ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
78pt
GOOD!
・歴史あるシリーズということで古臭さもありますが、ゲーム要素がしっかりしている点ではそこそこオリジナリティもあります。
・恋愛ゲームである以上、やはりヒロインの魅力が重要になってくるわけですが、この点は非常によかったです。いい意味で古臭くて、昨今ありがちなアニメ声をきゃんきゃん響かせるキャラはなく、地に足の着いたキャラ設定ながらも流行りをしっかり抑えてます。
・次に重要なのはヒロインがかわいいかどうかですが、こちらも若干古臭いデザインではあるものの非常に好感が持てました。こればっかりは人それぞれですが…
・背景はきれいで、キャラの表情がぬるぬる動くのもよかったです。
・BGMは耳に残りつつも雰囲気を邪魔しないので、とても素晴らしかったです。各キャラごとにうまく個性が出てましたね。
・ロードは短めでサクサク進みます。
・パラメータの成長要素や特技システム、戦闘、装備アイテムなど、恋愛ゲームとは思えないほどゲーム要素がしっかりしていて、それゆえ周回プレイでは様々なプレイスタイルを楽しめました。
BAD/REQUEST
・若干イベント数が少ないように感じられましたね。一月間何事も無く時が過ぎていくこともざらです。またイベント自体のボリュームもまちまちです。
・立ち絵に比べ、一枚絵のデザインには違和感を感じるものが多かったです。また一部のキャラは立ち絵によっては随分と顔つきが変わります。これはこの手のゲームでは割と致命的かと…
・爆弾システムは功罪相半ばといったところでしょうか。ゲームプレイの緊張感を維持する面では悪くないですが、現実的にはやや理不尽ですし、プレイヤーにとってはあるキャラの好感度がすごぶる悪くなります。
・早くからときめき状態になると、三年生になる頃にはデートもマンネリ化してきます。もう一工夫欲しかったですね。
COMMENT
旧型PSVita使用です。またときメモシリーズは今作が初めてです。3週しました。
ゲーム要素をしっかり抑えながらも王道ならではの安心感があり、恋愛ゲームが初めての私でも楽しくプレイできました。次回作が出るとすれば十中八九Vitaでしょうから、次はぜひボリュームたっぷりに仕上げてほしいです。
ちなみに私のおすすめヒロインは柳さんと皐月先輩です。
Amazonレビュー
レビュー者: うし太郎 レビュー日: 2009-12-04まず、ゲームとしてのシステムの完成度の高さに驚かされます。
イベント数も多く、やるべきことは多いにもかかわらずテンポ良くゲームが進行するので、無駄なストレスを感じません。
複数回のやり込みプレーを前提にしているゲームである以上、この部分は非常に重要で、読み込みの速度(要インストール)やインターフェースの使いやすさは特筆物であり、特に2のディスクチェンジのときのようなテンポの悪さは完璧に改善されているので、非常に快適にプレーできました。
特技システムも面白くチュートリアルも分かりやすいので、すんなりとゲームの世界に入っていけた点も◎
新技術のモーションポートレートもかなり自然な動きで良い感じです。
3のときの悪夢を払拭してくれました(笑)
立体音響技術もなかなかいい感じで、1000円の安ヘッドフォンでもそこそこ音の奥行きを感じさせてくれました。
ヒロインが耳元とでそっとささやくなど、ゲームの雰囲気を良い感じにアシストしてくれています。
何にでも新しい技術を盛り込めばいいってものでもないでしょうが、こういう目立ちにくいところにも新技術でチャレンジする姿勢って好きです。
ラブプラスのような手つなぎモードもいいアクセントになっていて楽しめます。
嫌いな人は受け付けないかもしれませんが、明らかにおかしなデートの選択肢も健在で、RPGバトルや縁日など、シリーズファンならニヤリとするような演出も満載で、初代からやっている自分は素直に楽しむことができました。
この手のゲームの宿命かもしれませんが、絵柄への評価は少々厳し目のようです。
確かに少し控え目ではあるけど、どのキャラも魅力があって個人的には気に入っています。
このあたりはあくまで個人の好みになりますが、個々のヒロインの背景やイベントはどれも丁寧に作られていて、作り手のこの作品に対する誠意が感じられます。
やり込めば、きっと愛着が湧いてくるんじゃないかな?
むしろ1や2のようなぶっ飛んだ設定や髪型にした方が反発が大きかったんじゃないでしょうか?(自分は好きですが)
ただし、このゲームを十分に楽しむためには、インストール用にそれなりの容量のメモリースティック(512M程度だと他のデータを圧迫する)と音声合成データのダウンロード用に無線LANの環境が必須になります。特に売りの1つであるはずの「音声合成データ」が無線LANでダウンロードする必要があるところは減点です。
なくてもゲームは楽しめますが、ヒロインに名前を呼んでもらえるのはやはりこのゲームのキモなので。。
ヘビーユーザーは何とかするでしょうが、新規のユーザーは不満に思うかもしれません。
もちろん不満な点や好き嫌いはあるでしょうが、全体的に非常に丁寧なつくり込みがされており、1つのSLGとして考えても高く評価できます。
シリーズの良いところを引き継いで発展させた、ときメモシリーズの新たなスタンダードになり得る良い作品だと思います。
12/05 追記
やはり、このシリーズ独特の「ノリ」やお約束のサプライズは満載のようです。
PSPになって、一般受けがするようにそういったノリや表現を抑えているのかと思いましたが、決してそういった展開ばかりではないようです。
ゲームとしてうまくまとまっていることとは別に「ときメモはときメモである」ということが言えそうです。
12/07 追記'A
これから購入しようと思っている方はネタバレにお気をつけください。
現在、「ときめきメモリアル4」とgoogle検索するだけで、今作品でのもっとも重要と思われる要素が分かってしまう可能性が高いです。
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GOOD!
・王道ときメモの復活。今作はシリーズの1、2の基本部分と良いところを残しつつ、特技やお金の追加などで過去作と全く同じにはせず、全体的に無難にまとめある。マンネリとの指摘もあるが、これは正統進化と受け止めていいと思う。特に3で不評だった服装、趣味システムはなくなった。
・キャラデザインは当然賛否両論あるが、性格の面ではくせの強いヒロインが一人もいなくて全員好感が持てる。男友達も二人ともいいやつでキャラクターの設定は上手い。
・情報提供役が女性に変更された。過去作では男友達からヒロインの情報を得ていたが、何故か3サイズまで把握していることもあったし(笑)、さすがに不自然すぎでした。
・電話システムの変更され、平日も電話可能+電話後も行動可能になった。約束をとりつけることのみで休日が終わるという従来の窮屈さは解消された 。(ただし、一月にかけることのできる回数に制限がある)
・2週目以降は特技のフラグを引き継げるため難易度が下がるようになった。全ヒロイン攻略のために何周もするプレイする人がほとんどなので、周回ボーナスの搭載は素直にうれしい。
・ある特技を身に付けていれば、卒業式で自分から女の子に告白可能になった。成功時は、女の子から告白された場合と大差ないですが、振られた場合はものすごいほどけなされます(笑)。
BAD/REQUEST
・慣れれば我慢できる範囲だが快適さは減点せざるをえない。
メディアインストールをしてもそれなりに読み込みが発生する。
行動選択が回転式メニューのためコマンド選択しにくい。
・若干ボリューム不足。PSPの容量限界のためか、2、3に比べるとイベントや会話パターンが減っているように感じる。
・過去作にはあった男友達とのヒロインの取り合いがない。個人的にこれが今作唯一かつ最大の欠点と思える。男友達がヒロインに手を出すことがないので、慣れると狙ったヒロインを確実に攻略できてしまい単調になりがち。運しだいで友達とヒロインがバッティングしてバトルがあったほうが盛り上がったと思う。
・PSPの容量限界のため仕方ないとはいえEVSにネットが必要。
COMMENT
PSP-3000使用。ときメモシリーズは1、2をやりこむほどプレイし、3は途中で投げました。
不評だった3の汚名を返上どころか、野郎向けのときメモ存続が危ぶまれていたため、製作スタッフも背水の陣だったのでしょう。
今作は自信を持って人にお勧め出来るデキで、良作です。
シリーズの1、2をやりこんだ人なら迷わず買いです。
次回作や派生作品がでたら、購入したいですね。
コナミもダウンロードコンテンツやグッズ販売でまたメモラーから稼ごうとしているし(笑)、シリーズの復活という点では成功といって良いのではないでしょうか。