英雄伝説 空の軌跡 the 3rd レビュー
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422人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 2pt |
74pt
GOOD!
音楽はやっぱり素晴らしいです。
単体で聴くと狙いすぎでクサいと感じますが、ゲーム音楽はクサいくらいが丁度いい。
戦闘終了後のファンファーレも心地よい。
全体的に親切な作りも素晴らしい。
レベルを上げなきゃいけないところはそれを匂わせる発言をしてくれるし、そのレベルも比較的上がりやすいので、そこまで苦にはならない。
難易度設定も出来るし、演出のカットも出来るし、戦闘に負けると難易度を下げてリトライも出来る。
地味ですが、痒いところに手が届く快適さはなかなかのものです。
BAD/REQUEST
扉エピソードの消化が結構面倒です。
短いものを多く配置してくれている方がよほどよかった。
話の内容云々ではなく、本編をできるだけ早く進めたい身としては結構しんどかったので…。
まあ、長いエピソードはそれほど多くないのですが。
また、戦闘システムはFCとSCの使いまわしで、やや新鮮味に欠けます。
シリーズ経験者はとっつきやすいので、むしろ良い所とも言えそうですが、三作目で主人公も変わったことですし、もうちょっと冒険しても良かったような気がします。
個人的にこの戦闘システムは気に入っているのですが、あまりに変化が無く、期待を越えるものでは無かったと言う事で、敢えて悪い所に書かせていただきました。
COMMENT
ストーリー面に触れると、展開自体はやや強引なものの、ケヴィンが主人公というのは正解だったと思います。
明るい奴のままでいて欲しかったという声も一部であるようですが、今作で見せた面の方がむしろ人間らしくて、私としては好感が持てます。
ただ、ダンジョン探索やら過去の人物との対戦やらが前提として作らされたストーリー展開は、どこか言い訳めいたものも感じます。
つまり、最初に企画ありきで、ストーリーが完全に後付けのようになってしまっているのが、前二作との決定的な相違かもしれません。
ただ、それでも物語としての破綻は免れているので、そこは安心できます。
色々と書きましたが、結局、私は値段以上に楽しめました。
満足度は高いですし、「空の軌跡」シリーズが好きで惚れ込んでるという人にはオススメできます。
オリジナリティー | グラフィックス | サウンド | 熱中度 | 満足感 | 快適さ | (難易度) |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 2pt |
81pt
GOOD!
●快適さ
特定の章以外はダンジョン攻略中にいつでも拠点へワープ可能。そして
ダンジョン毎にいくつかに石碑があり、石碑を起動させれば、その地点
へワープできる移動が快適すぎです。特にバグには遭遇しなかったし、
ロードが早く、ショートカット機能も便利。「快適さ」は5点でしょう。
●サウンド
相変わらず空の軌跡のサウンドは素晴らしいですね。戦闘BGMだけでも
種類が豊富で、シーンに合った熱い曲が流れるので、テンションが
上がります。ただOP曲とED曲は前作クラスほどではなかったかな。
よって「音楽」は4点です。
●新Sクラフト
新Sクラフトが派手で見た目を楽しませてくれます。もちろん威力も十分
で、使用のタイミングがボス戦攻略により重要になった印象を受けます。
またグラフィック全体としては、ムービーの出来は良いし、細かい動き
がよく表現されているので、「グラフィックス」は4点としました。
●奥深い設定
SCでは謎が多かったケビンを主人公にして視点を変更したことで、物語に
深みが増しました。相変わらず世界設定が奥深いし、今回の舞台の謎も
よく考えていると感じました。ワープシステムはとても便利でしたし、
「オリジナリティ」は4点としたい所ですが、悪い点もあるので3点です。
●惹きつけられる物語
プロローグに新主人公の見せ場→OP→新キャラ登場(笑いあり)→謎を呼ぶ
急展開→次章へとつなぐ、この構成の上手さはさずが空の軌跡です。謎が
気になってつい熱中してしまう。主人公の過去や葛藤が所々で上手く挿入
されているので、感情移入しやすいし、ラスト戦直後のシーンは感動的
でした。よって「熱中度」は4点で、上記の点も加味して「満足感」も
4点です。
BAD/REQUEST
●新鮮味が少ない
SCからの大きな変化は、新キャラが1名追加&操作キャラが増えたことと、
ダンジョンRPGになったことぐらい。ダンジョンRPGといってもマップの半分
程はSCの使い回し。新技が追加されたことは評価できるが、戦闘システム
自体はSCと変わらない。扉エピソードはSCの補完話が多い。これではファン
ディスクと評判されても仕方がない。「オリジナリティ」に-1点とした理由。
●追加のATボーナスは微妙
「DEATH」は効く雑魚には有効だが、ボスを含め無効果の敵が多い。「GUARD」
と「VANISH」は雑魚戦には邪魔なだけような気が。結局追加されて良かった
と思うのは「RUSH」ぐらい。最も出現率が低いので、あまり変化を感じない。
●あるボスのデタラメな強さ
あるボスの強さが、まるで別次元のようなデタラメさです。何度挑んでも
歯が立たず、結局「難易度を下げてリトライ」で倒しましたが屈辱でした。
レベル上げに相当時間を掛けないと倒せないような強さの設定は、シンボル
エンカウントの利点を台無しにしている気が。このボス以外のボス(ラスボス
も含めて)の難易度は、2点ぐらいだっただけに余計に疑問。
COMMENT
購入前からファンディスクという評判を知っていたので、あまり期待せずに
プレイしたのが良かったのか予想よりは面白かったです。冒険旅という点で
は前作に劣りますが、会話の駆け引きや人の心の闇により踏み込んだ点など
大人色が濃くなった面は個人的に前作2作より好みでした。
SCのキャラ集大成なので、仲間キャラの色々な能力を使いこなす楽しみや、
あのキャラとの対決が実現した楽しみ?等があります。なので前作までで
キャラに愛着が沸いたファンには、まず楽しめると思うのでオススメです。
前作との比較に固執するよりも、外伝と割り切った方が純粋に楽しめるかと。
おそらく製作側で続編を製作中のことかと思います。コレだけは要望したい
のですが、戦闘時のグラフィックや戦闘システムを一新して欲しいです。
さすがに戦闘に関しては、今作でやや食傷気味でしたので。このシリーズが
長く続くことを含めまして製作社の皆様方、ぜひお願いします。
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沙羅曼蛇
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セプテントリオン
- 2017/08/22更新 (2017/08/21投稿分まで掲載)
-
ECHO NIGHT
GOOD!
空の軌跡自体完成度が高い作品なので、
この作品もその良い部分は当然受け継いでいる。
例えばキャラのカスタマイズ性、戦闘の戦略性、操作の快適性、
演出の良さなんかは触れるまでもなく良い所。
■戦闘バランス
前作から更に難易度が上がってる。
かといって理不尽と言うほどでもなく、やり応えがあって楽しい。
またキャラクターがこれでもかという程に増えているが、
どのキャラも一長一短有り完全に死んでいるキャラがいないバランスは見事。
■快適性
もともと快適な作品ではあったけど、
クォーツの一括外し/一括で上位に組替えができる機能と
Sクラフトの演出をスキップできる機能が搭載され、より快適になっている。
■BGM
特に戦闘BGMが軒並みカッコよい。
戦闘前の演出と相まって、シナリオ上重要な戦闘であればあるほど燃える。
BAD/REQUEST
■使いまわし
触れざるを得ない部分かと。
基本的にダンジョンを攻略していくタイプのゲームなのに、
そのダンジョンの五割は前作までのマップの使いまわし。
戦闘を含めたシステムも前作から変化無し。新鮮味は皆無。
■クォーツのリセット
ゲームの進行上仕方ないのはわかるけど、
それでもクォーツを一番弱いヤツから集めなおしになるのは大変だった。
クォーツの数が少ない内はそんなに戦闘面白くないのでなおさら。
■拠点について
アイテム店と体力回復の泉と食材店と図書館、あんなに離す必要があったのかと。
一々行き来するのに時間がかかって不便。
■シナリオ
国や世界をも巻き込むスケールの大きい騒動だった前作までと違い、
今作はあくまで個人に焦点を当てたシナリオなので、
前作同様のシナリオを期待していると肩透かしを食う。
その焦点の当たってる主人公が気に入らない人にはなおさら。
COMMENT
キャラクターもマップも使いまわしだし、一見さんには少し厳しい難易度。
対象がFC・SC経験者であることは言うまでもなく、
その中でも特に空の軌跡という作品を気に入った人向けであると断言できる。
更にこの作品で期待できるのは続編ではなく、
SCまでのストーリーの補完であったりちょっとした後日談であること。
それを理解した上でプレイする必要がある。
その前提さえクリアしていれば、
キャラにしても戦闘にしてもまさに集大成といった内容で
大いに満足できるのではないかと思う。と言うか、自分はそうだった。