英雄伝説 零の軌跡
中央値: 78 Amazon点数: 4.2
スコアーボード
標準偏差 16.7 (難易度) 1.85 mk2レビュー数 66ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 2pt | 4pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
40pt
GOOD!
空の軌跡三部作(FC、SC、3rd)攻略済み
◆魅力的なキャラと世界観の作りこみ
前作でもそうでしたが、ただの村人Aのようなキャラにまで固有名があり、シナリオ進行にあわせて台詞が変わっていくなどキャラの作りこみは端役に至るまで徹底されており、世界観の演出も含めて素晴らしいものがあります。
◆サウンド
やはりFalcomだけあって音楽は良かったです。
◆ユーザビリティ
移動に関しては、街中ではショートカット、郊外ではバス移動など面倒だった徒歩移動の簡略化がなされていてありがたかったです。
また、ロード時間も早くゲームプレイに支障はきたしません。
BAD/REQUEST
◆シナリオ
作品中の謎は明かされることもなく非常に中途半端なモヤモヤした状態でエンディングとなる為、その作品単体で全てを完結させたい人には全くお勧めできません。多くの謎・伏線・思わせぶりな演出を残したまま、続きは続編で、という形で終わります。
詳細は続編の「碧の軌跡」で明らかになるのかもしれませんが、前作の時点で続編版商法をしていることからも次で完結するとは断言できず、モチベーションを大きく下げられます。こんな終わり方をするのなら、最初からタイトルに「前編」「FirstChapter」とでもいれておくべき。
また、その続編版商法がなかったとしても酷いのが前作キャラの為のイベント・演出と、窮地に必ず現れるお助けキャラによる都合主義的展開です。特に前作キャラはメインシナリオにがっつり食い込んできている上にイベント・演出共に多いため、本作を楽しむ為には前作プレイが必須になります。これのせいで本作の主人公の存在感が希薄になり、全サブキャラが主人公という状態に見えてしまいました。
次に、主人公の窮地に颯爽と現れるお助けキャラによる援護、といういわゆるご都合主義について。稀にある程度ならいいのですが、これが多いシナリオになっており、終盤ともなるとうんざりしてきます。主人公のお株は全てそのお助けキャラに持っていかれた上に主人公の無力さ・惨めさを何度も突きつけられるのですから。せめて戦闘結果やシナリオ分岐等で対応できなかったものなのか。
◆サブイベント(支援要請)
サブイベント(支援要請)が存在しますが、基本的に全てお使いイベントの為、熱中することはほぼありませんでした。こうしたものはなるべくプレイヤーにお使いと感じさせなくするなどの演出が必要ではないでしょうか。
どこそこに行って何々を持ってきて欲しい、何々の魔獣を倒して欲しい、というものばかりで攻略中は「やらされている感」と「移動によるストレス」が半端ではなくなります。必要なものを入手するなどして達成しても依頼人にそれを渡しにいかなければならない(移動しなければならない)為、そこでまた面倒さ(ストレス)を感じてしまいます。
せめて目標達成時点で依頼人への報告を簡略化できればよかったのに…。
◆グラフィック
基本的に前作(空の軌跡)からの進化というものは見受けられずキャラグラも粗いです。Sクラフト発動時にキャラがズームアップされますが、お世辞にも綺麗とはいえません。もう少し何とかできなかっらものなのか。
また、本作からキャラの顔グラ等のイラストレータが変わっていますが、キャラの描き分けができておらず、好きになれませんでした。いかつい顔つきの中年男性等はいいのですが、美男美女の顔パターンが殆ど一緒(いわゆるハンコ絵)で違うのは髪形&服装だけというのは正直疑問に思います。(もっとも、ハンコ絵なのは前作もそうでしたが。)
◆ユーザービリティ
冗長な戦闘エフェクトやキャラの一挙手一投足などはオプション設定でOFFにできるようにして欲しかったです。序盤はゲームを楽しむ要素として好意的に受け止められましたが、後半のダンジョン・街中移動ラッシュでは時間を無駄に食うだけの足枷にしか感じられなくなります。
COMMENT
軌跡の新シリーズということで期待していたのですが、その内容たるや、イベントの意味わかりたければ前作(空の軌跡FC、SC、3rd)買ってプレイして下さい、思わせぶりなシナリオの続きが気になるなら続編(碧の軌跡)買って下さいというFalcom側の露骨な下心が見え見えで、ゲームクリア後の満足感は非常に低いと言わざるをえません。
細かいゲーム部分は丁寧に作りこまれており、シナリオの大筋や演出等も面白いだけに非常に残念です。
シナリオが壮大すぎて前・後編に分けるにしても、その販売手法に関しては大いに論じられるべきではないでしょうか。続編ありきだったとしても、その作品内で描きたかったシナリオは完結させなければ、新規購入層は勿論、ファンからも相手にされなくなるでしょう。いかにも続編に続きます、という後味の悪い終わり方をするRPGを好き好んでやるユーザーは多くないでしょうから。
PSP-3000使用
Amazonレビュー
レビュー者: ゴレモス レビュー日: 2010-09-30基本的に空の軌跡のシステムを更に便利にしたと言う感じですか
大きな街の一人一人の会話が丁寧につくられており、ちょくちょく会話が変わったり、特別な話が聞けたりクエストが発生したりするので注意が欠かせません
あらゆることが手帳に記入されていますので、道に迷うこともクエスト進行具合も忘れることはないでしょう。粗はほとんどないと思います
これこそ王道RPGといえるのではないでしょうか
テンポはとてもよくロード時間もほとんどありませんが、やはり街の中を何度も行き来したりするので、ほんのちょっとのロード時間といえど気になることもあります
拠点とする街の移動にワープ機能が実装されていますので、クエストなどに優しい仕様になっているのは助かります
音楽も相変わらずの素晴らしさですね
ノーマルでプレイしていますが、戦闘は空の軌跡と比べて難易度が上がっていますね
序盤から敵が堅めだったり、ボスの攻撃が鬼つよだったりします
オーブメントは前作から基本的に変わっておらず、前作の感覚で大丈夫かと思います
またアクションが追加され、これにより戦闘がかなり楽になりました。MAP上で敵の背後から攻撃すれば敵が怯み、その直後に接触すれば有利な状態での戦闘に入ることが出来る仕様なのですが
これだけではなく、敵が雑魚の場合戦闘に入ることなく終わらせることが出来ます。これは非常に素晴らしい
またやり込み要素が半端なくありますね
手帳埋めやミニゲームは相変わらずですが、実績といったものが追加されました。これの数も大したものでコンプリートしたい人は恐らくかなりの時間を有するでしょう
シェイプアップされて良い意味でも悪い意味でもコンパクトになった感じはします
これは個人的にですが、空の軌跡に比べてストーリーに躍動感がいまいち足りないように思えます。そこは残念でした
セーブなどでもちょくちょくロードが挟まれたりするのでPC版が如何に快適であったのかも気づきました
前作との絡みはありますが、基本的に今作からやっても大丈夫かと思います。が、やはり細かい点やキャラクターなどを網羅するためであったり、より楽しくプレイするためには空の軌跡もプレイ推奨ですね
特に前作キャラとの絡みは未プレイかどうかで大きく感想が変わると思いますので
クリア時間は約53時間でした
ノーマルで隠し以外のサブイベント制覇。適度に見回りして本集めなし、手帳埋めなし、料理集めなしでのクリア時間です。参考程度にどうぞ
SCか、〜の軌跡かはわかりませんが、続編は間違いなくでるでしょう
今作は零の軌跡のキャラクターお披露目と仲間との成長に重きを置いている感じです。なので空の軌跡からの伏線をがっつり回収したい人には物足りないかもしれませんね
次回作はきっと前作のとあるキャラに関わってくるであろう話なのでとても楽しみですし、今作の色々なキャラの掘り下げにも注目ですね
このゲームは本当に楽しい良作ですし、非常に丁寧な作りです
ですからRPG初心者の方でも安心してプレイできますので気になっておられる方は是非ともプレイしてほしいですね
長文失礼しました
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GOOD!
警察官としてさまざまな事件を解決し、徐々に大きく展開していくストーリー。
主人公は「特務支援課」という目立たない部署に所属しながらも、圧力や不条理などのしがらみに屈せず、仲間とともに事件を活躍し成長していく姿は、これまでのシリーズにない内容で良かったです。
空の軌跡では分からなかったキャラクターの背景(伏線)も今作で判明したりと、空の軌跡シリーズをプレイ済みだとより楽しめます。
従来の作品でも綺麗だったグラフィックが、更に綺麗になりました。
大きな建物や広い空間などの場所やオブジェクトが増え、それらの精巧さ・華やかさに磨きがかかっています。
BGMも印象に残るものが多くて、良かったです。
穏やかな街のBGMから、白熱の戦闘のBGM、疑問が残るような謎解きのBGMまでさまざまあります。
フィールド移動に敵のシンボルに攻撃できるようになったことで、バックアタックやクリティカル攻撃がやりやすくなりました。
ATボーナスに「チームアタック」も登場したことで、戦闘における爽快感がアップし、戦闘がより面白くなりました。
戦闘時以外にストーリー中でも、ボイスが出るようになったところ。
フルボイスではありませんが、ボイスのおかげでストーリーにより感情移入できるようになりました。
前作同様、難易度はEASYからNIGHTMAREまでの4段階。
リトライ時に難易度を下げて再挑戦できる機能も、今作にあります。
BAD/REQUEST
フィールドで映る敵のシンボルが、前作と比べてより近づかないと映らなくなった。
オブジェクトの影に隠れて、見えなくなることもあります。
ラストダンジョンでボスキャラが多く堅いので、倒すのに少々骨が折れる。
一応道中には回復ポイントもありますが、連戦が多い分やはり面倒に感じます。
前作に比べてサブクエストの数が増えましたが、どれも似たり寄ったりの内容ばかりなので、プレイしていて作業感が強くなってきます。
また、「隠しクエスト」として自分から見つけないと発生しないものもあるので、攻略サイトなどを参照しないとコンプリートしづらい。
前作もそうでしたが、ストーリー後半はセピス・お金不足になりやすい。
特にお金不足が深刻で、武器やアイテムなどをなかなか買えない。
クリア後の特典がポイント制になり、すべての要素を楽しめなくなった。
ここは、クリアしただけで解放されるような条件にしてほしかった。
COMMENT
PSP-3000使用
英雄伝説シリーズは空の軌跡FC・SC・3rdをクリア済みです。
今作は難易度NORMALでクリア。
今作の廉価版が出たのを機に、それを購入してプレイ。
久々の英雄伝説シリーズでしたが、今作も楽しめました。
新しい舞台で新しい主人公で展開するストーリーは、新シリーズとしてのスタート作品として、とても良い内容でした。
まだまだ謎が残る要素もありますが、それらは続編で明かされることを期待します。
ただ、前作からのストーリーの繋がりが濃いので、新規でプレイする方には分からないことも多いと思います。
これからプレイする方は空の軌跡FCからプレイすることを、強くオススメします。