モンスターハンターポータブル 3rd

中央値: 65 Amazon点数: 3.9
スコアーボード
ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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3pt | 4pt | 4pt | 1pt | 2pt | 3pt | 0pt |
48pt
GOOD!
全シリーズプレイ済み
皆でワイワイやるのにとても向いてるゲームです。
武器もトライから復活した4種の武器あり、シリーズ最多となっています。
それに、オトモアイルーが二匹になり、スキルの組み合わせによってはかなり頑張ってくれます。
BAD/REQUEST
正直言って、ガッカリどころではないです。
まず、他の方も言っていらっしゃる難易度。もう言う必要性はありませんね。
次に太刀の存在。太刀要らないとかまではいいません、自分も10回だけですが使用してますし。ただ前から人の邪魔をするのが得意だったクセに、さらに人を巻き込むトライからでた大回転斬りを消そうとは思わなかったのでしょうか。
カメラワーク。前より良くなったのは認めてます。しかし、たまに十時キーの上を一番押したときのカメラ状態にいきなりなったりする現象が見られます。ウザイです。
ドス、牙獣のウザさ。これも言う必要性ないですね。あと、目の前で仲間食われているのに、何故モンスターではなく、プレイヤーに突進してくるんでしょうかリノプロスさん。
バグ技。カプコンさんご自慢の300人のデバッカー君達は一体何してたのですか?貴方達のせいで、成金ハンターがいっぱいいますよ。
ガンランスのオートガード。これは非常に腹立ちます。自分はドスでガンランスが出て以来、ずっとガンランスを一番使ってきましたが、このフザケた仕様のせいでガンランスの質が落ちました。せっかくフルバースト・溜め砲撃など魅力ある技を追加したのにもったいないです。
アイテム使用時のモーション。いい加減に消そうとは思わないんですかねカプコンさん。目の前に怪物がいるのに飲み物飲んでガッツポーズしたり、肉食べて腹ポンポン叩く余裕がどこから来るのか理解に苦しみます。これだったらファンタシースターポータブルの方が断然マシです。使ったときにモーションありませんから。飲んだり食べたりするモーションを消せとはいいません、その行為が無いとリアリティに欠けてしまいますので。しかし、その後の行為を何故作ろうと思ったのですかカプコンさん。
COMMENT
バッドで書けなかった項目を少し書きます。
バインドボイス・風圧。
まず、耳栓なんてスキルにすること事態オカシいと思います。そんなの自分で持参すれば解決するじゃないですか。風圧も、アマツの風とかは分かりますが、他のモンスターの羽ばたき程度でアレくらい仰け反るとは到底思えません。ヘリのプロペラが動いているのに近づいたときでさえ、人はアレ程仰け反りはしません。
非常にもったいないです。モンスターハンターの名前を落としたトライと同等かそれ以上です。しかし、ここまでボロクソに言っても、まだやっている自分がいるのもまた事実です・・・・
それと皆さん3G出る出る言ってますが、一応カプコンは「Gは勘弁」とコメントしておりました。しかし、自分としても出るとは思います。
もし、出たとしたら、せめてバグ換金と乱数調節・オートガードくらいは無くして欲しいです。まぁ、乱数調整の方はシステムのことなので、UMDのプログラムを勝手に見て、乱数で素材・サイズが関係すると発見し、それを公表発表した人が悪いんですけどね。
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一部修正して掲載しています。詳細をお伝いしたいのでお手数ですがフリーのメールアドレスでもかまいませんのでお問い合わせして頂けたら幸いです。■恭一@管理者 お問い合わせ先:kyoichi_mk2@hotmail.com
Amazonレビュー
レビュー者: 匿名希望 レビュー日: 2010-12-02武器やモンスターのモーションはWii版の3を基準にしているようなので、3プレイ済みの方にとってはあまり変わっていないと感じるかもしれませんが・・・
しかし多くの新モンスターが登場したり、オトモアイルーの装備を変更できるようになったり、武器の種類がシリーズ最多であったり、フィールドの採取ポイントなどでアイコンがつくようになって初心者にも遊びやすくなったりと、確実に進化していると思います
また、これはWiiの3でもあったのかもしれませんが、装備スキルや猫のスキル(ドリンクスキル)の効果を確認できるようになりました
2Gではスキル名が表示されていただけで、そのスキルがどんな効果なのか分からなかったのですが、今回は簡単な説明が表示されるようになっています。さらに装備スキルに関しては、スキル発動のために要するスキルポイントも簡単に確認できるようになっています
攻略サイトを開く手間も省けますし、このシステムは個人的に特にありがたいと感じました
クエストをクリアしたと思ってホッとしたのもつかの間、突然強力モンスターが出現する「乱入クエスト」も好印象でした。腕に自信のない方は素直に撤退してもデメリットはないし、モンハン上級者の方にとっては挑戦してより緊張感を味わえるのではないかと思います
2Gとは違いG級クエストはないので、純粋に難しい多くのクエストを望んでる方にとっては物足りないかもしれませんが、温泉クエストやオトモアイルーシステムの強化等から、一概にボリュームが減ったとは言えません。縦ではなく横にボリュームが増えた、といった感じでしょうか
「和」を強調したユクモ村も、雰囲気が出ててすごく好きですね。新しいフィールドの景色もとても綺麗です。ゲームシステムだけでなく、このような世界観も非常に丁寧に作られていると思います
私は新鮮味があると言いましたが「今までのシリーズとあまり変化がない」という意見もあります。開発者の方々は今までのシリーズから大きくシステムを変えないように意図して作ったらしいので、人によって変化が少ないと感じるのは当然と言えば当然かもしれません
今作はモンハンの基本的なおもしろさを素直に引き継ぎ、純粋にシステムのパワーアップを目指したゲームと言えるでしょう。ですので、大きな変化はなくとも今まで通りのしっかりとした安定感、おもしろさは保障できると思います
まだ村クエストの☆3までしかやってないのであまり参考にならなかったかもしれませんが、一通りプレイしたらまた追記していきます
追記:ようやく集会所の上位の中盤までプレイしたので、気になった点を追記していきます。少々細かい内容になるので、モンハン未経験者の方は下記の「モンハン未経験者の方へ・・・」の項目まで読み飛ばすことを推奨します
●難易度について
他の方もおっしゃっているように、今作は前作に比べて村クエストの難易度が下がったように感じました
私なりにこの理由について考えてみましたが、以下の4点が主な原因ではないかと思います
・オトモアイルーを2匹連れて行けるため、プレイヤーが狙われる可能性が前作よりさらに低くなった(2匹とも回復笛の術などを覚えさせておけば、発動確率も単純計算で2倍になる)
・武器にもよるが、アクションが増えてより有利な立ち回りができるようになった(私は太刀を使ってますが、横移動斬りができるようになってかなり戦いやすくなりました)
・モンスターの攻撃の当たり判定が少し狭くなった(というより、理不尽な当たり判定が修正された)
・モンスターがスタミナ切れを起こすようになり、こちらの攻撃チャンスが増えた(Wiiの3でもあったシステムですが、3未プレイの方にとってはかなり攻撃チャンスが増えたと感じるかと)
単純にモンスターの攻撃力や体力などの数値的な面で前作より低くなっているだけかもしれませんが、これらのことが少なからず影響しているのではないでしょうか
村クエストについては、経験者の方にとっては簡単すぎると感じるかもしれません。しかし初めてモンハンに触れる方にとっては敷居が低くなって、よりモンハンの世界に入り込みやすくなったと思います
それに、集会所のクエストはやはり歯ごたえがあると感じました。集会所でしか登場しない強力なモンスターも多いので、経験者の方でも集会所のクエスト、特に上位をソロでクリアするのは簡単ではないと思います。特にキークエスト以外のクエスト(大連続狩猟など)はキークエストに比べて難易度が高いものが多いです
また、今作はダウンロードクエストが豊富なようです。2Gのダウンロードクエストは難易度が高いものが多かったので、今作でも高難易度のクエストを期待できるのではないでしょうか
●モンスターのモーションや演出について
ティガレックス、ナルガクルガなど、Wiiの3には出ていないが2Gには登場しているモンスターについても、新たな攻撃モーションが追加されています。もちろんスタミナが切れた時のモーションも追加されています
さらに今作で登場するモンスターのほとんどに亜種が存在し、それぞれに新しい攻撃モーションが追加されています。戦いなれたモンスターでも、亜種になるとこちらの立ち回りも変わってくることが多いので、また新しい気持ちで戦えるのが良いと思いましたね
また、フィールドの岩などのオブジェがモンスターの攻撃によって破壊される、スタミナ切れを起こしたモンスターが、草食モンスターを狩って捕食するなど、よりリアルにモンハンの世界が表現されているのはすごいと思いました
初めて戦うモンスターが登場する際のムービーも、戦う前の緊張感を高めてくれて良い感じです。前作でも良かったのですが、画質が上がったこともあってさらに良くなったと感じました
●農場、オトモアイルーについて
農場が前作よりも広くなって、各施設を回るのに少し時間がかかってしまうのが気になりました。一部施設は農場入口でも利用できるようになっていますが、全て回るとなるとあまり意味はありません。ただ、あくまで2Gと比較して時間がかかると感じただけで、個人的には許容範囲です
また、農場にはオトモアイルーを必要とする施設が多いです。まだ詳しくは分かりませんが、オトモアイルーの数やレベルによって、入手できるアイテムが変化する施設もあるようです
オトモアイルーを雇って育てる方にとっては特に問題はないのですが、「オトモアイルーには頼らない、完全にソロでクリアしていきたい!」という方にとっては農場の施設の利用がかなり制限されてしまうので、無理にオトモに頼るシステムにしなくてもよかったのではと思いました
遊ぶほどに気になってくる点もありますが、やはり総じて完成度が高くまとまっていると感じました。初心者から上級者まで満足できるゲームを目指しているという、開発者の方々の意気込みが感じられました
モンハン未経験者の方へ・・・
このゲームは非常に好みが分かれるゲームです
RPGのようなストーリー性はほとんどありません
素材を集め、武器や防具を作り、モンスターを倒す。倒したモンスターから素材をはぎ取って、新たな武具を作ってより強大なモンスターへ挑戦・・・大まかにいえばこの繰り返しのゲームです
人によってはこれをつまらない作業と感じたり、モンスターを倒せず難しいと感じてやる気がなくなる方もいるでしょう
よって、売れているからといって何も考えず購入するのは避けた方が良いです。特に感動的なストーリーを求めている方、アクションゲームが苦手な方は注意しましょう
ただ、複数人での協力プレイができるので、アクションが苦手でも友達と一緒にプレイすれば十分楽しめると思います
また、どうしてもあのモンスターが倒せない!と投げてしまいそうになることもありますが、「あの装備があれば倒せるのではないか?」「落とし穴などの罠アイテムを使えば有利に戦えるのではないか?」など、いろいろ戦略を練ってからもう一度挑んでみると、意外に簡単に倒せることもあります
なかなか倒せなかったモンスターを倒せた時の達成感はとても大きいです。通信プレイがウリのゲームですが、この「達成感」は一人プレイ時の方が断然大きいですね。一人では楽しめない、またはクリアできないゲームかというとそんなことは全然ありません
「売れている」ということは「それだけ楽しいと感じている人がいる」ということです。一度ハマれば時間を忘れてすごく楽しくプレイできます
今作は初心者にも遊びやすいよう工夫されてあり、今までのシリーズに比べて敷居も低めです
アクションゲームが好きな方、通信プレイできる友人がいる方は、ぜひ購入をおすすめします
アクセスランキング
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モンスターハンターポータブル 2nd G
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1?4人 【廉価版】 ■ 発売日:2008/10/30 ■ 価格:3,140円 大人気「モンハン」シリーズの「2nd」に続く「2ndG」が登場だ。「2nd」をベースに作られた拡張版となっており、最上級クエスト「Gクエ」の実装や、シリーズ初登場となるモンスター、新ステージの導入、データ引き継ぎ機能の強化とファンには嬉しいボリュームアップだ。(転用元:GDEXより)
■価格:4800
■発売日:2008-03-27
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モンスターハンターポータブル 3rd
■ ジャンル:ハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック時は最大4人)
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DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)
■ ジャンル:ドラマチック プログレッシブ アクション
■価格:6090
■発売日:2008-12-18
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ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
■ ジャンル:ハイスピード推理アクション(ADV) ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:4,200円
■価格:5229
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GOD EATER(ゴッドイーター)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホック対応:2?4人)
■価格:5229
■発売日:2010-02-04
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ペルソナ3ポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,040円 ■ データインストール対応
■価格:6279
■発売日:2009-11-01
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GOD EATER BURST(ゴッドイーター バースト)
■ ジャンル:チーム連係型ハイスピードハンティングアクション ■ プレイ人数:1人(アドホックモード時:2?4人) ■ アペンド版:2,100円
■価格:5229
■発売日:2010-10-28
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ファンタシースターポータブル
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1?4人
■価格:5040
■発売日:2008-07-31
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英雄伝説 零の軌跡
■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,200円 ■ 限定ドラマCD同梱版:7,980円
■価格:6090
■発売日:2010-09-30
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METAL GEAR SOLID PEACE WALKER(メタルギア ソリッド ピースウォーカー)
■ ジャンル:タクティカル・エスピオナージ・オペーレーション ■ プレイ人数:1?6人(アドホックモード:2?6人) ■ ダウンロード版:4,700円
■価格:5229
■発売日:2010-04-29
GOOD!
・シリーズ最多の武器種の搭載
これまでの武器に加え、トライからスラッシュアックスの登場
12種類もの武器の選択肢は初心者だけでなく、経験者にとっても「今度はあの武器も使ってみようかなぁ」という挑戦心を芽生えさせるいいきっかけになったと思います
これだけの種類が今回は用意されているので、折角だから自分も普段より色々なものを触ってみたくなりましたし、最終的に半数以上もの武器種に触れる事となりました
・名前について
ハンターの名前に使える文字種がこれまで英数字だけだったのに対して、今作でもフロンティアと同じく漢字、カタカナ、ひらがなも使用可能になりました
さらに自分好みな名前に出来るようになったのは喜ばしい事でした
今後も名前はこの仕様でお願いしたいです
・マイセットのシステム
マイセットを登録した場所は、登録した時点の装備状態でキープされるようになりました
これにより今までイチイチ装飾品を付け替えたり、余分に生成する必要がなくなり快適になっています
以前からの悩みの種の一つだったので、痒いところに手が届いた気がしてとても親切な変更でした
・グラフィック
PSP基準では最高峰の部類に入ると思われます
PS2時代と遜色無いくらいに鮮やかで美しく描かれているように見え、感動しました
砂漠や孤島のフィールド等で見上ると、満点の星空に流れる星がとても綺麗です
モンスターのポリゴンの質感も滑らかになっていました
・サウンド
新フィールド渓流の汎用戦闘BGM「陽昇る水景」
対ジンオウガ戦闘BGM「閃烈なる蒼光」等、新規収録のBGMには感服しました
その他トライから引き続き使われているBGM群も、狩猟風景を盛り上げてくれるものとなっています
・その他
モンスターの当たり判定の改善(見た目のままの判定)、護石によるスキルの多様性、カメラワークの改善、オトモアイルーの二匹までの同行可能などの追加、改善要素がこれまでのシリーズで感じた不満や希望に対して、適切かつ丁寧なアプローチが成されていたのは感激です
ただ、護石システムだけは完璧でも無い印象
詳しくはBADにて後述
BAD/REQUEST
・ボリューム不足
一番の不満点がこれです
一つの武器だけをひたすら使っていたなら、飽きが早いと思います
GOODで色々な武器を使い始めたと記述しましたが、主にこれによるマンネリの解消の為でもあります
武器種は多けれども、派生は少なし
モンスターの少なさは始めた当初気にもなりませんでしたが、結果的にモンスターが少ないとそれに伴って装備の数も少なくなるゲームがモンハンでした
ソース元のトライに比べれば随分マシな印象でしたが、PSPのモンハン最高峰たる2Gの後継作品である以上、グラフィックを落としてでもいいからここはもう少し頑張って頂きたかった
・亜種モンスター
2Gまでにも様々な亜種モンスターが登場しました
「水増し」と揶揄されながらも、その亜種モンスターにより装備のバリエーションが増えていたのもまた事実です
が、今回の亜種モンスターはその動きこそ原種から変化があるものが増えたものの、根本的には水増しのままでした
亜種モンスターだけしょっ引いてしまえば、それは一目瞭然です
ここまで亜種でごまかすというなら、新規のジンオウガやドボルベルク並びに、イビルジョー、アルバトリオンのトライ強ボス勢にも亜種の存在を徹底して頂きたいものです
・上位クエストのお邪魔キャラ
やれジンオウガへ行けばクマが出て邪魔してきたり、アルマジロを狩ろうと砂漠へいけばボルボロスと初期配置エリアが同じだったりと、とにかく上位の単発狩猟クエストにはうんざりするくらい何かしらお邪魔キャラが居ます
出難い素材のため仕方なく連戦を覚悟しなければいけない状況に於いて、これらの存在が結構目障りです、「まだ素材足らない・・・また行かないと」って時に激しくやる気を削がれます
それもわりと短時間で合流してくるもんだから急いでメインターゲットとの戦闘を中断して忙しなくこやし玉をお邪魔虫に投げつけにいかなければなりません
これを無視して戦闘を続行するのは、ソロプレイだとかなり面倒です
この手のサプライズ要素は、マルチプレイ限定出現とかには出来なかったのでしょうか
・難易度
難易度が高いことで有名な本シリーズですが、今回は新規層獲得の為かやけにモンスターが弱くなっています
特に村クエストの方はそれが顕著で、弱点属性の考慮なんてあったもんじゃなく何か強い武器一本あればだいたいどのモンスターも簡単かつ短時間で捌くことが出来ます
看板モンスターであるジンオウガこそ、最初のとある場面で乱入してきた時は、これまでのシリーズの先入観から撤退を余儀なくされる程の強豪に思えましたが
彼の本狩猟クエストをやると初見でも15分程で簡単に討伐出来てしまいます
「強い」筈の看板モンスターとしての凄さが全然伝わりません
後になって公式自ら「今回はヌルめにしてある」というコメントをしていた事を知りましたが、村クエどころか上位クエストまでもがその考えに汚染されているのはどうなんでしょう
例えばアルバトリオン討伐にソロで30分かかったとして、四人で行けばざっと5分から10分未満程度
ジンオウガですら大して腕の立つ事もない四人でも5分未満で討伐が容易なんです
一人で上位回した場合は時間こそかかりますが、ほど良い難易度と許容はできます
ですが、マルチプレイで狩猟を行った際の劇的なモンスター弱体化はいただけません
わたしの知りえる限り、「マルチでもハラハラする」ようなゲームだった筈です
こんな現象に対して、例えG級が無くとも「マルチ時はモンスターの体力や攻撃力に上方補整」をかける等してバランスを程よくしなかったのは問題だと思います
紙粘土のような脆いモンスターを狩っていても、次第にだれてきます
完全に調整不足、マルチプレイのあり方に疑問を持たざるを得ない事に
・護石システム
上で紹介したように、護石と呼ばれるものがトライに同じく今回追加されました
これ自身で特定のスキルポイントを補ったり、あるいは特定のスキルを発動する事が出来るというメリットがウリです
しかし、「このスキルでこれだけのポイントの奴が欲しいなぁ」と期待に胸膨らませ火山のフィールドにピッケル担いで、護石の元となる「お守り」を掘りに行くわけですが・・・
何千何万通りものパターンの中から完全にランダム入手制となっているので、いざこの採掘作業に勤しみ、出るまで掘るぞとムキになると本来のモンハンとしての姿が完全に無くなってしまいます
何百何千とクエスト行って延々とピッケルを振るって、「次こそお目当てのお守り出てくれ」と哀願しながらPSPと睨めっこするのは精神衛生上大変よろしくないことです
長年、物欲センサーなるシステムで素材が得にくいような設計となっているモンハンですが、この採掘作業の間はより際立ってプレイヤーの心をねじ伏せようとしてきます
最悪のコンボだと思います
救済措置はいまのところありません
いつかお守りが大量に入手出来るようなクエストの配信があるのでしょうけど、ゲームのメイン部分でもないところでそこまで莫大な時間をかけるのはそもそもナンセンスです
ユクモポイントと鉱石だけが溜まっていきます
交換できるようなシステムが欲しかったです
あわよくば、この護石システム自体を以降廃止の方向で
・その他
スタミナシステムも、トライから健在です
これもトライをやってる時はそんなに気にならなかったし、寧ろ好印象だったんですが、モンスターが増えるとそうもいきません
2Gでは畏怖し敬服していた筈のティガレックスはバテると突進して必ずすっ転び、ジンオウガはだらしなく立ち止まり呻き、その他のモンスターも動きが止まるものが殆どで攻撃がサクサク入る
減気効果の攻撃の存在もあるので、重要な要素とは思いますが
やはりこれも難易度を下げる要因のひとつだと感じました
以降のシリーズで廃止、あるいは効果時間が短くなっていてくれれば良いかと
転んだティガレックスのなんとも哀れで無様なことか・・・シリーズ初登場時の威厳ゼロ
そしてバグが目立ちます
端材というアイテムを無限に増やすことが出来たり、それを売ることでお金に困らなかったり
デバック不足としか言いようの無い異次元へのすり抜けバグが複数のフィールドで存在したり
モンニャン隊を出した後、砂漠やアマツマガツチ戦でのマルチプレイによる異様な処理落ち
容量をフル活用してる割には中身が薄く、挙句こんな目立つ不具合まで残したまま発売に踏み切ったのはどうしてなのか
COMMENT
悪い部分もかなり目立つ今作ですが、決して面白くないわけではありません
なんだかんだで没頭していましたし、660時間まで遊んでから売却しました
モンハン然としたクオリティの元、経験者も初心者も遊びやすくなっている印象です
客層のニーズをこれまで以上に理解しようとした、意欲的かつ革新的な作品だったと思います
PSPソフトの中では、間違いなく当たりの部類です
ただ、それでもわたしは2Gを超えるには至らないという評価を下しました