GOOD!

ps版プレイ済み　アーカイブスで再プレイ　

　前作はストーリーに力いれてましたが今回はストーリー部分よりアイテム収集・ダンジョン探索・寄り道のほうに力いれています。
固定部分+ランダム要素+ストーリーの進み具合で進める場所　　この3つの要素のダンジョンがうまく出来てると思います。「ランダム要素を楽しみながら謎解き、またはダンジョンの奥深くにもぐりながら強力な武器や魔法書を探す」　これに尽きますね。
　町のイベントも盛り沢山で町の隅々まで探索し、町の人々と話す事も楽しいです。
スタビンカードやグルメパレスなど探索・収集欲を掻き立てる要素もいいですね。

　音楽は前作から衰えていませんね。町・フィールド・戦闘・・　またボス戦も激しいって曲ではないですが何故か燃える曲です。
　でも一番凄いのはキャラのボイスです。　攻撃　ダメージ　避けた時は当然ながら凄いのは魔法の詠唱。
　今回は魔法書で魔法を覚えさせる事ができますが「このキャラはこの属性だけは使えない」と「この魔法はこのキャラ専用」ってのがほんのちょっとだけあるだけで、それ以外は苦手属性だろうが　戦士系キャラだろうが関係なく覚えさせる事ができるのですが、15人以上はいるキャラに70種類近い魔法　専用系で少しは減るものの　魔法以外に秘伝書のボイスもあるので・・　　数百、いやもしかしたら千にものぼるボイスデータがあったかもしれませんが、それでもしっかりちゃんと一人一人の声で技や魔法名を詠唱しています。これは凄い！

　細かい所も前作にくらべ良くなってる所はあります。
キャラAIはそれぞれのキャラに一人ずつ命令することができます。
ピエトロ日記（冒険の進行具合）　アイテム手帳　コンフィグ　ステータスの内容が詳しくなったりなど痒い所に手が届くようにもなっています。

BAD/REQUEST

　傭兵のグラフィックがとにかく一番酷い。　傭兵のボディはみーんな同じ形　「マネキンボディ」です。
同じ体に各キャラの服の色を塗って　キャラの頭を付けて　必要ならば尻尾やらマントやらのパーツをつけて、はい　出来上がり！　　ってなグラフィックです。
　そのせいで説明書や攻略本のキャラ紹介の絵とかけ離れたキャラが多い・・
　2頭身で可愛かったはずのメルは3頭身に
　でぶっちょでのろまそうなザッパは「100キロダイエット成功しました！」といわんばかりのスリムボディ
　逆にスレンダーボディのラウラは筋肉隆々なボディに・・
ゼノンにいたってはロボットじゃねぇだろと

　また傭兵の戦闘モーションもみんな同じです。　魔法使うときはみんな武器を上げて詠唱　勝利の雄たけび「？　も同じ。
　ダメージを受けたときなんて傭兵みんな「おっぱっぴー」をしてます。
このモーションを一緒にするためにマネキンボディになったんじゃないか・・　とにかくボイスのほうはあんなに力いれてたのに　何故ここで手を抜くのか

　AIの種類も多くなり一人ずつ命令できるようになったとはいいますが相変わらずAIはお馬鹿です。　むしろ前作よりも馬鹿になったんじゃないかと。　特に今回は傭兵に細かい命令ができるようになるのは中盤以降あるアイテムをとってからになるのでそれまではAIに任せるしかありませんが、回復のタイミングだけはどうしても馬鹿すぎるので結局ピエトロが回復役も任される事になります。

　戦闘が非常にヌルい
普通に進んでもヌルいと思いますがアイテム探索などで寄り道を多くするとさらにヌルくなります。　ダメージが少ないのに回復手段が結構あるから安全にがんがん進めてしまうのが原因かも。ｍｐ回復アイテムも貴重じゃないし。

　快適さの点は、竜の翼をつかって城に戻った時のイベント　これは何度使ってもかならずイベントが起きるので　何度もつかう人はかなり面倒くさい。　
町と町は必ずダンジョンを通らないといけない　どのダンジョンも一度攻略すれば近道ができますが、　それこそほんとに近道といえるものはいいですが　１?２度戦闘は避けられないような快適とはいえない近道もあるので　遠くの町に用がある場合は非常に面倒。
ロードは長くはないですが　多いですね。

COMMENT

　前作同様　名作だと思います。　ストーリーも短いですが内容は濃いですし。
ただ本当に傭兵のグラフィックだけはどうにかならんものかという点で残念でしたね。
　なんだかんだいってかなり時間を掛けてしまうゲームかもしれません。　それだけ熱中できるということですが、　でもストーリーだけ追っかけていくと以外とすぐ終わってしまいます。寄り道好きな人にはお勧めですね！