桜花センゴク Portable レビュー
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558人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 2pt | 3pt | 2pt |
51pt
GOOD!
・オリジナリティ
ライトノベル「織田信奈の野望」など、戦国武将の女体化は良く見られるが、ハーレム物にならず、設定とは裏腹の熱い展開のシナリオなどは珍しい内容と言える。また、戦国時代の知識に詳しい人だと楽しめるエピソードも多い。
主人公が明智光秀(ポジション)というのも比較的珍しく(大抵この手の話だと主人公は秀吉(ポジション)になるため。というかギャルゲーの主人公その物が秀吉ポジションなのだが)、逆に女の子になった藤吉郎ちゃんを見ると、「ギャルゲーの主人公(及びプレイヤー)は第三者の目で見るとこうなるのか」と思えて新鮮に感じた。
BAD/REQUEST
・熱中度
後半から熱い展開になってくるが、そのため甲(信長ちゃん&藤吉郎ちゃん&政宗ちゃん)・乙(謙信ちゃん&信玄ちゃん&輝元ちゃん)・丙(幸村ちゃん&昌幸ちゃん&忠勝ちゃん)どのルートでもバトルが主体となりシナリオの量も多いため(某キャラとの戦いがどのルートでも書かれている、というのも尚更そう感じる。明確に武勇の部分で「強い悪役」に設定できるキャラが殆どいないためとはいえ)、ヒロインとの恋愛や笑えるシーンなど「箸休め」となる場面がなくなるのは、人によっては熱中し辛く感じるだろう。
一応ほぼ全員のルートで第拾壱話(ヒロインとの後日談)に進む事が出来るのだが、そこに辿り着く頃には読み疲れている可能性もありうる。
また、(PC版からそうだったようだが)文章中の「!!」となるべき部分が「!?」で表されているため、読んでいる最中に違和感に気づいて興が冷めることが多かったのは気になって仕方なかった。
「花と乙女に祝福を」でも似たような違和感を感じたが、勇ましい口上や号令なども「!?」で締められると腰砕けな物に感じるのだから。
COMMENT
PSP-3000型使用。
戦国時代物が好きな人や武将の女体化物が好きな人なら、プレイ対象に入れてもよいだろうが、全体的にシナリオが長くシリアスな部分が多数のため(それでも乙ルートの「草野球」など、笑えるシーンもいくつか存在するが)、その点は覚悟して進めた方が良いだろう。
積んでいる人は夏休みなどの時間のある時に読み進めていくか、それこそ夏休みの宿題のように毎日一定時間プレイするスタイルで進めて、積みから崩す事をオススメしたい。
攻略制限は特にないが、謙信ちゃんルートなどテキスト量が多く長いルートは早めに攻略しておいた方が精神的に楽かと。
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ECHO NIGHT
GOOD!
恋姫無双や織田信奈の野望のような歴史上の武将の女体化ヒロインが登場する作品
しかし実際はヒロインは前世で武将だった設定だからどっちかっていうと一騎当千に近いか?
序盤はそんなヒロイン達との学園ドタバタラブコメが主体であり自分も「恋姫の戦国版みたいなもんか」と思っていましたがその認識は各ヒロインの個別ルートに入った途端に大きな間違いだと気付かされました
確かに共通ルートは恋姫のようなノリのラブコメですが個別ルートに入った途端シナリオは一気にシリアスなものとなり、主人公&ヒロイン達と戦国生徒会なる敵とのバトルものへとシフトチェンジしていきます(一部例外あり)
流石にマブラヴオルタやFate、Rewriteといったモンスター級の作品には敵いませんが同じ武将ヒロインものの恋姫よりは格段に重くシリアスで恋姫のような作品だと思ってプレイするとかなり衝撃を受けるでしょう(一部例外あり)
そんな個別ルートのシナリオは甲ルート(織田信長、木下藤吉郎、伊達正宗)と乙ルート(上杉謙信、武田信玄、毛利輝元)、そしてPSP版から追加されたルートである丙ルート(真田幸村、本多忠勝、真田信幸)に分かれています
全ルート攻略してみるとそれぞれのルートの中でメイン格がしっかりポジショニングされているらしく甲ルートではもちろん信長、乙ルートでは謙信が、丙ルートは幸村がメインヒロインと思われます(あくまで個人的な見解)
その中でも信長と謙信、この二人のルートは他のルートよりもとりわけシリアスかつ物語の核心に触れる内容となっており、信長ルートでは主人公の正体が、謙信ルートでは黒幕の正体がそれぞれ明かされ。どちらもボリュームのある内容となっています
その分この二人のルートは他のルートと比較してもかなり重い内容でいかにも最終決戦然とした内容となっているのでこの二人のどちらかをラストに回す事をオススメします
そしてこの二人のどちらかを先にクリアしたあとには信玄ルートの攻略を推奨します
先述のシリアスなシナリオの中の一部の例外というのがその信玄ルートだからです
信玄ルートだけは本当に同じ作品なのかと疑いたくなる内容なので信長、謙信ルートで受けたダメージからのリハビリとして丁度良いでしょう
ちなみにシリアスなバトルもののシナリオではありますが死人は一切出ませんのでご安心を。行方不明キャラはちょっとだけいる場合があるけど
個人的にシナリオにランクをつけてみると
謙信≧信長>輝元=藤吉郎>正宗>幸村>忠勝=信幸 信玄(別次元)
ってな具合で
また各ヒロインのルートには後日談があり、その内容は100%ヒロインとのイチャラブなのでシリアスなだけでは終わらず、先述の通り死人も出ないので綺麗なハッピーエンドで締めてくれます
またヒロインはどれも優秀で魅力的ですが個人的にはその中でもシナリオと相まって謙信が突出しており、その下に信長、後はダンゴ状態となっております
そしてヒロインだけではなくサブキャラも優秀で何故攻略出来ないのかと悔やまれるキャラが多々存在しております
個人差には特に徳川家康、小早川隆景、吉川元春、石田三成の四人は突出しており、はっきり言って丙ルートなんてものをわざわざ作るぐらいならこの子らのルート作れよと声を大にして言いたいです
これらのキャラの攻略はファンディスクを期待するしか無いのですがこの作品はPC版が2011年の発売でありこのレビューを執筆した2015年の時点で一切動きが無いことを考えると最早絶望的なのでサブキャラの攻略は諦めるほかありません
また男性サブキャラも優秀であり味方サイドのサブキャラである市はもちろん(どちらかといえば)敵サイドのキャラである足利義昭や本願寺顕如にも見せ場が用意されており個人差はあれどおそらくこの作品で嫌いなキャラというのはほぼ出来ないと思います
ラスボスである黒幕ですらおまけシナリオでこの作品最大の迷言を残すネタキャラとなってしまう始末
前述にあるおまけシナリオは各ヒロインを攻略するごとに少しずつ解放されていくものですが1つだけ普通に攻略しているのでは解放されないのでそこだけは攻略サイトを参照するのが良いでしょう
総じてシナリオはどれも綺麗なハッピーエンドで終わり、各キャラも魅力的に作られている高いクオリティーの作品と言えるでしょう
BAD/REQUEST
先述の通り攻略出来ない魅力的なキャラが多々存在していて悶々とさせられる
後はわざわざ追加された丙ルートの出来があまりよろしくない
特に忠勝と信幸は何故主人公に惚れたのかがわからない
攻略したくとも出来ないキャラが多々存在しているのと相まって丙ルートの存在は数少ないマイナスポイント
後、マイナスポイントと言えるかわからないが謙信ルートはあまりにも重く、また終盤は形勢逆転かと思いきやなかなか逆転しないので人によってはダレる可能性も
普通ならこれで逆転勝利して終わりだろって展開が4回ぐらい来てそれでも逆転せずに5回目ぐらいでやっとこさ決着が着くのでかなり疲れます
しかしそれだけの苦難を乗り越えて迎えたハッピーエンドはかなりの充実感をもたらしてくれるでしょう
COMMENT
先述の通り前半と後半でガラッと雰囲気の変わるシナリオ、魅力的なキャラとすべてのキャラに用意された見せ場
これらの点から飽きの来ない内容で総じてクオリティーの高い作品と言える
いくつかのマイナスポイントはあれどプレイして損の無い作品だと言い切れる