ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 5pt | 5pt | 3pt | 3pt |
87pt
GOOD!
シリーズ全作プレイ済みです。
●相変わらずの収録枚数
初期の弱小通常モンスターから最新のカードまで、4700枚以上収録という驚異のボリューム。ゲームオリカの他、OCGに先駆けての先行収録分もあるなど充実してます。
毎回、UMDの容量大丈夫か、と勝手に心配してます。
●バグが少ない
TFシリーズに言えることとは思いますが、かなり少ないと思います。さすがに全部のカードを使用したわけではないし、他の遊戯王のゲームもやったこと無いのでハッキリとは断言できませんが、収録枚数からみても少ないと思います。
難しい処理もスピーディーにCPUが処理してくれますし、デュエルツールとして申し分ないです。
●好感度上げのシステム
前作同様、複数のキャラの好感度を同時に上げることが出来るため、周回プレイが楽。このシステムのままなのは非常に嬉しかった。発信器を付けられるおかげでモブキャラの攻略もかなり楽にになりました。ありがとう雑賀さん。
●BGM,ボイス関連
BGMは、前作が良曲揃いだったので個人的には使い回しでもいいかなとも思ってましたが、デュエルBGMは全曲一新されててビックリ。個人的には前作ほどのインパクトは無いかなとも思ってましたが、何が何が。段々と耳にこびり付いてきてます。ヤバイです(笑)。
ミュージックプレイヤーの機能追加も嬉しい。
前作のBGMもお気に入りなのでぜひまたあの曲をバックにデュエル中をしたいところですが。
ボイス関連は、新録のセリフが多くて嬉しかった。遊星やジャックとか、アニメで主役級のキャラならまだしも、カーリーや狭霧さんのような脇役クラスのキャラまで録り直してあるとは・・。1?3の頃は万丈目や翔のような主役級でもセリフが変わり映えしなくて、それが残念な点でしたので。まぁ、それはそれですが。
●(主に女性)モブキャラの変わりっぷり
立ち絵から3Dポリゴンまで、見事に変わってます。手間もかかるだろうし、ここはいじらないだろうと思ってたのでビックリしました(笑)。よっぽど要望(苦情?)が多かったのか。一体何処に力を入れているのか。カードの出来るギャルゲーなんて巷ではいわれてますが、スタッフはこれに懲りずに次回作も是非色々頑張って欲しいものです。
●レシピ引き継ぎ
前回使っていたデッキを再現させようというモチベーションに繋がります。
●検索機能の強化
個人的に、関連カードでの絞り込み機能が良かったです。「E・HERO」や「六武衆」などのカテゴリを持つカードでカード検索を行うと、シリーズのモンスターカードやサポートカードまで検出してくれます。
BAD/REQUEST
●CPUの長考
場にカードが増えると、十秒近く考え込んだりしてしまいます。今回は特に長く感じました。正直、シンクロとかのギミックが増えて取れる戦法が増えた事もあっての思考時間の長さなんだろうなと思います。
プレイングの甘さも、収録カード枚数が多すぎてシミュレートしきれないのかなとも。
●細かいですが・・
前作までは、墓地にあるカードを確認する際は、上から(墓地に置かれたのが新しいカードから)順に並んでましたが、今作からはそれが逆に墓地の一番下のカードからという並び順になりました。
墓地を確認するとき(特に相手の)は、直前にカード効果等で何を墓地に送ったのかを確認するために見ることが多い(自分は、ですが)目当てのカードはリストの一番下にあるわけで。
オプションで並び順を変える機能とかつけれないものか。
●レシピ選択のスクロール機能
方向キー上下でしかスクロールできず、選ぶのが少々面倒に感じる。いやいや、ちゃんとソート機能があるんだからそれ使えよ、って話ですが、自分のレシピ欄ならそれが使えますがCPUキャラのレシピ欄ではその機能がないのです。
●ロード時間
メディアインストール対応で早くはなりましたが、個人的にはもっと早くできるならしてほしいところです。容量に関しては、例えばディシディアFFのように、インストールに必要な容量を何パターンかに分けておいて好きなを選んでもらうとか。(他社のゲームを引き合いに出すのは失礼とは思いましたが自分は複数のインストールパターンを用意しているゲームを他に知らないので。)
COMMENT
ちなみに前作レビュー済みです。
自分が前作レビューした際、「次回こうして欲しい」と書いたことが今作で実装されていたので(ミュージックプレイヤー追加、デュエル番付のスクロール機能強化)、ひょっとしたら次回作でも・・なんていう要望も含めたレビューです。
といっても全体的に個人的すぎる要望が出てますね。スミマセン。
前作4が3から大きく変わった反面、今作は大きな変更点は少ないです。が、その分細かい部分が進化しているように感じます。
カードゲームとしても、キャラゲーとしても非常に出来が良いので、アニメ、OCG好きな方には是非オススメしたい作品です。
<最後に>次回作は今回出られなかった前作組(ミスティさんとか)もなんとか復活させて欲しいところです。
Amazonレビュー
レビュー者: XYZ レビュー日: 2010-09-16まず良い点
・収録カードが多い
タッグフォースシリーズはDSの公式タイトルではありませんが、初期カードに至るまでほぼ抜けがありません。
(モリンフェンからアニメオリカまで網羅)
・思考ルーチンの良さ
タッグデュエルではたまに奇っ怪な行動をとりますが、基本的には優秀です。
相手のデッキもガチからネタまで幅が広く、油断してるとゴヨウされて負けます。
・モブ関連の強化
4での代わり映えしないデザインから一新し、キャラが一目で分かるレベルにまでなりました。
また、発信機なるものをモブに付けられ、メインキャラのように攻略しやすくなりっています。
(ツァン・ディレ等はモブの域を超えています…)
後、初期デッキが比較的強い、細かい所での操作性UPと、今作は初心者にも優しいと思われます。
ここからは悪い点を
・処理が重い
ここで注意ですが、重いと言ってもタッグフォースシリーズの中ではです。
DSシリーズに比べれば遥かに軽いですし、インストールすればタッグフォース3より軽いかなという程度です。
後、あえて苦言を上げるなら、アニメを見ていないと分からないネタ等があります。
しかし、間違いなく良作です。
至る所に遊戯王という作品への愛が感じられ、楽しんで貰おうというのが伝わってきます。
リアルでは金が掛かるから敬遠、近くに対戦相手がいない、そんな方には文句無しにお勧めです。
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GOOD!
人気カードゲームシリーズ5作目
「カードゲームがおまけのギャルゲー」と称されることが多いが、それについては後述する
さて、私自身このシリーズは5回目のプレイ、つまるところシリーズ全作品プレイしているが、やはり期待通りの作品に仕上げてくれている
前作から継承されているのは細かなネタの拾い具合、デュエルの気持ちよさ、豊富なキャラクター・・・
とにかく、デュエルシミュレータとしてはかなり高性能だ
順にレビューしていこう
まずはデュエルシミュレータとしてかなり優秀であり、それだけでこのゲームを購入する動機になる
見やすいデュエル、デッキ調整のインターフェースは勿論のこと、デッキ調整画面では前作以上に詳細なカードの検索が可能になっている
これにより、カードの知識が乏しい人でも簡単にデッキを組めるのは勿論、「こんなカードがほしい」「デッキに入れたいカードがないけどデッキが完成しないから適当に入れておきたい」「このカードと同じシリーズがほしい」等、さまざまなニーズに応えてくれる
デュエルシーンでは、さらにクオリティの上昇したフィールド魔法のエフェクト、モンスターの召喚、攻撃の3Dムービーを楽しむことができ、単純にデュエルすることが楽しい
専門的なところだと劇中にド派手な登場をしたアクセルシンクロとダブルチューニングには専用の召喚エフェクトが存在するため、これはぜひ一度確かめて欲しい
他の大方の部分については前作と同じため、これについては前作のレビューを参照して欲しい
さて、冒頭にて「カードゲームはおまけのギャルゲー」と話したが、今回はその色がさらに強くなっている
前作からメイン以外のゲームオリジナルキャラクター、所謂モブキャラの可愛さ、個性が強く人気の一つでもあったが、今回はその有象無象の女性キャラクターに固有のグラフィックが付き、当然それにあわせてデュエル中のポリゴングラフィックも変化している
これについても説明しにくいので、一度確かめてもらいたい
しかしどういうわけか男性陣はノータッチであるため、次回があるならこの辺りも修正を入れて欲しいところだ
また、今回から「ハートが一つ以上たまっている場合のみ機嫌が普通未満になる」ようだ
前作では少し会わなかっただけで話しかけるお気に入りのキャラ以外の機嫌が全て最悪・・・ということも多かったため、これはありがたい
収録カードについては特筆なし・・・かと思っていたが、ワンハンドレッドアイ・ドラゴンや月影龍クイラなど、OCG化にあたり仕様が変更されたカードがどちらも収録されているというのはうれしすぎる誤算であった
また、謎のD・ホイーラーが使用するテックジーナスシリーズ、シェリーの使用する聖騎士シリーズまでも収録されている
他には鬼柳京介がハーモニカを吹いて登場するシーン、プラシドシナリオのストーリー、ルチアーノのディスティニードローモーションなど、ネタなのか計りかねるシーンも多い
筆者は素直に笑ってしまったのだが
BAD/REQUEST
期待していた分、期待はずれの部分も多い
まず、ロードは全く持って改善されなかった
メディアインストールが売りだが、そのメディアインストールが不便なのだ
スリープごとにオフになるのは仕方ないが、それなら再び自動でオンにするシステムが欲しかった
わざわざメニューを出し、さらにオプションからメディアインストールをオンにしないといけないため、使いにくい
さらに言えば、メディアインストールの恩恵を実感できない。つまり、あまりロードが短くなっている気がしない
そもそもデュエルやデッキ調整のために何十回もロードをする時点で、気休めにしかならないのだ
さらに、今回はデュエル中のロードが非常に長い
ロードというべきか、CPUの思考時間が尋常でない部分がある
デュエル開始後やフィールドにカードがない時はいいのだが、カードが多ければ多いほど思考時間も長くなる
筆者の最高記録はどちらもロックデッキ使いの龍可とマリア・アンのタッグを相手に、1時間30分の死闘を繰り広げたことだ
相手のターンであれば放っておいて別の作業をしていれば我慢できるが、自分のターンですらカードをプレイするたび思考時間が襲い掛かる
とにかく速攻で勝負を決めるしかない
また、メディアインストールをオンにすることで思考時間が長くなるという噂を聞いた
あくまで噂ではあるが、筆者自身心当たりがないわけではない
キャラクターがかわいいとは言ったが、それはマップ上の2Dイラスト、所謂立ち絵上の話であることもマイナス
要するに、デュエル中のアニメーションであるポリゴンキャラクターがどうも気持ち悪いのだ
前作からの続投キャラクターは特に違和感がないが、今回新規グラフィックが割り当てられたキャラクターは当然ポリゴンキャラクターも新規となる
そのためか、今回から新規グラフィックのキャラクターは頭身のバランスがおかしかったり、顔のパーツが気持ち悪くなっているといった現象が発生してしまっている
子供キャラクターはカードと顔が対比される場面では露骨であり、大人は肩幅と比べ頭がやたらと大きく、非常に残念になってしまった
色々あるが、他に気になる細かい点は
・未登場のメインキャラが多い
・必要性の感じられないキャラクターが多い(ポンチョ遊星、DA龍亞、DA龍可など)
・アニメはモンスタームービー、キャラクターモーションそれぞれ別々にオンオフを切り替えたい
・BGMのクオリティは悪くないが前作ほど素晴らしいものではなくなってしまったか
・OCG版の機皇帝は未収録
・大会時、メッセージ送りがちょっとだけ遅い
といったところだろうか
COMMENT
環境:PSP-3000
全体的には満足だが、それは私自身遊戯王マニアであるため、「まぁ、これなら許してやるか」という部分も多い
このソフトから遊戯王に入る人にとっては、少しばかり不便な部分もある
しかしCPUのデッキは練習相手から大会クラスまでさまざまで、初心者でも暖かく迎えてくれるはずだ
カードゲームに興味があるひとはぜひプレイしてほしい