スターオーシャン2 セカンド エヴォリューション レビュー
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
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発売日 | 2008/04/02 |
価格 | 5,040円(税込) |
レーティング | 【A】全年齢対象(CERO について) |
ショップ/リンク | Amazon |
タギングトップ3 (?) | |
タイトル概要 | ■ ジャンル:RPG ■ プレイ人数:1人 |
スコアボード
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
412人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 2pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
77pt
GOOD!
PS版からのバトルシステム調整。
様々な変更点がありますが、一番大きいのが三段攻撃の採用。
攻撃を止めた際に隙が発生するようになったため、通常攻撃のみで敵をハメる事が出来なくなりました。
また回避力重視装備による、正面からの物理攻撃に対する半無敵状態も不可に。
これらの変更によって強敵とのバトルが格段に面白くなりました。
通常攻撃が全般的に弱体化した分、一部の必殺技、特に使いにくかった中距離系の技が強化され戦い方のバリエーションは豊富になりました。
呪紋の強化。
早口の仕様変更(常時発動)、集中などの新スキルの追加により連発しやすくなりました。
またショートカットキーにも対応され、キャンセルで出すことも出来るように。
それでも物理攻撃と比べると空気ではありますが、呪紋の強化自体は嬉しいところ。
メニュー周りのインターフェイスの改良。
元々優れたメニュー体系でしたが、アイテムのカテゴリ分け、アイテムクリエーション時のカーソル記憶などより快適に。
PSPなのでボタン数が減っておりますが、その分スクロールは十字ボタン左右で対応されているのも好印象。
PS版同様キーレスポンスも文句なしで、バトル後の回復などルーチンワークですら爽快感があります。
UMD化にも関わらず、読み込みは皆無。
ワールドマップでの移動速度も向上。速くなったため、描画が間に合わないこともありますが、そこまでして快適性にこだわっているのは個人的にはむしろ好印象です。
アイテムクリエーションなどのシステムは今見ても秀逸。
促進アイテムや素材の手に入る箇所などのバランスも非常によく考えられております。
バランス崩壊的なことも出来ますが、それをするためにはかなり手間がかかるのも絶妙な調整と言えます。
プライベートアクションの追加も嬉しいところ。
多少悪ノり気味なイベントはあるものの、全体的に見ればキャラクターイメージの崩壊はなく、良くまとまっております。
またPAはすべてフルボイス化されたため、既存のPAでも新鮮味があります。
BAD/REQUEST
PS版に思い入れがある自分にとってはフェイスグラフィックと声優の変更はやはり残念。
声優の演技自体は問題ないので、原作経験者でなければこの点は気にならないと思いますが、
フェイスグラフィックに関しては、原作経験の有無に関わらず魅力薄と思うのでは。
イベントスキップ不可(PS版同様)。
悪名高いレジスとナールなどは、ある意味このゲーム最大の強敵です。
ただ、ボス戦前などは比較的短めにまとめられてはおり、再戦時のストレスは少なめです。
バトルの呪紋等スキップ不可(PS版同様)。
展開がスピーディーなアクションバトルなだけに、時間停止が気になります。
しかしPS版と比較してそのエフェクトが全般的に短縮されているのは評価出来ます。
PSPでボタンが減ったことによる、クイックキャラクターチェンジ&バトルモード切替の削除。
十字ボタンをこれらのショートカットキーに割り当てて欲しかったところ。
干渉が削除されてしまったことも残念。
それほど重要なファクターではなかったとはいえ、通称グレムリンストームなどの自己満足技が出来なくなってしまいました。
内蔵スピーカー使用時のBGM音量の小ささ。音量MAXでも臨場感にかけます。
BGMそのものは相変わらず素晴らしいのですが、イヤホン等は必須かと。
あえて残しているのだろうけど、あのバランス崩壊防具は弱体化させて欲しかったです。
COMMENT
PS版は1000時間以上、PSP版は500時間以上プレイ済。
一通りの要素はプレイした者として、PS版との違いを中心にレビュー致します。
PS版といえば、1時間に5回は止まるなど、とにかくバグの印象が強いゲームではありましたが、さすがに今の時代のゲームとあって、フリーズは全く問題ありませんでした。
また、装備の命中率が反映されない、音楽の効果が出ない、攻撃力上げ過ぎるとダメージ0など知る人ぞ知る系のバグも対応さえているのには感心しました。
またシナリオ面でもSO3の辞書をベースとしたのか、若干の手直しが見られます(地球連邦→銀河連邦など)。
尚、PS版の廉価版がベースになっているようで、スピキュール連打、バブルローション、音楽ロードなど、これらをPSP版で堪能することは出来ません(笑)。
バトルバランスについては、敵パラメータはPS版と同様で、難易度変更も健在。
プレイヤー側は調整されておりますが、ぬるくなったという心配は無用かと。
むしろ三段攻撃の採用や、属性体系の見直しによって、クリア後要素のボスに関してはPS版より遥かに厳しくなっており、最高難易度ではその凶悪さを堪能できます。
PS版ではLV1レナ一人で某女王撃破など、各種制限プレイをやっていた自分が、制限なしで全滅しまくったのは嬉しい驚き&高揚感を覚えたほどでした。
スターオーシャンシリーズの中でも最もシステム面の完成度が高い作品で、バランスもPS版以上に良くなっておりますので、とにかくゲーム性重視の方にはお勧めです。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
78pt
GOOD!
<リメイクで改善された点>
●「はやて」のスキルが、敵の前に瞬間移動するなど、スキルの効果が一部変更。
●紋章術詠唱が短くなって、戦闘で何もしない時間が少なくなった。
●グラフィックの改善
ワールドマップ、戦闘での紋章術エフェクト、など随所で粗かったグラフィックが改善されています。
●アニメムービーの追加
キャラ絵の好き好きは人それぞれだと思いますが、私はよくできていて、話を盛り上げてくれていると思います。
●声優
テンポが悪くなったことは否めませんし、
声優が変わったこともショックですが、
全体としては臨場感を出して作品の質を上げていると私的には思いました。
<個の作品として良い点>
●爽快感があり、飽きにくい戦闘
●早いロード・画面切り替え
●豊富なアイテムクリエーションやスペシャルティー
●豊富なスキル
BAD/REQUEST
<リメイクで改悪された点>
●通常攻撃が三段攻撃に
変更されたことで、序盤では敵をはめて全く苦労無く倒せてしまうし、後半くらいからは、
ボタン連打することで意図しないのに連続で三段攻撃し、その場で空振り→敵の攻撃食らう、なんてことしょっちゅうです。ゲームバランスを悪くしてます。
●パターンが少ないセリフ時のキャラ絵
もう少し、パターンが多ければなあ、と思います。
全然セリフに合わない表情をしているキャラ絵を見ると、萎えてきます。
これだったら、表情なくて、1つのパターン、もしくはキャラ絵無しのほうがマシだったかなあと思います。
<個の作品として悪い点>
●戦闘での呪文詠唱が敵・味方ともに、テンポを悪くしていることはやはり変わりない。
●高いエンカウント率
ちょっと歩いてすぐ戦闘、ってなるとダンジョン探索がだれてきます。
まあ、その分ダンジョン一つ一つは狭いんですが。
●急展開するストーリー
話として、唐突にどんどん進んでいくことが多く、
話自体もそんなに面白くありません。
COMMENT
単純に良い点を挙げれば上に書いたように、
●爽快感があり、飽きにくい戦闘
●早いロード・画面切り替え
●豊富なアイテムクリエーションやスペシャルティー
●豊富なスキル
とこれだけなんですが、
やっぱりこのRPGは面白いと思います。
はっきりいって話はほとんどどうでもよくって、戦闘が一番メインの作品だと思います。
その楽しい戦闘のために、レベル上げして溜まったスキルポイントをアイテムクリエーションやスペシャルティーにどんどん投資して、さらに強くしていく、といったプレイに一番はまると思います。
オリジナルの方が全般的に言って、面白かった気もしますが、
携帯機になってどこでもプレイできるようになったり、改善された点もあるので、
やはり良作であることには変わりないと思います。
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発売スケジュール
- 2014/06/26
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BLACK CODE ブラック・コード
- 2014/07/31
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Enkeltbillet
- 2014/09/25
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金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園
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タクティクスオウガ 運命の輪
Zill O'll ?infinite plus?(ジルオール)
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英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女
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ナムコミュージアムVOL.4
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ナムコミュージアムVOL.3
- 2019/02/07更新 (2019/02/06投稿分まで掲載)
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ナムコミュージアムVOL.2
MISSINGPARTS the TANTEI stories Complete
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グランド・セフト・オート・リバティーシティ・ストーリーズ
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探偵 神宮寺三郎 灰とダイヤモンド
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沙羅曼蛇 ポータブル
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熱血親子
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三國志IX with パワーアップキット
- 2018/07/05更新 (2018/07/04投稿分まで掲載)
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輸入版:Test Drive Unlimited
- 2018/06/12更新 (2018/06/11投稿分まで掲載)
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アーミー オブ ツー:The 40th Day ポータブル
- 2018/06/05更新 (2018/06/04投稿分まで掲載)
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流行り神3 警視庁怪異事件ファイル
- 2018/04/25更新 (2018/04/20投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F 完結編
- 2018/03/26更新 (2018/03/25投稿分まで掲載)
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戦国無双3 Z Special
- 2018/03/22更新 (2018/03/21投稿分まで掲載)
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真・恋姫†夢想 -乙女繚乱☆三国志演義- 蜀編
- 2018/02/13更新 (2018/02/12投稿分まで掲載)
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スーパーロボット大戦F
- 2018/02/01更新 (2018/01/31投稿分まで掲載)
-
パワースマッシュ NEW GENERATION
- 2018/01/19更新 (2018/01/18投稿分まで掲載)
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サモンナイト5
- 2018/01/10更新 (2018/01/09投稿分まで掲載)
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みんなのGOLF ポータブル2
- 2017/12/26更新 (2017/12/25投稿分まで掲載)
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みちのく秘湯恋物語 kai
- 2017/12/20更新 (2017/12/19投稿分まで掲載)
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街 ~運命の交差点~ 特別篇
- 2017/12/17更新 (2017/12/16投稿分まで掲載)
-
グランツーリスモ
- 2017/11/05更新 (2017/11/04投稿分まで掲載)
-
ぼくのなつやすみポータブル2 ナゾナゾ姉妹と沈没船の秘密!
ぼくのなつやすみ4 瀬戸内少年探偵団「ボクと秘密の地図」
- 2017/10/25更新 (2017/10/24投稿分まで掲載)
-
沙羅曼蛇
- 2017/10/21更新 (2017/10/20投稿分まで掲載)
-
輸入版:Alien Syndrome
- 2017/09/18更新 (2017/09/17投稿分まで掲載)
-
セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
・戦闘システム
ボタンを押すだけで攻撃できるので単調に思えるが、
味方キャラクターと共に敵を囲んでボコボコにしたりできるので爽快感はある。
お気に入りの必殺技や、それらの組み合わせを見つけるとより楽しめる。
魔法も派手で綺麗でカッコイイものが多く、テンションが上がる。
・イベントシステム
仲間にしたキャラクターとの掛け合いが面白い。
本編のストーリーでは見れないキャラクター達の素顔が見れる。
・その他システム
レベルアップ時に得られるスキルポイントを活用することによって、
装備やアイテムを生成したり、料理を作ったり、戦闘を有利にしたりと、
色々なことができるので、サブ要素に力を入れたい人には嬉しいシステムであると思う。
・音楽
基本的に、戦闘時の音楽はとても良い。
カッコイイものが多く、終盤のボスに至っては、幹部クラスからオリジナルの曲が用意されているので、ストーリの展開も合わさって、盛り上がれる。
・キャラクター
どのキャラクターも個性的で、性別から年齢、身長や種族に職業と
豊富なので、お気に入りのキャラを見つけやすいと思う。
(猫耳男子、三つ目のおじさまとお姉さま、セクシーお姉様に不幸な青年&
二匹のドラゴン、ロボアーマー装備の女の子など・・・)
また、味方だけに限らず、終盤のボスクラスの敵キャラクターも
一人一人が個性的なので、その辺りも注目すべき点である。
(こちらは耳に残るセリフが多い)
BAD/REQUEST
・ストーリー
全体的に見ると、序盤から中盤にかけての展開は蛇足に思えた。
分かり易く書くと、寄り道をしている。
本編なのに、内容そのものに寄り道が入るという点は少し疑問がある。
(起承転結に関わる寄り道ならまだしも、よく考えると関係が無い)
後半から結末までの展開が熱いだけに、もったいないです。
・バランスが悪い
スキルシステムや生成などのシステムを理解し、活用すればするほど、
ゲームの難易度はぐんぐん下がっていきます。
逆に、これらに手をつけずに進むと、敵が強くて非常に苦しいです。
(攻撃当たらない、ダメージ受けすぎ、状態異常ですぐ全滅など・・・)
活用すれば戦闘が作業になり、手をつけないと毎回全滅必死のハードモードになります。
また、復活アイテムの値段が高いので、まともに購入できるのは中盤以降と、
この辺はかなり初心者に厳しい設定に思えました。
・エンカウント率
多いか少ないかで言えば、多い方だと思います。(ワールドマップは少ない)
しかし、2秒に1回の割合でエンカウントするダンジョンもあるので、
設定ミスなのか仕様なのかわかりませんが、イライラする時があります。
・PSP版の追加キャラクターについて
同じような必殺技しか覚えず、性能もあまり良くありません。
キャラ自体は強いと思いますが、仲間の攻撃をスカらせてしまうのが痛い。
唯一楽しめたのは、クリア後に入手できる隠し技だけでした。
本タイトルを購入するきっかけの一つだっただけに、
このキャラのシステムの作りこみの甘さは残念でなりません。
キャラ愛だけで乗り切れれば問題ありませんが、他キャラのような操作性も
求めての購入のきっかけにするなら、止めた方が吉だと思います。
COMMENT
PSP-3000使用。プレイ時間35時間前後。クリア済み(隠しダンジョンクリア)
PS版クリア経験あり(隠しダンジョンクリア、レベルMAX、クイーン撃破)
※GOODとBADの感想は前作と比べずに書いてあります。
以下、前作と比べて感じた点。
・ワールドマップの建物や乗り物のグラフィックがとても綺麗になった。
・キャラクターのボイスが変わった
最初は気になりましたが、慣れれば違和感はなくなりました。
・会話中にボイスとキャラクターイラストが入る
個人的には気になりませんでした。設定をすればボタン押しでボイスカット可能。
その他、感想。
もう一度プレイし直してみたくなったことと、追加されたキャラが好きなので、
使ってみたくなり購入を決意。
過去にプレイしたことがあるので、要領はわかっているはずだったが、
様子見でスキルポイントを使わずにいたら、途中から戦闘で大苦戦する羽目に。
しかし、攻略情報を得てシステムをフル活用したところ、今までの苦戦が嘘のように。
敵が弱すぎて、ただストーリーを進めていくだけのイージープレイになってしまった。
初見の人なら値段に見合うボリュームだと思うが、
PS版を遊びつくした人(私もその一人)からすると、物足りなさが残る。