CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ! レビュー
発売元 | スパイク・チュンソフト(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012/04/26 |
価格 | 6,279円(税込) |
レーティング | 【C】15才以上対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,200円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
542人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 3pt | 3pt | 2pt | 4pt | 1pt |
55pt
GOOD!
・RPG部分の救済措置が多い
回復アイテムがとにかく数多く手に入るため、星の子の職業や愛好の儀を行う巫女などを思うがままに選んでプレイしてもなんとかなる。
自分のレベルに応じて敵も強化されていくが、同時に獲得経験値も増えていく。オートバトルの際のAIがそこそこ有能なのもあり、レベル上げもわりと快適。
パーティー全滅時のペナルティも無いに等しいくらい小さいので、進行上詰むということは考えられない。
・他のゲームのおいしいとこ取り
言ってしまえば、どこかで見たようなゲームデザインを混ぜ合わせて総合的にライトに仕上げたような印象が強い。斬新すぎて難解なシステムなどに翻弄されることもない。
前述の救済措置の多さも相まって、万人に対しハードルの低い作り。キャラが気に入ったのでやってみたいが、難しすぎるRPGはちょっと・・・という人でも問題ないはず。ある意味携帯機らしいゲームである。
・ヒロインとのコミュニケーション
このゲームの肝。感涙ものの展開や想像を遥かに超えるストーリーテリングはないものの、だいたいどのキャラクターも愛嬌があって、愛好の儀のきわどいやり取りを進めていくのが楽しい。2D・ポリゴンの二種類のグラフィックも良好で、ギャルゲーとしては及第点。
BAD/REQUEST
GOODの欄で褒めた部分、翻ってはこれがとにかくマイナス点になりうる。
・大味すぎるRPG部分
まず星の子の職業の個性がまったく見えてこない。各スキルも変化に乏しく、4人ひと組で1ユニットなので、パラメーターの違いも体感できない。
戦闘用スキルに有用なものが少ない。通常攻撃の方が威力が大きいことなんてザラ。結局オーバーチェインゲージ上昇技と必中技くらいしか使わなかった。
どのマップも構成・広さが同じ。ダンジョンは12個あるが終盤の消化は惰性で攻略するといっても差し支えないだろう。
GOODの救済措置の多さのおかげで、終始緊張感がない。適当にチームを編成してゴリ押しで攻略できるため、RPGとしてのやりごたえを求める人には辛い。
・ストーリーの構成が薄すぎる
世界観がご都合主義的なのはいいとして、とにかく話の流れがさらっとしすぎていて感情移入しづらい。
特に終盤での展開では、話の持って行き方によってはいくらでも主人公とヒロインとの関係性に深みをもたせられるのに・・。主人公の性格描写、薄味にもほどがある。
・音楽
印象に残る曲がなく評価できない。オープニングテーマエンディングテーマはそこそこなため、相殺して評点は3。
あとメニュー画面を開くたびに専用の曲に変わるのだが、迷宮の奥深くを探索している時でも暗い曲から一転のどかな曲にいちいち変わってしまっては気分も萎えてしまう。この仕様は完全に裏目に出たと言える。
・命中率の悪さ
地味にこれが大きなマイナス点。中盤あたりからの命中率の低下には目に余るものがある。
「星の子合身による超強化!→攻撃ミス」
「主人公、最大の奥義発動!→ミス」
「オーバーチェイン発動で大チャンス!→ミス連発」
上記のようなケースが頻繁にあり、とにかくテンションが下がる。
レベル上げの雑魚戦でもとどめの一撃をミスして余計なダメージを食らったりとテンポを殺してしまっている。
今作の売りの一つにポジショニングバトルシステムがあるが、せっかくいいポジションを押さえて戦闘を有利にすすめる・・・と思っても、攻撃をミスしまくった挙句敵の魔法でこちら側複数が大ダメージ。
ドーピングアイテムで命中率を補填しようにも、それができるようになるのは最終局面から。
結局威力の低い必中技に頼らざるを得ず、爽快感がない。
COMMENT
本格RPGを求めない人向け。
キャラクターに惹かれて、ライトに攻略できるゲームがいい、という人にはおすすめできる。
おいしいとこ取りではあるがゲームとしての骨組み自体は悪くないので、シナリオ・ゲームデザインをともに成熟させていれば良作たりえた。ヒロインが魅力的なだけにやや残念である。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt | 1pt | 1pt |
52pt
GOOD!
・RPGとギャルゲーを同時に出来る。
クリアまでの時間やヒロイン数など色々な要素を鑑みても丁度いい感じにまとまってます。
・キャラのかわいさは予想以上、12人も居るのでハズレばっかじゃねぇか、ってこともないと思います。キャラ立ち絵も2D、3D共に高クオリティで見ていて飽きません。
ヒロインとのイベントも異世界学園モノとして普通に楽しかったです。
・RPG部分はアイテムドロップ率の高さ、全滅してもさほどペナルティにならない、敵とのレベル差次第で戦闘カット、戦闘シーン倍速など、良くも悪くもユーザーに対するストレスを減らそうとしている感じが好感が持てます。
ただ、良くも『悪くも』なので一概に褒められた部分でもありません。続きは後述。
BAD/REQUEST
・前述のとおり、ユーザーへの配慮が行き届き過ぎてRPG部分がもはや無くていいんじゃねーか?くらいやり応えが無いです。
他の方も書いてありますが非常に大味。職業など相当な数ありますがスキル被りがありますし、スキル自体も個性がありません。
属性や弱点方向、物理や魔法色々戦闘を彩る要素はあるにせよ、ただあるだけで違いが傍目から見てさっぱり分かりません。
結局レベルを上げてただ殴る、事になるので戦略やユニット編成など、こだわり甲斐も必要も無くラストまで進んでしまいました。
勝手にですが、セブンスドラゴンやクリミナルガールあたりの歯応えを期待してただけに残念。
・メインシナリオがド王道
上記のとおりヒロインとの個別ルートは面白いんですが、メインはというと・・・つまんないです(笑)ベタ過ぎて。ネタバレは避けますが王道と聞いて想像したお話がこのゲームのメインストーリだと思ってください。ギャグに徹底するなりした方がよかったなぁ、と。
COMMENT
ギャルゲー部分が非常に優秀、RPG部分が蛇足って感じになっちゃったのが残念。
RPGのシステムがよければ死ぬほど楽しかっただろうなぁ、と思うゲーム。
とはいえ、最初に書いてありますがヒロインとの絡みはとても良かったので、なんだかんだで全キャラクリア目指しています。戦闘も楽ですし。
RPGに期待しなけりゃ買っても損はないかな?と思います。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
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-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
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沙羅曼蛇 ポータブル
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リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
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刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
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熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
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パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
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沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
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輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
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ECHO NIGHT
GOOD!
ギャルゲーとしてはかなり出来が良い。
12人もの個性的キャラが居る中、各季節イベントやそれぞれのストーリーや共通イベント等思ってた以上にシッカリしている。
ポリゴンのキャラもかなり動きは良く、見た目で嫌になるような事は全く無かった。
進行も好感度を上げてクリアしたら個別ハッピーエンドと非常に分かり易い。
ハーレムエンドも有り、皆幸せ(?)になる展開も有り得る。
RPG部分はコンセプトで有る子作りが地味に斬新で面白い。
最初は弱いキャラしか産まれないが、ゲームの進行に伴い色々とキャラも増え楽しくなってくる。
武器や防具の種類もそこそこ多く、また戦闘キャラが最大13名と多い為に入れ替えが激しいので装備収集やレベルアップの楽しさはずっと続く。
恋愛パートもRPGパートも難易度は緩めに設定されており、詰む状況は無い。
恋愛パートで毎回積極的にパイタッチ(怒られる)しようがRPGパートで毎回ボスまで特攻しようが余程の事が無い限りは詰む事は無いだろう。
BAD/REQUEST
RPGパートは戦闘がとにかく怠い。
どんな雑魚相手でも約1分は掛かる。
2倍速モードが有る為に若干煩わしさは減らされているハズなのだがソレでも遅い。
中盤からは倍速オートバトルが当たり前になって、戦闘入る度に倍速設定して1分間放置するような進め方になる。
あまり正しいRPGの進め方とは言えないだろう。
またダンジョン生成がランダムな為に、クエストで取ってこいというアイテムが簡単には出ない。
普通に進めただけでは完全クリアするまでにクエストは半分も終わらないだろう。
恋愛パートはとにかくCGが少ない。
1キャラ当たり3枚+エンディングの計4枚でかなり頼りない。
12キャラ居る為に48枚になるわけだが、お目当てのキャラが4枚では本末転倒になる。
更に言うと個人的な感想だがポリゴンの質が良い為に、一枚絵の方が何か見ててアレ?っとなる。
季節イベントにのみ好感度による変化が各キャラ1季節だけ有るが、通常パートは好感度による変化がほぼ無い。
要は各キャラメインストーリーを除くと序盤だろうが終盤だろうが同じ反応をするイベントが大半を占めている。
COMMENT
とにかく全体的に惜しい。
RPG部分は2倍速と言わず(一定の条件で開放でもいいから)8倍速くらいまで用意しておいたらストレスが貯まる事も無かっただろう。
恋愛部分は好感度がアップしてからのイベントをもう後3つ4つ程度用意しておけばより楽しむ事が出来ただろうと思う。
クエストや各キャラ選択肢コンプ等ヤリコミ要素も非常に多いのだが、
別にそこまでやらなくてもなーという気になってしまう。
中途半端な部分と、無駄に凝った部分が混在した力の入れ具合のバランスの悪い作品だったと思う。
面白い事は面白いんだが作品のアラを気にしてしまうタイプの人には絶対にお薦め出来ない作品。