真・マスターオブモンスターズFinal EX ~無垢なる嘆き、天冥の災禍~
中央値: 63 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 1 (難易度) 4.50 mk2レビュー数 2ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 1pt | 5pt |
62pt
GOOD!
1992年発売のPC98用ソフト「マスターオブモンスターズFinal」の再々リメイク作です。
シナリオ:
ロウ、ニュートラル、カオスの各勢力と同盟を結んでその勢力の為に戦うもよし、
またはどことも組まず全ての勢力を敵にして皆殺しにするもよし。
そしてその過程はプレイヤーの自由と、ウォーシミュレーションにしては自由度はかなり高いです。エンディングもマルチエンディングです。
ただ、それぞれのストーリー自体は王道と言えるようなものですしそこまで深くはないので、
印象としては薄いかもしれません。
サウンド:
OPムービーの主題歌とOPのBGM(ギャラリーのBGM1)は秀逸だと思います。
ただ、スタートメニューのBGMがギャラリー閲覧中も鳴りっぱなしで耳障りなのと、
後述するボイスの問題を含めて、3点にしました。
熱中度:
マップ数、イベント数は2週プレイしただけでも結構多かったと思いますので、
後述するマイナス点がそれほど気にならない方や、過去にリメイク元の作品のファンだった方
ならばかなり長く遊べると思います。装備の調整を除けば、
プレイ中に特に作業的に感じた部分もありませんでした。ですので4点にしました。
満足度:
このゲームで一番楽しく思ったのは、自分の好きなモンスター軍団を作ることが出来て、それを成長させてゆくというところだと思います。
主人公だけでなく配下のモンスターも名前を自由に設定出来るのでソルジャーとエルフのみで構成された騎士団や傭兵団、リッチ(実際はワイトですが…)のネクロマンサーと配下の悪霊軍団などなど。
こういった脳内補完的な遊び方をしやすい作品だと思います。前述の通り、ストーリーがそれを阻害するような話では無いというのもあります。
ですので配下のモンスターにも愛着が湧きますし、クリアの達成感もありました。
そういった理由で4点をつけました。
(あくまで私の遊び方なので、万人が納得出来るかは自信無いですが^^;)
BAD/REQUEST
オリジナリティー:
同社の大戦略シリーズのユニットを全てファンタジー世界の住人に置き換えただけの、
少し昔だとごく一般的なターン制ウォーシミュレーションです。
そういう観点からオリジナリティーに見るべきところは無いかも知れませんが、
基本的な設計は18年前の最初の作品とほぼ変わっていないので、
最近のゲームではこういうのは却って珍しいかもしれません。ですので基準点としました。
グラフィック:
リメイク前の作品では、キャラクターイラストが少なく、
尚且つ洋ゲーのような硬派というか濃いイラストだったのですが、
本作ではかなりライトな感じになりました。
イラストの雰囲気は個人の好みなので評価対象としませんが、ゲ
ーム中のユニットや戦闘の描写は古い作品であったことを加味しても物足りないものがあり、
それに加えNPCの顔アイコンの使い回しの多さが目立った為、一点減点としました。
快適さ:
不便に思ったところが多数あったので、これだけは1点とさせて頂きました。以下列挙します。
・イベント会話時のボイススキップが出来ず、イベントの会話自体を全スキップするかボイスを全部聞くかどちらかしか無い。
(一応選択肢のところはスキップされないので2周目以降のOPとかは全部飛ばしていますが、出来ればボイスのオンオフを選択出来ればよかった。)
・シナリオ前のキャンプ時に配下ユニットの武器などの装備を整える必要があるが、
何度も軍団画面とショップ画面、所持品画面と移動せねばならず面倒。
(リメイク前に比べてこの点は劣化しているような気が…)
・チュートリアルが解りにくいうえに、上記会話イベント同様ボイスを飛ばせないので
ストレスが溜まる。(正直、説明書を見ながらいきなり本編を始めても基本は十分解るかと)
・良くも悪くも大味なゲームバランス。
(前半に移動力や地形で結構苦労しますが、後半になるとその辺に落ちてるアイテムでかなり楽になるというか、楽になりすぎるぐらい・・等)
・何故かモンスターとアイテムの情報は最初から全開放?で、イベントCGだけ収集要素のあるギャラリー
(エンディング収集の為にはセーブデータ枠を一つ食ってしまう仕様です…折角のマルチエンディングなのに)
難易度:
自由度が高い反面、やはり最近のゲームとしては不親切と感じられる部分も
多いんじゃないかなと感じます。(次にどこの面行けば良いか等)
一応リメイク前の作品の攻略情報がそのまま本作にも通用しますが、
いかんせん元となったゲームが古いゲームなので攻略情報自体がサイトにしろ攻略本にしろ
なかなか見つからないかと思います。
また、時間切れによるゲームオーバーが存在し、ゲーム内で180日(1日=8ターン)を過ぎるとゲームオーバーになります。
どこかの勢力と組んでいればこの時間制限はさほど気にしなくて良いのですが、
全勢力を潰す場合、気をつけないと時間が足らなくなります。
以上の理由で、迷いましたが難易度は最高点にしました。
COMMENT
プレイ環境:PSP-3000 ソフトはPlayStation StoreでDL購入しました。
DL阪のおかげか、ロードはさほど長く感じません。
現在3周目をプレイ中です。クリアした同盟勢力はロウ、ニュートラル。
リメイク元のPC阪の方はPC98、Win共にプレイしました。
SSαは最近いい話を聞かないのでMMFももしや・・・
と再リメイクでの出来を危惧していましたが、
とりあえず良いところも悪いところも概ねそのままだったので安心?しました。
大きい変更というと、フルボイスになったのと敵マスターの名前が何人か変わったぐらいでしょうか?
流石にこのご時世に「ゴールド・イルソ」はまずかったのかなぁw
アクセスランキング
-
モンスターハンターポータブル 2nd G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1?4人 【廉価版】 ■ 発売日:2008/10/30 ■ 価格:3,140円 大人気「モンハン」シリーズの「2nd」に続く「2ndG」が登場だ。「2nd」をベースに作られた拡張版となっており、最上級クエスト「Gクエ」の実装や、シリーズ初登場となるモンスター、新ステージの導入、データ引き継ぎ機能の強化とファンには嬉しいボリュームアップだ。(転用元:GDEXより)
■価格:4800
■発売日:2008-03-27
-
モンスターハンターポータブル 3rd
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック時は最大4人)
■価格:5800
■発売日:2010-12-01
-
DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)
■ ジャンル:ドラマチック プログレッシブ アクション
■価格:6090
■発売日:2008-12-18
-
タクティクスオウガ 運命の輪
■ ジャンル:シミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,980円
■価格:5980
■発売日:2010-11-11
-
GOD EATER(ゴッドイーター)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック対応:2?4人)
■価格:5229
■発売日:2010-02-04
-
ファンタシースターポータブル2
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人(アドホックモード、インフラストラクチャーモード対応) ■ ダウンロード版:4,500円
■価格:5040
■発売日:2009-12-03
-
ガンダムバトルユニバース
■ ジャンル:3Dアクション ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-17
-
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
■ ジャンル:ハイスピード推理アクション(ADV) ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,200円
■価格:5229
■発売日:2010-11-25
-
ファンタシースターポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-31
-
ペルソナ3ポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,040円 ■ データインストール対応
■価格:6279
■発売日:2009-11-01
GOOD!
シンプルでオーソドックスなスタイルの画面デザインで、昔からゲームに親しんでいる人にとっては懐かしさを覚えるかもしれません。
見た目に反して意外と奥深く、やめ時を見失う中毒性があります。
召還にかかるコストは無いので、とりあえず「やっちゃえ~☆」的な総力戦を楽しむことが出来ます。
画面を多い尽くす自軍には感動せざるえないでしょう。
ドラゴンやサーペントの群れは圧巻です。
ハックハック、ドラッケン!!
BAD/REQUEST
全体的に非常にバランスが悪いゲームだと思います。
最近のゲームと比較するとまさに粗悪品ですよ。
モンスターも使い捨て、ゲームそのものに制限期間があるので育成が限られてくるので、戦略とともに頭を絞れば相当ストレスになります。
むしろ考えないと時間のかかるゲームなのかも。
20年ほど昔のSLGゲーム的な、MAPと荒廃した世界が郷愁を呼びます。
モンスターの種類は少ない感じもしますが、まあ、我慢できる範囲でしょう。
個人的には戦闘シーンやビジュアル面ではもうちょっとという気がしますが、こういう点は最近のゲームを見習った方がいいと思いますけどね。
COMMENT
自分はレトロゲームが好きで未だにスーパーファミゴンをやってるような人間です。
で、ネットで隠れた名作と評判のソフトを適当に探していました。
そんな時に出会ったのが本作です。
「魔物や精霊を召還して戦わせる」内容に惹かれ中古屋で購入。
ゲーム開始から数分でこのゲームに惚れました。
序盤のフィールドの常夏島を何かが猛スピードで動いてるのを見た瞬間、「はっ!?何だあれ!?」と思ったと同時にこのぶっとんだ世界観に惚れました。
そしてこの何か(=遅刻してきた敵)に勝負を挑んでみた結果、瞬殺されました。
「なんだこいつは!?」と思いとりあえず後回し。
まず、ゲームデザインで購入すると火傷します!
古き良き2DSLGが好きな人や、ドラッケンに飽きた人はぜひどうぞ。
イケメンボイスのスケルトンが待っています。