月影の鎖 -錯乱パラノイア- レビュー
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548人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
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発売スケジュール
- 2014/06/26
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BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
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Enkeltbillet
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金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
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Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
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大戦略VII エクシード
サモンナイト3
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
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スーパーロボット大戦α
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
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うたわれるもの PORTABLE
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
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ガンダムバトルユニバース
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ナムコミュージアムVOL.5
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
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ナムコミュージアムVOL.1
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
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沙羅曼蛇 ポータブル
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リッジレーサーズ2
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輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
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戦国無双3 Z Special
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
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パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
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グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
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沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
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輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・快適なシステム
…TAKUYOのゲームをプレイしたことがある方ならお分かりかと思いますが、いつも通りの快適システムが実装済みです。選択肢では自動的にセーブされているので、パラメータ調整で選択肢を振り返ることも容易です。
ただ、メニュー画面を開く際の切り変わりが遅いかなという点が少し気になりました。好感度ページにはプレイ画面からスキップして飛ぶことができるので、あまりメニュー画面を使うことはないものの、辞典が見たい時には若干不便かと感じてしまいました。
・グラフィックの彩色
…全体的に暗めの色合いが強く、ゲームにはよく合っていたと思います。
BAD/REQUEST
・ストーリーが暗い
…大正末期から昭和初期を題材としたオリジナル世界観になっています。そういった時代背景があるため、舞台となる島には、どこか閉鎖的な雰囲気が蔓延しており、物語を進めていくと、異人への差別や商店街からはみ子にされたりと、ドロドロとした部分がどんどんと出てくるようになります。
“選択肢によって「好感度」か「依存度」が変化する”とあったので、うつ要素は覚悟していたのですが、モブキャラクター(※一般の島民)のとる行動がとにかく理不尽で、プレイしていても、どうしても楽しむことができませんでした。
・主人公の自尊心が低い
…たとえば、物語の都合上、主人公が商店街の人々から、かなりつらい仕打ちを受けることがあるのですが、それをじっと耐え忍んで仕方のないことだと受け止めてしまう。もちろん、商店街というコミュニティが大事なものだという意識が根付いていることもありますが、それを抜きにしても、あまりにも自分を大切にしない子だという印象が強かったです。
(※この点については、主人公の生い立ちや過去が関係しているのですが、そこに言及すると文章が長くなってしまいますので割愛いたしました)
・公式サイトのあおり文句に違和感
…「これは激動の時代を必死に生きる人々の闘いの記録である」と書いてあるのですが、そこまでかな?と感じてしまいました。
激動の時代と言っても、島内の混乱は時代という波ではなく、あくまで一人の外部の人間が島にもたらした問題によるものです(それもただの私怨によると言って差し付かえないでしょう)。主人公の敵も、市長や役所といった公的なオーソリティではなく、むしろ属していたコミュニティとなっています。
ゲーム全体を通しての問題は「駐屯地誘致案」であり、敵はやはり「深海尊人」になると思いますが、主人公については、どうしても「商店街からの村八分」が目立ってしまいました。
COMMENT
主人公の悲しい過去と昭和初期という時代、そして閉鎖的な島という3点がそろった時点で、明るいゲームではないなと思っていたものの、思っていた以上にプレイするのが辛かったです。
主人公や攻略キャラクター達が正しい意見(※ここで言う「正しい」とは“現代的”思考や観点によるものなので、ゲーム内では「異端」と言われるものかもしれませんが)を述べ、主張しているにもかかわらず、絶対多数の糾弾によってメインキャラクターたちが悪だと決めつけられる。特に、異人の差別問題が大きく関わる人物の個別ルートでは、ただ外国人だからという理由で、女性と幼い子供が大勢の大人達に罵倒される場面があり、悔しさと憤りで気分が悪くなりました。
もちろん暗いシーンばかりではなく、キャラクターとの甘いシーンや、コミカルなやり取りもあります。ですが、島内に渦巻く停滞感が頭から離れず、攻略キャラクターとのイベント中でも「またあの理不尽な仕打ちに耐えなければいけないのか…」という思いが消えずに、鬱々とした気分のままプレイしていました。
TAKUYOのゲームはメーカー買いを決めているので、こちらの「月影の鎖」も予約して購入したのですが、発売から半年ほど経った今でも、残念ながらまだフルコンプは出来ていません。年末にファンディスクが発売されますが、12月までに個人的な評価が変わらなければFDも購入しないと思います。
これからこのゲームを買うか否か迷っている方は、他のレビューサイトでも十分に評価を読んでいただいてから決めてもらえればと思います。私には合わなかったゲームですが、もちろんゲームとして良く出来ている点もありますし、最初から最後まで全編通してプレイヤーに苛立ちを与え続けたという点は、うつゲームという枠組みとして見れば評価に値すると思います。ただし、これはあくまでも乙女ゲームですので、恋愛よりもうつ要素ばかりに意識が持って行かれるというのはどうかな…と疑問に思う点でもあります。