なキャラがたくさんいるのに残念です。
さらにごく終盤までプレイヤーの操作不可。ストーリークエストならわかるが、フリークエストまで固定の必要は無かったんでは?あと中盤ぐらいには使用出来てほしかった。
・ストーリー
前半は所謂「お使い」が多く後半は駆け足で終わり。もう少し後半を伸ばしても良かったと思います。
・DLC関連
この作品に限らずいい加減にしてほしい。キャラのコスチュームや経験値やお金の稼げるクエストならまだ許せるが、PTキャラなどはホント考えてほしい。
セラフィムが水樹さんのCD購入特典だと知った時は結構ショックだった・・・
COMMENT
シャイニングシリーズは初プレイ。戦場のヴァルキュリア3と似た戦闘システムだったので購入。
BADに色々書きましたが、十分面白かったです。
ファンタジー系RPG好きにはお勧めできます。
あとは細かい所が改善されていれば、ホントに良い作品になったと思います。
Amazonレビュー
レビュー者: 鳥 レビュー日: 2013-03-13・冗長な展開、同じような会話の繰り返し
○○へ行って△△を取ってきてくれ→「こんな所にもモンスターが」→戦闘→「片付いたな、用事を済ませて帰ろう」→次の日まで眠る(強制)
これがこのゲームの基本的な流れです。このサイクルを6〜8回程度繰り返した後、異形との戦闘(ようするにボス戦)を経て次の章に移ります。
そしたらまた上記の流れを繰り返して―。ラストまでずっとこれ。すぐマンネリになるしメインストーリーなのにおつかい感が半端ないです。
・言うこと聞かない&パーティから外せないパニスの存在
パニスはストーリーの進行上一時離脱するのを除いて、必ず戦闘に参加します。
彼女は非常に自由奔放なAI操作で動き、プレーヤーはただその結果を受け入れることしかできません。
瀕死の仲間を回復せず見殺しにされる、宝箱を取りに行く途中で最後の敵を倒されて戦闘終了なんてことがよくあります。
途中から攻撃/支援/歌/おまかせの4つから指示できるようになりますが、それすら気分次第で無視されます。
また、戦闘メンバーは最大4人ですが、パニスが固定なので自由に選べるのは3人だけです。
・ギャルゲー要素の薄さ
かわいいキャラとイチャイチャできれば他は気にしないという方も注意が必要です。
シャイニングシリーズはハーツしかプレイしてないんですが、それと比べると恋愛要素はほとんど皆無です。
夜会話的な物もないし、そもそも主人公が最初から最後までパニス一筋で他の女性キャラには見向きもしません。
キャラごとの会話イベントも基本的に日常的なギャグ路線なのでそっち方面で期待していると肩透かしを食らうでしょう。
・地味にロードが多い&長い
村は(大した広さじゃないのに)5つのブロックに分かれており、ブロック間の移動に2秒ほど(Now Loadingの文字がしっかり読める)のロードが発生しテンポが悪いです。
最初に書いたマンネリ感と合わせて結構ストレスを感じました。ちなみにUMD版でインストール使用での感想です。
キャラクターが皆それぞれ魅力的なのが本作の良いところだと思います。
ただ、全体的に粗が目立つシステムのせいでゲームとしての楽しさを見出すのが難しい。
正直、あまり人にオススメできるゲームではないと思います。
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GOOD!
「キャラデザイン」
Tonyさん。存在感・肉体感のある絵柄に丁寧な塗り。男女共に丁寧に書き込まれているほか、獣人や機械、エルフなどなど多彩な書き分けがされていて非常に良い。
今作では村人ひとりひとりに一枚絵が用意されていることも好印象。端役のジムは見た目からクズっぽさ、小物っぽさが漂っていて、そういうキャラメイクにも手を抜いていないことがなお良い。
「ゲームデザイン」
牧歌的な「ファンタジーライフ」を満喫してもらおう。そして、ファンタジーライフを体験してもらうことでキャラクター達の「戦う理由」を明確化しよう、というデザインだと思う。
昨今のゲームやキャラは口先ばかり愛や友情、善性を口にするばかりで全く説得力がない(「人を助けるのに理由なんかいるか!」みたいに)のだが、その点、このゲームデザインは良かった。当たり前の暮らしを主人公とプレイヤーが共有することで、「守りたいもの」をすんなり共有できたように思う。
もっとも、同じような依頼ばかりでちっとも生活感がないとか、シナリオとしてみた場合平坦にすぎる、という意見も大いにあるとは思う。悩ましいところだけれど、個人的には許容範囲。
BAD/REQUEST
「シナリオ」
全体としてみた場合、序盤から中盤の牽引力と、終盤への入り口にやや難あり。牧歌的生活を丁寧に描いているため、どうしてもお話としては起伏に欠けてしまっている。
キャラ固有のエピソードにもう少し尺と量を増やしたり、中盤の村民依頼を少し削って、終盤の「転機」と「団結」エピソードを丁寧に描いてくれれば緩急がはっきりしてシナリオとしても読みやすくなったような気がする。
特に、「元は敵・無関係だったキャラの説得が簡単すぎる」のはダメ。説得に応じても良い、と考えるであろう確たる条件や環境の提示なしに(あるいは説明・描写不足のままに)味方してくれるようになってしまうと「相手方の覚悟や事情」が陳腐化する。
また、シリーズをやっていなければわからない固有名詞とかを、説明なしに使用するのもマイナス。
「セーブ・ロード時間」
長い。
セーブ一回するのにデータチェック十数秒、セーブ数秒、ゲーム再開のためのデータ再読み込みに数秒、ということで三十秒くらいかかる。かかりすぎ。
また、頻繁にマップ切り替えが必要となるゲームデザインなのにマップ切り替えにも時間がかかる。データインストールしてさえ10秒前後かかるため、何をするにもいちいち手間取るのは大きなマイナス。
「どこかで見たような…?」
このシナリオ、キャラクター、各々の役割やコンセプト(あと中の人)などから考えるに、コレ「シャイニング・ハーツ」の焼き直しじゃね? という印象が拭えない。
システム・演出周りが可哀想過ぎてプレイが苦行だったハーツに比べ、「ああ、これがやりたかったんだ…」という納得はある。でも、二番煎じっぽい雰囲気はやっぱりマイナス。
「パニスさん大変です」
メインヒロインであり、戦闘キャラとしてイベント以外では絶対にいなくならない「パニス枠」を持つパニスさん。
なんとこの娘、プレイヤーが操作できないプレイヤーキャラクター、という困ったちゃん。ガチガチの魔法キャラで装甲は紙。でも移動力はそれなりにあり、「単騎で敵陣に突入して何もせずに行動終了」とか「目の前に敵や死にかけの味方がいるのに微笑んでターンエンド」とかコンスタントにやらかしてくれる。
レベル上げや装備調達をやってれば戦力面で困りはしないが、行動指示(と言うかお願い)を「パニスそれやだ!」と蹴ってくれるのは、軽くイラッとする。
シリーズの売りであろうフォースソングを八割方独占しているのに操作できないから、今作ではフォースソングは死にスキルと化している。
終盤になればちゃんと操作できるし、そうなればとんでもねえ万能系強キャラに化けるのだが…
「戦闘システム」
戦場のヴァルキュリアのブリッツシステムと、RPGによくあるアクティブターンシステムを足して二で割ったようなシステム。
これ自体は良いのだが、敵の迎撃はこっちが攻撃モーションに入ってもお構いなしに続けるくせに、こちらの迎撃は敵が攻撃モーションに入ると絶対に中断する。
また、迎撃に対処するための「ガード」「ダッシュ」は移動力を消耗するため、ガードしながら近づこうとすれば敵に攻撃できる間合いに入れず、ダッシュすれば途中で息切れして敵の目の前で移動力が切れる。殴られながら近寄って殴り返したほうが、結果的に傷が少なくて済むため、ガードやダッシュの意味がほとんど無い。
今作では戦闘に出せるのが4人のみ(うち一人はパニス固定)なので、戦略と呼べるほどの戦略が編めないし、数少ない戦力からではフォースソング要員(戦場で歌うだけ)を捻出できない。
重装甲キャラのアダムは食らいながら突撃、中距離戦の得意なキルマリアはダッシュや曲線移動で敵に近寄るテクニカルキャラ……なんてふうに、移動力の明確な差や迎撃耐性、ダッシュ特性などをつけることでいくらでもキャラの差別化は出来たのに、少ない戦力みんな「近寄って殴る!」となると……戦略? なにそれ美味しいの? となる。
戦闘システムは、もう少し練り込みが必要だったように思う。
「DLC」
これは完全に個人の趣味なのだが…
あれこれ拡張したければDLCをダウンロードしてね、っていうプレイスタイルの要求はいい加減やめてほしい。
PCやスマホのゲームなら通信機能標準だろうが、PSPは本体に通信機能がないんだから「通信しろ! 通信しろ!」みたいな展開方法は正直鬱陶しい。有料ディスクで販売するゲームなんだから、ディスクに込められるものは全部込めて欲しい。パスワードや過去作のセーブデータ有無などでのロック解除はあってもいいのだけど……
COMMENT
全体としてはそこそこ満足な出来。
直してほしい小さな不満は多々あっても、全体としてはうまくまとまっている。
ルーンファクトリーなどの、ファンタジー生活シミュレーションが好きな人は楽しめるのでは?
ただ、メインシナリオが一つきりで、双方向の恋愛要素があるのはフリード・パニスのみ、というのには、結婚相手さえ自由に選べたりもするルーンファクトリーシリーズと比較した場合、不満が残るかもしれない。
恋愛要素を気にしない人、普通のRPG好きな人にもおすすめは出来る作品だと思う。