フェイト/エクストラ CCC
中央値: 76 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 5.86 (難易度) 2.29 mk2レビュー数 7ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 4pt | 2pt | 2pt |
62pt
GOOD!
「シナリオ」
メインシナリオ・奈須きのこさん。
あらゆる願いを叶える「聖杯」の所有権を奪い合う、魔術がなくなった世界に生きる新世代の魔術師たちの戦いと交流を描いた前作、「Fate Extra」の外伝的作品。基本的に、前作を知っているという前提で話が進むため、前作プレイはまず必須。
語句の選択や描写、独自の世界観にセンスが光る。
多方面に渡る知識と、それに独自の解釈を果敢に取り入れる意欲的な姿勢や、それらを上手くまとめる独特の筆致など、実に芸が細かく、丁寧。物語やキャラクターをどうすれば輝かせられるか、というのを捉える感覚が実に秀でていると感じる。
万人受けは決してしないけど、万人受けを潔く諦めたからこその深みがある、と思う。
「文章力」
精緻・詳細な表現を行える文章構築力、という意味とは別の意味で際立った文章力を持っている。
文章というものに読みやすさや正確さを求める人には絶対的に肌に合わないと思うけど、肌に合う、あるいは戯曲やロマンス劇など、情感に強く訴えかける物語を含めてだいたいなんでも楽しめる、という人にとってはたまらない中毒性を持つと思う。(反面、戯曲やロマンス劇「が」好き、という人には違和感を与えるかもしれない)
文体・論述・表現技法などに特徴のある人なので、アリかナシかは読み手次第。
複数ライターのようだが、表現自体は概ね「奈須きのこ」なので、違和感はない。
良くも悪くも、「人を惹きつける牽引力を持つ文体であり創作センス」と思う。
読み手で分かれる好き嫌いはさておき、物書きとして個性的、という一点だけでも個人的には十二分に好印象。
ただし、若干数の誤字、脱字などがある。
誤用などはないので、単純なタイプミス、校正ミスだろうと思われる。惜しい。
「キャラクター」
どのキャラもじつに人間らしくて良い。
ブラックジョークやむき出しの悪感情、あるいは2ch的スラングなど、一般受けしない要素をこれでもかと詰め込んだキャラが多く、わかりやすいヒーロー・ヒロイン像とは大筋で無縁。が、それがいい。
声優さんの演技も絶妙で、キャラに合っている。また、目立たないサブキャラ、というものがいない。どのキャラにも一度は見せ場があるため、(プラスの感情であれ、マイナスの感情であれ)感情移入が非常にしやすい。
前作が好きだった方は、前作から続けて出てくるキャラの意外な一面を見る、という楽しみもあると思う。
BAD/REQUEST
「基本システム」
悪い。
いくつかのインターフェイス以外、ほとんど前作のままで進歩なし、というのは百歩譲って目をつぶるとしても……
シナリオを進めるために必要な行為・行動のテンポの悪さや、データインストールしてさえ何をするにも小刻みに入る読み込み待機はもっとどうにかならなかったものか。
イベントフラグの管理がタイトで、何がフラグになっているかが理解しづらいか、理解できる余地がない場合が多い。
結果的に、6?7割は無駄足になると知りながら、イベントがちょっと進行するたび、拠点マップのあちこちを走り回らなければサブシナリオやエンディングフラグの回収ができない。
特に、「出口を目指す前提でダンジョンに入ったあと、出口に向かう前に拠点にとんぼ返りして特定会話をこなさないとフラグ消失」とかはフラグ管理としては最悪のトラップだと思う。
こういったフラグは、「章の間ならいつでも」とか、「フラグ成立後は特定イベント発生までならいつまででも」とか、「ある程度具体的に成立条件を示す」とか、そこそこざっくり・はっきりした管理じゃないとユーザ側がついていきにくい。一般ユーザはイベントチャートを手に持ってテストプレイしているわけではないので。
一度クリアすれば、特定のエンドフラグには印がつく。でも、やっぱり気づきにくいのは変わらない。
……まあ、どうしても面倒なら攻略サイト見ればいいんだけど。それはそれ、これはこれということでマイナス。
「戦闘システム」
戦闘が単調になりやすい。
基本戦闘システムが、アタック・ガード・ブレイクによる三すくみを利用したじゃんけんバトルなのだが、序盤の雑魚などを除いて、慣れる・繰り返す以外に相手の手を察知する手段がほぼないに等しいため、本当に「ゲーム進行を賭けた運任せのじゃんけん」でしかない。
戦闘スキルでゴリ押しは可能だが、MP消費の関係上、多用はできない。
高値で売られているMP回復アイテムなどを使いまくれば多用できるけど、それだとそもそもじゃんけんシステム採用の意味が無いんじゃね? という。
じゃんけんにせよスキルゴリ押しにせよ、「同じ手順を淡々と繰り返す」になりやすく、同じ種族のエネミーが何体も出てくるため、一層作業感が強い。中盤以降は雑魚戦での中だるみがひどい上、かなりレベルを上げたとしても、相手が初見の場合などは運が悪いと死ぬか、それに近い大打撃を受けうる。
ボスランクの敵との戦いはさらに厳しく、ある程度以上にレベリングが必要。(ボスエネミーの場合、火力が高い上にHPはプレイヤーの数倍?十数倍なので、何ターンもかけてHPを削った挙句、運悪くじゃんけんに大負けして戦闘の最初からやり直し、などもありうるため)
このシステムは前作そのまんまなのだが……戦闘そのもの、あるいはキャラ育成を楽しめるようなシステム設計にできなかったものか。
戦闘回数自体がそれほど多くないADVなら、じゃんけんバトルもアクセント、で済むだろうけど、レベルや探索要素が多く、キャラエンドを見るためには周回プレイが必須となる作品にはあまり合わない戦闘システムだと思う。
戦闘キャラはレベルを上げれば決まったスキルが使えるようになるだけ、イベントで必殺技を覚えるだけで、パラメータに直接干渉する装備や手段もなければプレイヤーの理想を戦略に反映させられる自由度もあまりない。
自由な成長を行えるようスキルツリーを導入したり、一時的に別クラスとして振る舞えるクラスチェンジなどがあればまだ育てる楽しみもあったと思うんだけど……ごく少数の衣装替えだけでは、戦闘のモチベーションを保てない。
総じて、今回のようなシステムでは、「ゲームの部分がシナリオの足を引っ張っているだけ」とさえ言えるのではないかと思う。
雑、とまでは言わないけど、もう少しユーザーのプレイアビリティに配慮が欲しかった。
COMMENT
一般受けは決してしないし、大売れもしないと思うけど、記憶に残る作品だと思う。
一から世界設定を練り上げる誠実さに、多方面の知識を修め、物語に織り込む手腕。
キャッチーな固有名詞やヒロイックな立ち位置、派手な能力や必殺技だけ見栄え良く決めて、あとの設定や描写は適当、あるいは後付け……なんて作品が多い中、こういったあまり評価されづらい、目立たない部分に手を抜かない作品は非常に好感が持てる。
注意点として、「わりと露骨にエロがある」「文章自体、読み手の感性に頼る部分が大きい」「RPGとしての完成度は低い」というところ。
パブリックスペースではやらないほうがいいかな、と。
Fate/Staynightや前作、Extraのシナリオが楽しめた人は、これも楽しめると思うのでどうぞ。
奈須きのこ作品初めての方は……お試しには適さないかな?
Amazonレビュー
レビュー者: iltusa レビュー日: 2013-03-29・ストーリー
前作を知らない人への解説もありますが、前作をプレイしていた方が断然楽しめます
前作は一部ネタを除いて基本シリアスに徹していましたが、今作はCEROがD(17才以上対象)だけあってかあんな表現やこんな表現が散りばめられてます
もちろんそれには訳があるんですが・・・・・。もちろんシリアスなとこはシリアスしてますよ
今作は聖杯戦争という枠がなくなったためか色んなキャラの敵同士では見れなかった本来の性格を垣間見れます
キャラ崩壊(褒め言葉)レベルに変貌してるものもいるので本当に楽しいです!新キャラたちも負けず劣らず良いキャラしてます
サーヴァントとの関係も引き継がれてるので前作プレイ済みの方なら初っ端からニヤニヤすること間違いなしです!
そして今作、公式サイトにも紹介されてる「Secret Garden」なるものがあるんですが、これが今作の目玉といっても過言ではないと思います
・システム等
バトルに関しては前作とほぼ変わりません。ただ新モーションが追加されてたり演出がパワーアップしています。オート機能の追加もgood!
前作は各パラメータにポイント振って強化、スキル取得という感じでしたが
今作はレベルアップ時に各パラメータ強化、一定レベルでスキル取得。とRPGの王道な感じに変化してます
全体の難易度的には前作よりかは易しいと思います。ただあの独特の緊迫感は健在です
上記でも紹介した「Secret Garden」ですがゲームのシステムとしてもあります。前作の情報マトリスクを決戦前マイルームで整理するあれを元にしている感じ
これは実際にやって存分に味わってください。味わった後はこう・・なんか・・・グッとくるものがありますよ(色んな意味で)
・サウンド関連
新曲が良いですね雰囲気バッチリ出してます。BGMとSEを調整できるのですが一部ボイスが小さいかなと思う部分がありました
どうせならボイスも調節できるようにして欲しかったかな。
前作と比べてボイス量が多いです。イベントシーンでは大体しゃべってくれます。よりストーリーにのめり込めますね
・その他
今作はコスチュームチェンジがあるんですが、やっぱ良いですね。サーヴァントだけでなくマスターも着せ替えできますよ
特定のコスでしか聞けない会話や戦闘前ボイスなんかもあるんで楽しさ倍増!DLCでもっと出して欲しいぐらいです
とまあ、スト−リーが重要で公式サイトでも多くが語られてないんで伝えきれない部分も多いですが、前作既プレイの方は確実に楽しめます!
ただ裏を返せば前作プレイ済みが前提な部分も多いので新規はちょっとより辛い、とも思ったので☆4個にさせて頂きます。面白さは個人的感想として☆5個で
あと基本男性ユーザーメインなためか男主人公なら普通なんですが女主人公だと百合ぽい表現もあるのでそこらへんはご愛嬌てことで
様々なことが、逆転し、忘れ去られ、ちょっぴり官能的で、想定外の事が起こる、表のEXTRAとは違う、裏のCCCの世界・・・あなたもぜひ楽しんでくださいませ
長文に付き合って頂きありがとうございます
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GOOD!
・シナリオ
これが本作の一番の目玉であり、人によって評価の分かれる所である。
プレイヤーの好みに合うのであれば間違いなく傑作と言える。
また、本作では条件を満たすことで、ファン待望のプレイヤーのサーヴァントとの個別エンディングや、終盤の展開が大きく変わるもう一つのエンディングに進む事もできる。
シナリオ自体も良いがそこから更にプレイヤーが色々と想像する余地があるのもまた良い。
加えて、二周目以降のプロローグ(+一章序盤)のスキップが任意でできるので、サクッと進めるかジックリ進めるかをプレイヤーが自由に決められるのは地味に嬉しい。
・キャラクター
本作からの新キャラクターも魅力的だが、前作から続投する面々も、新しい側面を見せたり、より深く人物像が掘り下げられたりしたことでまた新しい魅力を引き出している。
中にはシナリオやSGの演出なども相俟って、プレイ前後で印象が大きく変わるキャラクターが何人もいるので、シナリオと共に本作を支える大きな魅力だと言える。
・SG
前作の情報マトリクスは本作でも健在だが、本作のメインはこちら。
対象となるキャラクターの人物像を色んな意味で掘り下げている点も良いが、特にとあるキャラクターは、SGが開放される演出を活かして、シナリオの進行と共にそのキャラクターの印象を大きく変えてくれる。
・グラフィック
キャラのグラフィックはやや難がある所はあるが、前作同様ダンジョンの背景などは綺麗。
また、マイルームではゲーム中に入手したイベントCGやOPムービーを見ることができるギャラリーが追加された。
・着替え
主人公やプレイヤーのサーヴァントは、ゲームを進めることで様々な衣装を入手でき、着替えることができる。
衣装はキチンとキャラグラにも反映されるうえに、デザインも良いので、ゲームを進める上でのモチベーション向上にも繋がる。
・BGM
とても良い曲が揃っており、何れも物語の雰囲気を十二分に醸し出している。
前作から続投したBGMもいいが、本作の新しいBGMもとても印象に残った。
・戦闘システム
前作と大まかな仕様は変わらないが、オート戦闘と逃走機能が追加されたことでより一層遊びやすくなっている。
また、今作ではボスキャラだけでなく雑魚敵に敗北した時にもリトライできるので、装備やレベルの関係でどうしようもない場合でもなければ、行動選択のミスなどで事故死してもやり直しが利くのも大きい。
・その他のシステム
情報マトリクスは本作でも健在で、SGと合わせてサーヴァントやアルターエゴの人物像や能力をより深く掘り下げている。
また、ダンジョン内の回復の泉にセーブポイント機能の追加やシステム設定から難易度を自由に変更できるようになるなど、戦闘システムの改良点と合わせて、更に遊びやすくなっている。
BAD/REQUEST
・シナリオ
任意でスキップできるシーンがプロローグや一章の序盤以外にも、もう少しあると良かった。
また、各章冒頭の語りは前作の様にスキップできないのも地味に気になる。
加えて、なまじ文章量やテキストの差分が多かったりするので、地味に既読のみのスキップやオートリード機能などが欲しかった。
・BGM
欲を言えばもっと前作のBGMが欲しかった。
・サーヴァントの育成要素が無い
前作にあった魂の改竄が無くなったかわりにレベルアップに応じてステータスが自動的に上がる様になったので、前作と比べて一部サーヴァントの序盤の使い勝手は良くなったものの、育成要素が無い。
ぶっちゃけた話、戦闘システム自体が前作とそう変わらない事もあって、RPGとしては前作よりも些か物足りない感が否めない。
・情報マトリクスでネタバレ
とあるキャラクターの情報マトリクスは、2周目に入ると最後の項目が開示されるのだが、一周目にクリアしたルート次第では物語の真相に関するネタバレを見る羽目になってしまう。
・一周あたりのやり込み要素が少ない
前作に比べて裏ボスは三組いるものの強さの面では前作の裏ボスよりも弱いし、タイガークエストやマトリクス収集も前作とそう変わらない部分であり、特定条件を満たすことで
発生するサーヴァントごとの特殊な会話イベントも前作よりも少なめなので、一周あたりのやり込み要素があまり無い様に感じる。
・アイテムや礼装の並べ替えができない
戦闘システムが便利になった一方で、アイテムはまだいいにのだが、礼装は下位互換の物を売って減らさないと使いたい礼装を探すのに少々手間がかかるので、並べ替え機能が欲しかった。
・地味にテンポが悪い
ロード時間はメディアインストールもあるのでそこまで長くは無いが、
教室やマイルームの出入りする際などにちょくちょくロードをはさむ為、地味にテンポが悪い。
・その他
欲を言えば主人公にも私服が欲しかった。
また、一旦クリアしたサーヴァントは周回プレイ時にレベルも引き継がれるのだが、
出来れば任意でレベルリセットできるようにして欲しかった。
もう一つ欲を言えばいっその事イベントは全てフルボイスにして欲しかった。
(大半のイベントは声付きなのだがその分声無しのイベントがかえって目立ってしまうので・・・。)
COMMENT
・PSP-3000を使用
・メディアインストール済み
・総評
前作、そしてFateシリーズのファンなら是非ともプレイして欲しい傑作だが、シナリオやキャラクターは良いもののゲーム的には前作から改良されていてもまだ痒い所に手が届かない部分がある所が惜しいと思う。
特にシナリオのテキスト量が膨大なので悪い所で書いたようにオートリードや既読のみのスキップといった要素は欲しかった所。
また、戦闘システムはオート戦闘と逃走機能が追加された以外は前作と大して変わらないし、魂の改竄がなくなった分育成要素も無いのでRPGとしては前作よりも物足りなくなったと言えなくも無い。
とはいえ、前作同様シナリオやキャラクターはとても素晴らしいのでそれ目当てでプレイしても十分満足できる作品だと思う。
また、本作のシナリオは前作をプレイしていることを前提とした作りとなっているので、本作をより楽しむなら前作からプレイする事を強くおススメする。
(システムの改良などを実感できるし、本作を先にプレイすると前作のシステムが一層辛く感じてしまうので。)
そして、更なる続編や(気の早い話だが)前作のリメイク、お祭り作品などのスピンオフは是非出て欲しいと思う。