モンスターハンターポータブル 3rd
中央値: 65 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
標準偏差 16.48 (難易度) 2.09 mk2レビュー数 126ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt |
54pt
GOOD!
■難易度が簡単
前作に比べてモンスターの攻撃力が劇的に下がっているので、回復薬などをしっかり使えば力尽きることはまずありません。
前作で初心者キラーとして立ちはだかったティガレックスもかなり弱体化されているので、初見でも問題なく倒せるのではないかと。
■グラフィックが綺麗
前作も綺麗なグラフィックでしたが、今作はさらにグラフィックが綺麗になったように感じます。
■モンスターが疲労する
前作まではプレイヤーだけがスタミナ切れを起こすことに理不尽さを感じましたので、モンスターもスタミナ切れを起こすというのはとても良いアイデアだと思いました。
BAD/REQUEST
■ストレスが非常に溜まりやすい
一部のモンスターの攻撃パターンが非常にいやらしいものになっているので、狩りの楽しさなど微塵も味わえずストレスだけがマッハで溜まります。
特にリオレウスの攻撃パターンは本当にひどいもので、「開発者は何を考えてこんな思考ルーチンを作ったのか?」と思わずにはいられませんでした。
■理不尽な当たり判定がある
前作のガノトトスのような亜空間の当たり判定は減少しましたが、今作では理不尽なめくりがかなり多いように感じます。
ディアブロスの角振り回し攻撃が特に顕著なのですが、正面からの攻撃をガードしているのに後ろから当たり判定が来たりして、「おいガードしてるだろ!」と何度突っ込んだことか…
■モンスターが一斉にハンターを狙ってくる
大型モンスターだけでなく、大型モンスターの捕食対象である草食系モンスターも、ハンターを一直線に狙ってきます。
大型モンスターがすぐ近くで暴れているにも関わらずです。
「お前…自分が食われるかもしれないのにハンターなんか狙ってる場合か!」と何度突っ込んだことか…
■属性やられの存在
属性やられって必要だったんでしょうか…。
ただプレイヤーをイライラさせるだけの要素に感じました。
特に「火やられ」は本当にいらないです。
COMMENT
面白いことは面白かったんですけど、とにかくストレスが溜まるゲームでした…。
モンスターの攻撃力がかなり低いので難易度は決して高くないのですが、モンスターの攻撃パターンがとてもいやらしく、さらに「属性やられ」というイライラさせられる要素が追加されたため、モンスターの攻撃を喰らうたびにストレスマッハで何度もキレそうになりました。
MHP2Gの方が「狩りをしたぞ!」という達成感があったように感じました。
Amazonレビュー
レビュー者: 匿名希望 レビュー日: 2010-12-02武器やモンスターのモーションはWii版の3を基準にしているようなので、3プレイ済みの方にとってはあまり変わっていないと感じるかもしれませんが・・・
しかし多くの新モンスターが登場したり、オトモアイルーの装備を変更できるようになったり、武器の種類がシリーズ最多であったり、フィールドの採取ポイントなどでアイコンがつくようになって初心者にも遊びやすくなったりと、確実に進化していると思います
また、これはWiiの3でもあったのかもしれませんが、装備スキルや猫のスキル(ドリンクスキル)の効果を確認できるようになりました
2Gではスキル名が表示されていただけで、そのスキルがどんな効果なのか分からなかったのですが、今回は簡単な説明が表示されるようになっています。さらに装備スキルに関しては、スキル発動のために要するスキルポイントも簡単に確認できるようになっています
攻略サイトを開く手間も省けますし、このシステムは個人的に特にありがたいと感じました
クエストをクリアしたと思ってホッとしたのもつかの間、突然強力モンスターが出現する「乱入クエスト」も好印象でした。腕に自信のない方は素直に撤退してもデメリットはないし、モンハン上級者の方にとっては挑戦してより緊張感を味わえるのではないかと思います
2Gとは違いG級クエストはないので、純粋に難しい多くのクエストを望んでる方にとっては物足りないかもしれませんが、温泉クエストやオトモアイルーシステムの強化等から、一概にボリュームが減ったとは言えません。縦ではなく横にボリュームが増えた、といった感じでしょうか
「和」を強調したユクモ村も、雰囲気が出ててすごく好きですね。新しいフィールドの景色もとても綺麗です。ゲームシステムだけでなく、このような世界観も非常に丁寧に作られていると思います
私は新鮮味があると言いましたが「今までのシリーズとあまり変化がない」という意見もあります。開発者の方々は今までのシリーズから大きくシステムを変えないように意図して作ったらしいので、人によって変化が少ないと感じるのは当然と言えば当然かもしれません
今作はモンハンの基本的なおもしろさを素直に引き継ぎ、純粋にシステムのパワーアップを目指したゲームと言えるでしょう。ですので、大きな変化はなくとも今まで通りのしっかりとした安定感、おもしろさは保障できると思います
まだ村クエストの☆3までしかやってないのであまり参考にならなかったかもしれませんが、一通りプレイしたらまた追記していきます
追記:ようやく集会所の上位の中盤までプレイしたので、気になった点を追記していきます。少々細かい内容になるので、モンハン未経験者の方は下記の「モンハン未経験者の方へ・・・」の項目まで読み飛ばすことを推奨します
●難易度について
他の方もおっしゃっているように、今作は前作に比べて村クエストの難易度が下がったように感じました
私なりにこの理由について考えてみましたが、以下の4点が主な原因ではないかと思います
・オトモアイルーを2匹連れて行けるため、プレイヤーが狙われる可能性が前作よりさらに低くなった(2匹とも回復笛の術などを覚えさせておけば、発動確率も単純計算で2倍になる)
・武器にもよるが、アクションが増えてより有利な立ち回りができるようになった(私は太刀を使ってますが、横移動斬りができるようになってかなり戦いやすくなりました)
・モンスターの攻撃の当たり判定が少し狭くなった(というより、理不尽な当たり判定が修正された)
・モンスターがスタミナ切れを起こすようになり、こちらの攻撃チャンスが増えた(Wiiの3でもあったシステムですが、3未プレイの方にとってはかなり攻撃チャンスが増えたと感じるかと)
単純にモンスターの攻撃力や体力などの数値的な面で前作より低くなっているだけかもしれませんが、これらのことが少なからず影響しているのではないでしょうか
村クエストについては、経験者の方にとっては簡単すぎると感じるかもしれません。しかし初めてモンハンに触れる方にとっては敷居が低くなって、よりモンハンの世界に入り込みやすくなったと思います
それに、集会所のクエストはやはり歯ごたえがあると感じました。集会所でしか登場しない強力なモンスターも多いので、経験者の方でも集会所のクエスト、特に上位をソロでクリアするのは簡単ではないと思います。特にキークエスト以外のクエスト(大連続狩猟など)はキークエストに比べて難易度が高いものが多いです
また、今作はダウンロードクエストが豊富なようです。2Gのダウンロードクエストは難易度が高いものが多かったので、今作でも高難易度のクエストを期待できるのではないでしょうか
●モンスターのモーションや演出について
ティガレックス、ナルガクルガなど、Wiiの3には出ていないが2Gには登場しているモンスターについても、新たな攻撃モーションが追加されています。もちろんスタミナが切れた時のモーションも追加されています
さらに今作で登場するモンスターのほとんどに亜種が存在し、それぞれに新しい攻撃モーションが追加されています。戦いなれたモンスターでも、亜種になるとこちらの立ち回りも変わってくることが多いので、また新しい気持ちで戦えるのが良いと思いましたね
また、フィールドの岩などのオブジェがモンスターの攻撃によって破壊される、スタミナ切れを起こしたモンスターが、草食モンスターを狩って捕食するなど、よりリアルにモンハンの世界が表現されているのはすごいと思いました
初めて戦うモンスターが登場する際のムービーも、戦う前の緊張感を高めてくれて良い感じです。前作でも良かったのですが、画質が上がったこともあってさらに良くなったと感じました
●農場、オトモアイルーについて
農場が前作よりも広くなって、各施設を回るのに少し時間がかかってしまうのが気になりました。一部施設は農場入口でも利用できるようになっていますが、全て回るとなるとあまり意味はありません。ただ、あくまで2Gと比較して時間がかかると感じただけで、個人的には許容範囲です
また、農場にはオトモアイルーを必要とする施設が多いです。まだ詳しくは分かりませんが、オトモアイルーの数やレベルによって、入手できるアイテムが変化する施設もあるようです
オトモアイルーを雇って育てる方にとっては特に問題はないのですが、「オトモアイルーには頼らない、完全にソロでクリアしていきたい!」という方にとっては農場の施設の利用がかなり制限されてしまうので、無理にオトモに頼るシステムにしなくてもよかったのではと思いました
遊ぶほどに気になってくる点もありますが、やはり総じて完成度が高くまとまっていると感じました。初心者から上級者まで満足できるゲームを目指しているという、開発者の方々の意気込みが感じられました
モンハン未経験者の方へ・・・
このゲームは非常に好みが分かれるゲームです
RPGのようなストーリー性はほとんどありません
素材を集め、武器や防具を作り、モンスターを倒す。倒したモンスターから素材をはぎ取って、新たな武具を作ってより強大なモンスターへ挑戦・・・大まかにいえばこの繰り返しのゲームです
人によってはこれをつまらない作業と感じたり、モンスターを倒せず難しいと感じてやる気がなくなる方もいるでしょう
よって、売れているからといって何も考えず購入するのは避けた方が良いです。特に感動的なストーリーを求めている方、アクションゲームが苦手な方は注意しましょう
ただ、複数人での協力プレイができるので、アクションが苦手でも友達と一緒にプレイすれば十分楽しめると思います
また、どうしてもあのモンスターが倒せない!と投げてしまいそうになることもありますが、「あの装備があれば倒せるのではないか?」「落とし穴などの罠アイテムを使えば有利に戦えるのではないか?」など、いろいろ戦略を練ってからもう一度挑んでみると、意外に簡単に倒せることもあります
なかなか倒せなかったモンスターを倒せた時の達成感はとても大きいです。通信プレイがウリのゲームですが、この「達成感」は一人プレイ時の方が断然大きいですね。一人では楽しめない、またはクリアできないゲームかというとそんなことは全然ありません
「売れている」ということは「それだけ楽しいと感じている人がいる」ということです。一度ハマれば時間を忘れてすごく楽しくプレイできます
今作は初心者にも遊びやすいよう工夫されてあり、今までのシリーズに比べて敷居も低めです
アクションゲームが好きな方、通信プレイできる友人がいる方は、ぜひ購入をおすすめします
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ガンダムバトルユニバース
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■発売日:2008-07-17
GOOD!
・当り判定の改善
dosベースの理不尽な判定が無くなりました。
今までのはストレスが溜まりまくったので清々としています。
・オトモが増え、前より使えるように
P2Gのは雇って、とりあえずフィールドに連れていく程度の存在だたので完璧にデコイというか囮でした。
しかし今作は雇う際に名付ける事ができるので愛着も湧きますし、主人愛のアイルーが自分の為に回復増え等を吹いてくれるのが嬉しいです。
装備もハンター同様にモンスターの端材から作ってあげられるので、自分だけのアイルーという認識が前作より強いです。
・モンスターも生き物に
かつては対ハンター用の殺戮マシーンみたいな大型モンスター達でしたが、triからの生態を取り入れ
疲労したり、食事をとる為に移動したりもします。
triでも完璧なシステムではありませんでしたが、今回も直っていないので腑に落ちない部分もあります。
・温泉
いちいち部屋に戻ってアイルーキッチンを使わないで済むのは、手間がかからなくていいです。
ドリンクの種類も結構あるので、敵に応じてどれを飲むかで、属性やられ(小)を無効化できたりと
なかなか便利なシステムだと思います。
・BGM
相変わらずカッコいい曲が多いです。ジンオウガの曲も、渓流の戦闘曲も盛り上がるので
戦ってる感じが伝わってきて好きです。
・農場
入口のアイルーからある程度のことは出来ますし
虫も虫籠、魚釣りも魚網になったので随分簡単になりました。
回収した後は桟橋の入口まで戻してくれる親切設計です。
広すぎる気もしますが、コレ以上便利を求めると
作業度が加速するので、これでちょうどいいです。
BAD/REQUEST
・モンスターの弱体化
明らかにtriより弱いです。攻撃力も抑えられているので、上位でも生き残る確率が高いです。
その代わりに入力してるアナログパッドの位置を先読みするかのような未来予知タックルや
迂闊に受け身をとる(といってもオートでやってくれるんですが)と、連続して食らう攻撃など
ええ?と思うような攻撃が多いです。
イビルジョーは龍属性やられが消えたり、攻撃力が随分少なくなり、すっかり丸くなってしまいました。上位に上がりたてのハンターを華麗に葬ってくれたかつてのジョーの姿はありません。
乱入クエストもお粗末な演出なので・・・。
・亜種
triベース、それとP2、P2Gの看板モンスターを務めてきたナルガクルガやティガレックスにも亜種が追加されました。
新モーションが追加されてるのはごくわずかで、手抜き感が否めない亜種が多いです。
ティガレックス亜種は通常種と違う行動が特徴的なので面白かったのですが他のは・・・残念なのが多数です。
特にかつてのイャンクックに代わる新米ハンターの登竜門であるクルペッコの亜種が、今回の最低最悪のモンスターになっています。
金銀達も悪質というか、行動が嫌らしくなり、戦っていて楽しくなくなりました。
切断武器は翼、打撃武器は頭が弱点だったのですが
なぜか打撃武器の弱点も翼にされ、届かない高さを強要させられて討伐する気を無くしました。
素材から作れる武具が使える金銀はいいのですが、武具も使えない性能のペッコ亜種は何の為に存在するのか解りません。
・合流率
今回は大型モンスターの他に中型モンスターも同じフィールドに存在するのですが
モンスターをエリア移動させり為の道具であるこやし玉をぶつけても、中型の移動先に大型も合流するという熱愛ぶりなので、まともに戦うのが難しい。
モンスター同士の攻撃もかなり低くなった模様で
同志討ちを狙うのは不可能になり、上位クエストはイライラが溜まりやすいです。
・バグ
端材バグは致命的でしたね。素材複製バグじゃないだけマシでしたが・・・
自分はなったことないのですが、壁にめり込むバグや飛竜がエリア移動途中の境目で引っかかって動かなくなるバグ等もあるそうです。
COMMENT
3000仕様。
個人的には満足です。P2はかなりハマったのですが、G級が追加されて随分げんなりしたP2Gと比べて、3rdのが面白かったです。
triのレビューでも目立ったのですが、これ(3ベース)とP2Gは比較の対象になりません。
ボリューム不足というと否定は出来ませんが、数値を弄っただけのモンスター・・・それこそDQのスライムベスみたいなのが大量にいるP2Gとは全く違う感じがします。
動作が完璧に決まっていて、その間を攻撃するターン制のRPGみたいだった過去作に比べて、今回はアクションゲームが強調されたような動きが増えたので、それ故に攻撃力が落とされたのだと思えばあの低さも仕方ないのでしょう。それに初代?Fの何体かを混ぜた、今までの総集編と比べれば、数が少ないのも当然です。
ロックマン5のキャッチコピーだった気がしますが、今回は「優しい難しさ」という言葉が似合います。
優しすぎず難しすぎず。新規の人でもプレイしやすいと思います。