続 御神楽少女探偵団 ?完結編?
中央値: 72 Amazon点数: 5.0
スコアーボード
標準偏差 9.8 (難易度) 2.67 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt |
60pt
GOOD!
※このゲームは猟奇事件などを解決する為に「助手達」が奔走する探偵アドベンチャーです
○推理トリガーシステム
気になる会話やモノにツッコミを入れるシステム。回数が決まっているので、全部総当たりにするとゲームオーバーになり、やり直しになります。どこが重要な会話かな?と集中できるのでこのシステム自体は面白いと思います(逆転裁判に似ています)。
ただ、ここでつっこめば大事な話を効率よく聞き出せたのでは?といった所が多々あり練り込みは足りません。また失敗時に全く遊び心が無い点も残念です。間違うとただブッブーとブザーがなるだけ(回数が減るだけ)でギャグの一つも言ってくれません。言い方が変かもしれませんが「ワザと間違える楽しみ」が無いのです。
○ミニゲーム&暗号解読
ムービー中に画面に表示されたボタンを押す、動いているキャラを時間内にゴールへ導け、など軽いミニゲームがあります。文章ばかり読んでいると多少眠く感じる事もあるので、こういう全く違うゲームが入っているのは刺激になって良いです。
あと、ある章で出てくる暗号解読もなかなか歯ごたえがあって面白かったです
○明智な雰囲気
明智小五郎シリーズの影響をすごく受けている作品だと思いました。性格は違うものの、役割的には、探偵のおじさんが明智で、少女3人組+少年1人が小林少年。明智シリーズは好きなので、良い点としました。
BAD/REQUEST
△主人公達はあくまで助手止まりの活躍&多すぎて感情移入しづらい
プレイヤーが操作するのは主に助手です(たまに探偵)。一応、推理をまとめるまで可能ですが、ヒーロー役はもっていかれてしまうので爽快感がありません(最終話は除く)。これならば、助手よりも探偵が主人公の方が良かったのでは。
また、助手がこんなにいる必要があったのかも疑問でした。メインキャラクターにも関わらず、それぞれの背景の掘り下げが足りないので、容姿以外の魅力を感じようにも感じられませんでしたし、複数いる利点もよくわかりませんでした。事件関連の人達はよく練られているだけに、不思議です
△ギャルゲーだと勘違いされる絵柄
絵はなかなか上手ではありますが、このドロドロな物語とはイメージと合わない気がしました。もっと渋い方が良かった気がします。このギャルゲー的な絵だとせっかくのターゲット(サスペンス好き)が、買う前に引いてしまいそうです。
△その他
・文章が中途半端に止まった状態で読み込みが入る事があり、ちょっと気になりました
・全体的に画面切り替え、セーブの読み込みなどが、もっさりしています
・主人公達を含め、他人に対して失礼な物言いや態度を平気でしたり、だらしなかったり、嫉妬深かったりするキャラが多いです。かっこいいキャラを求める人には向きません
・動機、トリックに既視感。しばらくやっているうちにオチがわかるので、途中から「もうわかったから、はやく解決しないかな」と思う事が多いです
・同じ場所をいったり来たりする事が多いので、人によってはイライラするでしょう
・大人の世界の気持ち悪さが入っている話なので、苦手な人もいそうです
・声優の演技が微妙な人がいます。アニメーションの口パクと音声があってもいません
COMMENT
600円で購入。探偵作業(聞き込みから重要情報を選別)もほどほど味わえ、ストーリーもほどほど良く、ボリュームもあり、この価格としては十分良く出来たゲームなのではと思いました。
とはいえ、昔のゲームなのでストレスが溜まる部分も多く、ネタに新鮮味が無いのもあって、おそらく途中でやめてしまう人もいるでしょう。
Amazonレビュー
レビュー者: ももも レビュー日: 2004-12-20「気になった点に突っ込みを入れる」という事は「よく考えて、どこが矛盾しているのか、どこが変なのかを理解しないとうまく進まない」ということです。
そのシステムにより、ゲームを進めていくために自然とストーリーを深く把握することになる為、主人公のキャラクタと併せ、クリア後にこの作品に愛着がわく人が多いのではないかと思っています。
私は推理小説などを雰囲気で楽しむ方なのでトリック等に関して細かい考察、突っ込みが出来ないんですが、おどろおどろしい江戸川乱歩的雰囲気に主人公が適度なコメディ要素と華を添えており、その面でも十分に楽しめました。
開発会社であるヒューマンは既に倒産しており、この作品の続編としてエルフからWindows用の18禁ソフト「新・御神楽少女探偵団」が発売されています。そこにはおまけとして本作品も収録されているのですが、魅力のひとつである音楽が大幅に削られている為、プレイするならこのPS版がお勧めです。
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GOOD!
前作のレビューもしているので、その前提でレビューします。
・グラフィック
基本的に前作と同じく美麗なアニメ絵のキャラがアニメーションしながら会話するのが良かったです。
作画の乱れなども見受けられず、全体的なレベルは高く感じました。
OPのムービーは前作と同じものですが、ところどころ修正が入っているのも良かったです。
・サウンド
前作とあまり変わりません。
ただ、前作のレビューには書き忘れましたが、EDの主題歌がいい曲です。聴く価値あります。
・システム、難易度
前作で煩わしく感じた移動パートが移動したい場所を選択してすぐに切り替わる方式になったので、楽になりました。
推理トリガーも前作以上にフラグに絡むようになり、難易度は上がってると思います。
前作ではBADに上げたムービー中のボタンアクションはアクションの入る場面では左下の文字が点滅し、ボタン表示も画面の真ん中に表示されるようになったのでクリアしやすくなりました。
前作と違って推理のための選択肢も大量に追加され、クリア後の評価にも影響するため頭を使う場面が増えました。
ちなみにムービー中のアクションやミニゲームの成否は評価には関係ないので、純粋に推理を楽しむことができました。
・ストーリー
前作は事件の途中で終わってしまったのですが、開始する際にその続きからか最初からかを選べるのは良かったです。
また、前作よりボイスのつく場面が増え、「事件編」と「解決編」はフルボイスで臨場感もアップしてます。上記の前作収録分にもボイスが追加されてますので、最初からプレイするのもいいですね。
そして内容ですが、やはり推理小説を読み進める感覚もあって良かったです。
特に最後の事件の犯人は本当に意外な人物で、気づいた瞬間に震えが来てしまいました。
ある事件での暗号解読も、けっこう捻られていて面白かったですね。
BAD/REQUEST
ボリュームは前作より多くなりましたが、おまけは少なくなってしまいました。
おまけの資料モードの切り替えが遅く、スライドショーやジャンプ機能などもないので面倒です。
外伝シナリオの絵柄は賛否あると思います…
画面のサイズがやや小さめなので、自分で調整しないと見づらいと思います。
それとインターフェースが変化しているため、前作に慣れていると思わぬ操作ミスをしてしまいがちです。
特に全体マップに移る際、前作は△ボタンですぐに出れましたが、今作では移動可能場所の中から選ぶ以外なくなったので…
また、移動する際にキャラが歩くアニメーションがなくなったのはいいですが、その分ロード表示が若干長く、イライラすることもしばしば。
ムービーと音声が合ってない場面があります。
あと、高速モードにしていたためか、エンディングムービーの途中で一度音が途切れたのは興ざめしました…
ムービー中は通常モードにしておいた方がいいです。
COMMENT
前作、今作ともにPSP-1000使用。
ありきたりですが、前作からの登場人物が多いので前作をクリアしてからプレイすることをお奨めします。
純粋な推理モノを楽しみたい人にもお奨めです。