英雄伝説碧の軌跡レビュー(評価)

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英雄伝説碧の軌跡レビュー

発売元	日本ファルコム（オフィシャルサイト）
発売日	2011/09/29
価格	6,090円（税込）
レーティング	【Ｂ】12才以上対象(CERO について)
ショップ/リンク	Amazon
タギングトップ3 (?)
タイトル概要	■ ジャンル：ストーリーRPG ■ プレイ人数：1人 ■ 完全予約限定版：9,240円 ■ ドラマCD同梱版：7,980円

スコアボード

中央値: 76
難易度: 2.24
レビュー数: 55

スコアチャート

0-9

10-19

20-29

1.8%

30-39

7.3%

40-49

9.1%

50-59

18.2%

60-69

25.5%

70-79

23.6%

80-89

14.5%

90-100

【60点以上】
81.8%
【標準偏差】
14.89

ユーザーレビュー

ソート（デフォルト：ALL）

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　475人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	4pt	5pt	5pt	4pt	3pt

総合点
91pt

GOOD!

とにかくシナリオが素晴らしいです。ゲームに熱中するような歳でも本来無いんですが、この作品、というよりも日本ファルコムという会社のファンです。もはや私の中では夢中になるゲームを作れるのはこの会社しかないです。作り手が綿密に打ち合わせをして良いものを産み出そうと努力しているのがとてもよく分かるからです。前作の零の軌跡はシナリオの抑揚にやや物足りなさを感じたものですが、今作まで通してプレイすると、話がきちんと通っていて、非常に感心しました。一番の魅力は、メインキャラクターも、サブキャラクターも、敵役も、街の住人も登場人物たちが、その世界で生きているというリアリティを出していることです。それも決してリアルなグラフィックで視覚的にそれを表現しているのではなく、ちょっとしたセリフや音楽の掛け方の工夫で、実現させていると感じられる部分です。「人」を生かすことに成功しているのでシナリオが素晴らしいと感じられるのだと思います。

BAD/REQUEST

多くの人があげているようにバグです。私はファルコムのファンですが、バグを出すということがほとんど記憶にありません。今回、これだけ致命的なバグを出している、ということは開発期間がやはり厳しかったのではないでしょうか。また、これも他の人が指摘しているように終章の構成です。４章?断章のコンパクトな展開を考えると、終章は間延びしすぎです。特にがっかりしたのが終章のラストダンジョンです。空の軌跡ＳＣのラストダンジョンはそんなに長くありませんが、突入から非常にテンションがあがりました。ラストダンジョンに入ってから最後の敵にたどり着くまでに同じような敵を何度も出しているのもあり、濃度が薄まってしまった感じでしす。また、ラストダンジョンの音楽はさほど印象に残りませんでした。開発期間、コストの兼ね合いでやむを得ず少し方針転換した部分があったのではないかと感じました。ただ、最後の敵とのやり取り、あの幕の引き方は非常に良かったと思います。

COMMENT

「PSP-3000使用」
全体を通しては、大満足の部類です。
私は空の軌跡からプレイしていますが、空の軌跡からの世界観も含めて、シナリオが破綻していません。空の軌跡からそうですが、今回はより一層、政治的な背景をきちっと取り込むことが出来ていました。ファルコムの作品はみだりに残虐なシーンやキャラクターが沢山死んでしまうようなことをしないという不文律があると思いますが、そういう制約の中で一線を越えずに、シリアスな展開を最後まで演出し続けたのは素晴らしいと思います。他社の作品においては、コストをいたずらに掛けて美麗なグラフィックを売りにする会社はあっても、肝心のシナリオがまるで物足りないと思うことが多いです。このシリーズは、「人」を中心に描いているからその良さが際立つと思います。どこかに必ずいいシーンがあります。そういったシーンをハイレベルな音楽が支えています。賛否両論あると思いますが、私はこの世界観をもった続編を舞台を変えてでもひたすら続けていってほしいと思います。

プレイ時間：60時間以上100時間未満(クリア済)
ファルコムファンさん [2011/10/16 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　447人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
4pt	4pt	5pt	5pt	5pt	4pt	2pt

総合点
92pt

GOOD!

・シナリオ＆熱中度
前作から謎だったことが少しずつ分かり始めた矢先に(´ﾟДﾟ｀)ﾝﾏｯ!!という展開になりプレイしているうちに次がどんどん気になりプレイし続け時計を見ると(ﾟ∀ﾟ；)うわぁ…となることもしばしばありました。長くなるとダラダラなりがちですがこの作品はワクワクさせてくれます。
話の内容もある程度覚えていると「あぁ！そういうことか♪なるほど?」と思わせてくれるわかりやすい内容です。特務支援課は小難しい理由で戦っているのではなく大切な人を守りたいから戦うという分かりやすいが強固な信念で戦いに臨むところもＧＯＯＤです
そして意外な人物が黒幕であり意外な幕引きをします。ここはプレイヤーにより好き嫌いが分かれると思います。
サブクエスト(支援要請)も豊富で、お使いのような依頼でもメンバーの意外な一面が見れたり、実はやんごとなきお人が絡んでいたりと中断するタイミングが見つからないほど熱中してしまいました。

・シリーズもの
ＢＡＤで書かれてる方も多いですが敢えてこちらで書かせてもらいます。いきなり今作から入った方には「？だれ？　？なに？」っていう人物や言葉が飛び交いますので敷居が高いかもしれません。逆を言えばＦＣからやってる人にすれば(´ﾟ∀ﾟ｀)ｷﾀｺﾚという話にもなっていきます。
途中で「あぁ?、また続編が出るわ＾＾」というような流れでもあります。だって空の軌跡からちょっかい出してくる結社の人たち減らないんだもん。むしろ補充しやがった(*ﾉ∀ﾟ*)σ！

・ロイド
天然タラシと呼ばれる熱い男。仲間を助けるためなら危険を厭わない。他のメンバーも感化されてるから一緒にＧＯ！　o(｀・д・´)oｳﾝ!!　こういう露骨に熱い人物はとてもＧＯＯＤです。

・キーア
個人的には無邪気なキャラは(やかましいからは好きではないのですが、彼女の苦悩や優しさがとても暖かくしてくれます。エエ子です。
支援課の面々が「うちの子」と呼ぶのに納得できます(｡´ﾟｪﾟ)｡´_ _)ｩﾝ

・キャラクター
味方はもちろん敵方も好感のもてるような人物ばかり。前作では謎だらけだったワジやリーシャ、スポット参戦のノエルは味方になり、しっかりと掘り下げてくれるので愛着がわきます♪
前作ではグラがなく「この人どんな顔なんやろ?？」って気になってたスキン兄貴やツンデレ隊員などが追加されて物語にもよく絡んできます。

・サウンド
さすがのファルコムクオリティ(　ﾟдﾟ)!!　従来のＢＧＭもあるしアレンジされた曲もチラホラ(追加された曲は６０曲近くあるそうです)、休暇のＢＧＭや緊迫した場面でのＢＧＭなど…一つ一つが耳に残ります。また雌雄を決する戦闘ではあの曲その１が流れ、特務支援課の壁であり目標であったあの人との決戦ではあの曲その２が流れて前作をプレイした人には嬉しい演出もしてくれてます。

・レコード
達成するにはそんなに難しくないし、どの程度達成できているか割合で確認できるので少し頑張れば１週目でもかなり獲得することができます。

・システム
前作同様フィールドアタックにより先制攻撃、急襲攻撃がかなり取りやすいです。ロイドを先頭にし、正面から叩く→動けない敵の後ろに回り再度アタックで急襲できます♪

戦闘はごり押しではかなり難しくなりますが、少しアーツやクラフトで工夫すれば楽しい戦闘になります♪マップ移動は導力車、バス＋αがあるのであっちこっちに探索でかけれます。またレベルが上がっていると低レベルの敵はフィールドアタックで撃破可能なのでセピスも回収できます。
またおーぶ面とをセットすることでどのアーツが使えるようになるかわかるリストもメニューから直接戦闘手帳も開けるので、そういった手間もありません。

・ミニゲーム
ポーカー、ブラックジャック、落ちげー、などの簡単なミニゲームがいくつかあります。簡単なゆえにハマると何度も何度もしてしまいます。

BAD/REQUEST

内容はあまり悪いところないんですが…

・Ｓクラフト
エコーが効きすぎて何を言っているか分かりにくい。ＳＤキャラのままモチョモチョ動くのでいまいち迫力に欠ける。

・バグの多さ
今までのシリーズで一番ひどい｡ﾟ(PД｀q｡)ﾟ｡
みんなが一か所に固まるorロイドしかでてこず(会話ウィンドウには他のキャラは出てくる)話が続くのでなんだか残念な気持ちになります。再起動すれば直りますがいつなるかわからんのでハラハラしながらイベントを進ませていました。
フリーズ、キャラがあり得ないところにめり込むことがあり、こまめなセーブが必要になります。

COMMENT

空の軌跡ＦＣからプレイ済み、プレイ時間１００時間くらいでクリア済み

PSP-3000型使用

サブクエ込みで８０時間くらいかかりましたが飽きることなく物語の最後までいけました。久々にやりごたえとジーンとくるＲＰＧに出会えたという感じです。前作のことも消化しクロスベルは終了！って感じです。
この流れで行くと遊撃士か特殊部隊とか別の国、組織あたりで｢○の軌跡｣で結社を追い詰める作品が出ると思います。ここまできたらとことんやったってくださいo(｀・д・´)o　と思える作品に仕上がってます。
スタッフがファミ通あたりでプレイヤーの好きなＲＰＧでいたいとコメントしていたのは嘘ではなかったです。

熱中してしまうとリアルの時間がヤバイことになりかねないのでしっかりと休憩時間や睡眠時間を取れるように良い意味で計画的にプレイしなくてはいけない一本でした。

次回作にも期待が高まります((o(´∀｀)o))ﾜｸﾜｸ

プレイ時間：100時間以上(クリア済)
ryutyamaさん [2011/10/13 掲載]

このレビューはオススメ？　

[問題報告]

　445人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。

オリジナリティー	グラフィックス	サウンド	熱中度	満足感	快適さ	(難易度)
2pt	3pt	3pt	3pt	4pt	2pt	2pt

総合点
60pt

GOOD!

・作りこまれている
各章毎に住民の会話の内容が変わったり、色々と凝っている部分が多い。また私の場合、結構依頼は飛ばしながらプレイしたが50時間くらいクリアにかかり、ボリュームは中々豊富であったと思う。

・システム面の改善
アーツや一斉攻撃や、街の中の移動でカットできるようになったので少し快適になった。

BAD/REQUEST

・ストーリーが微妙に感じた
結局、主人公の行動のせいで戦争することになったが、本当に救出する必要があったのか疑問。また、某キャラの過去の断罪とかは全くなく、悪役に関してもあっさりと殺さず、捕縛せず許容してしまうので、なんだか茶番を見ているような気分になってしまった。

・インストールがない
最近のPSPソフトでは珍しくインストールがない。勿論マップ間のロードは4秒くらいあり、読み込み音もうるさく、結構長い。

・戦闘のテンポの悪さ
空の軌跡よりは快適になったが敵の行動にウェイトがあったり、やっぱりテンポは良いとは言えない。

・とにかく長い
最後の方のボス連戦のかったるさ・引き伸ばし感が凄い。また、大体ボス戦もボスの必殺技だけ威力がおかしく、結構バランスが大雑把な印象。

・ボイスが何故か少ない
碧の軌跡は1.3GBほどで、500MもUMDに詰め込める余裕があるのにボイスがほとんど入ってなかった。勿論SCみたいに2枚組にすればフルボイスも可能なわけで、「フルボイス完全版」売る気満々だなぁ。とケチ臭さ感じてしまった。インストールを実装しないのも、DL版を買えってことなのかな。