英雄伝説 零の軌跡
中央値: 78 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 16.7 (難易度) 1.85 mk2レビュー数 66ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 1pt | 4pt | 2pt | 2pt | 4pt | 1pt |
47pt
GOOD!
軌跡シリーズ最新作であり、洗練されたキャラクターで、濃厚なストーリーが楽しめる。
■シナリオ■
続き物であるため、難しい評価になるが、警察官の視点からの捜査・推理・逮捕が描かれ、ファンタジー色から一気にノベル風になった。
キャラクターが立っており、魅力的なキャラクター達と絡みながらシナリオを読み込める。
■音楽■
Falcom Sound Team jdkでおなじみ、ゲーム界屈指。
ユーザーからの評価が高く、Inevitable Struggleなど、良曲を聞くことができる。
■快適■
最近ではガストやカプコンやアトラスが取り入れている、「RPGにおけるワンボタンジャンプ」機能。
広大な街の各所にワンボタンで移動できるのは、素晴らしい配慮である。
また、ボタンの少ないPSPでの、組み合わせボタンによるショートカットキーは、軌跡シリーズの最大の特徴。
膨大な各種情報やがワンボタンで確認でき、非常に快適である。
■戦闘■
シンボルアタックエンカウント後の、一網打尽は爽快感がある。
シリーズ最新作に相応しいバトルシステムで、踏襲しており、かつスピーディーに進化した。
BAD/REQUEST
■分割商法■
ナンバリングにしなければ良いと思っているのだろうか?
分割商法であり、前作が未完なら、今作も未完である。
かといって2年以上の開発期間を設けて、「全く別のゲーム」に進化を遂げるならまだしも、
「アップデート」程度で、「ゲームデザイン全て使いまわし」のため、本当に分割商法です。
■使い古された、進化しないシステム■
いつまでもクオーツシステム。
いつまでもコマンドバトル&グリッドバトル。
何も進化していない。 そして楽しくない。
旧来のRPGにおける、コマンド式を陳腐なエフェクトで時間かけさせられてるだけで、
グリッド式なので歩くのにも時間がかかり、20世紀のゲームクオリティである。
先行一網打尽も、エフェクトがカットできないため、逆にわずらわしい。
■変わらないゲームデザイン、インターフェース■
店の売買システムの使いにくいのに、流用。
装備画面も見にくいし、試着できない。
料理なんてだれが好んで使うんだ?
ミニゲームも釣りがそのまま。
4人で歩くと、後続がシンボルエンカウトに引っかかるのに、Uターンまで同じ動き。
■難易度がアップデート的な調整■
空の軌跡1は、混乱ゲー。
空の軌跡2は、敵に混乱無効がつけられたため、SPDダウンゲー。
零の軌跡は、 SPDダウン抵抗が敵についたため、ディレイゲー。
しかし、それを見越して、全状態異常・全能力低下・ディレイ無効を付け加えた。
■キャラクターが売りなのに音声が少量■
基本は掛け声やあいさつのみ。 ほんの一瞬だけパートボイス。
キャラゲーの軌跡シリーズで、声をあえて削る必要性は皆無のため、ただの予算削減である。
■完全な続き物■
空の軌跡1?3までの、登場キャラクターが頻繁に登場し、名前だけの登場もあり、
魅せ場を奪うシーンすらあり、重要なイベントすら奪われる。
新規タイトルと思って手に取ると確実に世界観を共有できないため、面白さが半減する。
せめて、登場人物辞典や過去作のシナリオまとめなどを盛り込んで、新規ユーザーに楽しんでもらう努力が必要だったろう。
これではただの新作詐欺である。
■グラフィック■
キャラクターデザインが絵師さんを雇ったためましになったが、
3Dマップは相変わらずの旧世代パソゲーのままであり、ローポリオブジェクト羅列である。
どこかで見たようなオブジェクトがコピペで立ち並ぶ様は、見ていて吐き気がした。
グラフィックデザインを映像にする力がない会社なのだろう。
そして、マップ上のキャラクターの3頭身グラフィックが、スーファミレベルである。
目が縦楕円で真っ黒なうえ、拡大すればするほど手抜きなポリゴン。
そして■貧弱な演出■があいまって、イベントシーンは、全部このローポリキャラがクルクル踊る。
某舞台の演出は、あれで「演出」している気になっている人間の正気を疑った。
エンディングのローポリ立ち並ぶ絵は、手抜きゲーであると、私を確信させた。
感動のエンディングの1枚絵ぐらい、書き下ろせ!
■ADVゲームとして■
ポリゴンがダメなら、ADVゲーム、いわゆる紙芝居立ち絵ゲーになる本作であるが、
立ち絵変化しない……表情差分だけ……
バックログもなければ、イベントスキップも演出スキップも不可。
ADVとしても見たら、システム面は駄作の域。 声もほぼないし。
COMMENT
こんな分割商法の、古臭いゲームを何故買うのか? と言われたら、
空の軌跡1 の ラストが衝撃的であったため、シナリオ面に期待してしまうから、が答えであり、それ以上でもそれ以下でもない。
萌えキャラや、絵師変更による立ち絵ゲーにすることにより、
若者の支持を集めやすい、ライトな感を打ち出しているのが功を奏しているだけだけあり、
ゲームとしてみるなら、快適さと音楽以外は、旧時代の遺物である。
ファンだから買い続けるけど……という考えが、
アップデート程度の分割新作連発商法で、いつまでも通用すると思わないで欲しいfalcom
パッチやアペンド2000円でまだ高い。 それほどまでに、向上心も啓発心も感じない。
ゲーム自体(バトルやイベント)は、全く面白くなく、
シナリオやキャラを楽しむためのゲームであるため、
難易度をEASYにすれば、何も考えずクリアでき、これが最良の楽しみ方であろう。
Amazonレビュー
レビュー者: ゴレモス レビュー日: 2010-09-30基本的に空の軌跡のシステムを更に便利にしたと言う感じですか
大きな街の一人一人の会話が丁寧につくられており、ちょくちょく会話が変わったり、特別な話が聞けたりクエストが発生したりするので注意が欠かせません
あらゆることが手帳に記入されていますので、道に迷うこともクエスト進行具合も忘れることはないでしょう。粗はほとんどないと思います
これこそ王道RPGといえるのではないでしょうか
テンポはとてもよくロード時間もほとんどありませんが、やはり街の中を何度も行き来したりするので、ほんのちょっとのロード時間といえど気になることもあります
拠点とする街の移動にワープ機能が実装されていますので、クエストなどに優しい仕様になっているのは助かります
音楽も相変わらずの素晴らしさですね
ノーマルでプレイしていますが、戦闘は空の軌跡と比べて難易度が上がっていますね
序盤から敵が堅めだったり、ボスの攻撃が鬼つよだったりします
オーブメントは前作から基本的に変わっておらず、前作の感覚で大丈夫かと思います
またアクションが追加され、これにより戦闘がかなり楽になりました。MAP上で敵の背後から攻撃すれば敵が怯み、その直後に接触すれば有利な状態での戦闘に入ることが出来る仕様なのですが
これだけではなく、敵が雑魚の場合戦闘に入ることなく終わらせることが出来ます。これは非常に素晴らしい
またやり込み要素が半端なくありますね
手帳埋めやミニゲームは相変わらずですが、実績といったものが追加されました。これの数も大したものでコンプリートしたい人は恐らくかなりの時間を有するでしょう
シェイプアップされて良い意味でも悪い意味でもコンパクトになった感じはします
これは個人的にですが、空の軌跡に比べてストーリーに躍動感がいまいち足りないように思えます。そこは残念でした
セーブなどでもちょくちょくロードが挟まれたりするのでPC版が如何に快適であったのかも気づきました
前作との絡みはありますが、基本的に今作からやっても大丈夫かと思います。が、やはり細かい点やキャラクターなどを網羅するためであったり、より楽しくプレイするためには空の軌跡もプレイ推奨ですね
特に前作キャラとの絡みは未プレイかどうかで大きく感想が変わると思いますので
クリア時間は約53時間でした
ノーマルで隠し以外のサブイベント制覇。適度に見回りして本集めなし、手帳埋めなし、料理集めなしでのクリア時間です。参考程度にどうぞ
SCか、〜の軌跡かはわかりませんが、続編は間違いなくでるでしょう
今作は零の軌跡のキャラクターお披露目と仲間との成長に重きを置いている感じです。なので空の軌跡からの伏線をがっつり回収したい人には物足りないかもしれませんね
次回作はきっと前作のとあるキャラに関わってくるであろう話なのでとても楽しみですし、今作の色々なキャラの掘り下げにも注目ですね
このゲームは本当に楽しい良作ですし、非常に丁寧な作りです
ですからRPG初心者の方でも安心してプレイできますので気になっておられる方は是非ともプレイしてほしいですね
長文失礼しました
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GOOD!
空の軌跡三部作(FC、SC、3rd)攻略済み
◆魅力的なキャラと世界観の作りこみ
前作でもそうでしたが、ただの村人Aのようなキャラにまで固有名があり、シナリオ進行にあわせて台詞が変わっていくなどキャラの作りこみは端役に至るまで徹底されており、世界観の演出も含めて素晴らしいものがあります。
◆サウンド
やはりFalcomだけあって音楽は良かったです。
◆ユーザビリティ
移動に関しては、街中ではショートカット、郊外ではバス移動など面倒だった徒歩移動の簡略化がなされていてありがたかったです。
また、ロード時間も早くゲームプレイに支障はきたしません。
BAD/REQUEST
◆シナリオ
作品中の謎は明かされることもなく非常に中途半端なモヤモヤした状態でエンディングとなる為、その作品単体で全てを完結させたい人には全くお勧めできません。多くの謎・伏線・思わせぶりな演出を残したまま、続きは続編で、という形で終わります。
詳細は続編の「碧の軌跡」で明らかになるのかもしれませんが、前作の時点で続編版商法をしていることからも次で完結するとは断言できず、モチベーションを大きく下げられます。こんな終わり方をするのなら、最初からタイトルに「前編」「FirstChapter」とでもいれておくべき。
また、その続編版商法がなかったとしても酷いのが前作キャラの為のイベント・演出と、窮地に必ず現れるお助けキャラによる都合主義的展開です。特に前作キャラはメインシナリオにがっつり食い込んできている上にイベント・演出共に多いため、本作を楽しむ為には前作プレイが必須になります。これのせいで本作の主人公の存在感が希薄になり、全サブキャラが主人公という状態に見えてしまいました。
次に、主人公の窮地に颯爽と現れるお助けキャラによる援護、といういわゆるご都合主義について。稀にある程度ならいいのですが、これが多いシナリオになっており、終盤ともなるとうんざりしてきます。主人公のお株は全てそのお助けキャラに持っていかれた上に主人公の無力さ・惨めさを何度も突きつけられるのですから。せめて戦闘結果やシナリオ分岐等で対応できなかったものなのか。
◆サブイベント(支援要請)
サブイベント(支援要請)が存在しますが、基本的に全てお使いイベントの為、熱中することはほぼありませんでした。こうしたものはなるべくプレイヤーにお使いと感じさせなくするなどの演出が必要ではないでしょうか。
どこそこに行って何々を持ってきて欲しい、何々の魔獣を倒して欲しい、というものばかりで攻略中は「やらされている感」と「移動によるストレス」が半端ではなくなります。必要なものを入手するなどして達成しても依頼人にそれを渡しにいかなければならない(移動しなければならない)為、そこでまた面倒さ(ストレス)を感じてしまいます。
せめて目標達成時点で依頼人への報告を簡略化できればよかったのに…。
◆グラフィック
基本的に前作(空の軌跡)からの進化というものは見受けられずキャラグラも粗いです。Sクラフト発動時にキャラがズームアップされますが、お世辞にも綺麗とはいえません。もう少し何とかできなかっらものなのか。
また、本作からキャラの顔グラ等のイラストレータが変わっていますが、キャラの描き分けができておらず、好きになれませんでした。いかつい顔つきの中年男性等はいいのですが、美男美女の顔パターンが殆ど一緒(いわゆるハンコ絵)で違うのは髪形&服装だけというのは正直疑問に思います。(もっとも、ハンコ絵なのは前作もそうでしたが。)
◆ユーザービリティ
冗長な戦闘エフェクトやキャラの一挙手一投足などはオプション設定でOFFにできるようにして欲しかったです。序盤はゲームを楽しむ要素として好意的に受け止められましたが、後半のダンジョン・街中移動ラッシュでは時間を無駄に食うだけの足枷にしか感じられなくなります。
COMMENT
軌跡の新シリーズということで期待していたのですが、その内容たるや、イベントの意味わかりたければ前作(空の軌跡FC、SC、3rd)買ってプレイして下さい、思わせぶりなシナリオの続きが気になるなら続編(碧の軌跡)買って下さいというFalcom側の露骨な下心が見え見えで、ゲームクリア後の満足感は非常に低いと言わざるをえません。
細かいゲーム部分は丁寧に作りこまれており、シナリオの大筋や演出等も面白いだけに非常に残念です。
シナリオが壮大すぎて前・後編に分けるにしても、その販売手法に関しては大いに論じられるべきではないでしょうか。続編ありきだったとしても、その作品内で描きたかったシナリオは完結させなければ、新規購入層は勿論、ファンからも相手にされなくなるでしょう。いかにも続編に続きます、という後味の悪い終わり方をするRPGを好き好んでやるユーザーは多くないでしょうから。
PSP-3000使用