ミスタープロスペクター ほりあてくん
中央値: 82 Amazon点数: -
スコアーボード
ユーザーレビュー
| オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
74pt
GOOD!
・沢山のアイテムを集める楽しさ。
・簡単操作。なにせ掘るだけ。
・トリップできそうな(してそうな)キャラデザイン。
そのくせドットだけは可愛らしい。
・総じて本当にテンポがよく、まさに止め時を失う。
・ゲーム容量６４MB。メモステに優しい。
BAD/REQUEST
・ゲームの目的が「アイテムを集める」ことに集約されるので、
肌に合わなければどうしようもなくなってしまう。
・グラフィックに期待して買う人はいないと思われるが、
まあ、全体的にチープである。BGMもしかり。
・アイテムを売る時や選ぶ時、分かりづらい。
新たにゲットできたアイテムは、NEWマークをつけてくれる等あれば更に良かった。
・悪いというわけではないが、どういう層を狙って販売したゲームなのかが気になる。
COMMENT
このゲームがPS時代に売りに出された時からずっと気になっていて、
晴れて２０１１年１月にゲームアーカイブスに登場。いい時代になったものである。
ゲームの流れとしては、掘る→帰るの繰り返し。
一応の目的やイベント(なんと実写の人形劇)はあるにはあるが、
やることといえばアイテムを集めて帰る、これだけである。
しかしその一点において抜きんでて特化しているというか、
それだけしかやることがないというか、とにかくシンプルイズベスト。
テンポの良さも相まって、お好きな人にはたまらない
「集めゲーのスルメゲーの異ゲー」・・・これがほりあてくんの正体だった。
特筆すべき点として、全体にただよう独特の魅力がある。
夢に出そうなキャラデザイン。ゲームモードを選ぶ際には、
ドアップで写る瞳孔全開のほりあてくんが迎えてくれるが、
そこで驚いていてはいけない。
持って帰ったアイテムは図鑑に載り、そのひとつひとつに簡単な説明がつくが、
それがいちいちシュール。どうシュールかは説明しがたいのだが、ゲーム内において
クソゲーの体験版というアイテムを手に入れられるところからその一端を垣間見れる。
アイテムをザクザク集めて持って帰るゲームといえばウィザードリィ系列や
だんじょん商店会(アーカイブス化是非希望)などがあるが、
それらにはまる素養がある人にはそれなりの安心をもっておすすめできるゲーム。
財布にも優しいし容量も少なめで携帯機PSPとの相性も抜群。
大作ゲーのおともや一日終わりの息抜き、通勤通学時などにも。
いや本当、案外いいですよ。これ。
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GOOD!
・只鉱山を掘り進むだけなのに、どうしてこんなにハマってしまうのか？ヒントは人間の持つとある欲求にあります。
鉱山をひたすら掘り進み、アイテムを集めたりレベルアップしたりと収集欲を満たしてくれる要素が満載です。
アイテムの種類も全252種類と多く、集め甲斐があり、やり込み派も納得のボリュームを誇っています。
・簡単操作でストレスフリー、テンポの良さも抜群です。
ゲームのメインパートである鉱山内の岩を掘り進む箇所で使うボタンは方向キーのみ、プレイヤーの行く手を阻む敵も出現しますが敵がこちらよりも弱ければ自動的に排除されるので、プレイヤーは只ひたすら鉱山を掘り進みアイテムを探し出す事に集中出来ます。
難しい操作を要求される事はありませんので、コントローラー捌きに自信がない方でも安心ですし、デスペナルティもありますが鉱山内で獲得したアイテムは必ず一つは持ち帰れますのでゲームオーバーがストレスになる事は少ないでしょう。
また、ゲーム性もシステムも非常にシンプルで余分な箇所がなくテンポも良いので、止め時を見失ってしまう様な中毒性を持っています。
私は購入したその日に一時間程度のプレイで済ませる予定が、気付けば五時間以上プレイしていました…。
ほりあてくん、恐るべし。
・節目に流れるムービーはなんと実写の人形劇(！)
なんと、ゲームに登場するキャラクターが可愛いぬいぐるみになってムービーに登場します。
ムービーのノリは一昔前の幼児向け番組の様な雰囲気で、とても癒されました。
この人形劇がよく出来ているので、グラフィックスには少し高めの点数を付けさせて頂きました。
・際どいネタが満載！ある意味大人向けのゲームなのかもしれません。
誰もが知っている国民的RPGや渦巻きのマークが目印のゲームハード、豪華な衣装で有名な演歌界の大御所、インパクトの強いCMで一世を風靡したあの人、誤植が多い事で有名な攻略本などのパロディや、ペットの鳥とろうそくを合成して出来上がるアイテムがフライドチキンといったブラックジョークなど、随所に際どいネタが散りばめられています。
アイテム図鑑の説明文や合成して新たなアイテムを作り出す事もこのゲームの魅力の一つだと思います。
BAD/REQUEST
・アイテム図鑑から新たに入手したアイテムを見つけにくい。
只でさえアイテムの数が多いのですから、新しく入手したアイテムには目印を付けて頂けるとありがたかったです。
COMMENT
息抜きのつもりが一時間、二時間、三時間とどんどん深みにハマっていってしまう不思議な魅力を持ったゲーム、ほりあてくん。
2011年現在の感覚ではグラフィックやBGMにチープさを感じてしまいますが、それと共に古き良きものが醸し出す雰囲気に懐かしさを感じました。
非常に分かりやすく遊びやすい、正にシンプルイズベストなタイトルですので、オールドゲーマーは勿論、コアユーザーからライトユーザーまで幅広い層に遊んで頂きたいと思います。
アイテム集めがお好きな方には手放しでオススメ出来るタイトルです。
自分の持っている欲求の中では収集欲が一番大きいであろう私には大満足の一本でした！