ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
91pt
GOOD!
☆オリジナリティー
従来のときメモシリーズと基本構造は同じだが他の会社にはない独自のもの。
DSのラブプラスと似ているがさすが元祖というだけはあると思う。
☆グラフィックス
デザイン自体は人を選ぶかもしれないが、おかしくはない、普通に綺麗。
モーションポートシステムもうまく使えていた。
☆サウンド
キャラクターが自分の名前を呼んでくれる「音声合成システム」が前作などに比べるとすごく良くなっている。
ほとんど呼ばれるときに違和感がない(アクセントも変えることができる)
BGMはこれといって耳に残るようなものはなかったが、聞き苦しいものはない。
☆熱中度
いつのまにかすごく時間が経っていた。キャラ一人をクリアするのに6?8時間くらいかかる。イベントも多いので飽きることがない。
☆満足感
PSPでここまでボリュームがあるとは思わなかった。従来のときメモの良さを踏襲しながら新しい機能もしっかり加えられていた。キャラも一人ひとり魅力があり、最初は微妙と思ったキャラもプレイしているうちに好きになった。
声優も豪華であり、個人的には男キャラの声優はすごくマッチしていたと思う。
☆快適度
メディアインストール機能もついてるし、ロードでイライラすることは全くなかった。
☆難易度
難しくはないと思う、一部のキャラを除けば条件を満たせば大体一周目からクリアできると思う。
BAD/REQUEST
☆音声合成システム
このシステム自体は素晴らしいのだが、これをダウンロードするためにPSPをネットに繋げる環境がなければならない。FREE SPOTに行けば解決はするが。田舎だとなかなかないので環境をそろえる必要がある。まぁ、致し方ないことだが・・・
それ以外は特に不満に思ったことはなかった。
COMMENT
PSP?1000使用
ときめきメモリアルシリーズは2以外はプレイした。今までのシリーズで一番良いものに仕上がっていると思う。
正直、ラブプラスに勝てないんじゃ・・・と思っていたがこれなら引けをとらないと思う。
キャラクターは本当に個性豊かでプレイしていて和む。女キャラも男キャラも不快に思うキャラがいなかった。まだ一人クリアしたのみなのでそこまで深くは言えないが、買って損はないと思う。
Amazonレビュー
レビュー者: うし太郎 レビュー日: 2009-12-04まず、ゲームとしてのシステムの完成度の高さに驚かされます。
イベント数も多く、やるべきことは多いにもかかわらずテンポ良くゲームが進行するので、無駄なストレスを感じません。
複数回のやり込みプレーを前提にしているゲームである以上、この部分は非常に重要で、読み込みの速度(要インストール)やインターフェースの使いやすさは特筆物であり、特に2のディスクチェンジのときのようなテンポの悪さは完璧に改善されているので、非常に快適にプレーできました。
特技システムも面白くチュートリアルも分かりやすいので、すんなりとゲームの世界に入っていけた点も◎
新技術のモーションポートレートもかなり自然な動きで良い感じです。
3のときの悪夢を払拭してくれました(笑)
立体音響技術もなかなかいい感じで、1000円の安ヘッドフォンでもそこそこ音の奥行きを感じさせてくれました。
ヒロインが耳元とでそっとささやくなど、ゲームの雰囲気を良い感じにアシストしてくれています。
何にでも新しい技術を盛り込めばいいってものでもないでしょうが、こういう目立ちにくいところにも新技術でチャレンジする姿勢って好きです。
ラブプラスのような手つなぎモードもいいアクセントになっていて楽しめます。
嫌いな人は受け付けないかもしれませんが、明らかにおかしなデートの選択肢も健在で、RPGバトルや縁日など、シリーズファンならニヤリとするような演出も満載で、初代からやっている自分は素直に楽しむことができました。
この手のゲームの宿命かもしれませんが、絵柄への評価は少々厳し目のようです。
確かに少し控え目ではあるけど、どのキャラも魅力があって個人的には気に入っています。
このあたりはあくまで個人の好みになりますが、個々のヒロインの背景やイベントはどれも丁寧に作られていて、作り手のこの作品に対する誠意が感じられます。
やり込めば、きっと愛着が湧いてくるんじゃないかな?
むしろ1や2のようなぶっ飛んだ設定や髪型にした方が反発が大きかったんじゃないでしょうか?(自分は好きですが)
ただし、このゲームを十分に楽しむためには、インストール用にそれなりの容量のメモリースティック(512M程度だと他のデータを圧迫する)と音声合成データのダウンロード用に無線LANの環境が必須になります。特に売りの1つであるはずの「音声合成データ」が無線LANでダウンロードする必要があるところは減点です。
なくてもゲームは楽しめますが、ヒロインに名前を呼んでもらえるのはやはりこのゲームのキモなので。。
ヘビーユーザーは何とかするでしょうが、新規のユーザーは不満に思うかもしれません。
もちろん不満な点や好き嫌いはあるでしょうが、全体的に非常に丁寧なつくり込みがされており、1つのSLGとして考えても高く評価できます。
シリーズの良いところを引き継いで発展させた、ときメモシリーズの新たなスタンダードになり得る良い作品だと思います。
12/05 追記
やはり、このシリーズ独特の「ノリ」やお約束のサプライズは満載のようです。
PSPになって、一般受けがするようにそういったノリや表現を抑えているのかと思いましたが、決してそういった展開ばかりではないようです。
ゲームとしてうまくまとまっていることとは別に「ときメモはときメモである」ということが言えそうです。
12/07 追記'A
これから購入しようと思っている方はネタバレにお気をつけください。
現在、「ときめきメモリアル4」とgoogle検索するだけで、今作品でのもっとも重要と思われる要素が分かってしまう可能性が高いです。
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GOOD!
・まずはなんといってもあのときメモの最新作がプレイ出来る
3が出たのが2001年の12月20日なので、およそ8年振りの新作となります。
シリーズファンにとっては待望の作品ではないでしょうか。
・前作で不評だった、キャラクターの3D表現を廃止
初代ときメモからプレイしている人にとって、これは嬉しい変更だと思います。
3D表現の廃止に伴い、会話シーンでのテンポも改善されました。
新技術の恩恵に関してはあまり実感出来ませんでしたが、
1や2に比べると全体的なグラフィックはもちろん向上しています。
・自分の名前を呼んで貰える新音声合成システム
2の頃に比べると雲泥の差です。技術の進歩を見せ付けられますね。
ただし、使用する際にはPSPの無線LAN環境が必要です。
ファンならまだしも、新規の方は千円?二千円ほどの追加投資をしてまで
名前を呼んで貰おうとはしないかもですね。
ただ、一度環境を整えれば他ゲームのネットプレイ等にも使えるので
十分元は取れると思います。
・新作を出す際にありがちな、新システムによる改悪や路線変更がない事
全体的な雰囲気としては1や2に非常に似ています。
新作だからといって変な方向に走ってないのが良いですね。
シリーズファンなら安心してプレイ出来ると思います。
・繰り返しプレイをサポートする快適な操作性
メッセージログや、文章を視認出来ないほどの超高速スキップ可能。
ロードも短いため、二週目以降も快適にプレイ出来ます。
攻略キャラが多い作品なのでこれは非常に重要ですね。
ただし、残念な点もあります(BADの項目で記述)
・特技システム
分かりやすくいえば特技=他ゲームでいうところのスキルです。
プレイヤーのプレイスタイルに応じて、最大6つまでセットする事が出来ます。
どの特技を習得するか考えるだけでも楽しめます。
・1をプレイした事のある人達に対するファンサービス
あのヒロインの伝説の名言や、最後に誰が待っているかドキドキしたあの場所。
これらがまた見れるとあって、ファンにとっては非常に嬉しいですね。
BAD/REQUEST
・キーの割り当てが出来ない
今作の行動選択画面では、全部で10個の行動を選ぶ事が出来ます。
ただし、それらの行動が全て円状に配置されているので
次に選びたい行動によっては最大で5回もキー入力をしなくてはなりません。
それを補う為に、アナログキーには特別な入力が割り当てられています。
右:入力なし
右上、右下:逆回転に一つカーソル移動、順回転に一つカーソル移動
上、下:二つ逆回転、二つ順回転
左上、左下:三つ逆回転、三つ順回転
左:五つ順回転(円上で一番遠い行動に対しては、左キー一回で移動出来ますね)
このアナログキーの入力判定が非常に曖昧で、
アナログキーを今まで全然使用していない自分のPSPですら誤入力が多発します。
慣れの問題もあるのでしょうが、慣れてない人は使用出来ないレベルじゃないかと。
自分の場合は上と下の入力時に、三つ移動したりします。
仮に比較的自由なキー割り当てが可能だとします。
例えばこう割り当てたらどうなるでしょうか?
右:休養にカーソル移動
上:自分が平日に良く行う行動にカーソル移動
下:自分が休日に良く行う行動にカーソル移動
左:五つ順回転
Lキー:身支度にカーソル移動
Rキー:システムにカーソル移動
この場合は誤入力の心配も一切なく、
操作性の向上においては言うまでもありませんよね。
余計な爆弾誘発を避けるために最善のプレイを行う場合、
平日の行動は特定行動の繰り返しになります。
(出会う女の子の人数を極力抑える為。)
こういった頻繁に行う行動を割り当てられるだけでも非常に快適になるのですが。
アナログキーのみならずLRキーすら使用不可なのは悲しいですね。
カーソル移動などのレスポンス自体は非常に良いので
特に不満やストレスはないのですが、
もっと快適に出来たであろうという点で、とても残念です。
・メルマガ閲覧時の画面サイズ
女の子情報やメール閲覧時には問題ないのですが、
メルマガ閲覧時に限っては圧倒的に表示領域不足です。
次に上映される映画や夏祭りイベントなどの情報が見られるので
(特に初回プレイでは)重要なものなのですが、
狭い領域にそれらの情報を画像込みで詰め込んでいるのでかなり見づらいです。
普段の会話シーンの文章よりもフォントサイズを2?4Pほど小さくして、
それをPSP画面の2/3ぐらいの範囲で表示してる感じですかね。
これに関しては全画面表示、または拡大可能にするべきだったと思います。
自分は途中から疲れてしまったので、デート前以外は一切見てません。
記事の中にある、PR的な一文を読むのが好きだったんですけどね…。
COMMENT
キーコンフィグの有無と視認性の悪さを指摘しましたが、
全体の作りはときメモ4という名に恥じない作品です。
1や2に良い思い出のある人はまず間違いなく楽しめるでしょう。
新規プレイヤーの方は、独特の雰囲気が肌に合うかどうかがだと思います。
初代からのファンを意識して作られたこの作品、
ときメモ好きな人なら間違いなく「買い」です。
ちょっと気が早いですが、もし次回作が出るとするならまた2D表現で。
下手な改革のない正当進化を遂げて欲しいと願っています。