デジモンワールド リ:デジタイズ レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2012/07/19 |
価格 | 5,230円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:デジタル育成RPG ■ プレイ人数:1人(通信時2?4人) |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
565人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 1pt | 2pt | 1pt | 2pt | 1pt |
34pt
GOOD!
・やっと初代デジモンワールドのシステムを踏襲した作品が出たこと
13年の月日は長かったです。れまでワールドシリーズはいくつか出ていますが、いずれの作品も
駄作とまでは言わないまでも、どうしてこうなったと首を傾げざるを得ないような代物で、初代に
匹敵する魅力が無いというのが正直な感想でした。ようやくファンが一番望んでいたジャンルの
ゲームが世に出たということは、それだけでも評価に値します。
・究極体まで育成できるようになったこと。
初代が発売された当初、世間には既にペンデュラムが出回り、究極体の概念が定着しつつあったので完全体までしか登場しないことは個人的に数少ない不満点の一つでした。今更出るデジモンゲー
だからこんなことは当然ですが、やはりうれしい点に変わりありません。
BAD/REQUEST
・育成可能デジモンの種類数&キャスティング
全部で80体弱ですか・・・。少ない気がしますがその点は大した話じゃありません。問題は
その内容です。
なんといっても、アニメで活躍したデジモンばっかり(特に無印)で、特にワクチン種が
多すぎです。そのくせレナモン&テリアモン系が無いことは個人的に非常に不服でした。他の
デジモンについても、一体誰が得をするのかというものが多く(どのデジモンかは敢えて書きませんが)、全体的にチグハグな印象でした。他の方も書いていますが、ここは普通にペンデュラムから+アニメ等で人気のデジモンという選択で良かったのではと思います。後はマニアも驚く奴とか。
それと、進化の楽しみも初代より大幅に劣ります。デジモンはいくつもの進化の可能性があることが大きな売りであり、ポケモンと差別化する重要なポイントです。それなのにアニメの影響なのか進化ルートが大体決まっているものが多く、育てる楽しみを削ぐことを助長してます。やっぱり、デジモンのアニメは確かにブームに大きく貢献しましたが、その後のデジモン自体の
方向性まで悪い意味で変えてしまったんだなと改めて認識しました。アニメと同じことをゲームでしても楽しくないということを、開発スタッフは分かっていません。
・BGMが耳に残るものが一つもない
身も蓋も無いですね。初代では場所ごとのBGMがそれぞれマッチしていて、そのエリアを象徴するものばかりでした。バトルに関しても闘技場の白熱させるもの、イベントバトル時の緊張感を煽るもの、そしてラスボス限定のBGMと、いずれも記憶に刻まれる力を持った力作ぞろいで今でも気に入ってます。
今作では、初代にあったような力を持つBGMは皆無で、殆ど環境音と言っていいものか没個性なものでした。ここまで耳に残らないBGMばかりなゲームは珍しいと思います。
・ラスボスがしょぼい
これはちょっと如何ともしがたいかな。あまりネタバレはしないようにしますが、ラスボスの風格やら強さやらがまるで感じないことは気になりました。初代のラスボス、ムゲンドラモンは強さは勿論のこと、風格や演出も破格の扱いで立派にラスボスとしての役割を果たしていました。別にラスボスをデジモンにしろとはいいませんが、せめてビジュアル面は彼(?)位の迫力とかは求めても良かったんじゃないかと思いました。
・存在意義皆無なクリア特典
このゲームはエンディングまで見ると、スタート画面で「つよくてはじめから」という選択肢が出てきます。が、ぶっちゃけやる意義は全くありません。シナリオは全く同じなので新たな楽しみは無いし、自分が強くても敵は強くならないので、単にぬるくなるだけです。周回プレイをさせるなら、全体的な難易度を挙げたり、繁栄度には影響しないけど周回限定で出現するイベント及びデジモンを用意したりと、もっと工夫は出来る筈です。遊び心が足りなすぎます。
・いらないストーリーと人間キャラ
これはもう多くの人が書いているので割愛しますが、とりあえず声優とかキャラデザインとかにこだわる余裕があるなら、それを登場デジモンに割いた方がよっぽどファンは歓喜します。
ストーリーも安っぽいし、そもそもデジワーは人間が主体のゲームじゃないような・・・。
COMMENT
不満点は他にも考えればきりがありませんが、もう面倒なので特に気になった点を上で挙げました。ゲーム単体の出来は初代の次に良く、エンディングまでは割と熱中していたので駄作とは言い難く面白かったです。
但し、これが「原点回帰」を謳い文句としていることを考えると話は変わります。どうしても初代との比較にならざるを得ず、システムやストーリーの作りが甘すぎます。正直、この程度の作品で原点回帰に成功したというにはあまりにおこがましい出来です。一番最初のゲームから十数年たってもこれだから、未だに初代が最高と言われ続けるんです。成長してません。
ここまでボロクソ言いましたが、逆に今後に対しては高い期待を持っています。もし開発スタッフの方がこのサイトを見たなら、ここに書かれていることを考慮して、今度こそ完全な原点回帰といえる作品作りを頑張ってください。それが期待に応えたゲームであれば、例えPS3やXboxを買うことも辞さない覚悟で待っています。
あ、でもデジワー2みたいな作品は二度と作らないでください(^^;)
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 4pt | 2pt | 1pt | 1pt | 1pt | 2pt |
29pt
GOOD!
一応は昔のデジモンワールドへの原点回帰、というコンセプト通り育成部分がメインとなり、昔のデジモンワールドをやった自分にはたまらなかった
グラフィックも結構いいです
BAD/REQUEST
ただ、原点回帰・・・ではあるのですが、あいも変わらずヘンテコなストーリーで自由度が制限されています
おまけに育成のテンポが悪い、街が無駄に広く、店いくためだけに何度かエリア移動する必要があったりして面倒臭すぎる、おまけに街の広さをいかしたような物は一切ない
また、発展度とか関係なく最初から発達していて以前のように街に施設が出来る楽しみが一切ない、正直全く魅力を感じない街でした
トレーニングするには携帯トイレ必須といってもいいほどトイレが遠かったり、BGMが特に感じることもないものばかりだったり・・・
何より育成できるデジモンが少ない、そしてアニメにでた主役キャラばっかりで全く魅力がなかった
育成に対するアドバイスも少なかったり、技の個性がなかったり、移動のテンポが非常に悪かったりストーリーが面倒だったり、カメラワークが微妙だったり、的デジモンに見つかったら敵が早すぎて必ず戦闘になってしまったりともう呆れます
COMMENT
原点回帰というかもうあのグラフィックのままデジモン追加+シナリオ多少変更だけでいいよ・・・と思いました
制作発表の時からずっと楽しみにしてましたが全くの期待はずれでした
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
-
Enkeltbillet
- 2014/09/25
-
金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
- お知らせ
-
Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
-
コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
- 2020/06/10更新 (2020/06/09投稿分まで掲載)
-
タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
- 2019/12/31更新 (2019/12/30投稿分まで掲載)
-
三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
- 2019/11/12更新 (2019/11/11投稿分まで掲載)
-
大戦略VII エクシード
サモンナイト3
- 2019/10/15更新 (2019/10/14投稿分まで掲載)
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
- 2019/08/31更新 (2019/08/30投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦α
- 2019/08/24更新 (2019/08/23投稿分まで掲載)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
- 2019/06/13更新 (2019/06/12投稿分まで掲載)
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うたわれるもの PORTABLE
- 2019/05/14更新 (2019/05/13投稿分まで掲載)
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
- 2019/04/22更新 (2019/04/21投稿分まで掲載)
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ガンダムバトルユニバース
KING'S FIELD
- 2019/03/14更新 (2019/03/13投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.5
- 2019/02/27更新 (2019/02/26投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.4
- 2019/02/22更新 (2019/02/21投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
-
グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
- 2019/01/18更新 (2019/01/17投稿分まで掲載)
-
ナムコミュージアムVOL.1
- 2018/12/31更新 (2018/12/30投稿分まで掲載)
-
幻想水滸伝 紡がれし百年の時
- 2018/12/27更新 (2018/12/26投稿分まで掲載)
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
- 2018/12/03更新 (2018/12/02投稿分まで掲載)
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
- 2018/10/10更新 (2018/10/09投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇 ポータブル
- 2018/10/04更新 (2018/10/03投稿分まで掲載)
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リッジレーサーズ2
- 2018/09/28更新 (2018/09/27投稿分まで掲載)
-
刻命館
- 2018/09/12更新 (2018/09/11投稿分まで掲載)
-
熱血親子
- 2018/08/01更新 (2018/07/31投稿分まで掲載)
-
三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
-
輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
-
アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
-
スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
-
サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
-
みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
-
みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
-
街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
デジモンワールドの育成システムを引き継いでいる。
わかりやすく説明すると、食事・排泄・睡眠・疲労の面倒を見ながらトレーニングで鍛えてデジモンを強くする。
前作ありきの話だが、この育成システムとRPGの概念がうまくマッチしていて楽しい。
1度デジモンを死なせてしまうと幼年期から育て直しとなるが、その育成作業こそがデジモンワールドの醍醐味とも言える。
育成できる形態に究極体進化が追加されている点もファンとしてはうれしいところ。
体重関係の進化条件が非常に緩くなっており、前作の鬼門だった体重管理を楽にしてくれたのも初心者には優しい変更だろうか(緩くしすぎているとも思えるが・・・)
BAD/REQUEST
まず第一に挙げたいのが育成可能デジモンのラインナップ。
アニメの主役級デジモンをたくさん登場させた結果、竜型と人型ばかりに隔たってしまっている点。
旧デジタルモンスターに毎回登場したチビの完全体デジモン(マメモン、ギロモン、ナノモンなど)は軒並み削除され、登場デジモンもワクチン種が多くなっている。
モンスター物の大きな魅力である「バラエティ豊かな姿をしたキャラクター達」という要素を殺してしまっている勿体ないラインナップだ。
素直にペンデュラムシリーズから引き抜けばいいものを・・・。
第二にグラフィックについて。
造形自体はPS時代よりも進化していることがうかがえるが、「どこかから使いまわしているのか?」と思ってしまうほどアクションがない。
前作では、喜ぶ・怒る・空腹・睡眠・便意・ご機嫌などバリエーション豊かなアクションがデジモンごとに用意されていたが、今作では空腹・便意のアクションは存在せず、睡眠のアクションでは目を閉じることもない。
第三に育成について。
進化条件には「育成ミス(野糞や空腹無視など)」の回数が関係するが、大抵のデジモンは○○回以下となっており、わざと育成ミスをするような天邪鬼な育て方をする意味がなくなっている。
また、前作ボーナストレーニングにあたる中級・上級トレーニングは慣れれば8割は成功するようなものである為、やり込みプレイヤーの目標の一つとなるフルパラメータ育成が非常に簡単になってしまっている。
第四に戦闘バランスについて。
育成でも触れたように、フルパラメータ育成が非常に容易であり、雑魚敵なども非常に硬くフルパラメータ育成を基準として能力設定されていると思われる。
技性能についても、大技にはアーマーのようなものが付いており、小技で崩すことが難しい仕様となっている。
このため、レベルの高い戦闘ではほとんど「大技の撃ち合い」という単調な戦闘になってしまい、豊富な技がほとんど活かされないことになってしまっている。
しかも、大技も大抵「範囲or全体 高威力」で統一されており、発生の速さで性能が決まるので技選択の自由はほとんどない。
COMMENT
全体的に「これでいい」という妥協点以上の作り込みをしていない印象を受けました。
旧作ファンをターゲットとするには少々お門違いな変更が多かったように思います。
キャラデザインのヤスダスズヒト氏を採用している理由もいまいち見えてきませんし、デジモンワールドの主役は「デジモン」であり、「人間」ではないはずです。