ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 3pt | 3pt | 1pt | 3pt |
58pt
GOOD!
【総当たりではクリア出来ない尋問パートと黙秘システム】
逆転裁判などとは違い遠隔捜査では刑事からの尋問に主人公が必ず答えられる訳ではありません。
尋問内容に調査が不足していたり関係者との接見が為されていない段階では答えられない尋問もどんどんしてきます。
その尋問に答えられるだけの情報を自分は有しているのか?
自分の推理が間違っているのか、それとも根本的に情報が足りないのか。
足りないのであれば弁護士に急ぎ調査をさせるべきか、それとも別の情報入手を優先させるべきか。
この辺に情報収集にも戦略性を与えようとする意欲を感じます。
【快適なインターフェイス】
PSPのノベルゲームとしてはかなり遊びやすくなっています。
用語解説、尋問内容、人間関係などを随時チェックすることが出来るのも好印象。
【留置場を舞台にしたオリジナリティ】
殺人犯に仕立て上げられ無罪を証明するストーリーは
ミステリーでもよくあるパターンですが主人公が最初から最後まで留置所内にいる点がこのゲームのオリジナリティです。
留置所内では買い物が出来る、図書室があるなどの留置所雑学が随所に挿入されているのは良かった。
BAD/REQUEST
【理不尽なゲームデザイン】
ネタバレになるので詳細は伏せますが前半パートに致命的な欠陥があります。
序盤の情報収集である場所を訪れないと中盤で何をやってもゲームオーバーになります。
しかもゲーム内で「出来るだけ早くそこを訪れること」などの誘導やヒントはありません。
複数のセーブを残していないとまた最初からスタートになります。
更にやり直す際でも尋問パートはスキップ出来ず、基本的には一本道で展開が大きく変わることもないので「面倒さ」を強く感じさせます。
後半パートでグットエンドを狙う際にも同様の問題が発生します。
こちらもゲーム内での誘導やヒントはありません。
また情報収集に向かう施設には「定休日」と「営業時間」が設定されています。
おそらくは情報収集時のスケージューリングに戦略性を持たせる意図なのでしょうが
最初に向かう際にはそれらの情報が明かされていないので
行って初めて「定休日」でしたと分かるケースも多々あり
しかもそれが分かるのは次の日の弁護士との接見なのでやり直すには前日のセーブデータを呼び出した上で再度、尋問パート、接見パート、留置所パート、就寝前の情報整理パートを繰り返す必要があります。
GOODで「快適なインターフェイス」をあげながら快適性を「悪い」にしているのは上記の理由からです。
COMMENT
「よく出来たクソゲー」というのが私の評価です。
ただしこの評価は私が一度ゲームオーバーになった事で「リプレイ性の酷さ」を体験したためであり
一度もつまずくことなくグットエンドにたどり着けた人にとっては「面白いゲーム」になると思います。
Amazonレビュー
レビュー者: plus09 レビュー日: 2009-03-31ゲームの感触は言うならば「詰め将棋的」である。正しい手順で正しく指していけばクリアは可能。
ただし、並べられた駒が何であるかは触って指してみないと分からない盲牌麻雀的な側面もあって、ここを許容するか否かがこのゲームに対する評価の分かれ道になるだろう。
ゲームのスケジュール的には非常にタイトで、間違った手を打ったらそこでアウトと考えていい。
空振りだったら直前のセーブデータからやり直すという手があるけど、「こっちの捜査はちょっと後回し」とかやってると、捜査は進行するんだけど、ある日何も手を打てない時が来る。
前半ならまだ救いはあるんだけど後半でこれをやってしまうと、犯人も動機もトリックも全て分かった状態でやり直しになってしまう。正直に告白すると私はここで投げた。
システムなど試みは面白かった。でも、もうちょっといろいろ考えてもらえるとうれしかった。
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GOOD!
■逆転裁判との類似点はあるものの、勾留された主人公が周囲の人達を頼りに捜査を進めるという設定や尋問時に黙秘権が選べることが新鮮でした。
■キャラクターが魅力的。特に正義感溢れる三浦刑事は逆転裁判の御剣検事を彷彿させるお気に入りキャラです。
■豪華声優陣が熱演。何と台詞以外の説明文や心の声もすべてフルボイスです。
■真犯人は容易に想像が付いてしまいますが、先の展開が気になるストーリーは飽きませんでした。
■尋問バトルはゲームーオーバーの危険性を孕み緊張感に満ちていました。それ故にクリア後の安堵感、達成感はひとしおでした。
BAD/REQUEST
■システム面はやや不満。ラストは途中セーブができず、携帯ゲームの仕様としては問題があります。あと既読スキップ判定も不親切です。
難易度が高くゲームオーバーになりやすいのだから、こまめに判定してほしいと思います。
ただし、データインストールするとロードが早くなる仕様はテンポ良く遊べ嬉しかったですね。
■事件関連人物が狭い世界に集中しているのは、ゲーム上仕方ないのかもしれませんが少々ご都合主義が過ぎるような気がします。
■クリア後特典が無かったのも味気なかったです。
COMMENT
■逆転裁判の真面目版といった趣です。リアルな設定のためゲーム的な派手さが無く地味な印象を受けました。
■自由度が高く、ヒントも少ないので、攻略法を見なければ一発クリアは難しいと思います。私は結構攻略法のお世話にりました。
■音楽はまずまず。その場の雰囲気に良くマッチしていました。
■プレイ時間は約15時間。個人的には適度なボリュームでした。ただし台詞をスキップすれば半分ぐらいになると思われ、多少物足りないかもしれません。
※PSP-2000使用、32型液晶ハイビジョンテレビへD4端子で接続してプレイ。