久遠の絆 再臨詔 ?Portable? レビュー
スコアボード
- 中央値
- 53
- 難易度
- 3.00
- レビュー数
- 1
スコアチャート
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
- « 前へ
- 1
- 次へ »
536人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
- « 前へ
- 1
- 次へ »
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
-
信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
-
英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
-
うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
-
FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
-
ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
-
探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
-
信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
-
リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
-
流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
-
真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・ストーリー
平安・元禄・幕末・現代と千年の時を越え、転生と悲恋に翻弄される者たちの姿を描いたドラマは、無印「久遠の絆」発売当時の1998年の作品では「やるドラ」シリーズと並び評されただけあり、今の時代でも不思議と色褪せる事はない。
18禁移植版「The Origin」と違いシナリオその物には手は加えられておらず、原典となる「再臨詔」のシナリオに忠実であるため、「久遠の絆」を初めてプレイするのならばこの機にプレイするのも一興だろう(その方が「The Origin」で改変されたシナリオとの比較もできるため)。
BAD/REQUEST
・CVについて
無印「久遠の絆」が14年前の作品であり(1998年のギャルゲーにおいては(会社のランクにもよるが)制作費などの都合で「フルボイスだが無名声優(そのため声優の質は低い事も珍しくない)」か「有名声優陣起用の代わりにパートボイス」の二択を強いられた背景もあるのだが)、「再臨詔」もそれに準じているため全編通してCVがないというのは今の時代だとかなり物足りなく感じてしまった。
PSP版発売1カ月後にPCで「フルボイス版」が発売されたため、むしろ「フルボイス版」が出るまで待ってからPSPに「フルボイス版」準拠で移植しても良かったのではないだろうか?とも感じてしまう。
・快適さ
無印「久遠の絆」の発売の時期である、1998年のシステム周りの悪さをそのまま再現しているようなシステム周りは「時代に取り残されている」と思えてならなかった(「リトルウィッチパルフェ」のレビューの際に「(AVGの)プレイアビリティが洗練され始めるには2001年を待たねばならなかった」と書いたが、当時は周回を前提としたシステム周りに考慮がなされないのは「当たり前」であった)。
メッセージスキップが2操作(メニューを開く→「メッセージスキップ」を選ぶ。ただでさえ選択肢の多く、選択肢でスキップが解除されるこの作品では案外面倒臭い)を必要としたり、オートモードがなかったり、既読文の色による判別ができなかったりと、今のAVGのシステムに慣れきっている人からすると結構厳しいものがある。
COMMENT
PSP-3000型使用。プレイ時間は約16時間。
ギャルゲーのプレイヤー自体世代交代が進む現状、「久遠の絆」という作品をプレイした事がない人ならプレイの選択肢に入れてもいいかもしれないが、DC・PS2版をプレイした方が手に取るにはいささか厳しいだろう(最も「名作は何かしらの形でプレイせよ」という風潮上、すでにDC・PS2版をプレイしているプレイヤーが多いだろうが)。
それ故Nintendo3DSあたりに移植した方が、「新規ファンの獲得」にも繋がったのではないだろうか。
ミニゲームの「五芒星描き」もPSPのコントローラーよりは3DSのタッチペンの方が上手く操作できただろうし、NDS時代と違いAVGの不足に悩まされている中では喜ばれるだろうし、NDS時代に「東京魔人学園剣風帖」も移植できたのだし(同じ1998年発売で、「伝奇物」つながりではあるが、あちらの方がもっと「ヤバい」ネタは満載にもかかわらずそれでも移植はできたし、PS1レベルのゲームなら追加要素を入れたとしても苦も無く移植できる事の証明にもなっている。空いた容量をシステム周りの改善に使うのも良いかと)、そちらの方がまだ「売れる」移植になったのではないだろうか。
その事も「The Origin」以降、迷走し続ける「久遠の絆」というコンテンツの現状を映し出しているように見えてならない。