英雄伝説 零の軌跡
中央値: 78 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 16.7 (難易度) 1.85 mk2レビュー数 66ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
77pt
GOOD!
このシリーズの最大の特徴とも言えるドラマチックなシナリオと複雑な人間模様は健在。
音楽も相変わらず良質なものが揃っています。
極力移動の手間を省けるように設計されたシステムやイベントの高速化など、親切な作りが良いですね。
戦闘システムも前作までの物に若干の改良が加えられており、遊びやすくなっています。
このシリーズの特徴のひとつなんですが、万単位で用意されているであろう、尋常じゃない量の会話パターンの多さはさすがです。
名前すらないNPCでも複数の会話パターンが用意されており、シーンごとにその内容も切り替わるという、ものすごい念の入れようです。
これってメッセージの管理フラグの構築だけでも大変だったんじゃ…
BAD/REQUEST
・Lv上げが一切できないシステム
このシリーズに限った事ではなく、ファルコムの作品はたいていの物がそうなんですが、敵とのLv差があると補正されて取得経験値が下がるというシステムのせいで、ザコ戦を頑張ってLvを上げて思う存分「俺TUEEEE」といったプレイが絶対にできないようになっています。
バランス取りなんでしょうが、RPGの楽しみのひとつでもある育成プレイを完全に否定したシステムなので個人的に最も気に入らない部分です。
・実績システムと隠しクエスト
これはどちらも全く不要に感じます。
やり込み要素といえば聞こえはいいんですが、実際にはなんらかの攻略情報が絶対必要になる内容ばかりなので、楽しむというよりは強制されるといった方が正しいです。
実績ポイントを消費することで2周目への引継ぎ要素が開放されたりするんですが、一周で何十時間もかかるゲームを何周もしなくてはいけないのはさすがにどうかと思います(※実績フルコンプリートには最低でも3周する必要あり)。
・空の軌跡FCの頃からほとんど変化がないCG
空の軌跡FCが6年も前のゲームなのに、今作においても見た目の変化は全くと言っていいほどありません。
エンディングなどの印象的なシーンでもチップキャラで済ませてしまうという適当っぷりはさすがにどうかと思います。
せめて重要なイベントシーンくらいは一枚絵を作った方が良かったのでは。
ストーリーを重視しているゲームなだけにとても気になります。
COMMENT
PSP-3000使用。
空の軌跡シリーズはWin版で全てプレイ済み。
軌跡シリーズの最新作という事で期待していましたが、なかなか良い作品でした。
非常に長い話なので途中で中だるみがあるものの、軸となる新キャラ達に魅力的な人物が揃っており、旧キャラ達より個性的なのが良かったですね。
ただ、他の方々も言われているようにストーリー面で消化不良な部分があまりにも多すぎるのはやめてほしかった。
露骨に「次回作に乞うご期待」な終わり方は批判を浴びても仕方ないでしょう。
同社のガガーブトリロジーのように一作で完結しつつも、世界観的には大きなつながりがあるという形にするべきかと。
いっそのこと開き直ってタイトルに「ファーストチャプター」とつけた方が良かったのでは?とも思います。
いちおう、新シリーズではあるんですが、空の軌跡シリーズをやっていないとなにがなんだかさっぱりわからない部分が多いので、シリーズのファン以外の方にはおすすめできません。
逆に言えばシリーズのファンなら絶対に遊んでみるべきでしょう。
Amazonレビュー
レビュー者: ゴレモス レビュー日: 2010-09-30基本的に空の軌跡のシステムを更に便利にしたと言う感じですか
大きな街の一人一人の会話が丁寧につくられており、ちょくちょく会話が変わったり、特別な話が聞けたりクエストが発生したりするので注意が欠かせません
あらゆることが手帳に記入されていますので、道に迷うこともクエスト進行具合も忘れることはないでしょう。粗はほとんどないと思います
これこそ王道RPGといえるのではないでしょうか
テンポはとてもよくロード時間もほとんどありませんが、やはり街の中を何度も行き来したりするので、ほんのちょっとのロード時間といえど気になることもあります
拠点とする街の移動にワープ機能が実装されていますので、クエストなどに優しい仕様になっているのは助かります
音楽も相変わらずの素晴らしさですね
ノーマルでプレイしていますが、戦闘は空の軌跡と比べて難易度が上がっていますね
序盤から敵が堅めだったり、ボスの攻撃が鬼つよだったりします
オーブメントは前作から基本的に変わっておらず、前作の感覚で大丈夫かと思います
またアクションが追加され、これにより戦闘がかなり楽になりました。MAP上で敵の背後から攻撃すれば敵が怯み、その直後に接触すれば有利な状態での戦闘に入ることが出来る仕様なのですが
これだけではなく、敵が雑魚の場合戦闘に入ることなく終わらせることが出来ます。これは非常に素晴らしい
またやり込み要素が半端なくありますね
手帳埋めやミニゲームは相変わらずですが、実績といったものが追加されました。これの数も大したものでコンプリートしたい人は恐らくかなりの時間を有するでしょう
シェイプアップされて良い意味でも悪い意味でもコンパクトになった感じはします
これは個人的にですが、空の軌跡に比べてストーリーに躍動感がいまいち足りないように思えます。そこは残念でした
セーブなどでもちょくちょくロードが挟まれたりするのでPC版が如何に快適であったのかも気づきました
前作との絡みはありますが、基本的に今作からやっても大丈夫かと思います。が、やはり細かい点やキャラクターなどを網羅するためであったり、より楽しくプレイするためには空の軌跡もプレイ推奨ですね
特に前作キャラとの絡みは未プレイかどうかで大きく感想が変わると思いますので
クリア時間は約53時間でした
ノーマルで隠し以外のサブイベント制覇。適度に見回りして本集めなし、手帳埋めなし、料理集めなしでのクリア時間です。参考程度にどうぞ
SCか、〜の軌跡かはわかりませんが、続編は間違いなくでるでしょう
今作は零の軌跡のキャラクターお披露目と仲間との成長に重きを置いている感じです。なので空の軌跡からの伏線をがっつり回収したい人には物足りないかもしれませんね
次回作はきっと前作のとあるキャラに関わってくるであろう話なのでとても楽しみですし、今作の色々なキャラの掘り下げにも注目ですね
このゲームは本当に楽しい良作ですし、非常に丁寧な作りです
ですからRPG初心者の方でも安心してプレイできますので気になっておられる方は是非ともプレイしてほしいですね
長文失礼しました
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GOOD!
空の軌跡FC、SC、3rdプレイ済
<ストーリー>
・先が気になるストーリーで、1週50時間ほどかかったにも関わらず非常に熱中してプレイした。前シリーズから様々な人物、組織、それぞれの思惑が登場しており、それらがどのように交錯していくのか気になって一気にクリアできた。前シリーズのストーリーが良く、期待値が高かったのも熱中できた一因だと思う。
・前シリーズのキャラが出てくるのもファンには嬉しい展開。
<戦闘>
・クオーツをステータスと魔法のバランスを考えながら組み上げていくのが相変わらず楽しい。
・アーツ(魔法)を一新し、各属性の役割が明確になった。
・フィールドアタックを導入し、フィールドで敵を殴ってから接触すると戦闘を有利に運べる。また、敵とある程度レベル差があるとフィールドで殴って撃破可能。雑魚との余計な戦闘を避けられるのでテンポよく進んだ。
・チェインクラフトに代わりCP100で使えるコンビクラフトが使えるようになった。
・Sクラフト(必殺技)の長い演出をカットできる。ただし、上位アーツや一斉攻撃はカットできないのが残念。
<システム>
・イベントを×ボタン長押しで早送りできるのは2週目以降快適。
・移動もバスが使えたり、マップから一瞬で移動できる。
・宿屋に泊ることでCPが回復するようになった。またCP回復料理も前作に比べ、安価に作れるようになった。
BAD/REQUEST
<ストーリー>
・前シリーズ主人公が出しゃばりすぎ。ファンサービス程度にちょこっと出てくれればよかったのだが、前シリーズの補完を兼ねているところがある。
・前シリーズの伏線を回収しきれてないのに新しい伏線を張りまくっている。そしてそのほとんどがそのままで謎が解明されない。前シリーズで「結社」という大きな敵の存在が浮き彫りになったのにまた新しい敵が…。完結に何年掛るのだろうか。
・警察官という役柄から推理をするシーンがいくつかある。情報収集や、イベントの会話から正しい選択肢を選ぶものだが、若干推理に無理があるようなところがあると思う。
<戦闘>
・goodでも少しふれたが、多用する一斉攻撃の演出をカット出来ないのはいかがなものかと思った。
・4人パーティー+2人サポートの戦闘になるが基本的に主人公たち4人でゲストの参戦機会はかなり少ない。前シリーズのように何人かの中から6人選ぶようになると思っていたのでこの点は残念だった。サポートの効果もあってないようなものでもう少し有用にしてほしかった。
<その他>
・絵師が変わったようで、前シリーズから出ているキャラの顔にかなり違和感があった。私は慣れるのにかなり時間が掛った。
COMMENT
クリアした印象は、今作まるまるプロローグだったんじゃないかということ。核心的な謎はほとんど解明されておらず、「登場人物と舞台背景の紹介ついでにそれっぽい敵をあつらえてRPGの形にしました。空の軌跡の補完もしました。本編は次回から!」とか言われても不思議じゃない。
前作の終わり方から、今作は帝国の内政問題や、結社の第2計画がメインの話になるものと思っていたが、結社は関係ないし、帝国のての字も出てこないし、新しい敵組織まで出てくる始末。最終的にどう収拾を付けるのだろうか。楽しみ半分、不安半分と言ったところ。今後、主人公が属する警察、ライバル関係の遊撃士協会、前シリーズに登場した結社や教会、そして新たな敵組織、もしくは帝国、共和国がどのように絡んでくるのか大いに期待している。出来れば1年くらいで新作を出してほしい。
PSP-3000使用