GOOD!

なかなか誰も書かないので
それでは今年も私が
もう2013シーズンも大詰めだが

それでは順番に
2012との比較を主に

・オリジナリティー　４点
2012では少し甘いかなと思いつつ「４点」を付けたけど
今年は少し辛めに「３点」…と思ったけど
やっぱり今年も甘い採点で「４点」

「ブルペンシステム」

これは確かに必要な気がする
それが邪魔だという意見もあるし　確かにどれだけ違いがあるか微妙だが
こういう方向に進んで欲しいという期待も込めて「４点」

・グラフィックス　４点
甘い　本当に甘い採点だと思うが「４点」
コマ落ちは潰されたと思うがその分野手の動きが若干スローモーに
あと肩の辺りが若干不自然に盛り上がってる気がするのだが

ただ顔グラは静止画含めて従来より似せてきた様な気がする
まあそこを評価してもいいかなって感じで「４点」

・サウンド　３点
僕の場合は実況を消しているので単純なサウンドの評価だけど
なんとなく試合以外のサウンドに違和感がある

まあ違和感って程でもないし試合外のサウンドなんてさほど重要じゃないけど
上の２項目が甘い採点なので
サウンドは辛めに「３点」

・熱中度　５点
毎回熱中度に５点を付けているが
やはり今回も５点かなと

ペナントをやっているが非常に面白い
2011　ＨＲ出すぎ　ひどい選手だと年間60本-80本
2012　ＨＲ出なさすぎ　その代わり二塁打が記録的量産
という補正があったんだが
共通してたのは「こっちの投球決まりすぎ」「相手の選球眼良すぎ」

今回2013でこの「投球」をようやく補正してくれた
投球はなかなかまともな位置には（針の穴を通す様には）決まらない上
振らせたい位置（たとえば外に逃げるスライダー）に投げると結構振ってくる

この補正でまた試合が面白くなった
確かにこの微妙な投球の外れ方はとてもリアルだ
相手の打者の選球眼が若干悪すぎって感じもするが
フォアボールをきっちり拾ってくる時もあるので気は抜けない

打撃については2012と同程度に感じるが
「二塁打量産」という程は長打が出ない感じなのもＧＯＯＤ
……それでも割と出やすいけど二塁打

それと盗塁が厳しくなった
2012まで簡単すぎたってのはあるけど（藤村で記録的盗塁数）
2013は少し厳しすぎないかと思う（藤村ほぼ刺される）

ああ「さぼり守備」も今の所は潰されてる
2012まではなんか突然外野手がさぼりだして
打球を追わなくなり歩き出すというひどい現象があったんだけど
今の所はさぼり守備は出ていない

・満足感　５点
甘いだろうか
しかしやはり大満足だから５点

とにかく現実の試合のリアルさを追及してくれているコナミは偉い
野球ゲーム好きならNEOGEO「ベースボールスター２」を知ってるだろうが
たとえばあれは操作を単純化しているから面白さ倍増ってのはある
初心者と経験者が即対等に対戦できる（であろう）という強みもある

それに比べてプロスピの様にリアルさを追求していくと
結局は操作や動きの慣れに時間がかかるので
初心者と経験者が対戦すれば　まずまともな試合にはならない
特に最近は難しいゲームは初見で敬遠されてしまう様な傾向があるし
野球に興味が無い人であればもう絶対にプロスピをやろう等と思わない筈だ

にも関わらずコナミは野球ゲーム愛好者の方向を向いてくれている
毎年毎年（たとえ改悪に感じても）細かい修正をしてくる姿勢が
実にうれしい

・快適さ　３点
＜快適になった点＞
試合開始までのロードが短くなった
ちょっとした好プレー程度ではリプレイされない
＜不快適になった点＞
試合中のメニュー切替がいちいち遅い
試合後の成長処理がいちいち遅い

よってまあ３点

BAD/REQUEST

・ブルペン投手の表示
上述の通りブルペンシステムは良いのだけど
ピッチャーに代打を出して
その次の回に当然リリーフを出すのだけど

その時点でブルペン準備度が確認できない

僕が見逃してるだけでどこかで確認できるのかもしれんけど
必死に探したので　たぶん確認できないと思う
まあ「完全に準備できましたよ」って時には黄色で「＋」が表示されるので
それが表示されてないって事はつまり「不完全な準備なんだな」って分かるけど
じゃあその不完全度はどのくらいの不完全度なのか？
もう９０％でＧＯを出せる不完全度なのか
それともまだ３０％だからあと１人だけ今のピッチャー投げてくれなのか

そこが見たいのだが

・投球カーソルのおくれ
完全に静止してから投げればちゃんと投球カーソルが出てくるが
流れにのってぽんぽん進めると投球カーソルの出現が一瞬遅れる

わざわざそんな仕様にする意味は無いので
これは明らかに劣化……なんだけど
でもまあ「完全に準備してから投げないと痛い目に合うよ」というのはリアルかも

・ワンバウンドとかデッドボールとか
どうせならひどい暴投が出る様にして欲しかった
噂によると2013ではパスボールが多めに出るらしいのだが
僕はほとんど出ていない　谷繁ほか優秀なＣを揃えてるせいかもしれんけど

あとデッドボール
たまにビーンボールを投げたい時があるんだがまず当たらなくなった
2012までは3ボール後はほぼ当てられたのでこれは明らかに改悪

ビーンボール投げられないから改悪って言われても
コナミも困るかもしれんけど

・リリーフの疲労度
これは前作までずっと続いてる問題
「選手の疲労度を見て登板させたい」
もちろん試合前に確認できるんだけど
試合中に疲労度の数値を考慮して登板させたい

疲労度10?15前後の選手が一番微妙で
ベンチから外すわけにはいかないが
積極的に登板させたいわけでもない

コナミに要望として出しておけば良かったかな
しかしそういう意味ではコナミの中の人はこのレビューを見ていないのかな
見れば良いのに
俺だったら2013作る時に見るけどなあamazonとここのレビューぐらい

・「ふつう＋」と「強い?」の激しい落差
前作から改善されていない
「ふつう＋」だとかなり楽に打てるのだが
「強い?」だと突然パーフェクト未遂を食らう

なぜだろう
なぜここを毎回毎回調整してくれないのだろうコナミは
どう考えても「ふつう＋」で厳しい球の割合を増やすか
「強い?」で失投の割合を増やすかという程度の調整で良い筈だ

COMMENT

まとめ
総じて熱中度は高い
Vita版というのも確かに気になるが
僕はアナログではやらない　グラもPS3版をそれほど良いと感じなかったので
Vitaでやる意味はあまり無い

果たしてPSP版で2014が出るか気になる所ではあるが
これだけ熱中して　要望も書いてるわけだし
PSP版なんてPS3版と一緒に作ってもそこまで手間にはならんだろうから
出しなさいコナミ

＜要望まとめ＞
１　相手の投球の「ふつう＋」と「強い?」の間を作ってください
２　選手の疲労度を試合中にも確認できるようにしてください
３　ビーンボール投げさせてください　欲を言えば危険球退場

よろしくコナミさん