ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt |
65pt
GOOD!
・最大の魅力は、携帯機で「ときメモ」ができる
・ソフト全体的に総じてクオリティが高い、細部まで丁寧に作られている
・あっさりしたキャラクターデザインに好感が持てる。
BAD/REQUEST
・これが無いと「ときメモ」では無くなってしまうが、爆弾処理を考慮しなければならない点。
いい加減疲れます。
・長くはないが、頻繁に入る読み込み。会話、電話、小遣い、あらゆる場面で細々と待ち時間が発生する。我慢できない程ではない。
COMMENT
自分はもう「ときメモ」に合わない人間になっちゃったんじゃないかと感じてしまった作品。
一つ一つの要素はとても丁寧に作られ、一部バランスの悪い点も見られるが、目に余る点も無く優秀なソフトだと思う。
ただし、
初代から受け継がれてきた「ときメモ」の代名詞とも言えるいくつかの要素。
・自分もPCE版から全ての作品を遊んできたので、「爆弾処理」は当然の要素だと解った上で今作もプレイしたが、今さらながらに苦痛を感じてしまった。
ほとんど会話もしたことのないような仲の子が「傷ついた」と噂を広め、その火消し作業及び、噂自体の発生を抑えるべく、好きでもない子のご機嫌をとるためにデートのローテーションを強要されること。
・上記リスク回避のため、出現する女の子を絞らないといけないこと。
・そして卒業時の告白にて初めて「お付き合い」が成立するという建前。それまで何十回とデートを繰り返し、誰がどう見ても恋人同士のような仲なのに、卒業というゴールがあるために、3年間ずっと「恋人一歩手前」を継続させなければならないという点。
これら「ときメモ」の大前提ともいえる要素が、もう自分には我慢できないものになってしまいました。PCEやPS1の時代にはものすごく楽しめたのに、もう今となっては自分にとっては面倒でかったるい物になってしまった。
そんなん言うなら「ときメモ」なんか遊ぶなよって言われてしまいますが、まさしく自分が「ときメモ」楽しめる人間ではなくなったのかな・・・と感じたソフトでした。
逆に言うと、鉄板の「ときメモ」だと思います。裏切りません。
Amazonレビュー
レビュー者: うし太郎 レビュー日: 2009-12-04まず、ゲームとしてのシステムの完成度の高さに驚かされます。
イベント数も多く、やるべきことは多いにもかかわらずテンポ良くゲームが進行するので、無駄なストレスを感じません。
複数回のやり込みプレーを前提にしているゲームである以上、この部分は非常に重要で、読み込みの速度(要インストール)やインターフェースの使いやすさは特筆物であり、特に2のディスクチェンジのときのようなテンポの悪さは完璧に改善されているので、非常に快適にプレーできました。
特技システムも面白くチュートリアルも分かりやすいので、すんなりとゲームの世界に入っていけた点も◎
新技術のモーションポートレートもかなり自然な動きで良い感じです。
3のときの悪夢を払拭してくれました(笑)
立体音響技術もなかなかいい感じで、1000円の安ヘッドフォンでもそこそこ音の奥行きを感じさせてくれました。
ヒロインが耳元とでそっとささやくなど、ゲームの雰囲気を良い感じにアシストしてくれています。
何にでも新しい技術を盛り込めばいいってものでもないでしょうが、こういう目立ちにくいところにも新技術でチャレンジする姿勢って好きです。
ラブプラスのような手つなぎモードもいいアクセントになっていて楽しめます。
嫌いな人は受け付けないかもしれませんが、明らかにおかしなデートの選択肢も健在で、RPGバトルや縁日など、シリーズファンならニヤリとするような演出も満載で、初代からやっている自分は素直に楽しむことができました。
この手のゲームの宿命かもしれませんが、絵柄への評価は少々厳し目のようです。
確かに少し控え目ではあるけど、どのキャラも魅力があって個人的には気に入っています。
このあたりはあくまで個人の好みになりますが、個々のヒロインの背景やイベントはどれも丁寧に作られていて、作り手のこの作品に対する誠意が感じられます。
やり込めば、きっと愛着が湧いてくるんじゃないかな?
むしろ1や2のようなぶっ飛んだ設定や髪型にした方が反発が大きかったんじゃないでしょうか?(自分は好きですが)
ただし、このゲームを十分に楽しむためには、インストール用にそれなりの容量のメモリースティック(512M程度だと他のデータを圧迫する)と音声合成データのダウンロード用に無線LANの環境が必須になります。特に売りの1つであるはずの「音声合成データ」が無線LANでダウンロードする必要があるところは減点です。
なくてもゲームは楽しめますが、ヒロインに名前を呼んでもらえるのはやはりこのゲームのキモなので。。
ヘビーユーザーは何とかするでしょうが、新規のユーザーは不満に思うかもしれません。
もちろん不満な点や好き嫌いはあるでしょうが、全体的に非常に丁寧なつくり込みがされており、1つのSLGとして考えても高く評価できます。
シリーズの良いところを引き継いで発展させた、ときメモシリーズの新たなスタンダードになり得る良い作品だと思います。
12/05 追記
やはり、このシリーズ独特の「ノリ」やお約束のサプライズは満載のようです。
PSPになって、一般受けがするようにそういったノリや表現を抑えているのかと思いましたが、決してそういった展開ばかりではないようです。
ゲームとしてうまくまとまっていることとは別に「ときメモはときメモである」ということが言えそうです。
12/07 追記'A
これから購入しようと思っている方はネタバレにお気をつけください。
現在、「ときめきメモリアル4」とgoogle検索するだけで、今作品でのもっとも重要と思われる要素が分かってしまう可能性が高いです。
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GOOD!
夏割ベストプライス版を購入しました。
故に、値段が安いので、正規価格での購入者とは意見が異なるかもしれません。
以下が、プレイの評価です。
【長所】
○プレイ感覚
悪くないと思います。
主人公キャラを育てて、デートを重ねて告白してもらうシステムはドキドキ感がありました。
○キャラクター
正直、購入前はグラフィックが微妙だなぁと思っていました。
しかし、プレイしてみると意外と愛着が湧いてきて、可愛く思えました。
○システム
回転しながらコマンドを選ぶのは慣れてしまえば、使いやすいと思いました。
○特技
主人公キャラを育てやすくなるので、大変助かりました。
ある意味、この特技を集めるのも楽しい作業でした。
BAD/REQUEST
【短所】
×キャラクター
長所で褒めましたが、それでも良く思えないキャラクターは存在します。
グラフィックに加えて、性格付けでも問題があると思いました。
気に入ったキャラクターでも、可愛くない表情があったときは萎えました。
×デート
初めはどんなことを言うのか、どんな服装なのか、手を繋げるか気になります。
しかし、数回重ねると、同じセリフ回しと服装なのでスキップの対象となります。
まぁ、こういうゲームの宿命なのでしょうが、如何に飽きさせないか、
もうちょっと配慮が欲しかったですね。
×バクダンシステム
デートもしてない女の子が嫉妬をして、バクダン処理のために
デートをしなければならないのは良く分かりません。
ゲーム性のためなのでしょうが、現実ではこんなことは無いと思います。
逆に、女の子の方からデートに誘ってくるようにシステム変更した方が
現実に近くなるのではないでしょうか?
×作業感
数人クリアすると、作業感が出てきます。
オールクリアする程のモチベーションは、このキャラ達では保てませんでした。
故に、もうひと工夫欲しいところですね。
COMMENT
オールキャラクリアまではモチベーションを保てませんでしたが、良いゲームだと思います。
今ならば、夏割ベストプライス版をまだ購入できますので、気になる方はこの機会にプレイされることをお薦めします。
プレイすると、思ったよりもキャラがかわいく見えると思いますよ。