ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 2pt | 1pt | 0pt | 1pt | 2pt |
19pt
GOOD!
■ストーリー
・一部のキャラのサブイベントや、敵方(鎖の方)の終盤ストーリーは良かった。
■キャラクター
・デザインが非常に良い!ここに尽きる。
・3D表示(が基本)になった。シリーズのイメージと違うという方も多いが、個人的には、キャラの動きが見えるし、いろんな角度や大きさで見れるので、良いと思う。ただし、モデリングは粗く、モーションが少ないので恩恵は少なめ。
■ADV
・live2dの微妙にキャラが動くのが良い。やや不自然な場面はあったが、基本楽しめた。
■戦闘
・獅子奮迅(撃破後再行動スキル。特定キャラのみ所持)により、戦闘のテンポが上がった
・召喚石を装備しなくても、使える召喚は全て使えるようになった。毎回付け替えるのが面倒だったので助かった。
■その他
・フリーバトルがなくなり、ミッションという条件付きバトルが加わった。適正レベルだとそこそこに厳しいものもあり、クリア時は多少の達成感はある。が、ゲームオーバー判定がある。(詳しくはBADに)
BAD/REQUEST
■ストーリー
・選択肢、分岐がない。
・短い、薄い。
・戦う→また逃げられた→深追いすべきじゃない(キリッ→襲われる→・・・のループ。シリーズ通してこの流れなのはいい加減断ち切ってほしい。
・周りが主人公至上主義。主人公がやることは根拠なく何でも正しいとなっており、全く共感できない。
・街でお祭りが行われるが、「へぇやってたんだ」程度で終わる。色々イベントを起こしてほしかった。
■キャラクター
・キャラの掘り下げがほとんど無い(1回だけサブイベントがあるのみ)
・せっかく3Dになったのに、コスチェンジとかがない(主人公除く)。某テ○ルズほどやられても困るが、DLCで色々出してもいいと思う。
■ADV
・会話中に突然何かが起こることが多いが、会話だけだと何が起こってるのか分からない。斬られて重傷だ!といわれてもいつもと変わらない立ち絵で緊迫感がない。1枚絵とかもっとはさんでほしい。
・終盤、町が襲われてるのに、のどかな町のBGMのままでボイスパートでもない場面が多々。完全に開発と予算が間に合ってない。
・クロス、主人公を変えても周りの反応がほぼ変わらない。それぞれ性別や個性があるのに同じ対応では、感情移入しにくいし周回する気もなくなる。
・モブキャラのほとんどが声がない。ひどいのは顔すら出ずに会話する。手抜き。
■戦闘
<システム>
・キャラクター出撃最大数が少ない。5人まで。主人公・パートナーを入れるとあと3人しか入れられない。
・召喚の種類が少ない。今までの5分の1程度。
・経験値が勝手に割り振られるので、自由に鍛えにくい
・ボーナスポイント割り振りの上限が低いかつどのステータスも横並びなので、器用貧乏的な育成を強要される。特に序盤。
・武器が購入ではなく強化になったので、一度放置した武器タイプはそのまま放置になる。そのくせ敵は色々な武器を持っている。なぜそれを店で売ってくれない・・・。
<表現>
・攻撃モーションが1つしかない。必殺技でも全く同じモーションなのは頂けない。
・攻撃モーション時の暗転がスキップできないので、テンポが悪い。また、スキップすると双方棒立ちでダメージのやりとりだけがされる。戦闘している気にならない。
・3Dモデル時は口パクをしないので、喋ったり叫んだりしてる場面が不自然。
・敵シンボルが少なすぎる。後半は同系色3?4種類くらいなので見飽きてくる。
・敵リーダーが誰か分かりにくい。敵シンボルが重なってると特に。戦闘開始以外で確認ができない(と思う)。
<スキル>
・クラスの切り替えで共通以外のスキルが共有されないのは、戦略の幅が広がらない。習得したクラススキルは、上限設けて付け替えられるようにしてほしかった。
・1度スキルレベルを上げてしまうと、下げられなくなる。効果が上がるとMP消費も上がるスキルは、レベル可変できるようにしてほしかった。
・キャラの必殺技はATかMAT依存かが完全固定。物理運用なのにMAT依存必殺技とか使い道が・・・。クラスやパラメータによって変化させてほしかった。
<バランス>
・召喚が強すぎる(広範囲、広射程、絶対命中、反撃されない、耐性が低め)。特に今作はMPが回復するので長期戦も余裕。物理キャラは全員再行動スキルを持たせる勢いでないとバランス取れてない。
・後半からは、雑魚の無限湧きが基本。どのステージでどこから湧いてくるかも知らされずに、敵ターンになったら突然湧き出してしかもそのまま攻撃してくる。シミュレーションRPGとして成り立っていない。
・大概の敵の攻撃範囲が斜めか遠距離狙い撃ち持ちで、味方は縦斬りもしくは中距離狙い撃ちなしばかり。おかげで反撃系のスキルが発動する機会がない。
・斜め切りが上下に強くなって、縦斬りは完全に下位互換。のくせに敵は斜め切りが(ry
・敵の多くが勇猛果敢or浮遊持ちでZOCをかいくぐって来るくせに、味方は勇猛果敢or浮遊持ちがあまりいない
・敵はMP無限。こちらはMP有限かつ初期値低い。
・MP消費なし召喚が一部のキャラに無い。今作のシステムでは、いかにMP回復するかが肝だというのに、射程1の近距離で殴って回復して召喚系を運用しろというのが無理がある。
・マップが狭い、起伏がない。高低差によるRATE補正がない。高所に行って守りを固めたり、高所の敵をどう攻め入るかといった戦略がない。
■その他
・ミッションで失敗するとゲームオーバーになるのはどう考えてもおかしい。特に、ターン制限があるもので制限を過ぎると強制ゲームオーバー・・・ほんとにテストプレイしたのかというレベル。
COMMENT
シリーズは1?4をプレイ済み。
3と4のPSP版が非常に良調整だったこと、ボリュームがそこそこあったことを考えると、今作は不完全作といわれてもしょうがない。
元々、5が出ること自体が奇跡的ではあるが、ちょっと企画から発売まで急ぎすぎて、体裁だけ整えました感がある。
タイトルとキャラだけのサモンナイトであり、システムや戦闘、ストーリーはサモンナイトとは言い難い。
5のアフターストーリー追加&再調整してリマスターするか、6でじっくり練って再挑戦してほしい。
今の売り上げで足りないのであればDLCなど追加してくれれば買う人も多いだろうし、ひとまず今回は足がかりとして次を期待。
Amazonレビュー
レビュー者: みそ レビュー日: 2013-09-04筋金入りのファンとまではいきませんが、2はゲームで初めて周回プレイをした思い出がある作品でした。
続編が絶望的だったために、今作は発表当時から期待していたため、プレイ時の落胆は大きかったです。
いい所は、ロードの早さ、ライブ2Dなど新しい物に挑戦しようという気概を感じられるところ。
悪いところは、
・戦闘
参加人数5人の上、マップがあまりにも狭いので戦略もクソもありません。
回り込む隙もなく敵と正面からぶつかりあってボコりあう羽目になります。
技の3D演出も基本1種類で盛り上がりもなく、棒立ちのままダメージを受けたりして
どの過去作よりも躍動感がありませんでした。
・シナリオ
ひどすぎる。
途中から初見の仲間同士の雑談をスキップするほどでした。
世界観の土台はよかったと思いますが、料理するには難しかったのでは…。
・グラフィック
最初のペラッペラの全体マップにびっくりしました。すごろくじゃないんだから。
3Dもあまり長時間眺めていたくない出来。
最近のゲームによく見られる、低予算、短期間で作ったのが感じらる手抜き具合でした。
そのくせ宣伝にはやたら力を入れているので、同情は湧きません。
これは超個人的な批判ですが、設定資料でのスタッフの上品とはいえないコメントも好きではないです。
好きなブランドタイトルが酷い扱いを受けるのがこんなにも悲しいとは…。
会社もなりふり構ってられないんだろうとは思いますが、
こういうやり方は後々自分の首を絞めるんじゃないかなーと思ったり。
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GOOD!
・キャラクターデザイン
個人的には女性主人公を除いて良好で、
アクも強すぎず一般受けしやすいデザインだと感じました。
・ライブ2D
この技術を使用した作品をプレイしたのは初めてでしたが、
思いのほか自然な動きで、作品の雰囲気を崩すことなく成立しています。
・召喚システムの簡略化
賛否両論はありますが、ライトユーザー向けの設計なのか、
シリーズを通して継承されていた召喚システムが大幅に縮小されました。
召喚に関する試行錯誤を煩わしく感じる方には美点のように思います。
BAD/REQUEST
・主人公の性別の意義
最初に主人公を男女二人から一方を選ぶことになりますが、
マルチエンドや夜会話を除いて、物語上のテキストにほぼ差がありません。
男性が女性に、男性が男性に対する態度が同じなので、
場合によっては妙な脂汗が出ます。
・登場人物の性格
仲間たちは個々で見れば魅力的でそれぞれ自立しているのですが、
いざ主人公が関わると過剰なほど甘やかすうえに、
主人公に頼りきりになり主体性を失います。
まるで子供でもあやしているのかと思えるほど、
全編を通して主人公を持ち上げていました。
・登場人物、召喚獣の少なさ
人物、召喚獣ともに登場数の少なさが目に余ります。
3Dによる戦闘などの諸事情が開発を困難にしたことは明らかですが、
シリーズ最大の特徴を失ってはサモンナイトとは呼べないように思います。
・ストーリー
サブイベントもほとんどなく、
全編15話を追っていくだけの展開になります。
また、ストーリーだけでは各キャラクターを掘り下げるには不十分でした。
COMMENT
今作の脚本は、開発コストを下げるために書かれたような節があり、
その影響が随所に表れているためか、作品全体の質が著しく低下しています。
結果を残さなければ予算が付かないという商業的な不文律によって、
ゲーム業界の衰退が加速されていると感じました。