セブンスドラゴン2020-II
中央値: 61 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 12.36 (難易度) 2.58 mk2レビュー数 12ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt | 3pt |
67pt
GOOD!
・シナリオ
昨今のJRPGの中では少し重め。
苦手な方もいると思いますが、ただ無駄に人を殺すというものではなく、ちゃんとシナリオの流れがあってのことなので惹きこまれます。
・システム
基本的にエンカウント率が高めで、意図的にエンカウントを避けるようなプレイをしなければレベル上げの為にボスの前で延々レベルあげ…などにならないのは良いバランス。
PT構成にもよると思いますが、ちょっと苦戦するかなという程度で、装備やアイテムを使えばそこまで難しいボスはいませんでした。
エンカウントを操作するスキルも用意されているので、探索重視攻略重視で使い分けることができるのは好印象。
拠点は拡張していくとかなりの広さ(階層)になるが、エリアジャンプ機能で各階層に一瞬で移動できるのは便利。
・前作からスキルバランスが調整されている
強すぎたスキルが調整され、マイルドに。
個人的には戦闘バランスの改善と捉えるが、弱体化しただけとも言える。
・職業
使えない職業、所謂死に職が無い。
どれも個々に特化した能力を持っており、職業ごとの特徴がはっきりしている。
また新職業のアイドルは新しいが故にどのPT構成でも比較的採用しやすいように支援系になっているのも良好。
・キャラクタークリエイト
新しい容姿とカラーバリエーションも増えて選択できる声の種類も増えた。
キャラクターにオリジナルの設定を盛り込んで楽しむ人にはプラス要素かと。
新しくキャラを作らずとも気軽に容姿と声を変えられるのも魅力の一つ。(ただし途中でこのシステムを解放する必要あり)
公式を見ればわかる通り、声優の豪華さもこのゲームのウリの一つだと思いますので色々声やグラフィックを変えて楽しめる人は戦闘中かなり楽しめる。ただし喋るセリフの数はそこまで多くない。
BAD/REQUEST
・戦闘時のスキップまたは倍速機能がない
GOODで無駄な戦闘をする必要性が低いと書きましたが、やりこみをする上でどうしても目立ってしまう。
特にEX技は描写が長いものが多いのに、倍速もスキップもできないのでかなりストレス。
その為、使いたいけど描写が長いのが嫌で使わない、という場面が後半レベル上げしていると出てくる。
転身という一定レベルまで上げたあとにレベルダウンと引き換えに基礎ステータスが上がるシステムがあるのですが、転身→レベル上げ→転身.....と繰り返す際に戦闘時間短縮のできないこれはかなりストレス。
ボタンを押さずにオートで攻撃コマンドを選ぶシステムをつけるくらいならこっちのほうが余程欲しかった。
・使い回し
シナリオにうまく絡めた…といえば聞こえはいいのかもしれませんが、前作プレイヤーには使い回しにしか見えないボスが複数。雑魚ならまだしも何体も使い回しというのはちょっとどうかと。
・シナリオ
前作プレイヤーにはニヤリとする部分が多いものの、今作から入ったプレイヤーには少々置いてきぼりなのでは、と思う部分があった。
大筋は前作の追体験じゃないかと思うような部分も見受けられる。前作をやった人にはあまり新鮮味は感じられないと思う。
一応補完シナリオのようなものがついてはいるが、細かいキャラのやり取りなどもあるので、もしこれに興味を持った方は前作プレイを強く推奨……といいたいところですが上記したように、シナリオが似通った流れになるため勧めにくいというジレンマ。
・一部スキルが明らかにバランスがとれていない
意図的にそうしたのか、設定ミスなのかわかりませんが、明らかにバランスがとれていないスキルがある。
低コスト高火力があるかと思えば、逆に設定ミスだとしか思えないほど全く使えないスキルもある。
折角前作からスキルを増やしたのにこれでは意味が無い。
・処理落ち
キャラクターが多く出てくる場所、マップの一部でかなりの処理落ちが発生する。
COMMENT
2000使用。前作プレイ済み。難易度スタンダードでクリア後ダンジョンまで攻略済み。
全体としてはよくできていると思うが、荒が目立つかな、という印象。
ナンバリングタイトルを銘打ってはいるものの名前だけ借りた別物……なんてものが多く見受けられる中で、前作の主人公たちのその後の話を書く正統派な「2」ですね。
ただ、その分シナリオは前作からの流れを多く汲んだものになっている為、シナリオ重視でゲームをする人は前作から入ることをおすすめします。
気になる点はあるが、なんだかんだ言いつつも最強武器防具回収、クリア後ダンジョン攻略、難民救出、クエストなどできることは全部やってしまう程には楽しめた。
次回作が出るなら期待したい。
Amazonレビュー
レビュー者: ぼたんゆき レビュー日: 2013-04-24メインシナリオは一通り片付き、その期待は裏切られなかった……とは思うのですが、幾つか気になった点が。
同じ東京都内での物語である以上、ある程度は仕方ない事なのかもしれないですが、マップの使いまわしが多い。
また、帝竜(ボスクラスのドラゴン)さえも使いまわしが半数近くは言ってるのは正直どうかと思います。
どいつが、とは申しませんが、倒した後の悪あがきすら同じような事やってきたやつがいますし……。
あと、シナリオのざっとした流れも、概ねは前作を踏襲してしまってる感じがあります。軋轢、和解、絶望、立ち上がり……。
まぁそれが魅力だと言えばその通りですし、自分もそれが好きでやってはいるのですが。
ただもう少し、マップにしろ帝竜にしろ、目新しさが欲しかったな、と思います。
自分がヘタレなだけかもしれませんが、雑魚戦でもスキルを乱用しないと行けなくなるくらいバランスが辛口になっていたりと、前作から比べて楽しめる要素が多いだけに、逆に残念でした。
ある――かどうかは不明ですが、次回作があれば其方にも期待したいと思います。
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GOOD!
前作からの続きのストーリーを楽しむ事が出来る。
使えるキャラが2キャラ増えた。
良くも悪くも前作とほぼほぼ同じ内容なので、
前作を繰り返し遊んだくらいに楽しんだ人だと今作も非常に楽しく遊べると思う。
音楽に初音ミクを使うという有る意味斬新なスタイルも継承。
やはり音楽がアレンジ違いで2種類有るというのは飽きずに非常に良い。
BAD/REQUEST
GOODでも書いたが良くも悪くも前作とほぼほぼ同じ内容。
作品の骨格全体を100として95くらいは同じと思って良い。
若干肉付きが違うだけで本当にバランス調整をした同じ作品をやっているような感覚に囚われる。
敵が少し違う程度の変化で、進行は最後まで同じ展開で、クリア後の隠しダンジョンに至ってはもう論外。
正直前作をリメイクしたってココまで似ないだろう。
システム面ではダンジョンの角度が45度刻みじゃない所為で進行方向に真っ直ぐ進む事が出来ない場面が有るのがBAD。
そのマップも前作から半分ほど、グラフィックに至ってはほぼ全てが使い回しでBAD。
せめてデザインを描き直す位の配慮は欲しい。
前作を知るユーザーからは完全にコピー品の手抜きにしか見えない。
COMMENT
何度でも繰り返すが、良くも悪くも前作とほぼほぼ同じ内容。
前作に比べ、ゲームバランスに若干の修正は見られる・・・が、まだ普通のRPGよりは尖ったバランス調整になっている。
ゲームとしては充分に面白い。
ただ何でココまで前作と同じ物を作ったのかが理解出来ない。
もう似てるなんてもんじゃなくて、1作のRPGを2つにぶった切ったらこんな作品になるなってくらいに同じ物。
実際ゲーム名の付け方からもそういう意図が有ったのかもしれないが、さすがにユーザーはソレを望んではいなかっただろう。
続編なんだから似たような内容やマップの類似も問題無いとは思う。
が、その部分をより良い形に作り替えてこそ続編ではないだろうか?
これでは只の手抜きの焼き増しとしてしか見てもらえないだろう。
唯一の救いは、前作を未プレイの人にとっては作品の類似なぞ関係無いので、
充分に楽しむ事が出来るだろうという事だけだ。