英雄伝説 零の軌跡
中央値: 78 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 16.7 (難易度) 1.85 mk2レビュー数 66ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 3pt | 4pt | 2pt | 0pt | 3pt | 2pt |
39pt
GOOD!
空の軌跡FCのみクリア済み(win版)
・オリジナリティー
普通のRPGだが、捜査官だけあって推理シーンが入る。謎を追いかける展開はなかなか楽しませてくれる。正直、警察のみで遊撃手が一切出てこないシナリオであれば、十分満足できた。
・サウンド
どれも安定して聴ける曲が多い。いつもどおりのファルコム。
BAD/REQUEST
・前作キャラクター
前作キャラクターがしばしば出てきておいしいとこどりをして去っていく。
前作に全くいい印象を持っていないので、この点はかなり苦痛だった。
・グラフィックス
普通のゲーム画面で3等身のキャラがピョンピョン跳ねてるだけのシーンが十数秒挿入された後、「すばらしい踊りですね!」だの「魂が抜かれかけた」だの主人公達が絶賛する。こんなちゃちい演出でそんなセリフを見たので、こちらの魂が抜かれかけた。
街並などはいつものファルコム、それなりにきれいである。
・満足度
ゲームが(表面上は)完結したが、続編を出す気満々の展開。
思えばwin版の空の軌跡も(当時はFCなどついておらず、続編へ続くことはラストまで分からなかった)途中で終わる続編商法であり、あまりにあきれ返ったのでSC以降には手を出さなかった。
今回は完結することはするが、伏線が消化されておらず、明らかに続編を念頭に製作されている。
空の軌跡当時に比べれば多少はマシだが、作品はその中で完結させるか、あるいは続編へ続くのであれば、発売時に告知してもらいたい。
COMMENT
空の軌跡(win版)から零の軌跡と、2連続で消化不良コンボを食らったので、かなり私情の入ったレビューとなった。
ソーサリアンからのファルコマーを自認しているが、もうさすがに英雄伝説シリーズは購入することはないと思う。
Amazonレビュー
レビュー者: ゴレモス レビュー日: 2010-09-30基本的に空の軌跡のシステムを更に便利にしたと言う感じですか
大きな街の一人一人の会話が丁寧につくられており、ちょくちょく会話が変わったり、特別な話が聞けたりクエストが発生したりするので注意が欠かせません
あらゆることが手帳に記入されていますので、道に迷うこともクエスト進行具合も忘れることはないでしょう。粗はほとんどないと思います
これこそ王道RPGといえるのではないでしょうか
テンポはとてもよくロード時間もほとんどありませんが、やはり街の中を何度も行き来したりするので、ほんのちょっとのロード時間といえど気になることもあります
拠点とする街の移動にワープ機能が実装されていますので、クエストなどに優しい仕様になっているのは助かります
音楽も相変わらずの素晴らしさですね
ノーマルでプレイしていますが、戦闘は空の軌跡と比べて難易度が上がっていますね
序盤から敵が堅めだったり、ボスの攻撃が鬼つよだったりします
オーブメントは前作から基本的に変わっておらず、前作の感覚で大丈夫かと思います
またアクションが追加され、これにより戦闘がかなり楽になりました。MAP上で敵の背後から攻撃すれば敵が怯み、その直後に接触すれば有利な状態での戦闘に入ることが出来る仕様なのですが
これだけではなく、敵が雑魚の場合戦闘に入ることなく終わらせることが出来ます。これは非常に素晴らしい
またやり込み要素が半端なくありますね
手帳埋めやミニゲームは相変わらずですが、実績といったものが追加されました。これの数も大したものでコンプリートしたい人は恐らくかなりの時間を有するでしょう
シェイプアップされて良い意味でも悪い意味でもコンパクトになった感じはします
これは個人的にですが、空の軌跡に比べてストーリーに躍動感がいまいち足りないように思えます。そこは残念でした
セーブなどでもちょくちょくロードが挟まれたりするのでPC版が如何に快適であったのかも気づきました
前作との絡みはありますが、基本的に今作からやっても大丈夫かと思います。が、やはり細かい点やキャラクターなどを網羅するためであったり、より楽しくプレイするためには空の軌跡もプレイ推奨ですね
特に前作キャラとの絡みは未プレイかどうかで大きく感想が変わると思いますので
クリア時間は約53時間でした
ノーマルで隠し以外のサブイベント制覇。適度に見回りして本集めなし、手帳埋めなし、料理集めなしでのクリア時間です。参考程度にどうぞ
SCか、〜の軌跡かはわかりませんが、続編は間違いなくでるでしょう
今作は零の軌跡のキャラクターお披露目と仲間との成長に重きを置いている感じです。なので空の軌跡からの伏線をがっつり回収したい人には物足りないかもしれませんね
次回作はきっと前作のとあるキャラに関わってくるであろう話なのでとても楽しみですし、今作の色々なキャラの掘り下げにも注目ですね
このゲームは本当に楽しい良作ですし、非常に丁寧な作りです
ですからRPG初心者の方でも安心してプレイできますので気になっておられる方は是非ともプレイしてほしいですね
長文失礼しました
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GOOD!
一つのゲームとして見る分には、とにかく丁寧に作られている良作と言えるでしょう。
昨今のゲームの低質化の最中にあって、相対的に面白く感じられると思います。
が、軌跡シリーズの続編としてみる分には……(後述)
・キャラクター
主人公パーティ4人やそれを取り巻く色々な人々。
「日常」に重きを置いて描写がなされている分、感情移入がしやすくて良かったと思います。
(これについては問題もあるのですが)
味方サイドでは、特にイヤなキャラクターは居ませんでした。
この「新主人公たち」で、もっと広い世界を旅できたなら……。
BAD/REQUEST
・ストーリー
特に酷かったです。
主人公が捜査官であるから、という事でおそらく意識したのでしょう、とにかく「意外性と推理性」に重きを置かれた刑事ドラマのようなストーリーが展開します。
それがどうにも陳腐に思えてなりません。
特に意外性に関しては、そこに説得力があるからこそ効果を始めて発揮するものだと思うのですが、そんな説得力がないのです。
本作には様々な「黒幕」が登場しますが、彼らが黒幕である必要性を感じません。
彼(彼女)が○○だったら意外だろうなぁ、といった程度で設定されているのではないかと。
悪く言ってしまえば後付け感を感じてしまいます。
なので、正体が判明した時に「えぇ!?」と思えず「はぁ?」としか思えないのです。
全体的に漂う「小物感」はそこが原因なのだと思います。
ラスボス及び、ラスボスの右腕的キャラクターの「お前かよ」感は
ここ近年のRPGの中でもかなり酷い部類に入るのではないかと。
おかげで、大して強くもない筈なのに、モチベーションが上がらず適当なプレイになり、
妙に苦戦してエンディングを迎えました。
また、「刑事ドラマのような展開」も多くの軌跡ファンは求めてないのではないでしょうか?
ここは個人的な好みになるのかもしれませんが、私は推理がしたくて零の軌跡を購入したのではありません。
空の軌跡から連なる新たな物語の広がりを期待したのですが、そのようなものはほとんどありません。
これは、ただ新しいキャラクターが、プレイヤーにとっても新しい敵に立ち向かうだけの「独立した物語」です。
前作に登場したキャラクターの出演などで、何となく匂わせてはいるのですが、それだけです。
コレでは「軌跡」という言葉でファンを釣ったと思われても仕方がないのではないでしょうか?
続編で凄い展開が待っていることの布石なのですよ?、という事なのかもしれませんが、1つの作品としてお金を取っている以上、その一作品だけででも満足させるのが筋なのではないでしょうか。
・王道RPG?
少々個人的な意見になります。
本作品をやっていて感じたのは、このゲームは主人公ら4人の日常を描く「RPG付きノベルゲーム」なのだなぁということです。
とにかく、ストーリー以外の面でも空の軌跡FCからスケールダウンしています。
冒険の舞台は、街一つとその周辺に限られているし、仲間にしても最初の4人で固定、時々ゲストが参加するという程度。
王道のRPGとして必要な「フィールドを練り歩いて新しい街に到達する」「新たな仲間との出会い」といったような空の軌跡FCにはあった「新発見」の要素が全くないのです。
ちなみにゲーム上のフィールドの広さは、実際には両作品でそれほど差がないのかもしれませんが、仮にそうであったとしても「空の軌跡」では「広大なフィールドを錯覚」出来たのです。
本作は本作で、まとまりがあってわかり易いではないか、という意見もありうると思いますが……。
新しい街に辿り着いて、まず武器屋に行って商品を見てその性能、価格に一喜一憂する。
みたいなのが、「王道」だと個人的に思うのです。
・オリジナリティ
やる事、あまりにも変わらなさすぎやしませんか?
変わらない事でお馴染みのドラクエですら、まだ変化があるものですが……。
特にサブクエスト、ここで「捜査官」として「遊撃士」との違いを生み出せればよかったと思います。
・サウンド
クオリティ高いはずなんですが、耳に残らないですね……。
メロディのインパクトが弱いのかなぁと。
そこの所、ファルコムのサウンドチームは結構やってくれる印象だったのですが、ちょっと本作はパワーダウンしてますね。
唯一、通常戦闘BGMは耳に残りましたが、否応なしに何度も聴くから耳に残ったのであって、コレが別の場面で流れていたなら……と考えると、肯定しづらい感があります。
・「やりこみ要素」
シリーズ恒例で本作に限った事ではありませんが。
ここだけははっきりダメだと言わせていただきますが、「やり直しのきかない収集要素」を「やりこみ要素」と公言するのは今後一切止めて頂きたいです。
プレイ時間を増長させて中古流出を防ぐ目論見なのでしょうが、やり口が卑怯です。
「ゲームをやりこむ」という事は本来プレイヤーの主体性によるものであるべきであって、製作者が敷いたレールに乗らなければアウトというものではないはずです。
COMMENT
・「空の軌跡」未プレイにまつわる諸々
ゲーム内容の問題ではなく、宣伝の問題だと思うのでこちらで。
他の一部の方もおっしゃっているのでぶり返す必要もないのかもしれませんが、
重要な事だと思うので私からも発言させていただきます。
本作をプレイするにあたり、「空の軌跡」のプレイはほぼ必須です。
「ファンサービス」では済まないほど、前作からの登場キャラクターが物語にガンガン食い込んできます。
なので、新規プレイヤーには本作は絶対に薦められません。
ちなみに、ストーリーを気にせず、ゲーム部分だけを楽しめればOKな方に対しても、
RPGとしては薦めづらいところです。
「ノベル」要素がかなり強いので。
総じて、細かいところは丁寧なのに、どうしてこうも本筋が大雑把になってしまったのか、期待していただけにがっかりです。
「空の軌跡」を通じて、多くのユーザーに「仕事の丁寧さ」を評価されて、それに注力した結果視界が狭まってしまったのでしょうか?
本作は残念でしたが、続編では壮大な物語を楽しませていただける事を期待したいと思います。