ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
中央値: 76 Amazon点数: 4.0
スコアーボード
標準偏差 16.78 (難易度) 1.51 mk2レビュー数 74ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
82pt
GOOD!
ダンガンロンパはアニメから入り、知っている人に勧められてプレイしました。
アニメとの違う箇所も説明しながら、解説したいと思います。
◎ アニメと同じ声優陣
ゲームが最初なんですが、アニメから入った方はこの事に感動すると思います。
モノクマ役もちゃんと「大山のぶ代」さんですので、楽しいと思います!w
◎ アニメで見られなかった箇所が、ゲームでわかる。
アニメではカットされていた場所等の説明が、ゲームでわかるようになっています。
◎ 自由時間にはキャラクター達と親密に。
ゲーム中には「自由時間」があり、自由時間中に特定のキャラと一緒に会話する事が出来ます。
◎ キャラ会話後は、プレゼントを。
「自由時間」でのキャラクター会話後にはプレゼントを渡す事が出来ます。
このプレゼントは学園内にある「購買部」で買える事が出来て、特定のアイテムだと好感度が上がります。
好感度が上がると、学級裁判に役に立つスキルが貰えます。(また、そのキャラの過去もわかります。)
◎ モノクマメダルでギャラリー解放。
ゲーム中に入手できるモノクマメダルで、ギャラリーの様々な要素が解放されます。
ゲーム中に流れた「BGM」や、キャラクターの「イラスト」、ゲーム中に導入された「ムービー」等。
モノクマメダルを使用する事で解放されるので、難しい事もないのでサクサク解放出来ると思います。
◎ 事件の捜査・推理・学級裁判が面白い!
アニメでもあった「捜査」と「学級裁判」。勿論ゲームにも導入されていますが、アニメとは違って自分で「推理」しないとわからない謎もあり、それらを解明するのが面白いです。
簡単に言えば、逆転裁判のようなもので、「捜査」で集めた情報を元に矛盾を見つけて、犯人を導き出す…と言ったところでしょうかw
(ところが学級裁判にも悪い箇所もあるんですが、そこはBADにて。)
◎ 裁判中に出る”発言”が証拠になる事も…。
「捜査」時には出なかった「証拠」が、裁判中のとあるキャラの”発言”から、入手する事もあります。
なので、常に油断出来ない緊張感がある戦いを楽しめます。
また、「発言を記憶させる」事もあり、その”発言”で裁判を解決する事もあります。
常にキャラの会話・そして証拠品を見て、それらを踏まえて矛盾点を見つけたり、推理するのが楽しいと思います。
◎ キャラクターが格好良い・可愛い
格好良いキャラと、可愛いキャラがいるのが醍醐味でしょうか?
アニメから入って、好きになったキャラと会話も出来るので楽しいと思います。
◎ 総合
PSPで出来る「逆転裁判」かな?w
「逆転裁判」系をしたい方にはオススメします。
また、アニメから入った人にオススメしたい作品です。
アニメでは語れなかったシーンが多いので、そこを探すのも楽しいと思います。
「ただ単にこのキャラが好き!」と言う人にも、勧められる作品だと思います。
BAD/REQUEST
うーん、良い箇所がないような感じで、悪い箇所が多いのかも?
×「学級裁判」にて。矛盾の見つけ方。
「学級裁判」での発言で、矛盾があったら証拠品と一緒に指摘する。
この形は逆転裁判と同じですが、問題は「矛盾の見つけ方」。つまり「指摘方法」です。
このゲームではシューティングゲームのような画面を元に、「証拠品」となるコトダマを発射して、論破すると言うゲームになっているんですが…。
後半になると発言が”上下反転”されて、コトダマをぶつけるのが難しくなってきます。
これのせいで時間切れになり、ゲームオーバーになった人も多いと思います。
× 矛盾点が見つけにくい・”発言”の記憶について。
これは逆転裁判系のゲームの盲点と言うべきでしょうか。
矛盾点が非常に見つけにくい為、ゲームオーバーになる事もあると思います。
これについても後半では多くなり、”発言”を記憶させる事も多くなって、より難しくなります。
最終章では、矛盾とは関係ない事をぶつけるので、わからなかった人もいると思います…。
× IFストーリーがない…。
チュンソフトと言えば、「かまいたちの夜」のようにIFストーリー系があるのが有名ですが…。
ダンガンロンパにはそれらがない為、「殺人を食い止めて別の話に!」なんて事がありません。
アニメはシナリオを基に制作すると思いますが、IFシナリオがゲームに導入されていないので、IFストーリー系が好きな人は飽きちゃうと思います…。
早い話が「かまいたちの夜」のIFストーリー系が好きな方は期待しない方が良いかもしれないです。
× シナリオの謎が解明されないまま、終わる…。
シナリオの謎が解明されないまま終わってしまいます。
「この謎は結局なんだったの?」と、アニメと同じように解明されないので、消化不良と言うべき難点でしょうか…。
× 生存IFがない為、後味が悪い…。
生存IFストーリーがない為、後味が悪くなる事も…。
× アイテム購入形式が、なぜかガチャガチャ…。
アイテムの購入形式が、何故かガチャガチャになっています。
スマブラみたいに、1枚入れる度にダブリ率が大きくなるので、何枚も入れないと新しいアイテムを入手出来ない状態になります…。
普通に選択形式で購入する事が出来た方が良かったと思う。
早い話が、ちょっと飽きちゃうかもしれないです…w
(ちなみにガチャガチャは、アニメOPのラストに出たので見たらすぐにわかると思いますw)
× マップ移動が大変。
マップ移動は”行った事がある場所のみ”ショートカット出来ます。
行った事がない場所は、ショートカット選択が出来ないんですが…。
いかんせん。マップが見にくい事もあるので、分かりにくいと思うようになる事も…。
× 総合
主に学級裁判の操作しにくさ。シナリオの謎が解明されないまま終わる事。
IFストーリーがない事が、BADに繋がりますかね…。
COMMENT
◎ 最後に…。
一言で言えば「面白い」ですが、やっぱり人を選ぶかな?w
アニメから入った人は割とすぐに馴染めると思います。
キャラクターの謎については解明されないキャラもいますので、何かの機会で出る続編等に期待するしかないと思われますw
IFストーリーすらないので、ちょっと飽きちゃう…かな?w
ちなみに前日談となる小説・「ダンガンロンパ?ゼロ?」では黒幕に繋がる”とあるキャラ”にスポットライトが当てられています。
そこでは「黒幕について」の一部の謎がわかるようになっています。
そして、ただいま絶賛発売中の「ダンガンロンパ?霧切響子?」も前日談となりますが、この小説では「ゲーム中で語られていない彼女の過去」が主となっています。
霧切響子ファンの方にオススメする作品ですw
どちらも見ていると、よりダンガンロンパに呑めり込めると思いますw
今現在はVita版も発売しており、追加要素として好きなキャラと仲良くなる事が出来る「学園モード」が掲載されているので、「好きなキャラと一緒に、キャッキャッ」したい人にオススメですw
Amazonレビュー
レビュー者: FGM レビュー日: 2010-11-30逆転裁判の矛盾を指摘するシステムを、ペルソナっぽいライトでクールなデザインのデコレーションで飾ったゲームだと・・・。
しかし、本編をプレイすると一目で分かります。
このゲームが持つ、世界観とシステムは上の二つとはまったく違うことが・・・。
まず、世界観。
これが、良い意味でぶっ飛んでるw。
超高校生級の才能を持つ、見た目的にも言動的にもインパクト大の15人。
キャラ付けが素晴らしく、個性的なキャラクター達に感情移入もし易く、すぐに物語に没頭できます。
そして、このゲームの魅力の一つ。
マスコットキャラとしては申し分ない、裏の主役 モノクマである。
ドラえもんの声といったら、やっぱりこの人!と言われる大山のぶ代さんが声優を務め、
愛くるしい外見からは想像つかないドSな言動とおっさんくさい下ネタの連発は、記憶に強烈に刻まれること間違いなし!
(よもや、大山のぶ代さんの声で、○○○や○○○なんて言葉聞けるとは思いませんでしたww)
それとグラフィックには特に力が入っています。
3Dの空間に2Dのキャラという2.5Dグラフィックは、全編あらゆるシーンインパクトを与え、
シュールとグロが入り混じる”おしおき”シーンは、強烈な見た目に圧巻されます。
あと、部屋に入った時に飛び出す絵本のように出てくる背景や、キャラを調べると飛び跳ねたりするなど、
所々の演出に、製作者の光るセンスを感じました。
そして、このゲームのタイトルにもなっている”ダンガンロンパ”。
学級裁判という舞台で巻き起こる、殺人を犯した犯人「クロ」と残りのメンバー達との息詰まる心理戦。
矛盾を突いて犯人を指摘するというのは逆転裁判ですが、このゲームはそれに時間制限とシューティング要素をプラスしています。
簡単に言えば、限られた時間の中で矛盾したセリフに証拠という弾丸を標準を合わせて撃ち抜くという感じです。
セリフには様々なパターンがあり、それに合わせて対処を変えなくてはならないので、終始緊張感が途切れません。
また、重要なキーワードを浮遊する文字の中から撃ち抜いて完成させる閃きアナグラムや、
話を聞かない相手に数多くの弾丸をリズム感覚で撃ちまくって屈服させるマシンガントークバトル、
事件の全容を分かりやすく解説し、尚且つ漫画の穴を埋める過程でプレイヤーも事件の整理が出来るクライマックス推理。
どのシステムも物語にピッタリマッチして、ミニゲーム感覚でも遊べるので、マンネリはほぼ感じませんでした。
ひさしぶりに、夢中になりすぎてあっという間にクリアしてしまったゲームでした。
逆転裁判ファンやペルソナ3・4の尖ったセンスが好きな人には、是非おすすめしたい一本です。
BGMも非常に出来が良く、物語をうまく盛り上げてくれます。
おしおきシーンのちょっとしたグロやネット用語などが所々あるので、苦手の人は要注意!
製作者のセンスが、最高の形で発揮された素晴らしい完成度の作品なので、
すこしでも興味を持ったらプレイしてみて下さい!
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GOOD!
○オリジナリティー
事件を推理して真犯人を見つけ出すという推理ゲームの王道を行きつつも、「ノンストップ議論」や「閃きアナグラム」といった独自のシステムの導入によって、他作品をはるかに凌ぐスピード感と緊張感を実現している。
○キャラクター・グラフィック
合計16人のキャラクターがそれぞれしっかりと描かれている。またCVも豪華声優ありきではなく、コンセプトにあった声優を選んだという感じで、キャラクターとしっかり溶け合っている点は大きく評価できる。
○快適感
ロードが長いなどの問題もなく、サクサクとプレイできた。
BAD/REQUEST
○熱中度
ボリュームもそこそこあるので、1回目のプレイは熱中できる。ただ2回・3回とプレイしたいかと言われると微妙である。
○ストーリー
キャラクターがどんどん死んでいくのだが、IFルートなどがないため、思い入れのあるキャラクターが死ぬと後味の悪い思いをするかもしれない。またクリアしても謎が完全に解かれるわけではないため、エンディングもどこか歯切れが悪い印象を受けた。良くも悪くも一本道のストーリーである。
○推理の難しさ
基本的には相手の推理を自身の持つ根拠で論破する形なのだが、時々相手の発言を根拠にして論破しなければいけない時があり、見極めが難しい。しかも「一通りやりとりを聞き、最後のキーワードを、再び聞き直したやりとりの冒頭で使う」という場面もあり、一筋縄ではいかない。このあたりをストレスと感じるか、面白いと感じるかで評価が分かれるかもしれない。
COMMENT
どの要素もゲームとしてかなり高い水準でまとまっており、良ゲーと言える。製作者側がだいぶ熱意を込めて制作したゲームであることがうかがえた。(また、ゲーム途中で自社の新作のPVを入れるというおちゃめっぷりには脱帽である)
やろうかどうか迷っているならば、ぜひ手に取ってプレイしてほしい1作。
プレイして損はしない。