サモンナイト5 レビュー
発売元 | バンダイナムコゲームス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2013/05/16 |
価格 | 5,980円(税込) |
レーティング | 【B】12才以上対象 恋愛 セクシャル (CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | ![]() ![]() ![]() |
タイトル概要 | ■ ジャンル:ファンタジックシミュレーションRPG ■ プレイ人数:1人 ■ ダウンロード版:5,380円 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)


オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 2pt | 1pt | 0pt | 1pt | 2pt |
19pt
GOOD!
■ストーリー
・一部のキャラのサブイベントや、敵方(鎖の方)の終盤ストーリーは良かった。
■キャラクター
・デザインが非常に良い!ここに尽きる。
・3D表示(が基本)になった。シリーズのイメージと違うという方も多いが、個人的には、キャラの動きが見えるし、いろんな角度や大きさで見れるので、良いと思う。ただし、モデリングは粗く、モーションが少ないので恩恵は少なめ。
■ADV
・live2dの微妙にキャラが動くのが良い。やや不自然な場面はあったが、基本楽しめた。
■戦闘
・獅子奮迅(撃破後再行動スキル。特定キャラのみ所持)により、戦闘のテンポが上がった
・召喚石を装備しなくても、使える召喚は全て使えるようになった。毎回付け替えるのが面倒だったので助かった。
■その他
・フリーバトルがなくなり、ミッションという条件付きバトルが加わった。適正レベルだとそこそこに厳しいものもあり、クリア時は多少の達成感はある。が、ゲームオーバー判定がある。(詳しくはBADに)
BAD/REQUEST
■ストーリー
・選択肢、分岐がない。
・短い、薄い。
・戦う→また逃げられた→深追いすべきじゃない(キリッ→襲われる→・・・のループ。シリーズ通してこの流れなのはいい加減断ち切ってほしい。
・周りが主人公至上主義。主人公がやることは根拠なく何でも正しいとなっており、全く共感できない。
・街でお祭りが行われるが、「へぇやってたんだ」程度で終わる。色々イベントを起こしてほしかった。
■キャラクター
・キャラの掘り下げがほとんど無い(1回だけサブイベントがあるのみ)
・せっかく3Dになったのに、コスチェンジとかがない(主人公除く)。某テ○ルズほどやられても困るが、DLCで色々出してもいいと思う。
■ADV
・会話中に突然何かが起こることが多いが、会話だけだと何が起こってるのか分からない。斬られて重傷だ!といわれてもいつもと変わらない立ち絵で緊迫感がない。1枚絵とかもっとはさんでほしい。
・終盤、町が襲われてるのに、のどかな町のBGMのままでボイスパートでもない場面が多々。完全に開発と予算が間に合ってない。
・クロス、主人公を変えても周りの反応がほぼ変わらない。それぞれ性別や個性があるのに同じ対応では、感情移入しにくいし周回する気もなくなる。
・モブキャラのほとんどが声がない。ひどいのは顔すら出ずに会話する。手抜き。
■戦闘
<システム>
・キャラクター出撃最大数が少ない。5人まで。主人公・パートナーを入れるとあと3人しか入れられない。
・召喚の種類が少ない。今までの5分の1程度。
・経験値が勝手に割り振られるので、自由に鍛えにくい
・ボーナスポイント割り振りの上限が低いかつどのステータスも横並びなので、器用貧乏的な育成を強要される。特に序盤。
・武器が購入ではなく強化になったので、一度放置した武器タイプはそのまま放置になる。そのくせ敵は色々な武器を持っている。なぜそれを店で売ってくれない・・・。
<表現>
・攻撃モーションが1つしかない。必殺技でも全く同じモーションなのは頂けない。
・攻撃モーション時の暗転がスキップできないので、テンポが悪い。また、スキップすると双方棒立ちでダメージのやりとりだけがされる。戦闘している気にならない。
・3Dモデル時は口パクをしないので、喋ったり叫んだりしてる場面が不自然。
・敵シンボルが少なすぎる。後半は同系色3?4種類くらいなので見飽きてくる。
・敵リーダーが誰か分かりにくい。敵シンボルが重なってると特に。戦闘開始以外で確認ができない(と思う)。
<スキル>
・クラスの切り替えで共通以外のスキルが共有されないのは、戦略の幅が広がらない。習得したクラススキルは、上限設けて付け替えられるようにしてほしかった。
・1度スキルレベルを上げてしまうと、下げられなくなる。効果が上がるとMP消費も上がるスキルは、レベル可変できるようにしてほしかった。
・キャラの必殺技はATかMAT依存かが完全固定。物理運用なのにMAT依存必殺技とか使い道が・・・。クラスやパラメータによって変化させてほしかった。
<バランス>
・召喚が強すぎる(広範囲、広射程、絶対命中、反撃されない、耐性が低め)。特に今作はMPが回復するので長期戦も余裕。物理キャラは全員再行動スキルを持たせる勢いでないとバランス取れてない。
・後半からは、雑魚の無限湧きが基本。どのステージでどこから湧いてくるかも知らされずに、敵ターンになったら突然湧き出してしかもそのまま攻撃してくる。シミュレーションRPGとして成り立っていない。
・大概の敵の攻撃範囲が斜めか遠距離狙い撃ち持ちで、味方は縦斬りもしくは中距離狙い撃ちなしばかり。おかげで反撃系のスキルが発動する機会がない。
・斜め切りが上下に強くなって、縦斬りは完全に下位互換。のくせに敵は斜め切りが(ry
・敵の多くが勇猛果敢or浮遊持ちでZOCをかいくぐって来るくせに、味方は勇猛果敢or浮遊持ちがあまりいない
・敵はMP無限。こちらはMP有限かつ初期値低い。
・MP消費なし召喚が一部のキャラに無い。今作のシステムでは、いかにMP回復するかが肝だというのに、射程1の近距離で殴って回復して召喚系を運用しろというのが無理がある。
・マップが狭い、起伏がない。高低差によるRATE補正がない。高所に行って守りを固めたり、高所の敵をどう攻め入るかといった戦略がない。
■その他
・ミッションで失敗するとゲームオーバーになるのはどう考えてもおかしい。特に、ターン制限があるもので制限を過ぎると強制ゲームオーバー・・・ほんとにテストプレイしたのかというレベル。
COMMENT
シリーズは1?4をプレイ済み。
3と4のPSP版が非常に良調整だったこと、ボリュームがそこそこあったことを考えると、今作は不完全作といわれてもしょうがない。
元々、5が出ること自体が奇跡的ではあるが、ちょっと企画から発売まで急ぎすぎて、体裁だけ整えました感がある。
タイトルとキャラだけのサモンナイトであり、システムや戦闘、ストーリーはサモンナイトとは言い難い。
5のアフターストーリー追加&再調整してリマスターするか、6でじっくり練って再挑戦してほしい。
今の売り上げで足りないのであればDLCなど追加してくれれば買う人も多いだろうし、ひとまず今回は足がかりとして次を期待。

オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 2pt |
54pt
GOOD!
・サモンナイト本編の正式な続編である事
まずは正式なナンバリング作が発売された事、でしょう。
シリーズを製作していた会社が倒産した事により続編の発売が絶望視されていただけに今回の奇跡的とも言える復活劇は似たような事情を抱える他の作品のファン(自分も含めて)からは希望の星にも見えたのではないでしょうか。
また、PS2版サモンナイト4の製作から長期の休眠期間があったのにも拘らず世界観やビジュアル、シナリオ構成、キャラ設定や台詞回しといった部分がサモンナイトの魂と言うか雰囲気をきちんと継承していたのはファンとしてはたまらなく嬉しいものでした。この部分は従来のファンには元より新規のファンにも雰囲気ゲーとしてお薦めできる所でもあります(オリジナリティ4点)
・ビジュアル
飯塚氏描くキャラクターにufotable製作のOP。これはもうあれこれ語るより一目見ればその魅力が分かるでしょう。本作から投入されたLive2D技術は大きな動きをさせればかなり不気味になってしまう弱点があるのですが立ち絵にあまり大きなアクションをさせないサモンナイトシリーズとの相性は良かったのか大きな破綻もなく表情の自然な変化といった長所の方が表に出ていたと思います。
戦闘での3Dモデルもビジュアルそのものは綺麗で可愛らしいものでした。
・キャラクター
ややテンプレ的なキャラ設定なのは否めませんがそれだけにどのキャラクターも結構良い味出していたと思います。あと味方キャラクターとの恋愛要素が強く、キャラによっては百合やホモォ…にしか見えない関係になれるのも面白かったです。まあこの部分は人によって評価が分かれるところでしょうが。
過去作からの設定を引っ張ってきているキャラクターは多いのですがその殆どが過去の柵に囚われる事なく新しい世界を生きている様は正にシリーズ新生といった感じで見ていて気持ちの良いものでした。その一方でそんなキャラクター達と対極を成すキャラクターが用意されているのもシリーズファン的にニヤリと出来るものでした。まあ若干の、いや結構な描写不足も感じましたが。
あと個人的にお気に入りなのが主人公たちとは関係なく生きる市井のMobの方々で彼等の暢気で出鱈目な行動は作品の雰囲気作りに貢献している様に見えました。
・3主人公再登場
シリーズの中で一番人気ながら公式から半ば無視されるも同然だったキャラの再登場は個人的にとても嬉しいものでした。描かれ方も妥当なものだったと思います。あと3以来になるカルマエンドの復活も歓迎したいところ。
・システムが軽め
読み込みが早い為にADVパートも戦闘パートもロードを待つといった時間がないも同然でした。地味なところながらここは評価したいです。
BAD/REQUEST
新技術の投入や絵師である飯塚氏の技術の上昇といった点を省けばリメイク3、4から劣化した部分の方が多いというのが現状では偽らざる本音です。というかリメイク作で好評だったイベントシーンでの一枚絵要素なしや戦闘シーンでの会話大幅減少とか正直意味が分からない。
・薄い
本作を一言で言い表すと結局これになってしまう様な。
シナリオ面で言うなら信頼がテーマになっていて話の流れや質自体はそう悪くはないのですが、ゲーム開始時から主人公と周囲の人々との間で昔に色々ありました的に絶大な信頼関係が築かれており作中で信頼が問われるイベントが起きても「何でお前らそこまで信頼しあっているの?」といった疑問が脳裏から離れず説得力が薄いと言わざるを得ません。加えて言うなら選択肢は序盤の響友選択時だけというのも物語への没入感を減らしている一因でしょう。個人的には歪でも訴えてくるものがあった前作までのメインライターを務めた都月氏のシナリオの方が好みでした。
戦闘面で言うなら戦闘参加人数が従来の8人から5人へと減少、距離と高さによるダメージ増減概念の廃止、どのマップも狭く平坦、敵の種類が少ない、召喚術の種類が少ない。ざっと挙げるだけでもこれだけの簡略化がされています。2Dから3Dへの移行第一作でこれまでと同様の素材を用意しろというのは無理な話だというのも分かるのですがそれはそれ、これはこれ。とにかく戦術性に乏しいと言うか薄いと言うか、ぶっちゃけ強い方が必ず勝つ、創意工夫<強さといったバランス取りです。
あとチャレンジ的な上級ミッションがあるから無限回廊なしはいいとして番外編なしはひたすらに残念。あとデートイベント的なものは4クラスのものすらなくなりました。
・雑魚敵の無限POP
中盤以降の殆どのマップで追加される要素なのですがこの点が本作を低評価たらしめているいる要因でしょう。戦闘参加人数が最大5人であるにも拘らず毎ターン1?4体出現し、そのターンの内に移動と攻撃を開始、しかも壁役ユニットを無視できる遠距離攻撃持ちが半数は紛れ込んでいるというおまけ、もしくはとどめ付き。この要素と狭いマップとの相性は最悪でこちらのユニット配置に関係なく毎ターン防ぎ様のない損害を被る事になります。必然的にこちらも無限POP対策の為のパーティー構成やスキル選択をせねばならず戦術が更に限られてくる事に。
一方でユニット育成に関してはそれほど難を感じませんでした。極論すれば戦闘に参加させれば他には何もさせなくても育てられる訳で弱いユニットを無理矢理最前線に出さなくてもいい分、安全に育てられました。稼ぎの良いマップも序盤から用意されていましたし。どのキャラもそれぞれの特性を活かした強ユニットになれるのは高評価です。
COMMENT
PSP3000使用。メディアインストールをしてプレイ。過去作はサモンナイト1?4、エクステーゼ、クラフトソード1?2、リメイク3?4をプレイしている者による評価になります。
現段階で二周目クリア。ちなみに引き継げる要素が多いからか二周目からは超楽です。
厳格に点数をつけ難点を文章にして論うと兎角酷い事になってしまうのですがこのゲームに対して憤りを感じているかと言うと実のところそういう訳でもないのです。むしろ発売されて良かった、発売日に新品を買って良かったというレベルの満足感はあります。と言うのも冒頭で記述したように本作の持つ雰囲気は間違いなくサモンナイトのものそのものでありそういったゲームを再びプレイできた事はファンとして無上の喜びでした。難の多い作品が出たのにも拘らずネット等のサモンナイトファンの交流の場の空気がそう悪くなっていないのは自分と似た様な考えの人間が多いからではないかと思っています。また1ゲーマーとして本作を評価した場合、素材の量はともかく質は良いだけに中レベルのキャラゲーとして遊べる範疇には納まっているかと。
結論としては、物足りないところはあるがシリーズ新生第一作としては許容できると言ったところでしょうか。戦闘パートの出来の悪さが全体的に足を引っ張っているのが残念です。思えば過去作も1から4へと続く内に完成度を高めていきました。本作も続編を匂わす設定も幾つか出ている事ですしこれから続きが出て今までとはまた違った進化を遂げてほしいものです。
検索
発売スケジュール
- 2014/06/26
-
BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
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Enkeltbillet
- 2014/09/25
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金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
サイト情報
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Switch mk2(Switchのゲームレビューサイト開設しました。皆さまの投稿お待ちしております!)
- 2020/12/01更新 (2020/11/31投稿分まで掲載)
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コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
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三極姫2?天下覇統・獅志の継承者?
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サモンナイト3
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信長の野望・烈風伝 with パワーアップキット
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スーパーロボット大戦α
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
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うたわれるもの PORTABLE
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FIFA13 ワールドクラスサッカー
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ナムコミュージアムVOL.3
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
- 2019/01/28更新 (2019/01/27投稿分まで掲載)
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
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ナムコミュージアムVOL.1
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幻想水滸伝 紡がれし百年の時
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
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信長の野望・蒼天録 with パワーアップキット
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沙羅曼蛇 ポータブル
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リッジレーサーズ2
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刻命館
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三國志IX with パワーアップキット
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輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
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- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
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パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
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グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
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ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・キャラクターデザイン
個人的には女性主人公を除いて良好で、
アクも強すぎず一般受けしやすいデザインだと感じました。
・ライブ2D
この技術を使用した作品をプレイしたのは初めてでしたが、
思いのほか自然な動きで、作品の雰囲気を崩すことなく成立しています。
・召喚システムの簡略化
賛否両論はありますが、ライトユーザー向けの設計なのか、
シリーズを通して継承されていた召喚システムが大幅に縮小されました。
召喚に関する試行錯誤を煩わしく感じる方には美点のように思います。
BAD/REQUEST
・主人公の性別の意義
最初に主人公を男女二人から一方を選ぶことになりますが、
マルチエンドや夜会話を除いて、物語上のテキストにほぼ差がありません。
男性が女性に、男性が男性に対する態度が同じなので、
場合によっては妙な脂汗が出ます。
・登場人物の性格
仲間たちは個々で見れば魅力的でそれぞれ自立しているのですが、
いざ主人公が関わると過剰なほど甘やかすうえに、
主人公に頼りきりになり主体性を失います。
まるで子供でもあやしているのかと思えるほど、
全編を通して主人公を持ち上げていました。
・登場人物、召喚獣の少なさ
人物、召喚獣ともに登場数の少なさが目に余ります。
3Dによる戦闘などの諸事情が開発を困難にしたことは明らかですが、
シリーズ最大の特徴を失ってはサモンナイトとは呼べないように思います。
・ストーリー
サブイベントもほとんどなく、
全編15話を追っていくだけの展開になります。
また、ストーリーだけでは各キャラクターを掘り下げるには不十分でした。
COMMENT
今作の脚本は、開発コストを下げるために書かれたような節があり、
その影響が随所に表れているためか、作品全体の質が著しく低下しています。
結果を残さなければ予算が付かないという商業的な不文律によって、
ゲーム業界の衰退が加速されていると感じました。