テイルズ オブ ザ ヒーローズ ツインブレイヴ レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012/02/23 |
価格 | 6,280円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:アクション ■ プレイ人数:1人 ■ 初回生産限定版:9,980円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
473人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
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1pt | 3pt | 2pt | 2pt | 1pt | 3pt | 1pt |
37pt
GOOD!
テイルズシリーズで今までにないスタイルでのゲーム。ステージの遠方もしっかりと確認でき、敵の位置が把握できる点が良。
隠し要素の開放でボスキャラを操作できるという点も良。
マイソロよりもキャラのグラフィックが良くなった。
武器を変更することで、これまでマイソロのように固定されていた武器の見た目が一つ一つで変わるようになり、原作と同じ武器を数種類見ることができる。
キャラ全員(ボスキャラ除く)にストーリーがあり、真剣な内容のシリアスルートと、ネタのコミカルルートが存在しており、それぞれのストーリーの長さは短すぎず長すぎずだった。
BAD/REQUEST
術技(全8種)と武器(全6種)とかなり少ない。これはキャラ共通。(ボスは術技のみ変更可能か?)
一部術技は原作とかけ離れた動作で登場していた。
敵への攻撃はダウンしていても与えるダメージは減らず延々と続けられる。一部敵を除くほとんどが一撃ごとに怯むので、敵が攻撃する間を与えることなく完封できる。
難易度はイージー・ノーマル・ハードの3つで、これまでのテイルズシリーズのような難しさが感じられなかった。
トーナメントをクリアすると、大金の入手や大量の経験値が手に入り、ストーリーの難易度が落ち、武器やアクセサリを購入するのに手間がかからなくなってしまった。
ゲーム全体に奥深さを感じられず、ボタン連打していればクリアできるような簡単さ。
ストーリーの中身はまた「世界樹からマナが生み出されずに・・・」から始まる。もうネタがないのかは分からないが、手抜き感が強く感じられる。
COMMENT
PSP-1000使用
発売前からの噂どおり、戦闘は紛れもなくテイルズ無双。ほぼ一本道のステージを進み、ボスを倒すだけで、その点ではBASARAとほぼ同じ。オリジナリティーは欠片も含まれていない。
かなり初心者向けのゲームで、バーサス以上マイソロ未満の中途半端な作品。どこかがよくなったと思いきや別のどこかが劣化。特に劣化は程度が酷く、改良された部分の代償にしては大きすぎるマイナスポイント。
各シリーズからのいくつかの戦闘曲等を設定で変更できる。
ラタトスクのエミルとマルタのストーリーはお腹いっぱいになれる内容になっている。
読み込みは短めで、一応親切にチュートリアルが流れる。
バーサスの時と同じような嫌な予感がしたが、予感は的中で残念な作品だった。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
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Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
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-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
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沙羅曼蛇 ポータブル
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リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
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刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
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熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
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三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
-
戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・ストーリー
本作にはシリアス・コミカル二種類のストーリーが存在し、いずれも一キャラクターにつき全五章で、ボスキャラクターを除いた全員のシナリオが計30本。
シリアスシナリオの多くは原作を意識しつつも批判点をフォローした堅実な造りとなっており好印象。
これを短いと思う人は見当違い。 原作かマイソロシリーズをプレイすることを推奨する。 本作は飽くまでお祭りゲーの一つで、列伝形式である。
コミカルは特典DVDのような公式が病気と言わんばかりのノリで行われる。 ただしマイソロ2のゴールデンビクトリーのようなあからさまなメタネタはないので、危惧している方はご安心を、楽しみにしていた方は諦めて下さい。
こちらは笑顔に怒りマークなど、スキットの使い方に新しい工夫が施されていて見所も多い。
・アクション
キャラクターはボスを含めて計33人。 いずれもバランスよく調整されており、明らかな壊れキャラ・弱キャラといったものは存在しない。
術技は一キャラにつき八種類。 こうして見ると少ないが、この仕様のお影で今までのお祭りゲーにあった魔神剣などの術技の被りは少なくなっている。
主人公全員参戦による剣キャラの多さが目立つ今作だが、どのキャラも術技・モーションにも個性があり、新鮮な気分で使用できる。 セネルとジュードの性能の違いやヴェイグの大剣化など、キャラごとの個性を付けることには気を配られている模様。
そしてよく無双シリーズと比較されがちな敵の数だが、一発目のタイトルで携帯機ということもあれば仕方ないとも思える。 現に本家無双も、PSPにラインナップを出した当初は、これと変わらないレベルかそれ以下だった。 流石に据え置きハードのゲームと比べるのは酷というものである。
・やり込み要素
本作のやりこみ要素の中心は、レベル上げとスコアアタックにある。 レベル上限はいずれも100で、その全てにレベル上げをサポートするアクセサリーが存在する。
キャラクター:序盤はサクサク上がる。 キャラの組み合わせごとに「絆レベル」があり、同じ組み合わせで戦えば戦うほど上昇する。
武器:一人につきユニーク含め八種類。 一部武器はHIT数+やOVLゲージ上昇などの特殊効果を持つ。 レベルに伴って攻撃力が上昇。
アクセサリー:レベルで効果が上がるもの、固定のものに分けられる。 レベルにより装着数が増え、最大で6個装着可能。
そしてモードは、ストーリー・フリー・トーナメント・エクストリームの四つが存在し、難易度は全て
ストーリーを一つでもクリアすれば全て開放され、そうして出るこれらのモードのいずれもキャラクターの開放要素に関わっている。
フリーモード:クリアしたMAPを好きなキャラ・好きな難易度でプレイできる。 スコアは金・銀・銅の三段階。
トーナメント:円形状のフィールドで、大軍に混じった敵対ペアとトーナメント形式で戦うモード。 決勝戦に近づくと共に難易度が上がる。
エクストリーム:決められた時間内に目標をクリアすると報酬がもらえるモード。
・映像
作り直された高い頭身のポリゴンモデルにより、家庭用機のシリーズのキャラなどはより原作に近いモーションをとれるようになった。 スキットで行うと白ける剣戟などのシーンもこれを使うことで、物語を盛り上げるのに一役買うムービーとなっている。
術技と秘奥義は成るべく原作のモーションに近くされていて、多くの敵を巻き込めるようにエフェクトが派手にアレンジされているため、爽快感がある。
OPアニメーションはきちんと全キャラ出演していて、全体的に高いクオリティでまとまっている。
・サウンド
戦闘では本作オリジナルとマイソロシリーズで使われていたアレンジ、イベントでは原作BGMが多用されている。
Lの挿入歌がFULLで収録されていたりと驚きも多いが、全体的に雰囲気に合っていて使い所を間違っているものはない。
・難易度
エクストリーム以外のモードに三段階でイージー・ノーマル・ハードがあり、敷居は低い。
BAD/REQUEST
ビジュアル面
・ムービーでポリゴンがアップになるとわかるが、一部のキャラの顔がのっぺりし過ぎている。 ミラの髪など再現が難しい部分があるのはわかるが、チェスターの顔などはもう少しなんとかならなかったのか。 一応トレーラーなどにも使われている部分なので、これで敬遠してしまうユーザーがいると思うと、かなり勿体無いと思う。
・術技のエフェクトは派手になっていて爽快感があるが、肝心の通常攻撃の効果音が少し安っぽい。 慣れれば気にならない程度だが人による。
・シェリアの走り方。 個性を出すためにしても少し気になる(筆者はGは未プレイ)。
・秘奥義時のカットイン。 映るのが一瞬なので気になるかならないかで言えば気にならないかもしれないが、一部キャラの作画が崩壊していてあまり評判がよくない。 カットインといえば今やテイルズの看板とも言えるイラストなので、もう少し頑張って欲しかった。
・キャラ選択時の立ち絵に若干の違和感。 カットインと違って何度も目にするものなので、せめてもう少し違和感のないものにして欲しい。
・モーションが全体的にモッサリしている。 発売前から散々言われてきたことなので、少しぐらいゲームスピードを上げても良かっただろう。
システム
・ジャンプ中に使用できる術技が一種類(固定)なこと。 キャラによっては周りの敵を全て吹き飛ばしてしまい、HIT数の繋ぎを切ってしまうこともあるので尚更。 せめて一人二つ以上は欲しかった。
・武器と術技が少ない。 上述したようにこれはメリットにもなっているのだが、やはりお気に入りのキャラのお気に入りの術技が使えない、という不満は出て当然とも言える。
・GOODで何だかんだ言っているが、敵の数が少なくワラワラ感が足りない。 やはり少ないものは少ない。 トーナメントではそこそこ多いが、やはり少ない。 本作には一定時間ごとに兵士を召喚する隊長兵のようなものがおり、そこから出る兵士を増やすようアクセサリーで調整もできるが、あまり増やしすぎると若干だが処理落ちしてしまう。
・通信向けのシステムなのに一人用のソフトであること。 協力プレイや対戦が欲しかった。
・本作には軍VS軍の概念がなく、飽くまで味方はパートナーだけ。 無双シリーズのような総力戦などはできない。 しかしテイルズオブシリーズとしてはこれが正しいのかも知れない。
他
・本作にはVSとは違い、ルークは長髪のみ。 それはまだ問題ないのだが、ストーリーの一部で使えてグラフィック(目だけ)・ボイス・カットイン全て新規の緑目エミルをフリーモードで使えない(もしかしたら今後使用方法が判明するかも知れない)。
・見ればわかると思うが、OP曲の最後の部分の「ラララ?」というのが雰囲気に合っていない。 これは賛否ある。
・テイルズ劇場がつまらない。 賛否あり。
COMMENT
PSP-2000使用
メディアインストール機能が用意されているが、使わないとロードが遅いということは特になく、快適にプレイできた。
・総評
PSP最後のテイルズオブシリーズは、お祭りゲーとして正しい体裁・高いクオリティを持ってユーザーを満足させる出来に仕上がっていた。
不評だったVSとの違いを述べるならば、それは偏に全ての原作を平等に尊重していることだろう。 ボスを除けば全作品のキャラ数が平等で、尚且つ主人公が全員参戦という(今までなぜ出来なかったと言われてやまない)サプライズも実現されたことも大きい。
そして何より、新しいシステム、エフェクト、グラフィックで出したことが今までエンカウントに慣れ親しんできた(無双未プレイの)ユーザー達には目新しいことだろう。
しかし無視できない不満点が多いことも事実なので、それを解決した次回作に期待したいところ。